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甘いチョコレート?
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1:
名無しさん
「出ていけ!!!」
部屋中に響きわたるどなり声。
私は、反抗した目でにらみつけながらまだ泣きはらした真っ赤な目で部屋をでた。2007-02-10 22:31:00 -
2:
あゆみ
小6になった私はますます反抗期で、ここのところ毎日のように父とやりあいになっていた。
父は容赦なく悪さをすれば手をあげる人だったので、反抗する私はたくさん叩かれた。
部屋を飛び出して行く所なんてない。
あてもなくフラフラ歩いてると母がいつものように追いかけてくる。2007-02-10 22:36:00 -
3:
あゆみ
「あゆみ!!待ちってば!どこ行くの!行くとこなんてないやろ〜お父さんもアンタが心配やねん。戻って謝ろう。許してくれるから」
「嫌や!なんで私があやまらなあかんの?もぅ嫌やわこんな生活。」
私の周りの友達は、自由な子が多かった。
門限とかあんまりないし、自由きまま。2007-02-10 22:41:00 -
4:
あゆみ
私はとゆうと門限6時。この頃は携帯ではなくてポケベル時代やから連絡もとりずらくて、門限をこえようものなら家の前で父は仁王立ち。
もちろん友達の家にまで連絡されて探される始末。友達の間でもあゆみんちのオトン=やばいくらい怖いで有名やった2007-02-10 22:50:00 -
5:
あゆみ
もぅ私は限界やった。
皆と同じように遊びたい。もっとはじけたい。
12歳の私にはそぅ思ってもどうすることもできなかった。
結局いつも母に連れられ戻る始末。
私には2つ上の兄と5つ下の妹がいる。
兄は結構ヤンチャをしていた。男はええんやという父の考えに納得できへん。2007-02-10 22:55:00 -
6:
あゆみ
略
兄は結構ヤンチャをしていた。男はええんやという父の考えに納得できへん。2007-02-10 22:58:00 -
7:
あゆみ
ー次の日ー
「また出ていったん?」
朝学校までの道のりを歩きながら幼なじみのミユキが笑う
「笑いごとやないわ〜本間に限界やわ。ミユキんちはメチャ自由やん!本間にうらやましいわ。」
ミユキんちは本間に自由で特に末っ子のミユキ甘やかされてた。スタイルも抜群で髪も茶髪。どこから見ても小学生には見えへんミユキをいつしかうらやましく思っていた。2007-02-10 23:26:00 -
8:
あゆみ
「あゆみ、みゆきおはよ!!」教室に入るとかよが声をかけてよってきた。
この頃のグループは、みゆき、かよ、まき、かなの5人グループやった。
みゆきの兄と私の兄はタメで同じようにヤンチャしてたからグループでも自然に私とみゆきが中心やった。2007-02-11 02:05:00 -
9:
あゆみ
かよはそんな私らによいしょしてくるタイプ。
よく気がまわって助けられることも多い。
まきはグループ内でも真面目でノートとかよく見せてくれる。
かなは一番ワガママで皆に攻められることも多いけど私は妹のように可愛かった。2007-02-11 02:13:00 -
10:
育実?
しおり?がんばってね?
2007-02-11 02:52:00 -
11:
あゆみ
育実?さん、ありがとうございます??
