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゚*。整形美人。*゚
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1:
まこ
あたし【まこ】は今最大のピンチを迎えている。
2007-02-15 01:51:00 -
2:
まこ
ここはとある繁華街のラブホテル。先にシャワーを浴びているのは、あたしのダーリンである【たけし】。今日は付き合って1ヶ月目のデートの日*゚。☆今まで何かと理由をつけては、お泊まりを拒否ってきた。
2007-02-15 01:55:00 -
3:
まこ
理由は、あたしが【メイク美人】だから。ニキビ跡の酷い肌には下地、コンシーラー、ファンデ、お粉をどっさり。一重で人相の悪い目は黒コン、マスカラ、太めのアイライン、濃いアイシャドー、付けまつげ、アイプチでカバー。
2007-02-15 02:02:00 -
4:
まこ
小学校中学校と、あたしはイジメにあっていた。原因は、この貧相で不細工な顔のせい。そして、それで卑屈になった性格のせい。初めて好きになった男の子に、バレンタインデーにチョコをあげた。初の大告白。
2007-02-15 02:15:00 -
5:
コユキ
気になる?
2007-02-15 03:07:00 -
6:
まこ
だけどあたしの勇気は虚しく、その男の子は「ごめん」と一言。あたしは相手の顔を見れずに、走り去った。次の日、あたしが教室のドアを開けると、みんながクスクスと笑っていた。【?】訳が分からないでいると、黒板に大きく文字が書かれていた。
2007-02-15 03:18:00 -
7:
まこ
杉田修とは、あたしが昨日告白をして「ごめん」と断ったあの男の子だ。あたしは、振り向いて杉田修を睨みつけた。「き、気持ち悪っっ」杉田修のその言葉で、あたしの初恋はボロボロに砕け散った。
2007-02-15 03:26:00 -
8:
まこ
話は戻り、今あたしは彼氏の【たけし】とラブホテルに来ている。昔のそんなトラウマのせいで、あたしは人前で化粧を取る事が怖い。何度も泊まるのを断ってきたが、さすがに今日は誘いを断りきれず、今に至るのである。
2007-02-15 03:44:00 -
9:
まこ
「お先!まこもシャワー浴びたら?」たけしがお風呂から出てきた。「う、うん。」パタパタと浴室に向かう。【どうしよう。】洗面所の鏡に写る自分を睨みつける。【顔濡らさないようにしなきゃ。】あたしは髪の毛を束ねて、カラダだけ洗う事にした。
2007-02-15 03:52:00 -
10:
名無しさん
きになる☆
2007-02-15 05:00:00 -
11:
名無しさん
これ本で見たことある?
2007-02-15 05:20:00 -
12:
まこ
↑すごく恥ずかしいんですが、この話は私の実話なのです。ちなみに何ていう本か教えてもらってもいいですか?1回読んでみたいので?
2007-02-15 06:36:00 -
13:
名無しさん
おもしろそう?主さん頑張ってね?
2007-02-15 08:06:00 -
14:
名無しさん
これウチもよんだ事ある?
こうゆうのっていいん?2007-02-15 09:01:00 -
15:
名無しさん
↑なんてゆう本?題名教えて
2007-02-15 10:52:00 -
16:
名無しさん
まぁいいやん!主さん続き気になる??
書いて〜?2007-02-15 18:04:00 -
17:
名無しさん
おもしろそう?まこちゃん頑張って書いてね?あたしも整形美人やし?笑?まこちゃんの境遇と似てる本が有るだけの事やん?
2007-02-15 23:28:00 -
18:
名無しさん
気になるあげ??
2007-02-15 23:56:00 -
19:
まこ
応援してくれてる方?ありがとおございマス?似てるお話があるみたいですが、続き書きます?
2007-02-16 00:28:00 -
20:
名無しさん
何て言う本やったかな?忘れてもーたけど女の子のいろんなコンプレックスがつまってる本やなかったかな…可愛らしい漫画の本やで?
全部一緒ぢゃなぃかもしれんのに本で読んだとか言わんかったらよかったなあ??ゴメンなさぃ?
