小説掲示板【First】のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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【First】

• 1:

  主

  我儘で意地っ張りで泣き虫でどーしようもない女。
  でも愛しくてお前を越える女は多分これから先現われへんって思う。

  2007-02-09 04:16:00
• 2:

  主

  ─風間由希─
  こいつが俺の最愛の人。出会いはバイト先。俺の一つ上で俺の初めての彼女。

  2007-02-09 04:20:00
• 3:

  主

  「おはよー今日も可愛いな」バイト先につくなり由希は俺をいじり倒す。毎度の事で始めは年下扱いされるのが嫌で言い返してたけど慣れると挨拶みたいな感じで交わせるようになった

  2007-02-09 04:27:00
• 4:

  主

  「おはよん様！」呑気にアホみたいな挨拶でバックヤードに入ってきたのは由希の親友のリサ。由希とリサ二人が揃う日はバイト先が賑やかすぎて笑いっぱなしやった。そんなバイト先に行くのは"だるいな"とかじゃなくて今日バイトや♪って感じやった

  2007-02-09 04:33:00
• 5:

  主

  多分この頃から由希を意識しはじめてた。無邪気に笑う笑顔とか美人やのにツンツンしていない明るい性格に惚れていったんやと思う。バイト先には由希を狙う俺のライバルは言うまでもなくいっぱいやった

  2007-02-09 04:36:00
• 6:

  主

  クリスマス、バレンタイン等のイベント時は由希が出勤していない事にｼｮｯｸを隠し切れず仕事に夢中になった。由希とは仲がよかったけど恋愛事情までは知らなかったから

  2007-02-09 04:39:00
• 7:

  主

  バレンタイン翌日。今日は由希も出勤の日。学校が終わると急いで用意して働く30分前にはバイト先にむかった。いつもみたいに由希が笑顔で迎えてくれる。それがその頃の楽しみでもあった

  2007-02-09 04:45:00
• 8:

  主

  俺に続いてリサも出勤してきてバックヤードはまた賑やかになった。
  「聞いて〜別れたぁ」リサに抱きつき由希が言った。俺は耳をでかくしてバイト仲間と話しながら由希の話しを聞いていた

  2007-02-09 04:52:00
• 9:

  主

  由希…失恋か？俺は心配になって由希の方をみると由希はピースしながらリサに満面の笑みで話していた。「よかったやーんおめでとう」リサも続いて喜んでいた。女って恐いと思った

  2007-02-09 04:54:00
• 10:

  主

  まぁ由希に彼氏がいた事を初めて知ったけど別れたんやったらよかった。人の不幸を喜ぶ俺は最低か…。
  年下やから由希に何も言えず月日は流れた

  2007-02-09 04:57:00
• 11:

  主

  由希と進展も何もない俺に神様はチャンスをくれた。神様とか信じへんけどその時は神様を信じた。
  

  2007-02-09 20:20:00
• 12:

  主

  「まぁ君〜(俺)何か着歌のサイトない？」バイトの休憩中たまたま由希がバックヤードにきて飛び付いてきた。「着歌？○○とかは？」俺はパンにかぶりつきながら由希に言った
  「○○？知らーん！サイト送ってー！」

  2007-02-09 20:25:00
• 13:

  主

  そぉ言ってｱﾄﾞﾚｽを画面にして携帯を差し出してきた。この頃由希のｱﾄﾞﾚｽは知らなかったしものすごいチャンスやと思った！俺は自分の携帯に由希のｱﾄﾞﾚｽを素早く打ち込み由希にサイトのURLを送信！

  2007-02-09 20:28:00
• 14:

  主

  「あんがと！ついでに登録しとって〜」言われんでも登録します。喜びをグッとこらえて「はいはい」とか適当に返事した。由希はすぐバックヤードから出ていき俺も休憩終わったから仕事に戻った。

  2007-02-10 03:39:00
• 15:

  主

  その後の俺はルンルン気分で仕事。由希を目で追いながら仕事。仕事が終わると皆でバックヤードで話ししたりとりあえず楽しい仕事場だった

  2007-02-10 03:41:00
• 16:

  主

  家に帰って由希にﾒｰﾙするかめちゃ悩みながら結局その日は寝てしまった。
  次の日起きたら由希からﾒｰﾙが入ってて寝起き悪い俺やのに眠気が一気に覚めた。

  2007-02-10 03:51:00
• 17:

  主

  [風間ゆきやけど登録したやんな??今度バイトの皆で遊び行こう言うてんねんけどｲｹる??]ﾒｰﾙ見た瞬間もーやばかった。急いで返事した

  2007-02-10 03:59:00
• 18:

  主

  [分かるよ?ｲｹるよ?]あんまガッツいたら好きなんバレたらあかんし普通に送った。そんな感じで由希と何通かﾒｰﾙして学校では笑顔すぎて友達にはイジられまくったけど

  2007-02-10 04:06:00
• 19:

  主

  昼に1回ﾒｰﾙは終わったけど夜またﾒｰﾙがきて夜中までﾒｰﾙする日が続いた。バイト中では話さん事いっぱい話したし由希からﾒｰﾙくるのが楽しみで寝るのんも忘れてた

  2007-02-10 04:17:00
• 20:

  主

  結局皆で遊びに行くのはなくなったけどあれがきっかけでバイト以外でも由希と話せるようになったから前よりもっと仲良くなれた。ﾒｰﾙしだして何日かして由希から意味の分からんﾒｰﾙがきた

  2007-02-10 04:22:00
• 21:

  主

  [鈍感君?]それだけで後は何もなかった。え？と思って[何が?]すぐに返事したら電話がかかってきた

  2007-02-10 04:27:00
• 22:

  主

  「まぁ君て本間鈍感やんな」第一声がそれやった。俺の頭はハテナマークがとびまくってた。
  「いきなり何がなん？」何かテンパりすぎて日本語めちゃくちゃ

  2007-02-10 04:29:00
• 23:

  主

  「ゆきとﾒｰﾙしてて何か思ったり気付いた事ない？」俺はかなり考えまくったけど何の事言うてるんかさっぱりやった
  
  「もぉ！ゆきなぶっちゃけまぁ君好きやねん」

  2007-02-10 04:33:00
• 24:

  主

  
  
  ！！！！！！？？？
  
  

  2007-02-10 04:35:00
• 25:

  主

  もーびっくりしすぎて何言うてるんとか思った。言葉が出てこやんくて無言。
  「まぁ君…？」不安そうな声で由希が沈黙を破った。
  「………俺も！」

  2007-02-10 04:38:00
• 26:

  主

  それから俺と由希は付き合いはじめた。年下やから叶わんと思ってたし俺にとっと由希は初めての彼女。
  次の日も顔はニヤけっぱなしで友達に付き合った事を報告したら皆喜んでくれた

  2007-02-10 04:41:00
• 27:

  主

  付き合うって言うても俺は初めてで何をするんかとか全く分からんくて最初は情けない事にかなりリードされていた。由希は付き合ってみると前までと違ってかなり可愛らしい性格やった

  2007-02-11 02:51:00
• 28:

  主

  ヤキモチをやかれたり甘えられたり本間に毎日が幸せで付き合うってこんな事なんやって初めてわかった。バイトも一緒で送り迎えするのも日課になってほぼ毎日由希と過ごすようになった

  2007-02-11 02:55:00
• 29:

  主

  遊ぶのは大抵俺の家。やっとイチャイチャくっつけるようになった頃。まだキスもしていない。タイミングが分からない。だけどするなら俺からしたい…

  2007-02-11 03:04:00
• 30:

  主

  由希との距離はかなり近い。いつもタイミングを逃すけど今日は絶対逃したくない…。
  「ゆっちゃん？？」由希の方を見ると由希は目をつむり寝息をたてていた

  2007-02-11 03:08:00
• 31:

  主

  またチャンスを逃した…と思った時由希がパチッと目覚ました。由希と目が合い顔と顔の距離はおでこがつくぐらいまできていた。
  はずかしくて目をあわせるのでいっぱいいっぱい

  2007-02-11 03:11:00
• 32:

  主

  すると由希はフッと笑いながら言った
  「はずかしいね」
  
  その笑顔が可愛いすぎて一瞬だったけど由希と俺の唇が触れてすぐ離れた

  2007-02-11 03:15:00
• 33:

  主

  俺ははずかしすぎて思わず由希に抱きついた。
  「嬉しい」由希も少し照れながら抱き返してくれた。何だか二人の距離が少し縮んだ気がしてその後何回も何回もキスをした

  2007-02-11 03:19:00
• 34:

  主

  キスをするだけであんなに恥ずかしかったあの頃。
  今思い出すと自然と笑顔になれる。懐かしくて、つい戻りたいって思ってしまうあの頃

  2007-02-11 03:24:00
• 35:

  主

  それから二人が一つになるのに時間はかからなかった。やっぱりこれも初めての俺はタイミングも分からず由希の流れに身を任せた。本間情けなすぎてすみません

  2007-02-11 03:26:00