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PROCESS

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  • 1:

    ◆h4NjXCXsOA

    奈穂21歳、篤志19歳。
    付き合って4ヵ月、
    同棲して3ヵ月経過。

    チャラい二人の物語。

    2007-02-14 15:24:00
  • 2:

    ◆h4NjXCXsOA

    『ただいまぁ』

    マネージャーと喧嘩して、仕事その場で辞めてやった17歳の若かりし私。
    苛々しながらマンションのドアを開けると、1LDKの部屋のベッドの上で女と性行為に励む彼氏がいた。

    2007-02-14 15:38:00
  • 3:

    ◆h4NjXCXsOA

    必死で腰をカクカクしていた彼氏は、部屋のドアをあけるまで私の帰宅に気付いていなかった様子。
    目の前に広がるドラマな光景に唖然とする私。
    『奈穂!!!!ち、ちゃうねん!!あのあのあのな!!てゆうか仕事は!!??』
    ガツーンとハンマーで頭をどつかれたような、足がフワフワ宙に浮いているような、そんな感じがした。

    2007-02-14 15:44:00
  • 4:

    ◆h4NjXCXsOA

    苛々半分、ショック半分。
    次の瞬間あたしは彼氏の脇腹を蹴ってベッドから落とし、わけがわからないといった表情を浮かべる女の髪の毛を掴んで引きずり落とした。
    で、冷静な声で一喝。
    『二人とも出ていけ』

    2007-02-14 15:52:00
  • 5:

    ◆h4NjXCXsOA

    『いった…何すんねんこの女!!ちょ、潤!!どぉゆう事やねん!!』
    『ええから!!おまえ帰れ!!早く!!服着て!!早く!!』
    テンパって女一人帰そうとする彼氏に
    『いや、おまえも帰るねん』
    と言って私はトイレに。

    2007-02-14 15:57:00
  • 6:

    ◆h4NjXCXsOA

    トイレで普通に用をたして部屋に戻ると、ほんの数分だったのに二人はもう姿を消していた。
    散乱したティッシュを残して。

    不思議と涙は出なかった。『んまドラマやな』と、呆然としながらそんな事ばかり考えていた。
    謝りもせずにさっさと消えた彼氏に、未練もなけりゃ〜情さえ湧かなかった。

    2007-02-14 16:01:00
  • 7:

    ◆h4NjXCXsOA

    今朝あたしが仕事に出る前は、あんなにウザイくらいベタベタくっついてきてたのに。
    昨日晩は初めてのバイブに挑戦して二人でめっちゃ興奮したのに。

    あんなに毎日抱きしめて好きだと言っていたくせに。
    あれは全部嘘?てゆうか奴と過ごした?年間は全て夢だったのか?

    2007-02-14 16:04:00
  • 8:

    ◆h4NjXCXsOA

    全部虚像だったのかと思うと、なんか力が抜けた。
    深い溜息をひとつついてから、引越した時に残っていたダンボールを引っ張り出して荷造りを始めた。
    え?あたしのなわけないやん。奴の。

    ダンボール?個、その日の夕方に着払いで奴の実家に送ってやった。

    2007-02-14 16:09:00
  • 9:

    ◆h4NjXCXsOA

    もぉ二度と人を好きになんかならへん!!!!!

    男なんか信じるもんか!!

    固く誓った17歳の夏。

    2007-02-14 16:11:00
  • 10:

    ◆h4NjXCXsOA

    …とかなんとか誓ってみたものの、若干17歳、ピチピチの10代の女の子が恋しないわけがないわけで。

    それから3年間の間、たくさんの男の子と付き合った。
    中にはエッチだけのセフレなる人達もいた。
    でもやっぱり、真剣に好きになれるような殿方には出会えなかった。

    2007-02-14 16:16:00
  • 11:

    ◆h4NjXCXsOA

    さて。ここで私の軽い自己紹介でも。

    小池奈穂21歳。17歳からコーヒーレディをやりながらキャバのバイトを2年間、現在は事務職。
    昼一本で毎日朝から夕方までミッチリ働いております。
    男見る目も学歴も0。見た目は1〜10で言うと4くらい。並より下。

    2007-02-14 16:24:00
  • 12:

    ◆h4NjXCXsOA

    毎晩12時には眠りにつき、朝7時に起きて顔に塗装して、8時半に出勤。定時まで働く。
    でも遊ぶのも人並みに大好きだから、友達と遊ぶ時はひたすら遊ぶ。
    次の日しんどかろうが明け方まで遊びます。
    でもそこまで気分が乗る事は滅多にありません。
    11時くらいになると眠たくてグラグラするしな。

    2007-02-14 16:34:00
  • 13:

    ◆h4NjXCXsOA

    篤志と出会ったのは、珍しく気分が乗った金曜日の明け方だったっけ。
    土曜日も通常出勤のあたしは、友達が運転する車の後部座席で
    明日起きれるか否かハラハラしていた。
    夜明け近くなり、もぉ帰るかぁ〜と言い始めた時、1台の車が寄ってきた。

    2007-02-14 16:40:00
  • 14:

    ◆h4NjXCXsOA

    実は彼氏がいた私。もともとナンパは嫌いだし、『うわぁ…また来た』とか悪態をついていた。
    前の二人はノリノリだし、あたしも後部座席の窓を開けた。
    顔はみんなまぁまぁやけど、なんかやたら若そう。
    適当に話していたら、今まで寝ていたのか眠そうな顔した男の子が後部座席の窓からヒョコっと顔を出した。

    2007-02-14 16:46:00
  • 15:

    ◆h4NjXCXsOA

    男の子はあたしをみるなり車を飛び出して、あたしの横に乗り込んできた。
    『俺この子取っぴ!!』
    ぴ…?
    呆然とするあたしを見てみんなゲラゲラ笑っている。
    『篤志チャラ男やし奈穂ちゃん気ぃつけやぁ』

    2007-02-14 16:50:00
  • 16:

    ◆h4NjXCXsOA

    『奈穂?お姉さん奈穂ッてゆうん?俺なぁ〜小沢なほ好きやねん!!』
    へぇ…(ーー;)。
    〜♪♪♪♪♪♪
    『?!』
    篤志と名乗るその男の子は、マジでビックリするくらいの速さであたしの携帯に番号を打ち込み自分の携帯を鳴らした。

    2007-02-14 17:00:00
  • 17:

    名無しさん

    おもろそお?

    2007-02-14 19:18:00
  • 18:

    ◆h4NjXCXsOA

    17さんありがとぉ?
    仕事中なんですが
    今暇なんで隠れてコソコソ更新します(゚_゚?

    2007-02-15 09:30:00
  • 19:

    ◆h4NjXCXsOA

    『うわぁ…いつの間に携帯打ってたん?あたし今の早過ぎて見えへんかった…』
    『(笑)!!!俺びっくり人間?!奈穂ちゃんオバサン発言やで、それ!!』
    え、やっぱ21歳てオバサンなん?と軽くショックを受けた。いやいや発言がってだけやんな。
    でも確かに篤志くんのが若そうだった。
    小さい顔に大きな目が印象的。

    2007-02-15 09:38:00
  • 20:

    ◆h4NjXCXsOA

    『てゆうか奈穂ちゃん何歳なん?綺麗なお姉さんって感じやし年上っぽい』
    『そういう篤志くんこそいくつなん?』
    『俺?こないだ19歳なったで!!』
    え〜…(*ロ*)若ッ!!!
    でもそういわれてみると、年相応か18歳くらいにも見える。

    2007-02-15 09:49:00
  • 21:

    ◆h4NjXCXsOA

    『若いなぁ!!あたし21歳なったばっかや。そらオバサンやわ』
    『21歳とかバリ素敵やん!!年上の彼女欲しかってん〜☆僕と愛を育みませんか!?(笑)』
    『いやいや、愛育む前にまず友情育もか!!』
    『フラれたぁ(:_;)』
    気付くといつの間にか空はうっすら明るくて、時計は5時半を表示していた。

    2007-02-15 09:55:00
  • 22:

    ◆h4NjXCXsOA

    『わ、もぉ6時なるやん!!あたし寝ずに仕事やぁ。麻紀、そろそろ撤収しよや』
    あたしが運転席にいる麻紀に言うと、篤志くんが慌てて問い掛けてきた。
    『え、奈穂ちゃん仕事あるん!?バリ大変やん!!何時から!?』
    『あるよ〜!!大人やもん(笑)8時半からやで』
    『マジで!?寝ぇへんの??俺が電話して起こすから、はよ帰ってギリギリまで寝とき!!』