おもしろくないけど、がんばりますm(__)m2007-02-11 09:59:00 -
12:
あゆみ
皆で輪になって話していたら私の頭に紙くずがとんできた。
気のせいかな思って話つづけてたら、さっきよりでかい紙クズが直撃した
「いったぁぁ〜!」私は振り返って見渡すと中村がこっちを見て笑ってた。「ちょっと中村!いい加減にしてや!痛いやんかさっきから!」2007-02-11 10:04:00 -
13:
あゆみ
中村トモキ。
中村は男子の中でも目立つ存在で、私のクラスでは中村と寺沢和也と清田昇のまわりにゆかいな仲間達て感じの男子がまとわりつく感じで構成されていた。
最近その中のグループの中村が私にちょっかいを出してくる。
「中村て絶対あゆみの事好きやんなぁ」ミユキがすかさず言う。
「はぁ絶対ないわ〜好きやったらアイツ絶対照れて話できんくなるもん!」2007-02-11 10:11:00 -
14:
あゆみ
中村は人なつっこくて、母性本能をくすぐるタイプ。だから女子にも人気があった。
寺沢はスタイルよくて顔も大人びてたけどちょっとクールな感じで近づきにくくて私は苦手やった。
かなは寺沢が好きらしい「スポーツ万能やしクールなとこがやばぁい!」らしい。
清田昇はこの3人の中でも唯一頭がよくてなんでもこなす。ツッコミもするどくておもろい。優しく気をまわせるとこも含めて実は私は清田が好きやった。2007-02-11 10:23:00 -
15:
あゆみ
「お〜い席つけよ〜」先生が教室に入ってきた。
私はウキウキしてた。なんてたって今日は席がえ♪今の席は真ん中の一番前。
手紙を書くのも一苦労。当てられて答える時も必要以上に皆の視線あびるし早く脱出したかった。私は本当にクジ運がないねんなーーー
私のクラスの席がえはいつもクジやった。2007-02-11 10:30:00 -
16:
あゆみ
私はドキドキしながらクジをひく。
ー34ー
てことは、、、
「やったぁ〜後ろから2番目やぁ!!」嬉しさのあまり叫んでしまった。
皆がこっちに注目したけどお構いなしで、せっせと足早に移動した。
横誰やろなぁ〜清田やったら授業どころやなくなるしなーー♪とか考えながらにやけてると。。2007-02-11 10:40:00 -
17:
あゆみ
略
横誰やろなぁ〜清田やったら授業どころやなくなるしなぁーー♪とか考えながらにやけてると。。2007-02-11 10:43:00 -
18:
あゆみ
清田と中村がヒソヒソ話してて一瞬目があったけどすぐにそらして整理をしてたらガチャガチャと乱暴に机をくっつけてきた。
えっ横、中村!?
まじでぇ〜コイツ落ち着きないから嫌やわ↓
しかも中村の後ろ寺沢やん!中村の前清田やし!こいつら絶対組んでるやん(>_2007-02-11 10:49:00 -
19:
あゆみ
まきは私立目指してたからみずから前にいって、かよは真ん中らへんで、しょげた顔してた。
ー昼休みー
トイレで皆で軽く化粧タイム。化粧といってもビューラーでマツゲをあげてマスカラをぬって終了。 笑
「なぁなぁ聞いた?」
かよが得意そうにいってきた。 「どしたん?」
ビューラーを必要以上にあげながら答える。2007-02-11 11:03:00 -
20:
あゆみ
略
ビューラーを必要以上にあげながら答える。2007-02-11 11:10:00 -
21:
あゆみ
「あゆみの横ほんまは清田やってな、中村が変わってもらったらしいで!ヤッパあいつあゆみの事好きやねんなぁ」
かよがニヤニヤ言うてくる。だからさっきこっち見てヒソヒソしとったん?ムチャだるい中村。一体何なん。「ほら。ミユの言ったとおりやん!中村あゆみんこと好きやねんて認め〜や!」2007-02-11 11:14:00 -
22:
あゆみ
ミユキが少しいらだちながら言うてきた。
「なんでイラついてん」私もイライラしながら答える。
