小説掲示板「 r i n a 」のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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「 r i n a 」

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  • 1:

    優梨◆90Bahj2DOA

    "深い"何かが在った。
    いつだって繋がっていた。
    あれは運命だった?

    今でも解らないけれど。

    2007-02-19 09:45:00
  • 2:

    優梨◆90Bahj2DOA

    気付いたら、
    涙が出そうになった。

    だから"強く"なろうと
    心から誓った───。

    2007-02-19 09:48:00
  • 3:

    優梨◆90Bahj2DOA

    ───凛花、21歳。

    風俗はじめて2年。
    変わり無い日々。
    繰り返される日々。それでもあたしの世界には、あんたがおらん。

    2007-02-19 09:54:00
  • 4:

    優梨◆90Bahj2DOA


    それもまた、あんたが
    よく言ってた神様が決めた
    綴られてるあたし逹の
    【運命】やったんかな─。

    2007-02-19 09:57:00
  • 5:

    〜♪♪♪〜着信・桜。

    けたたましく鳴る携帯と、
    ディスプレイに表示されている名前に、小さく溜め息をこぼしながら通話ボタンを押した。

    2007-02-19 22:40:00
  • 6:

    「はい」「凛花?まだ仕事?」聞き慣れた声と聞き慣れた言葉が、当たり前の様に耳を通る。

    「うん」「もう終わりやろ?後何分くらい?」「あー、15分かな」「ほなら店出たらまた電話して」「…分かった」

    2007-02-19 23:35:00
  • 7:

    「今の桜?」電話を切り、
    更に深い溜め息をつくあたしに瑛璃が話し掛けてくる。

    「当たり〜」「会話聞いてたらすぐ分かるわ」「やっぱ?しがない色カノなんで」
    桜は某店No.1ホスト。出会ったのが4年前。未だに切れずに繋がってる。それが情なんか愛なんか、もうそれすら分からず繋がってる。

    2007-02-19 23:55:00
  • 8:

    sage進行ですか?いちぉsageて書き込みしときマス?読んでるんでガンバって下さいねェッ??

    2007-02-20 08:17:00
  • 9:

    名無しさん

    読んでるよ☆

    2007-02-21 09:25:00
  • 10:

    名無しさん

    読んでマス★頑張ってね(・∀・)

    2007-02-21 15:39:00
  • 11:

    「4年やろ?めちゃ長いよなぁ。えりには考えられん〜」「浮気性の瑛璃ちゃんには解らんやろね」「なんでそんなんゆうの〜(笑)」「うっさいブリッこ(笑)」

    店で仲良くなった瑛璃は、あたしの3つ上で。年上なのに年下のような子。子供っぽいけど、ちゃんと芯はしっかりしてるからあたしは大好き。瑛璃にしか言えない話も多かったりする。まぁ、それはお互いそうなんやけど。

    2007-02-21 23:19:00
  • 12:

    「てか、さっきゆうてた15分?てなんなん?」
    軽く化粧直しをすませ、煙草の火を消す。

    「あー、あたしもう上がりやん?今から桜の店行くまでに掛かる時間」「…なるほど(笑)細かいな」「彼は細かいよー(笑)」

    2007-02-21 23:52:00
  • 13:

    続きワクx02??

    2007-02-22 00:12:00
  • 14:

    「ほなあたし行くわ。早行かなうっさいし」「ん、お疲れ〜。また電話するわ」「あいよー」

    足早にタクに乗り込み行き先を告げ、窓の外に目をやると雪が降っているのに気が付いた。積もりはしない細かい雪がヒラヒラと。

    2007-02-22 02:03:00
  • 15:

    こんな夜に
    こんな静かな時間に
    思い浮かぶ。

    ─里菜、あんたは今幸せ?

    2007-02-22 02:08:00
  • 16:

    〜♪♪♪〜。
    静かなタクシーの中で、着うたがうるさく鳴り響く。その音でハッと我に返る。手の中で光る携帯。

    【着信・桜】
    「はい」「まだ?」「今向かってる。もう着く」「ほんま?店入ったらそのままいつもの席座って」「はいはい、分かってまーす」

    2007-02-22 02:20:00
  • 17:

    "パチン"と携帯を閉め、大きく溜め息を吐いた。なぜか桜と電話した後は溜め息しか出ない。

    「あ、ここでいいです」ワンメーター分の料金を払い、タクシーを降りる。

    2007-02-22 02:23:00
  • 18:

    目の前の見慣れた扉を開くと、
    「いらっしゃいませ!!」
    更に聞き慣れた声と、見慣れた景色。

    そのまま歩き慣れたホールを抜けいつも座る席に腰を下ろした。

    2007-02-22 02:27:00
  • 19:

    「凛花さん〜、おはようございます!」「おはよう」
    顔見知りの従業員がおしぼりとボトルを片手に挨拶する。

    いつ来てもこの店は満卓やなぁ。どこがええんやろ。って、来てるあたしも人の事ゆえへんねんけど。

    2007-02-22 02:37:00
  • 20:

    14さん。
    書き込みありがとうございます。今日はここまでにします。

    2007-02-22 02:39:00
  • 21:

    名無しさん

    書かないの??

    2007-02-27 04:46:00
  • 22:

    名無しさん

    あげ?つづき待ってます?

    2007-02-28 10:15:00
  • 23:

    22さん、更新遅れてごめんなさい。今から書いていきます。

    23さん。書き込みありがとうございます。

    2007-03-01 00:31:00
  • 24:

    「優梨」名前を呼ぶ声の先には、見るからに"ホスト"の姿。

    少し冷たい眼に、甘い声。出逢った4年前この人の総てが好きだった。あたしの世界はこの人が総てだったあの頃─。「桜、おはよ」

    2007-03-01 00:42:00
  • 25:

    【今】はどうなのかと
    聞かれると、解らない。

    もう感情は無いけれど、"好き"とか"愛してる"だなんて言葉で終われるなら、とっくに終わってる。きっと、そんな簡単じゃない。

    2007-03-01 00:57:00
  • 26:

    桜への気持ち。

    あたしがあんたについた
    最初の嘘──。
    このたった一つの嘘が、いつの間にかあたし達の間に大きく立ち塞がってしまった。

    2007-03-01 01:08:00
  • 27:

    「お前遅いってー!もっとはよこれへんの?」「は?何て?」「いや、すいません(笑)」

    桜との関係は至って普通。ただの色カノ。だからと言って、大金使う訳でも無い。その代わり呼ばれた日は必ず行く。そんな役目。

    2007-03-01 01:32:00
  • 28:

    「ちょ、凛花聞いて〜」「はいはい。何ですか?」

    桜はいつも愚痴ばかり。ほとんどが店や、従業員の。ただ頷き聞くあたし。ありえへんな。慣れってゆうのは怖いもんやわ。

    2007-03-01 01:39:00
  • 29:

    じゃあ何故店に行くのか。
    気持ちも無ければ、
    楽しさを求めてる訳でも無い。

    自分でも解らない。4年という年月は、あまりにも長すぎてしまって解らない。

    2007-03-01 01:46:00
  • 30:

    この曖昧な事がまた、あんたを不安にさせてしまったんやろか。

    ごめんな、里菜。
    今は直接は言えへんけど、いつか伝える事が出来ればいいな─。

    2007-03-01 01:51:00
  • 31:

    今日はここまでにします。

    2007-03-01 01:52:00
  • 32:

    桜が好きかどうかは解らん。

    でも、あたしん中で"特別"なのは確かで。ラストは必ず席に戻ってくる。些細な事や、些細な仕草が嬉しくも思う。肩にもたれて「疲れた…」って、小さく呟く彼を愛しいとも思う。

    だけど、きっと恋でもなく愛でもない不思議な繋がりが桜にはあって。

    2007-03-05 09:46:00
  • 33:

    誰にも言った事のない、桜との物語を今から綴ろうと思う。

    里菜、あんたにすら正直に告げた事の無かった【真実】を──…。

    2007-03-05 09:49:00
  • 34:

    ───2003年、5月。

    "バキッ"。「痛っ…」
    押さえた鼻から流れる
    赤い滴。思わず溢れる涙。

    2007-03-05 10:01:00
  • 35:

    「凛花ぁ、お前分かってる?」

    目の前に佇む、今正に拳を振り上げ、髪を掴んで離さないこの男。悲しいかな、あたしの"彼氏"。

    2007-03-05 10:02:00
  • 36:

    「……」「なんか言えや」
    震える体が、なにに怯えているのかすら解らない。

    「無理」「は?」「無理やって、お願いやから」「俺が無理。ええから俺の言う通りにしろ」それはもはや、脅迫にしかすぎないと思った。

    2007-03-05 10:06:00
  • 37:

    「金は払ったるしはよ堕ろしてこいよ」「……」「分かった?ほんまだるいわ。その腹蹴ったら死なへんの?」

    3年間付き合って、愛した人からの残酷過ぎる言葉。これが、今まで信じていた男の本性だった。

    2007-03-05 10:11:00
  • 38:

    優しくて、頼もしくて大好きだった人。17才、梅雨に入る少し前の季節。あたしは子を宿した。

    生んでいいよって、一緒に育てようって、喜んでくれると思った。そう信じていたからこそ、余計に涙が溢れた。悲しいからじゃない。あたしは悔しくて泣いてるんだ。あの人の為じゃない。この子の為に泣いてるの。

    2007-03-05 10:17:00
  • 39:

    会って話し合っても話は平行線。優しかった彼はもういなくて、歯向かえば殴られた。何度も何度も。

    大袈裟に感じるかもしれないけど、あの頃のは彼があたしの【世界】で総てだった。その人に拒絶されてしまうと、周りが闇そのもので。あたしにはなんの力も無くただ、ただ自分の非力さと無力さ。若すぎる事を痛い程、嫌って程身に凍みた。

    2007-03-05 10:22:00
  • 40:

    妊娠が発覚して1ヶ月。
    あたしはまだ決断出来ずにいた。泣くしか出来ないそんな自分に、更に涙が出た。

    〜♪♪♪〜。
    ほったらかしっぱなしだった携帯が鳴り響く。

    2007-03-05 10:26:00
  • 41:

    ──真っ暗な闇の中、
    真っ暗な部屋で鳴り響いた携帯。

    あの時、あの瞬間
    鳴っていなかったら今のあたしは居なかったかもしれない。

    2007-03-05 10:31:00
  • 42:

    優梨◆90Bahj2DOA

    今日はここまでにします。

    2007-03-05 10:31:00
  • 43:

    名無しさん

    気になる〜。読んでるよ。

    2007-03-06 01:09:00
  • 44:

    【着信・環】

    環─。中学から仲の良いい悪友。今の彼氏と付き合い出してから、環や他の友達とはあまり連絡取っていなかった。きっといつもなら出ないはずの電話。今の状態じゃ尚更。なぜかあたしは、通話ボタンを押していた。

    2007-03-06 11:09:00
  • 45:

    「はいよー、環?久しぶり」
    精一杯明るく振る舞った。

    「凛花!?やっと電話出た〜!」「ごめんなぁ。連絡出来んくて」「ほんまやで〜。まぁ、舜君束縛激しいししゃーないやろけどな。たまには連絡くれな心配やんか」「うん、…ごめんな」
    耳から流れる、久しぶりに聞く友達の明るい声。他愛もない会話。弱りきっていたあたしは、そんな環の言葉に泣きそうになった。

    2007-03-06 11:17:00
  • 46:

    生活も正反対だったから、余計に連絡は取ってなくて。

    「凛花は?舜君と
    上手い事いってるん?」
    舜とは、彼氏の事。殴られている事や子供の事は誰にも言ってなかった。とゆうか、言えなかった。

    2007-03-06 11:32:00
  • 47:

    「ぼちぼちかな…」
    思わず嘘をついた。環にすら何故か言えなかった。

    「──遊びいかへん?」
    「え?」何か察したかのように、いきなり飛び出した環の言葉。

    2007-03-06 11:37:00
  • 48:

    「な!行こ!」「あ、うん…」
    「ほな1時にファミマ前な」
    そう言うと一方的に電話は切れた。

    時計を見ると、夜の12時。束縛の激しい舜はあたしが友達と遊びに行く事すら禁じていた。

    2007-03-06 11:40:00
  • 49:

    「大丈夫かな…」
    ばれたらただじゃすまない。きっとまた殴られる。だけど──。

    「行こう」
    あんな男に縛られるのは、…もう懲り懲りだ。何か吹っ切れた様にあたしは準備し出した。

    2007-03-06 11:44:00
  • 50:

    この日、行かなかったら
    あたしの運命は今とは違った。

    きっと、あんたとも
    出逢う事は無かったかもね。

    2007-03-06 11:48:00
  • 51:

    《運命は始めから
    決まってて、綴られてる。"運命"ってゆう台本を持ってあたし達は生きていってる》

    ───里菜、
    あんたはこう言ってたけどあたしは違うと思うねん。1人、1人がみんな自分の運命を自分で綴って生きて行ってると思う。だから、闇を見たり光を感じたり出来るんちゃうかな。

    2007-03-06 11:53:00
  • 52:

    きっと、どっちも間違ってない。どっちが正しいとかは無い。

    ─正反対のあたし等やからこそ、惹かれ合った。それは確かで。
    でも、矛盾する様やけどあたしはあんたと出逢いは始めから決まってた"運命"やと思うねん、今は。

    2007-03-06 11:59:00
  • 53:

    AM、1:05

    「───凛花!」
    ファミマの前で、煙草を吹かしながら立っている環に駆け寄った。「あんた恐いわ(笑)ヤンキーか」「お前もな!(笑)」
    久しぶりに会った環は、少し大人っぽくなっていた。てか、仕事柄ケバくなってただけか(笑)

    2007-03-06 12:05:00
  • 54:

    「タク乗ろ!」
    あたしの手を掴み、すかさずタクシーに乗り込む。

    「ちょ、どこ行くん?」「まぁまぁ。ええからええから♪おっちゃんミナミまで頼むわ!」
    そうタクの運ちゃんに慣れたように言う環は、にやけた顔をして聞いてきた。

    2007-03-06 12:09:00
  • 55:

    「あんたホスト初めてやろ♪」
    「…は!?ホスト?」
    「今、はまってんねんか〜。中々おもろいし行こや」

    ホストって、あのホスト?チャラチャラして女騙して金貰ってるあのホスト?

    2007-03-06 12:13:00
  • 56:

    夜の世界なんて全く知らないあたしは、かなり抵抗と偏見があった。

    「嫌や!ホストとか、おばはんが行くもんやろ」「あんた古ぅ〜。まぁ、付いてき。騙された思て」

    2007-03-06 12:17:00
  • 57:

    「え〜…」
    腑に落ちない感じのあたしに、環は続ける。
    「たまには息抜きしぃ。気晴らしくらいにはなるって」窓の外に煙草の煙を吐きながら呟く。

    それは、彼女なりの気遣いだった。

    2007-03-06 12:21:00
  • 58:

    環はいつもそうだ。
    あたしは元々溜めやすい性格で。あまり自分から、自分の事を話さないらしい。無意識なんやけど。

    それを知ってるのか、あたしから切り出すまでは環は何も言ってこない。あたしの様子がおかしい事くらい気付いてるはずやろに。環のそんな部分に、あたしは何度も救われてる。

    2007-03-06 12:25:00
  • 59:

    きっと今日も、あたしの様子が変だったから誘ったんだろう。

    "気晴らしに"
    今のあたしにぴったりな言葉。
    そう思ったら、何だか笑えた。

    2007-03-06 12:27:00
  • 60:

    今日はここまでにします。

    44さん、書き込みありがとうございます。また更新します。

    2007-03-06 13:01:00
  • 61:

    名無しさん

    書き方すき?読んでるからがんばって?

    2007-03-08 00:26:00
  • 62:

    名無しさん

    おもしろそう

    2007-03-08 15:04:00
  • 63:

    名無しさん

    書いてェ??

    2007-03-09 11:27:00
  • 64:

    名無しさん

    読んでるよ?続きまってます?

    2007-03-15 08:11:00
  • 65:

    名無しさん

    ????

    2007-03-15 17:13:00
  • 66:

    名無しさん

    かかんのかなァ?

    2007-03-16 11:25:00
  • 67:

    63さん、64さん、66さん、67さん、ありがとうございます。頑張りますね。
    65さん、68さん、遅くなりました。今から更新します。

    2007-03-16 18:16:00
  • 68:

    「……ありがとう」

    聞こえるか聞こえないくらいの声で呟いた。聞こえていたのかどうかは分からなかったけど、環は黙ったまま煙草を吸っている。

    2007-03-16 18:19:00
  • 69:

    しばらくすると、
    眩しすぎる光の街の明かりが目に飛び込む。

    タクシーを降り、スタスタ慣れたようにミナミの街を歩く環にあたしは必死に付いて行く。

    2007-03-16 18:22:00
  • 70:

    ピタッと、とあるひとつのビルの前で環は足を止めた。

    「着いたで〜♪」「このビル?」「うん。ほら行くでー」あたしの腕を掴みエレベーターに乗り込むと、これまた慣れた様に環は4階のボタンを素早く押した。

    2007-03-16 19:04:00
  • 71:

    エレベーターが開き、
    真っ黒な扉が目に止まった。中からは大音量の音楽と、人の笑い声が微かに聞こえる。そんな扉を、環は惜し気もなく開く。

    「───いらっしゃいませ!!」

    2007-03-16 19:14:00
  • 72:

    初めて入ったホストクラブはお世辞にも広いとは言えない箱で、
    それでも沢山の女の子とホストで溢れ返っていた。

    環はいつも座ってるという感じにそのままある席に腰を下ろした。

    2007-03-16 19:21:00
  • 73:

    名無しさん

    書いてください?

    2007-03-17 17:46:00
  • 74:

    名無しさん

    ????

    2007-03-19 00:13:00
  • 75:

    名無しさん

    書き方が綺麗で大好きです?楽しみにしてるんで、書いてくださぃね?

    2007-03-19 20:57:00
  • 76:

    名無しさん

    主さん忙しいんかなぁ?私も読んでるのでゼヒ続き書いて下さぃネ?

    2007-03-20 23:56:00
  • 77:

    名無しさん

    ageage

    2007-03-21 00:41:00
  • 78:

    麻衣

    ???

    2007-03-23 00:04:00
  • 79:

    梨奈

    うちの名前と一緒
    やし興味深々?
    書いてなぁ?