    2007-02-15 10:06:00
  • 23:

    ◆h4NjXCXsOA

    あたし化粧に1時間くらいかかるし、ほんまに寝る暇ないねんけど…と思ったけど、必死に心配している様子が伝わったし、正直1時間でも寝たいのが本音だった。
    17歳から一人暮らしで起こしてくれる人もいないし、「俺がこれから泊まり行って起こしたるわ」的なチャラい発言をしなかった彼にほんの少しだけ好感を持てた。
    まぁそんなん言わないのが当たり前なんだけど、あたしが出会うのは何故かそんな奴ばかりだった。

    2007-02-15 10:13:00
  • 24:

    ◆h4NjXCXsOA

    『篤志くん寝ぇへんの??』
    『俺はええねん!!(笑)』
    『なにそれ!!う〜ん…じゃあ電話待ってるわぁ!!ありがとぉ』
    『お礼はデートでいいで☆じゃあ後で電話するわ♪』
    窓から乗り出して携帯をブンブン振り回して手を振りながら、篤志くんはどこかへ去っていった。

    2007-02-15 10:25:00
  • 25:

    ◆h4NjXCXsOA

    おもろい子やったなぁ。
    そんなことを考えながら帰宅。麻紀らとバイバイして早々に布団に潜る。
    やばい、ほんま疲れたわ…。爆睡してまうかも…。
    案の定、瞼を閉じて数分で深い眠りに落ちた。

    2007-02-15 10:28:00
  • 26:

    ◆h4NjXCXsOA

    〜♪♪♪♪♪♪〜
    朝8時。登録してない番号からの着信で目を覚ました。鉛乗ってるんちゃうかってくらい重たい瞼を無理矢理開けて電話に出た。
    『…はい』
    『声いかつすぎやん!!!(笑)ちゃんと寝てたんやな(^_^)朝やで!!起きるんやジョンソン!!!』
    登録し忘れてたけど、声とテンションで篤志くんだとすぐにわかった。

    2007-02-15 10:36:00
  • 27:

    ◆h4NjXCXsOA

    『ジョンソンて誰や(笑)ほんまにかけてくれたんや〜。今何時?わ。8時やん。ほんまありがとぉ〜!!めっちゃ爆睡してた』
    『ジョンソンはジョンソンやわ(~o~)お礼はデートやで!!その為に頑張ってんから!!』
    二つ返事でOKして、仕事に向かった。
    職場に向かう途中、毎朝の日課に取り掛かる為に携帯を取り出した。
    ♪♪♪♪♪♪

    2007-02-15 10:42:00
  • 28:

    ◆h4NjXCXsOA

    何回かコール音がした後、寝ぼけた声が出た。
    『…もし』
    『滋?朝やで。起きや』
    『おぉ。』
    滋21歳。付き合って半年目の彼氏だ。

    2007-02-15 10:47:00
  • 29:

    ◆h4NjXCXsOA

    めちゃくちゃ好きなわけじゃない。なんとなく告白されて、なんとなく付き合い始めて、ただ全然気ぃ使わなくて良くて、めちゃくちゃ楽。
    一緒にいて楽だからと、なんとなく半年目を迎えた。
    でもやっぱり昔みたいに一生懸命に恋焦がれる感じはなくて、でも恋愛なんてそんなもんさと思っていた。

    2007-02-15 10:53:00
  • 30:

    ◆h4NjXCXsOA

    見た目は並の並。
    ずば抜けて何かが優れているわけでもなく、ヤンチャもそれなりにしてきた感じの平々凡々な滋。
    浮気癖だけは一人前で、半年の間に三人の女と浮気した。
    男の子を信用していない分、浮気という行為に昔のようなショックは受けなくなったものの、浮気性の男はどうも好きになれない。
    それの他に、もう一つ。どうしても好きになれない所があった。

    2007-02-15 10:59:00
  • 31:

    ◆h4NjXCXsOA

    『奈穂、昨日誰とどこ行ってたん。何時に帰ったん?またミニスカ履いてったんちゃうんか。』
    …出た出た。
    『麻紀と千秋とブラブラしてた。朝帰った。ミニスカ履いてない』
    『はぁ?朝?アホちゃん?しかも麻紀とかパンコやん。あんなんと付き合うなって言うてるやろが』
    聞いた?みんな聞いた?こいつ麻紀の事知らないんですよ?パンコとか妄想やで?