ガンばってくださぃ?2007-02-16 00:29:00 -
21:
まこ
「あれ?化粧取らんの?」テレビを見ながら、ビールを飲んでいたたけしが【チラッ】と、こっちを見ながら言う。「あ、うん。メイク落としなかったから。」なんとか誤魔化して、あたしもビールを冷蔵庫から取り出した。たけしは、あたしがメイクを取らない事には、気にもとめずテレビを見て笑っている。【ふぅ。セーフ。】
2007-02-16 00:34:00 -
22:
まこ
25さん?気にしないでください?機会があれば漫画探してみます?
2007-02-16 00:36:00 -
23:
まこ
なんとかこの日は、スッピンをたけしにお披露目せずに済んだ。家に帰って、メイク落としでゴシゴシ顔を洗う。顔に分厚く塗り固めてあった鎧が取れて、スッキリ。アイプチのせいで荒れた瞼に、専用のクリームを塗る。他にも、スキンケア用の化粧水や乳液は必需品。
2007-02-16 00:43:00 -
24:
まこ
【パチパチ】と化粧水を塗りこんでいると「ほんまに特殊メイクやな。(笑)」と声が聞こえた。驚いて振り向くと、香織が立っていた。香織は唯一あたしのスッピンも過去も、全部を知る幼馴染み。あたしとは正反対の、ぱっちりおめめでスラッとした鼻で、芸能人並の顔を持つ女。
2007-02-16 00:52:00 -
25:
まこ
「なんや。来てたん?」あたしは鏡ごしに、香織に話かけた。「町内の集まりのプリント持ってきたんやん。んで、おばちゃんと喋っててん。」そうやって、喋ってる香織はやっぱり可愛い。色白で手足も細く長く、華奢な感じがいかにも女の子らしさを演出している。
2007-02-16 00:57:00 -
26:
まこ
それに比べてあたしはブッサイクで幸の薄そうな顔、肩幅も水泳をやってたと思われるくらい広いし、恥ずかしい話無駄毛も濃ゆい。香織とは本当に正反対だと思う。「香織はほんま可愛くていいよな〜」あたしの口癖。顔は誤魔化せても性格は卑屈なまんま。それも心を許せる香織だからこそ、見せれるんだと思う。
2007-02-16 01:06:00 -
27:
名無しさん
気になる????
2007-02-16 03:32:00 -
28:
まこ
香織「まこは外見ばっかり気にしすぎねんて。もっと自信持たな可愛くなった意味ないで。」まこ「うるさいわ。ほっといてよ。香織は元が美人やしいいやん。うちなんか彼氏とお泊まりってだけで、大事件やねんから。」昨日の事を、つい関係の無い香織にあたってしまった。香織「もったいないと思うで?」
2007-02-16 04:01:00 -
29:
まこ
そう言うと、香織は「おばちゃん!また来るわ!」と帰っていった。【香織は可愛いから、あたしの気持ちなんか分からんねん。】モヤモヤとした、行き場の無いイライラが襲っていた。【あたしも可愛く生まれたかった。】そんな時、出て行った父が頭に浮かぶ。
2007-02-16 04:07:00 -
30:
まこ
あたしは父親に似た為、骨格も太く不細工な男顔に生まれた。母親は結構美人で、体も細いし顔もはっきりしている。父と母は職場恋愛だった。母は、言い寄ってくる男が多かったが、優しい父に惹かれたと言っていた。ただ、その優しさには裏があった。
2007-02-16 04:14:00 -
31:
まこ
父の優しさは、ただ自分の自信の無さからきていただけだった。パートに出ていた母に対して「職場に良い男でもいたのか?」や、「いつか俺とまこを捨てる気だろ。」など、卑屈的な言葉を浴びせていた。段々それが酷くなり、父は精神的におかしくなって母に手をあげるようになった。
2007-02-16 04:18:00 -
32:
まこ
結局最後は、母が我慢出来ずに離婚するという形になったのだ。多分、あたしの卑屈さは父譲りなんだと思う。自分に自信なんか持てない。メイクをしていても、どーせは作りもの。本当のあたしを知ったら、たけしだって離れてくに決まってる。香織だって、本当は心の中では馬鹿にしてるんだ‥。
2007-02-16 04:23:00 -
33:
まこ
鏡を見ながら【回想】していると、母親の「ご飯できてるでー!」と呼ぶ声が聞こえた。まこ「今行くー!」そう返事をして、リビングへと向かった。今日は野菜たっぷり湯豆腐。あたしが見た目を気にしてるのを知ってる母は、色々研究をして美容に良いご飯を出してくれる。
2007-02-16 04:29:00 -
34:
まこ
前に一回「整形したい」と母親に伝えた事がある。母は目を真ん丸にしながら、「なんでなん?あんたは今のままで十分可愛いんやから!そんなんせんでいい!」と、本気で怒られた。その時ぐらいから、食事や他にも体に良いものを気遣って買ってくる様になった。母親なりの優しさなのだろう。
2007-02-16 04:34:00 -
35:
まこ
だけど、あたしは【整形】を諦めきれなかった。母には内緒で、コツコツとお金を貯めてきた。あと少しで目標金額に達成する。もちろん母には反対されるだろう。だけどあたしのこの意思は絶対に変わらない。綺麗になりたい。もう誰の目も気にしたくないから。
2007-02-16 04:44:00 -
36:
名無しさん
アゲ?ぃ??
