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子宮とわたし

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  • 1:

    由美

    2005の春。
    子供を宿せない体になったわたし。。
    産婦人科から、出たわたしは涙もでず、ただどこへ行こうか 死に場所を探していた

    2007-02-19 02:33:00
  • 2:

    由美

    なにはともあれ、仕事をしなくては、、、
    福岡の知り合いのつてで、キャバを紹介してもらった。
    男『もしもし。今どのあたりにいますか?』
    どのあたりと言っても、右も左もわからない。見えるのは大きいデレビだけ。 男『あー!わかりました!いまからいきますから』

    2007-02-19 02:39:00
  • 3:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2007-02-19 02:43:00
  • 4:

    由美

    足が震えてきた。男なんて同級生のいがくり頭の子しかしらなかった。テレビや雑誌に出てくるような人ばかりの街。やっぱり帰らなきゃ。。
    『由美ちゃんでしょ!?』いきなり背後から声をかけられ、びっくりしてふりむいてしまった。
    短髪にスーツ。色白で素敵な人だった。

    2007-02-19 02:43:00
  • 5:

    由美

    私『あ、はい。。』
    目をあわせれない。恥ずかしい。私の格好と言えば、ショートカットに色むらのある茶髪。ぶかぶかの、パンプス。化粧の仕方がわからずに、はじめてしたボロボロの化粧。
    男『とりあえず、いこっか』
    ずんずんと前へ進んでいく。歩く速度が早くて、人混みではぐれてしまいそうになった。駆け足というか、、ほぼついていくためには走らなくてはいけない状態だった。携帯がひっきりなしに鳴っていて、まったく話はしなかった。

    2007-02-19 02:48:00
  • 6:

    由美

    小汚いエレベーターを登り、狭いまだ開店前の店へついた。それでも初めて目にした夜の世界。本当にこれは現実なのか?と、目をこすりたくなる程だった。
    席に案内され、一人になった。ドキドキが早い。。平然を装った。
    すると目の前にきれいな男性が座った。話をきけば、この店の店長で23才。昔ホストをしていて、ナンバーワンだったということ。

    2007-02-19 02:54:00
  • 7:

    由美

    世間話をして、私の肩の力が抜けてきた頃に面接が始まった。
    給料のシステム、接客方法などを教えてもらい、明日にでもおいでと言われた。私『やったー!合格だぁ!』
    足取りも軽く、家へとついた。ドレスなんか着て、髪もセットしてもらったりするのかな?16才の幼い私は、胸をはずませながら、眠った

    2007-02-19 03:00:00
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