    2007-02-15 11:05:00
  • 32:

    ◆h4NjXCXsOA

    『はぁ?はコッチやし。あたしがいつ帰ろうが何着ようがあたしの勝手やろ。だいたいあたしの友達悪く言うんヤメてくれへん?あんたの友達ちゃうねん。』
    『うっさいんじゃボケ!!』
    …はぁ。ボケってあんた。
    『もぉええわ。朝からしんどい。』
    一方的に電話を切り、深い思い溜息をつく。

    2007-02-15 11:15:00
  • 33:

    ◆h4NjXCXsOA

    ふと携帯をみるとメールが一件。
    【ちゃんと起きれた?これ俺のアドレスやしメールして☆xxxxxx@…篤志】
    たぶんメール見るまであたしの眉間にはごっついシワが出来てたはず。
    メール見た瞬間、少し顔が綻んだのが自分でも微かにわかった。
    それはまだ恋とは違うんだけど、知らず知らずのうちにあたしは篤志に癒しみたいなモンを感じてたんかもなぁ。

    2007-02-15 11:25:00
  • 34:

    ◆h4NjXCXsOA

    携帯触りまくりでみんなに白い目で見られ始めたんで中断します(:д;)ノ゙

    2007-02-15 11:26:00
  • 35:

    休憩(゚_゚?ちょっとしか書けないからsage更新?

    2007-02-15 14:54:00
  • 36:

    一緒に送られてきたアドレスに返信する。
    【奈穂やけど?ちゃんと起きれたでぇ?今朝はほんまにありがとなぁ?】
    う〜ん…なんか文体ババ臭いかな。ありがと?とかにするべきか?
    いやいや、ハートとか寒ッ!!!キャラちゃうやん!!
    若い子のメールの打ち方とかわからないから、結局そのまま送った。

    2007-02-15 15:02:00
  • 37:

    職場に行く途中のコンビニに立ち寄るのも日課。
    うちの会社はかなりユルイ。仕事は私服出勤だし、仕事中の喫煙&電話も基本OK。
    電話出る時は事務所の外に出なあかんけど。
    飲食も基本自由だけど、仕事時間内は一切外に出れないから、
    9時間半の間に食べるお菓子やジュースやタバコを毎日買い込んで行く。

    2007-02-15 15:09:00
  • 38:

    いつものようにコンビニで買い物して車に戻る。
    携帯をチェックすると篤志からの返信メールが来ていた。
    【やったぁ?奈穂チャンのアドレスゲットや?起きれたんならよかったわぁ?早くお礼してな?】
    顔が緩む。あぁ、こぉいうやり取り…どんくらいぶりやろ。
    昔はあんなに恋愛体質やったのに、最近こんな新鮮な感じ味わってなかった。

    2007-02-15 15:58:00
  • 39:

    【お礼はずむわ?てゆうか篤志くんて呼びにくいし、あっくんて呼ぶわ?】
    【あっくんとか微妙に照れるわ?ツレらは篤志って呼ぶしなぁ?奈穂チャンだけの呼び名にするわ?俺は奈穂チャンでいい?それとも奈穂チン??】
    【奈穂チンて可愛いキャラ違うし、奈穂でええよ?】
    このやり取りは今でもハッキリ思い出せる。
    あたしは年下が苦手なんだけど、篤志の事はなんか新鮮で可愛かった。

    2007-02-15 16:06:00
  • 40:

    篤志とメールしながらニヤニヤして、職場の人らに笑われた。彼氏かぁ〜ってからかわれて、あぁ〜うん、と適当に返した。
    そういえばナンパなのに、彼氏おるん?とか聞かれてないな…。
    まぁ聞かれてもないのに彼氏おるねんって言うんもなぁ…。
    ほんとに恋愛対象として見られているなら、その質問は当然先に聞かれるやろと思った。
    聞かれなくてホッとした反面、なんか少し残念な気分だ。

    2007-02-15 16:13:00
  • 41:

    その日はほぼ一日中篤志とメールしていた。
    思えば、付き合う前はやっぱり【あたしのがお姉さんや】という頭があったし、篤志は【まだ19歳の子供や】と思う自分がいた。
    今よりずっと余裕を持って篤志に接していた気がするよ。《大人っぽく》を意識して、無駄に大人の女ぶったりして、思い出すと笑えるわ〜。
    なぁ、あっくん。あっくんは背伸びしてたあたしを好きになったんかな?
    ほんまはめっちゃ子供で、めっちゃ我儘で、しょーもない女やろ?