2007-02-16 21:11:00 -
37:
名無しさん
早くみたい?
2007-02-17 06:08:00 -
38:
まこ
食事を済ませ、自分の部屋に戻る。クローゼットを開けて、一枚の紙を取り出す。【あなたも生まれ変われる!!】そんな見出しに惹かれて、持ち帰った美容整形のパンフレット。ずっと御守りの様に大切にしてきた。「あとちょっとだ。頑張ろう。」あたしはパンフレットをしまい、眠りについた。
2007-02-17 07:39:00 -
39:
まこ
―pm7:00
あたしは大学に行きながら、コツコツとバイトをしてお金を貯めている。普通のアルバイトじゃ追い付かないから、週に3日ミナミのキャバクラで働いている。今日は出勤日。セットは美容院でしてもらうから、メイクをしてドレスを持って、いざ出発。2007-02-17 07:45:00 -
40:
まこ
物好きもいて、あたし目当てで来てくれるお客様もちらほら☆+。゚+なんとか仕事を終えて、おぼつかない足取りで家路を急ぐ。あと一週間で給料日。待ちに待った給料日。これでやっとこの顔ともおさらば。母親の事を考えると胸が痛むが、【自分で決めた事】と言い聞かせた。
2007-02-17 07:51:00 -
41:
まこ
―一週間後。
あたしの手には、給料袋。そして目の前には【◎×クリニック】昨日、給料を受け取ったあたしは、電話でカウンセリングの予約を入れていた。たまたまキャンセルがあった為、【明日】つまり今日に受けれる事になったのだ。2007-02-17 07:58:00 -
42:
まこ
エレベーターを降りて正面に【◎×クリニック】はあった。思っていたよりも雰囲気は明るく、来ている人もパラパラ。まこ「予約していた佐々木です。」受付「はい。どうぞ。おかけになってお待ちください。」あたしは、一番手前のソファーに座った。
2007-02-17 08:04:00 -
43:
まこ
雑誌を片手に、人間観察。50歳代であろう中年の女性、あたしと同じ歳くらい?の女性、母親と娘であろうか?まだ若そうな女性と中学生くらいの女の子。一人で来ている若い男性もいた。【いろんな人がいるもんやな・・】初めての場所でソワソワしながらも、【誰でもコンプレックスがあるんだ】と、一人親近感を覚えた。
2007-02-17 08:13:00 -
44:
まこ
10分ぐらいして「佐々木さん。どうぞ。」と、スタッフの女性が呼びに来た。雑誌を元の場所に戻して、あたしはカウンセリング室の扉をノックして、部屋に入った。「はじめまして」笑顔で迎えてくれたのは、小太りな中年男性の先生だった。
2007-02-17 08:18:00 -
45:
まこ
先生「私が佐々木さんの担当をさせていただく、野村です。よろしく。」先生は挨拶を済ますと、一枚の紙を取り出した。先生「まずこの紙に、佐々木さんの希望を書いてください。」あたしは、少し緊張しながら書きはじめた。【まず・・目を二重に・・。あっ!!切開も。】順番に気になる所を書き出す。
2007-02-17 08:22:00 -
46:
??◆.N8Xe8uba.
楽しみ?
2007-02-17 12:51:00 -
47:
名無しさん
?
2007-02-18 00:55:00 -
48:
名無しさん
あげ?
2007-02-18 01:21:00 -
49:
名無しさん
?
2007-02-18 16:17:00 -
50:
名無しさん
しおり
2007-02-18 19:39:00 -
51:
名無しさん
あげました?
2007-02-21 01:30:00