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ながれ☆
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1:
葉月
入学式当日――。
色んな期待を膨らませながら
学校に迎う私。
2007-02-19 13:18:00 -
2:
葉月
お母さんに少し大きめに買ってもらった制服に、まだ慣れなくて、何だか少しこっぱずかしかったのを覚えてる――。
2007-02-19 13:20:00 -
3:
葉月
家を出る前やたら張り切るお母さん――。
うざがってる、私に気付いてるのか気付いてないのか…やたらとカメラのフラッシュがまぶしかった。2007-02-19 13:22:00 -
4:
葉月
そりゃそうだよね…
お母さんは、私が小さい時から女手一つで私を育ててきてくれたもんね――。
そりゃお母さんは、何倍も…何倍もうれしかったはず。2007-02-19 18:00:00 -
5:
葉月
だけど、あの頃の私はお母さんがうざくてうざくてしょうがなかった――。
親のありがたみ…親の気持ち…何より人の気持ちが分からなかった……当時のあたし――。¨12歳¨。2007-02-19 18:03:00 -
6:
葉月
「お母さん用意したらすぐ行くね。」て言われ、『こんでいいし』と冷たく吐き捨ててしまった私――。
2007-02-19 19:10:00 -
7:
葉月
「そんな事言わんとってよ〜。お母さん今日のためにおニュウのスーツまで買ったんやから〜。笑」と笑う母。私は内心うれしかったんだろうけど、軽く反抗期だった私は『うざい…』
素直に喜べなかったんだ。2007-02-19 19:13:00 -
8:
葉月
うざいと言われてしまってもお母さんは、笑顔で私に「いってらっしゃい!!」と言ってくれた…――。
だけど、本当の笑顔じゃない。すごく悲しそうに笑った母――。今でもあの顔は忘れません…。2007-02-19 19:15:00 -
9:
葉月
笑顔で見送ってくれた母を家に残し、私は初めて通る学校までの道程を歩いた――。
【へぇ。ココにこんなんあったんやぁ〜】なんて普段通らない道だから、色々な発見ができた――。2007-02-19 19:18:00 -
10:
葉月
もうすぐ、雪との待ち合わせの場所。雪とは小学校で一番仲良かった友達――。
本当はすごく頭が良くて、私立への学校をめざしていた雪だが、色々な事情で私と一緒の、公立に来る事になったのだ。2007-02-19 19:21:00