    2007-02-15 16:21:00
  • 42:

    電話は一日一回とか二回の割合でかかってきていた。
    他愛もないくだらない話をたくさんした。
    お互いの恋愛感みたいなのを電話で語ったときは一時間近く喋ったっけ。

    でも週に二回、あたしは夜音信不通になった。

    2007-02-15 20:03:00
  • 43:

    水曜と日曜の晩、あたしは滋と逢っていた。
    逢ってするのは喧嘩とエッチ。エッチしてない間は常にと言っても過言じゃないほど言い合いをしてた。
    滋の過剰な干渉と束縛にウンザリしながらも、これといったキッカケがなく別れられないでいた。
    篤志に惹かれているのは自覚していたけど、それが恋なのかはやっぱりわからなくて、この頃のあたしは悶々としていた気がする。

    いつもの月曜日。あたしが音信不通になった次の日。篤志は電話で疑問をぶつけてきた。

    2007-02-15 20:11:00
  • 44:

    『奈穂チャンて彼氏いてる??毎週決まった日に連絡とれへんやん??』
    きた。ついに聞かれた。
    おるって言ったらどうするんやろ。もう連絡せぇへんつもりかな…。
    このとき初めて、篤志と連絡とれなくなるのを嫌だと思った。
    でも嘘はつきたくない。

    2007-02-15 20:16:00
  • 45:

    押し黙ってしまったあたしに、篤志は意外な言葉をかけた。
    『…なぁ今日暇?夜あいてたら会いたいねんけど』
    『えっ?』
    『てゆうか会おか!!TSUTAYAの近くやんな?!10時くらいに行くからTSUTAYAまで迎えにきてな☆じゃっ』
    返事するまえに一方的に電話を切られた。

    2007-02-15 20:20:00
  • 46:

    その日初めて夕方まで篤志とメールしなかった。
    あたしは朝からずっとソワソワして落ち着かなかった。
    てかなんでいきなり?しかもTSUTAYAまで来てって事は自動的にウチにくるやんな?
    彼氏おるならさっさとエッチしてさっさと音信不通になったろ的なんやったらどぉしよ…。
    そんな日に限って時間は驚くほど早く過ぎる。10時なんてアッというまにきた。

    2007-02-15 20:25:00
  • 47:

    夕方に【ほんまに来るん?】とメールしたとき、【行く?近くなったら電話するし?】とアッサリ返ってきた。

    〜♪♪♪♪♪♪♪♪
    9時50分。テーブルの上の携帯が大袈裟に鳴る。
    あたしは部屋着のまま歩いて5分のTSUTAYAに急いだ。

    2007-02-15 20:29:00
  • 48:

    『あっくんどこ?あたしもぉTSUTAYAついたけど』
    『俺もついてるでぇ〜!!駐車場の隅のほうに白のシーマ見える??』
    『え〜…あ。あった。行くわ』
    小走りで車に近づいて助手席の窓から中を覗きこむ。
    あたしを確認した篤志はニカッと笑い、ロックを解除して『とりあえず乗りや』と言った。

    2007-02-15 20:36:00
  • 49:

    久しぶりに見た篤志になぜか緊張した。
    黒のパーカーにクラッシュ加工のデニム。小さいけど均等のとれた体は、顔が小さいからかスラッと長く見える。
    車が発進したのを確認して篤志に話しかけた。
    『いきなりどぉしたん?』

    2007-02-27 11:34:00
  • 50:

    『ん〜?あ!!なぁなぁ、アイス食べたくない?あ〜、でも31もぉ閉まってる?マックのアイス食う?』
    『え、いきなりなん(笑)てか質問攻めやな(^_^;)なんでもいいけど』
    『はい、じゃあマック行こか(^o^)』
    なんか話流された?
    なんなんやろ一体…

    2007-02-27 11:45:00
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