    2007-03-23 22:00:00
  • 80:

    76さん、77さん、79さん、
    80さん、麻衣さん、
    書き込みありがとうございます。更新遅れてすいません。頑張りますね。
    78さん、そう言ってもらえて感激です。ありがとうございます。
    梨奈さん、漢字が違うだけで同じですね。これからも読んでやって下さい。

    2007-03-24 02:38:00
  • 81:

    「あんた慣れてるなぁ」
    チラチラと感じる周りの女の子の視線に、ビクビクしながら環に話し掛けた。

    「まぁな〜。あ、真!」
    「シン?」環の隣にスッと座った真と呼ばれる男。これがハマってるってゆう環のお気に入り君か。

    2007-03-24 02:44:00
  • 82:

    「初めまして!」
    元気よく挨拶する彼の第一印象は"チャラい"、"馴れ馴れしい"、"苦手なタイプ"
    ──と、まぁ最悪やったっけ(笑)

    後に誰よりも好きなヘルプってか相談役みたいな存在となる。

    2007-03-24 02:50:00
  • 83:

    「凛花、凛花!」「…へ?」
    「何ボーッとしてるん(笑)テンション上げ!」「無茶ゆうな(笑)」「まぁまぁ。はい、これ♪」

    環に渡された店のチラシ?のようなものには、この店のホスト達の顔写真がズラッと載っていた。今と違ってホストブームでもなかったその頃は、男メニューのようなものも無かったんだろう。

    2007-03-24 03:01:00
  • 84:

    あたしが不思議そうにしていると
    真が、「それ見てタイプな奴おったらゆってな!即呼ぶし」

    えーと、…いないんですけど(笑)

    2007-03-24 03:06:00
  • 85:

    「よ、よく分からんし適当で」
    「そ?分かった!適当に回すわ」そう言うと真は席を離れた。

    「タイプおらんかったん?」環がおもんなさそうに聞いてくる。
    「え、うん(笑)」「まぁ、あんた舜君おるしな」「そうそう。環と違ってハマりませんから」

    2007-03-24 03:10:00
  • 86:

    "ハマらない"って言葉も
    今となれば笑ってしまう。

    ──だってあたし、
    あんたに出逢ってしまうから。

    2007-03-24 03:13:00
  • 87:

    ────ねぇ、里菜。

    人生は何があるか
    誰と出逢うか、どう生きるのか
    本当に解らないね。

    2007-03-24 03:15:00
  • 88:

    名無しさん

    この小説好き?頑張ってェ?

    2007-03-24 15:58:00
  • 89:

    名無しさん

    私も好き?主さん頑張って??

    2007-03-24 17:02:00
  • 90:

    名無しさん

    気になるage

    2007-03-24 19:36:00
  • 91:

    さげぁげ?読んでまぁす?

    2007-03-25 00:13:00
  • 92:

    名無しさん

    主さん書いて下さいー?

    2007-03-25 23:38:00
  • 93:

    皆さん、書き込みありがとうございます。あまり時間が無い為、更新は他の方より遅くなってしまいますが、必ず完結させたいと思ってるのでこれからも読んでやって下さいね。

    今から少し更新していきます。

    2007-03-26 12:05:00
  • 94:

    しばらくすると一気に
    5人くらい席に着き始めた。

    "新規"のあたしを掴もうとみんな必死やったんやろなぁ、と今なら思う。わけ分からんガクト気取りの奴に、「俺選んでもいいで♪」とか値打ちこかれたんは今でも覚えてる。いや、ビジュアル系興味ないんですいません。

    2007-03-26 12:11:00
  • 95:

    クールな奴、お笑い系な奴、
    いきなり色恋きめてくる奴。色んな奴おるんやな〜って、あたしは楽しむとかよりも初のホスクラをそんな考えで過ごしてた。

    要は、楽しくなかったんやろね。

    2007-03-26 12:14:00
  • 96:

    だけど、出逢う。
    あたしの運命を変える男と。

    ───ねぇ、里菜。
    あたしとあんたを出逢わせてくれたのはこの人なのかなって、今思う。そう思ったらこの出逢いも悪くなかったと感じたりするから。

    2007-03-26 12:18:00
  • 97:

    「初めまして!
    俺、桜って言います!名前聞いていい?てか自分めっちゃ可愛いなぁ!何歳?彼氏おるん?」

    桜と名乗るこの男の、あまりのマシンガン的トークにあたしはびびって答えれずに黙ってしまった。

    2007-03-26 12:24:00
  • 98:

    ───桜、今思えば
    この日から
    あんたの黒い、黒い策略が
    始まってたんやな。

    2007-03-26 12:27:00
  • 99:

    「桜君、質問しすぎやって(笑)この子ホスト初めてやし、緊張しとんねんから」環が爆笑しながら答えると、
    「初!?まじで?」
    「うん」「そら緊張するよな〜。俺もまだ半年くらいやねんっ!」

    よう喋るやっちゃなぁ…。うるさい感じの、タイプでもない桜の第一印象はこんなもんやった。

    2007-03-26 12:33:00
  • 100:

    その後も、相変わらずのトークで桜はあたしを楽しませてくれた。

    しばらくするとラストソングとゆうのが流れ、チェックが運ばれてくる。
    「……やっと終わったぁ」

    2007-03-26 12:38:00
  • 101:

    「疲れた?」「ちょっと(笑)
    でも気晴らしなったわ」
    「そ?ならええんやけど♪」

    そう言いながら、ほろ酔いっぽい環は真の肩にもたれ掛かって、寝そうな状態で微笑んだ。

    2007-03-26 12:41:00
  • 102:

    "付き合ってんのかなぁ?"
    色恋も何も知らないあたしは、純粋にそう思っていた。

    「凛花、口座誰にする?」「…口座?」真曰く、気に入ったホストを決めて自分の口座にしなあかんらしく。

    2007-03-26 12:45:00
  • 103:

    ─てか、これから通う気も無いし特別気に入った人もおらんし、
    何よりも舜がおんのにホスクラに来れるわけが無いし……。

    困った顔をしていると
    「おらんかったんや(笑)ええよ、ほな次決めてな!」真の言葉にあたしは思わずホッとした。

    2007-03-26 12:51:00
  • 104:

    「ありがと。ごめんな」
    「ええで!じゃあ、行こか」

    そのまま送り指名もせずに、あたしは初のホスクラを後にした。それよりも早く帰らないと。舜が怪しむ。

    2007-03-26 12:57:00
  • 105:

    もう現実に戻っていた。
    早く、早く。もう時計は昼前。
    舜から連絡があった時家にいないとまた喧嘩になってまう。

    そんなあたしの心の葛藤をよそに環はまだタクシーの中ではしゃいでいる。

    2007-03-26 13:00:00
  • 106:

    「凛花〜、楽しかった?」
    「あんまり(笑)」「やろうなぁ。あ!でも、桜君が凛花の事可愛い可愛いってわめいてたで(笑)」

    「──桜?って誰やった?」
    こんな言葉出ちゃうくらいこの時は桜に興味無かった。

    2007-03-26 13:05:00
  • 107:

    いつからだっけ。
    あんたに惹かれ始めたのは。

    全く興味無かったはずなのに、
    誰よりも何よりも好きになった。"総て"が愛しく感じ始めたのは、一体いつからだった──…?

    2007-03-26 13:11:00
  • 108:

    ────ねぇ、里菜。
    人を好きだと思うのは、理屈じゃないんだね。自然と想う、その人を。自然と辿る、その記憶を。

    恋ってそんなものなのかな。

    2007-03-26 13:16:00
  • 109:

    名無しさん

    リアルかな??
    読んでますッッ???

    2007-03-26 14:00:00
  • 110:

    名無しさん

    続き気になるわー。なんかひきこまれる。

    2007-03-26 19:21:00
  • 111:

    ?

    初書き込みです?☆
    主さんの書き方や、リナさんに対する想いがなんだか切なくて感情移入してしまぃます??リナさんとゎもう離ればなれになってしまったんですか??すごく続きと結末が気になります?絶対に完結させてくださいね☆
    一応Sageておきます?

    2007-03-26 20:41:00
  • 112:
    ?

    キャ????Sageれてなかった?すみませんっ??

    2007-03-26 20:43:00
  • 113:

    名無しさん

    主さん書いて?

    2007-03-27 12:23:00
  • 114:

    名無しさん

    読みたい?

    2007-03-27 17:47:00
  • 115:

    名無しさん

    以前別の人が、自分目線で同じ内容の話を書いてましたよね?違ってたらごめんなさい?

    2007-03-27 19:23:00
  • 116:

    名無しさん

    主さん書いて☆☆
    待ってるよぉp(^-^)q

    2007-03-27 21:54:00
  • 117:

    113さん、114さん、117さん、118さん、120さん。
    書き込みありがとうございます。凄く励みになります。
    115さん、感想ありがとうございます。離ればなれってわけじゃないですね。
    119さん、よくご存知で。以前は里菜が書いてました。

    2007-03-28 11:55:00
  • 118:

    環とわかれ家に帰ると、あたしは即効眠りについた──。

    〜♪♪♪〜。
    延々と鳴り倒す携帯の音で、
    ハッと目を覚ます。時計を見るともう夕方。だけど家に帰ってから二時間程しか経っていなかった。

    2007-03-28 12:01:00
  • 119:

    119

    やっぱり?あの話も好きでした?楽しみにしてます

    2007-03-28 12:26:00
  • 120:

    【着信・舜】
    当時好きだった、GO!GO!7188の
    "こいのうた"の着メロが虚しく部屋中に響いている。

    好きな歌を、好きな人と思い出に被せたって、今のあたしには辛いだけだ。

    2007-03-28 13:21:00
  • 121:

    「…はい」「寝てたん?」
    「起きてたよ」「じゃあ、連絡してこいよ」「ごめん。バタバタしてたし」「今お前んち向かってるし用意しときや。話あるから。」

    ────話?
    胸騒ぎがした。今のあたしと舜との間に話だなんて、子供の事しかない。現実が更にあたしを襲う。

    2007-03-28 13:27:00
  • 122:

    「──解った」
    そう言って電話を切った。
    どうせまた脅迫じみた感情を、あたしにぶつけるだけだろうと思うと吐き気がする。

    30分程すると、舜の独特の原付の音が聞こえた。少し溜め息を吐きながらあたしは家を出る。

    2007-03-28 13:36:00
  • 123:

    名無しさん

    終わりですか???

    2007-03-28 13:59:00
  • 124:

    「…よぅ、久しぶり」
    見慣れた明るいサラッとした髪。いかにもやんちゃしてました的な飄々とした態度。

    この3年間、あたしの
    "総て"だった男。好きで好きでたまらなかった男。その男が今は、ただの"恐怖"でしかない。

    2007-03-28 16:02:00
  • 125:

    「話って?」「んー…、
    とりあえず後ろ乗って?」
    「嫌。ここで話して」

    2人っきりは怖かった。家の前なら親がいるから、心無しか安心だった。

    2007-03-28 16:14:00
  • 126:

    「はぁ…、分かった。
    明日空けといてくれん?」
    「明日?」「子供の事親にばれて明日話ししよって。お前んちの親も呼べる?」「…ばれたん!?」「俺らの口喧嘩聞こえてたみたいやねん。どっちにしろ、俺ら2人じゃどうにも出来んやん?」

    ──なんで?なんでなん?なんで2人の間で何も解決してないのにそんな淡々と出来んの…?

    2007-03-28 16:17:00
  • 127:

    「分かった。うちも親に言うわ」
    「…うん。頼むわ」「…なぁ舜、あんたの気持ちはやっぱ
    変わる事は無いの?」「……」

    彼の沈黙が、全てを語っている気がした。

    2007-03-28 16:28:00
  • 128:

    「ほな俺行くわ」「…うん」
    「凛花」「え?」
    「……殴って悪かったな」

    それだけ残して、大きな音をたてて舜は帰っていった。自分でも解らない涙が、あたしの頬をつたう。

    2007-03-28 16:32:00
  • 129:

    ───いつからだろう。

    一体いつから捻れてしまったのか。いつから壊れてしまったのか。

    もう誰にも、2人にも解らない。

    2007-03-28 16:35:00
  • 130:

    名無しさん

    この小説すき-?ぁたしもリナなんで頑張って?

    2007-03-28 23:07:00
  • 131:

    名無しさん

    あげ???

    2007-03-29 12:31:00
  • 132:

    名無しさん

    更新お願いします?