「はぁイラついてへんし。」あきらか苛ついた顔でトイレから出ていく。
ミユキやっぱり中村の事、、
はぁ〜男からんだら嫌やなぁ。。
私は私でショックやった。2007-02-11 11:20:00 -
23:
あゆみ
略
私は私でショックやった。
くわしく話を聞くと清田が初めひいた席は前の方やって近くにいた男子に変えてもらったクジが私の横の席で中村に変わってあげたと言うことやった。清田は私の横嫌やったんかな。2007-02-11 11:23:00 -
24:
あゆみ
しょげたまま5時間目が始まる。
「おまえってさぁ」
中村が話しかけてくる。「いつも家で何してるん?」
「はぁ?何なんいきなり」「いや。家帰ったらすることないやんか。何してんかな思って。おまえんち兄ちゃんいるけど夜とか帰ってこんやろ?うちも姉ちゃん帰ってこんからやぁ、やっぱ寂しい時とかあるやろ?2007-02-11 11:28:00 -
25:
あゆみ
そっか中村もたしか3つ上の姉ちゃんがおったなユキさんて人でうちの兄ちゃんより1つ上でメッチャ綺麗な人。相当悪いけど心が綺麗やて兄チャンが言うてた。
「私も早く自立したいわ家にいたくない。働きだしたらすぐ家出るねん」 「俺も中学卒業したら家でるねん!一緒に住もうや?!」
「はぁ?調子のんなよサル」「ええやんけ。まんざらでもないくせにぃ〜」2007-02-11 11:34:00 -
26:
あゆみ
「うっざ!黙れサル」
なんでそんなことサラっと言うてくんのこの無神経サルは。
清田が前で笑ってるやん! 「おまえ等、本間仲えーなぁ。一緒に住んだら呼んでくれよな!」
「ちょっと清田まで辞めてよ(>_2007-02-11 11:39:00 -
27:
あゆみ
清田、絶対勘違いしてるし本間に中村うざすぎる。
「お前て好きなやついるん?」中村が又いうてくる
「はぁ?おってもアンタには教えへんし」
「なんやねん!ヤッパおるんや〜どんなやつ?」 無視してノートを取る。 「俺??」 「はぁ?アンタなわけないやん!やめてや!違うわ!!」 メチャ叫んでしまって皆がこっちに注目する。「おい田川!授業中やぞ!」先生に怒られた。 本間中村何なん!中村の方を見るとうつむいてた。てか、私言い過ぎやんな?謝った方がいいやんな。 「ご、ごめ」「俺は!!」
えっ?? 「俺はお前が好きかもしらんで!!」2007-02-11 11:58:00 -
28:
あゆみ
好きかもしらんで???
何じゃそりゃ、、 私は顔が熱くなっていくのがわかった。「何なん冗談やめてや!
「冗談ちゃうわ!マジバナや!覚えとけよ」 覚えとけとかコイツめちゃ自己中やん私の気もしらんと。。
結局私はその後恥ずかしくてふて寝をした。
「あゆみ〜あゆみってば!」 起こされた時はもぅ下校時やった。2007-02-11 12:03:00 -
29:
あゆみ
「もぅ食べられましぇん」「プッ何ねぼけてんよアンタはははきしょいで!」
目が覚めるとみゆきが笑ってた。
「あれ?かよ達は?」
「まきは塾でかよとかなはダンスやん」みゆき私が起きるまでずっと待っててくれたんや。 「みゆき。ごめんな。」 「なんで謝るんよ」 「あんた中村の事。。」 「もぅいいねん!あんたに完全に惚れてるもんあの男!前から何となくわかってた。それでもいいかなて思った。でも親友と男取り合うなら私はあゆみを選ぶから。」 みゆき。。気がつくと涙が流れてきた。2007-02-11 12:10:00 -
30:
あゆみ
「何泣いてんねん泣き虫!!帰りコクミン寄りたいから早よ行くで!」
みゆきは照れながら無理矢理、腕を引っ張ってきた。
大人やなぁみゆきは。
見た目もやけど、さばさばしてて、きどらない所も本間に好きやわぁ。
私もどんなに好きな人ができても友情がくずれるような恋はしたくないて思った。この頃は皆心が綺麗でこれから始まる未来に胸をはずませてワクワクしながら毎日を過ごしてたよね。2007-02-11 12:17:00