    2007-03-29 17:51:00
  • 133:

    みなさん書き込みありがとうございます。凄く励みになります。

    今から更新していきます。

    2007-03-30 06:01:00
  • 134:

    好きだった。

    この思いだけは、
    変わる事も揺るぐ事も
    無いと思っていた。

    2007-03-30 06:21:00
  • 135:

    ひとり家に帰ってから、
    泣き崩れたのを今でも覚えている。大好きな母に、妊娠の事を告げるのは無性に苦だった。

    ───ごめんね、お母さん。

    2007-03-30 07:50:00
  • 136:

    母は子供を生むのには、反対の意見を言葉にした。

    「あんたはまだ17や。
    それが"現実"。これから先の事、子供の事を思うんなら諦めんのが1番や。子供が子供育てれるか?父親がそんな男で、
    あんたも生まれてきた子も幸せやとこの先思えるんか?」

    2007-03-30 12:15:00
  • 137:

    ──母の言っている事に、
    間違いは無いと思った。本音は生みたい。だけど、それは今思うとエゴだったのかな。自分は間違っていないって、ただ正当化したいだけだったのかな。

    あたしはなんて弱いんだろう。

    2007-03-30 12:17:00
  • 138:

    次の日、母とあたしと舜。
    それに舜の両親との5人で話し合いをする為、
    あたしと母は舜の家に居た。

    ちなみにあたしの家は母子家庭。

    2007-03-30 12:20:00
  • 139:

    読んでます??

    2007-03-30 13:41:00
  • 140:

    シンとした空気が
    張り詰めてる中、口を開いたのは母だった。

    「正直、こんな事になって言葉も出ません。私的には堕胎の方を進めたいですけど、こればっかりは本人達の意思で決めるべきやとも思ってます。舜君と凛花、二人の気持ちを今ここで聞きたい」

    2007-03-30 14:13:00
  • 141:

    名無しさん

    待ってます??

    2007-03-31 12:11:00
  • 142:

    名無しさん

    たいした小説じゃない

    2007-03-31 13:09:00
  • 143:

    名無しさん

    ほんなら見んかったら?あほちゃう
    主さん見てるし頑張って書いてな?

    2007-03-31 16:33:00
  • 144:

    名無しさん

    読んだ感想を書いたまでや

    2007-03-31 20:07:00
  • 145:

    名無しさん

    あげ???

    2007-04-01 04:05:00
  • 146:

    名無しさん

    ぅち読んでるし?おもろいからぁ??主さん頑張って続き書いてね?

    2007-04-01 04:51:00
  • 147:

    皆さん書き込みありがとうございます。確かにたいした小説ではないです。それでも読んで貰えたら嬉しい限りです。

    これから更新します。

    2007-04-01 06:56:00
  • 148:

    母の言葉に舜の両親も
    うなづいた。「凛花ちゃんは?」舜のおばちゃんの問いにあたしは
    「生みたいです」そう答えた。

    誰だって、どんな状況だって子供が出来たら生みたいと思う。それが"女"。

    2007-04-01 07:00:00
  • 149:

    「凛花ちゃんは
    よく家にも来てくれてたし、おばちゃんもよく知ってる。2人がよければ生んだらいいと思う」

    おばちゃんの言葉に、安堵しながらもあたしはずっと気になってる事があった。舜が、まだ一言も口にしてなかった。

    2007-04-01 07:13:00
  • 150:

    「…舜!お前はどう思ってんねや。自分の口で言うてみんかい」

    しびれを切らしていたのはあたしだけじゃなく、舜のおっちゃんが少し苛々したように聞いた。

    2007-04-01 07:32:00
  • 151:

    彼の言葉はなんとも呆気なく、
    だけど全てを物語った。

    「───自信が無い」
    たった一言。舜はそれしか、それだけしか言わなかった…。

    2007-04-01 07:44:00
  • 152:

    その日のあたしは、涙も出なかった。あの場面であの瞬間、全て決まった。

    まだ肌寒い5月。
    あたし
    は小さな小さな命を殺した…。

    2007-04-01 07:59:00
  • 153:

    今でも覚えている。

    忘れる事なんて、
    この先きっと無くて。ずっと背負っていかなきゃいけない過去。

    2007-04-01 14:46:00
  • 154:

    謝ったって、泣き叫んだって
    自己満に過ぎないのかもしれない。こんな風に今、文字に綴ったところで詭弁にしか過ぎないのかもしれないけれど
    ずっと想う、ずっと誓う。

    ──"絶対に忘れない"と。

    2007-04-01 14:50:00
  • 155:

    それからのあたし達は
    見事に冷えきっていて。だけど、3年の"情"というものが邪魔をして舜から未だ離れられずにいた。

    またそんな自分が
    情けなくて弱くて、嫌で嫌で。やのにどうする事も出来ない毎日に嫌気が差していた。

    2007-04-01 14:56:00
  • 156:

    変わりたいと思った。
    このままやと落ちる一方だと。

    あたしは母の店で働く事にした。店には環もいるし、何より仕事してる一瞬は私生活の全てを考えなくてすんだから。

    2007-04-01 15:02:00
  • 157:

    舜と付き合い始めた頃
    しばらく働いてたから、
    水商売に抵抗なくて逆に働く事が"楽しい"と思えた。

    毎日舜といて、だらだら遊んでる日々よりも充実してる気がした。

    2007-04-01 15:12:00
  • 158:

    舜とはほぼ毎日喧嘩ばかり。

    仕事を辞めろと、殴られてから
    何かが切れたあたしは初めて自分から「別れて」と、口に出す。

    2007-04-01 15:28:00
  • 159:

    リアルや??

    2007-04-01 15:28:00
  • 160:

    「…………は?」

    舜の真ん丸になっている目を見て少し笑えた。まさかあたしが別れを切り出すとは思って無かったんやろな。

    2007-04-01 15:30:00
  • 161:

    うちもリアル?楽しく読んでます??

    2007-04-01 15:33:00
  • 162:

    そんなあたしに
    舜は吐き捨てるように言う。

    「お前みたいなん、
    こっちから願い下げや!」あたしは黙って彼の車を降りた。悲しさは無くて、だけど今まで重くて重くて仕方なかった"束縛"という鎖から解き放たれた気もして。

    2007-04-01 15:36:00
  • 163:

    それからはただ、
    がむしゃらに働く日々で。
    舜から何度も電話があったりしたけど、出る気にも掛け直す気にも何故かなれなかった。

    そんなある日───。

    2007-04-01 15:39:00
  • 164:

    「凛花ちゃーん♪」
    店が終わり、家に帰るタクシーの中でほろ酔いの環が絡んでくる。

    「なんやねん(笑)」
    「なぁなぁ、飲みいかん?」

    2007-04-01 15:42:00
  • 165:

    そんなやりとりを繰り返して
    環のおごりって事で、行く事に。彼女、酔うとタチ悪いんですわ。

    正直、飲み騒ぐ気分じゃ無くて。少し、"男"ってゆうもんが怖い時期やったから。

    2007-04-01 15:53:00
  • 166:


    ─────里菜。

    この頃のあたしは
    ほんま弱くて、小さくて。あんたに出逢うのがもう少し早ければと何度も、何度も思ったよ。

    2007-04-01 15:56:00
  • 167:

    名無しさん

    よんでます?

    2007-04-01 17:08:00
  • 168:

    名無しさん

    こっからが本題なんかなッ?続き気になる??楽しみにしてますッ?

    2007-04-01 17:41:00
  • 169:

    名無しさん

    おもんないわ

    2007-04-01 19:19:00
  • 170:

    ンナこといちいちいわんでいーやん?優梨ちゃん気にせんときなー?続き待ってるな?

    2007-04-01 20:22:00
  • 171:

    名無しさん

    うちも待っとぉょ??☆

    2007-04-01 20:47:00
  • 172:

    sage

    里菜チャン視線の話ってなんてタイトルですか??よかったら読んでみたいので教えてください??

    2007-04-01 21:52:00
  • 173:

    この小説好き-??荒らしスル-で頑張ってください!!

    2007-04-02 00:20:00
  • 174:

    あげ???

    2007-04-02 03:37:00
  • 175:

    名無しさん

    書いてほしぃ?!

    2007-04-03 00:28:00
  • 176:

    名無しさん

    ぬ、ぬしさん・・・書いてほしーデス(T_T)

    2007-04-03 18:21:00
  • 177:

    初めて書き込みします??ずっとはじめから読んでてぃつもかならずチェックしてます?めっちゃ続き楽しみにしてるんで時間ぁる時ゎ書いてくださぃね?待ってます??

    2007-04-04 09:11:00
  • 178:

    名無しさん

    まだかなぁ??

    2007-04-05 09:49:00
  • 179:

    名無しさん

    もー書かんのかな 主からの書き込みもないし、なんか待ちくたびれたわ?

    2007-04-05 11:02:00
  • 180:

    最後の更新からそんな日にちたってないやん??更新は遅くなるってはじめに書いてあったし、そのうち書かはるやろ?

    2007-04-05 19:37:00
  • 181:

    皆さん書き込みありがとうございます。すごく嬉しいです。励みになります。
    ちなみに里菜の小説は消えてしまったので、今現在は無いです。

    ご指摘通り、更新はこれからも遅くなると思います。それでも読んでくれる方がいる限りは完結させたいと思ってるので、最後までお付き合いお願いします。

    2007-04-06 05:11:00
  • 182:

    スタスタとビルに入っていく彼女を必死で追った。
    「凛花、今日は口座決めや」
    エレベーターに乗り、閉めるボタンを押しながら環が言う。

    「えぇ〜…」「別に口座にしたからって彼氏なるわけちゃうし、一応形だけ」「まぁな。考えとくわ」

    2007-04-06 05:22:00
  • 183:

    なんかあれば口座、口座て。
    口座ってなんやねん。別に誰か目当てで来る事なんか無いし。

    そんな事を考えてる間に、店の扉を一気に開く環の姿。
    「──いらっしゃいませ!!」

    2007-04-06 05:26:00
  • 184:

    案内された席に座り、
    しばらくすると真が現れた。

    「凛花やん!久しぶりやなぁ!」「あ、ども」「今日は口座決めてな!」「……うん」
    またそれかい。口座って、そんな決めなあかんもんなわけ?

    2007-04-06 05:58:00
  • 185:

    「口座ねぇ……」

    ホスクラってめんど。
    そんな事を考えてると一人のホストが席に着き、大声で
    「あ!凛ちゃん!!」「えっ?」

    2007-04-06 06:04:00
  • 186:

    「…あ、桜君!覚えてるよ」
    「凛ちゃん完全に今思い出した系やろ」「ごめんて(笑)」

    軽い感じのノリに、少し冷たい目元が印象的だった。初めてこの店に来た時も桜が一番気にかけて話してくれた。
    とゆうか、必死やってんな(笑)

    2007-04-06 11:25:00
  • 187:


    ───ねぇ、覚えてる?

    あたしは今でも鮮明に
    褪せる事無く胸に残ってる。

    2007-04-06 11:26:00
  • 188:

    「良かったな〜、桜君。
    凛花やっと来てくれて。あんた呼んでってひつこかったんやで!」

    ニヤニヤしながら環があたしの方を向いてふざけたように笑う。
    「いやいや、まぁええやん(笑)」はぐらかすように話す桜がやけに可笑しくて、思わず笑った。

    2007-04-06 11:38:00
  • 189:

    ────純粋に笑った。

    とゆうか、久々に
    心から笑えた気がした。あたし、ここ最近"本当"に笑ったのはいつぶりだろう。ただ"楽しく"笑えたの何ていつぶりだっただろうか。

    2007-04-06 19:12:00
  • 190:

    舜に縛られて、世界も狭く。
    歪みきった愛だけが残り。

    捻れて、壊れて。何もかも全てが"終わった"と、悲劇のヒロインになった気になって。全部放り出して仕事に逃げていたあたし。

    2007-04-06 19:26:00
  • 191:

    なんて、なんて
    ちっぽけなのか。

    ──世界はこんなにも広いのに。

    2007-04-06 19:32:00
  • 192:


    「──…んか、凛花!」
    「えっ」「大丈夫?(笑)」

    辺りを見回すと暗い照明、ザワついたフインキ。あぁ、あたしまた闇に取り込まれかけてたみたい。

    2007-04-06 19:47:00
  • 193:

    「ちょっとボーッとしてた(笑)」
    「凛花、大丈夫?」
    環の心配げな顔があたしを覗く。「…大丈夫、大丈夫♪」

    あかんなぁ、うち。こんな時まで環に心配かけたら。折角来たんやし楽しまな。久しぶりに今日は、笑える気がするから。

    2007-04-06 20:05:00
  • 194:

    「ならいいんやけどな」
    「うん、大丈夫よん」少し笑ってピースサインをするあたしを見て、環からも笑顔が零れた。

    「何が大丈夫なん?てか、まじで久しぶりやなぁ!」真が環の隣に座りながら話しかけてくる。

    2007-04-06 20:22:00
  • 195:

    「せやなぁ。1ヶ月くらいかな」「何しててん1ヶ月も!(笑)」
    …何してたって。何でお前に言わなあかんねん。「色々やな♪」

    真と適当に会話する中、
    あのうるさかった桜は黙ったまま、ずっとあたしを見ている。

    2007-04-06 20:33:00
  • 196:

    よんでます?

    2007-04-06 23:20:00
  • 197:

    更新してぁったし嬉しぃ?頑張ってくださぃね???

    2007-04-07 13:04:00
  • 198:

    あげ???

    2007-04-08 02:47:00
  • 199:

    名無しさん

    読みやすい!完結まで頑張ってください!

    2007-04-08 04:00:00
  • 200:

    (>

    2007-04-08 04:01:00
  • 201:

    203さん、204さん、206さん、207さん。
    書き込みありがとうございます。本当に励みになります。完結出来るように頑張ります。
    真菜さん、読んでもらえて嬉しいです。これからも覗いてくださいね。

    今から更新していきます。

    2007-04-08 09:29:00
  • 202:

    桜の視線に思わず顔をあげた。
    「…?。どうしたん桜君」
    「どうしたんって、お前がどうしてん。"ソレ"」「え?」
    あたしの左頬に手を当て、真っ直ぐ目を見て桜君は尋ねてきた。
    「凛ちゃん、手あげる男と付き合ってんの?」

    2007-04-08 09:36:00
  • 203:

    終わり?!?

    2007-04-08 14:38:00
  • 204:

    「!!。え…?」
    「これ、アザやろ?」

    あたしの頬には、舜に殴られたアザがまだ薄く残っている。夜だし薄暗い店の中じゃ誰も気付かないと思っていたから驚いた。

    2007-04-08 16:17:00
  • 205:

    「…あはは、ちゃうで。
    何ゆうてんの桜君。多分どっかでぶつけたんやわ」「もうええて。そんなとこ、どうやってぶつけんねん。どつかれなそんな場所にアザなんか…」
    「──もういいやん!桜君には関係無いやん」

    思わず、全てを遮断するかの様にキツい言葉を放った。

    2007-04-08 16:26:00
  • 206:

    何だか無性に
    男に殴られているあたしが嫌で。何だか無性に恥ずかしく感じた。こんな自分が哀れに
    思えて、ズカズカと踏み込んでくる桜に苛立ちが募る。

    "弱い女"だと見られた気がして。

    2007-04-09 06:02:00
  • 207:

    実際のあたしなんて甘く、弱く
    小っぽけな人間なのに。17歳のあたしは本当に子供で。自分を少しでも大きく、大人に見られたくて必死だったのかもしれない。

    ただ、"対等"に
    扱ってほしくて。それすらが弱い考えだと気付かずに。

    2007-04-09 06:09:00
  • 208:

    「………ごめん」

    そう先に口を開いたのは
    桜だった。その瞬間、余計自分が虚しく感じた。何を、まだ会って2度目の人に、あたしは八つ当たりしてるんだろう。

    2007-04-09 06:15:00
  • 209:

    「ううん!あたしこそ
    いきなりごめんな(笑)
    何を桜君に切れてんねんてな〜」

    明るく喋った。なるべく、さっきの自分の尾を引かない様に。

    2007-04-09 06:20:00
  • 210:

    「笑わんでいい」「……え?」
    「俺は何があったかは知らん。
    でも、"何か"あったんやろ?なら無理して笑わんでいい」

    無造作で、他愛もない普通のセリフ。だけどそんな簡単なものに、短い言葉にあたしは心が軽くなった気がして。

    2007-04-09 06:24:00
  • 211:

    続き楽しみにしてます???

    2007-04-09 22:43:00
  • 212:

    また書き込みきちゃぃました??ほんまこの小説好きです?ゅっくりでぃぃんでまた書いて下さぃね?質問なんですけどこの小説ゎ優梨さんの実体験ですか??

    2007-04-10 09:18:00
  • 213:

    名無しさん

    書いてください!

    2007-04-11 21:11:00
  • 214:

    名無しさん

    書かないんですか?

    2007-04-14 10:58:00
  • 215:

    名無しさん

    おもんないから書かんでいいやん

    2007-04-14 11:40:00
  • 216:

    名無しさん

    うん?おもんないー

    2007-04-14 21:21:00
  • 217:

    名無しさん

    ?

    2007-04-14 23:11:00
  • 218:

    主さん書いてー?待ってます?

    2007-04-15 18:01:00
  • 219:

    名無しさん

    ナナのパクり〜

    2007-04-16 03:05:00
  • 220:

    みなさん書き込みありがとうございます。賛否両論ですね。この小説は事実を元に書いているので、確かにおもしろみは無いと思います。それでも覗いて貰えると、凄く嬉しいです。

    今から更新して行きます。

    2007-04-16 12:54:00
  • 221:

    "何か"なら沢山ある。
    きっと彼の想像以上の事が。

    だけど、それを1から100まで言ったところでなんになる?少し開いた口を、あたしは閉じた。

    2007-04-16 12:57:00
  • 222:

    「………何も無いで」

    あたしの精一杯の言葉に
    桜はしばらく黙った後、"そっか"と少し寂しげに笑った。思わず逃げ込んだトイレの中で、鏡を見つめながら呟いた。

    2007-04-16 13:01:00
  • 223:

    いろんな意見があって当たり前だから?頑張って書き続けてくださぃ??応援してます(*^_^*)

    2007-04-16 18:53:00
  • 224:

    荒らすのゃめて??優梨さん荒らしてる人なんか無視して気がむぃたら続き書ぃてくださぃ??待ってます?

    2007-04-19 07:05:00
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