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MARIA

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  • 1:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    ねぇ…レオ?

    流れ星が流れたら何を祈る?

    2007-02-08 21:15:00
  • 2:

    名無しさん

    ちんこが大きくなりますように

    2007-02-08 21:17:00
  • 3:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私は【あなたと再び逢えますように…】
    それとも、【あなたがいなくなった現実をどうか乗り越えれますように…】
    どちらも叶えてほしい。欲張りだよね?

    2007-02-08 21:25:00
  • 4:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    でもね、あなたを失ってから私の世界は暗闇を手さぐりで生活するような毎日で月さえも見つけられないんだ…

    2007-02-08 21:29:00
  • 5:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    なぁ、マリア…マリア…?
    ええ名前やな。マリアって確かキリストの母親なんやろ?なんか包みこんでくれるような感じで、お前にぴったりの名前と思うわ。

    2007-02-08 21:33:00
  • 6:

    名無しさん

    なんか全部どっかで聞いたことあるセリフ…

    2007-02-08 21:33:00
  • 7:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    お前の世界が真っ暗ならオレは昼は太陽になるし、夜は月になったるで!頼りなくてもマリアの世界に光が射せるなら…

    2007-02-08 21:38:00
  • 8:

    名無しさん

    矢沢あいの漫画のパクリちゃう? どこかで聞いた事あるセリフ、ストーリー。やめちまえ?

    2007-02-08 21:42:00
  • 9:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    『奇跡』とか『永遠』って言葉が世の中に溢れててめっちゃ安っぽく聞こえるかもしれんけど、あえて言わせてもらうわ。
    マリアとの出逢いは『奇跡』やと思ってる。二人は『永遠』や…

    2007-02-08 21:43:00
  • 10:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私は名古屋で生まれた。東京と大阪を含めて三大都市なんていわれてるけど、都会と呼べるとこはごく一部で、はっきり言って田舎だと思う。

    2007-02-08 21:48:00
  • 11:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    春には小川に魚が泳いでて、夏は海が近くにあって潮風が心地よい。秋は紅葉が色付いて、冬はたまに雪がふったりして空気が澄んでキラキラしていた。
    そんな景色を楽しみながら通学路を歩いていた。【独りぼっち】で…

    2007-02-08 22:03:00
  • 12:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    小学生3年生ぐらいから中学を卒業するまでずっと私はいじめられていた。ある日突然みんなから無視され、それが約7年間…
    シカトの発端は何だったんだろう?私さえもいまだにわからない。最初は焦ったけど、物を隠されたりとか暴力はなかった。ただ私の【存在】が消えただけ。

    2007-02-08 22:11:00
  • 13:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    イジメたコたちは気付いてないんだろうなぁ、暴言より暴力より無視されるコトが何より精神的に追い詰めてるなんて…無邪気さゆえに逆に怖い。

    2007-02-08 22:24:00
  • 14:

    名無しさん

    うんこ

    2007-02-08 22:26:00
  • 15:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    別に友達なんていらなかった。みんなにとって私は透明人間だったんだ。何も気にしなくていいし楽でいいじゃん。

    私にはお母さんがいればいい…

    2007-02-08 23:47:00
  • 16:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私のお母さんは私を14才の時に産んだんだって。相手は責任がとれなくて逃げたみたい。お母さんの両親にも猛反対されて、それでも私を産んでくれた。

    2007-02-08 23:53:00
  • 17:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    矢沢あいの作品ににてます?そんなつもりではないんですけど?批判は覚悟してましたけどさすがにショックです?何日も考えて今、文章にしてるんで是非書かせて下さい?

    2007-02-09 00:01:00
  • 18:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私を産んでから母は年をごまかしてヘルスで働き始めた。生活費を稼ぐために始めたのにたちまちお店のナンバー1になっちゃったみたいで、名古屋はヘルスの激戦区って言われてるぐらい店舗が多いんだけど、名古屋でも結構名の知れたヘルス嬢になったんだって。

    2007-02-09 00:10:00
  • 19:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私が中学に入学するころ母はヘルス嬢を引退した。といってもまだ25才なんだけど。母はヤクザの幹部の愛人になって、その人からもう働かなくていいぐらいの生活費を毎月もらっていた。だから私は欲しい物は手に入った。洋服も靴も常に流行りの物を買ってくれたし、家もそこそこいいマンションに住んでいた。何よりもうれしかったのは母がいつも家にいてくれるコト…

    2007-02-09 00:24:00
  • 20:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    本当に自慢の母だった。若くてキレイで。。家庭訪問に来た男の先生は必ず惚れてしまう。バックにヤクザがいることも知らず…

    毎日学校から帰ってくるのが楽しみだった。「ただいま」って言えば「おかえり」って返事がきて。

    2007-02-09 00:32:00
  • 21:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    でも私は幼いながらに不安だったんだよ…この何気ない光景がそう長く続かないんじゃないかって…

    余計な事を考えちゃうのは今が満たされてるせいかな?きっとそうだよね?
    …そうであってほしい。

    2007-02-09 00:37:00
  • 22:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    中学生になっても相変わらず無視は続いた。でも他の小学校出身の男のコがチョコチョコ話しかけてくれていた。彼らなりに気を使ってたのかな?私は大丈夫だけどね。でも私の存在を取り戻してくれたみたいでうれしかったよ。

    2007-02-09 00:44:00
  • 23:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    学校にもちょっと居場所ができて帰り道の足取りも軽やかだった。家に帰れば当たり前のようにお母さんがいる…季節はもう夏。日差しが照りつける。
    あの頃は太陽がこんなにまぶしかったのになぁ…

    2007-02-09 00:52:00
  • 24:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「ただいまっ!」
    …返事がない。嫌な予感がした。母の寝室のドアを開ける。
    『やっぱり・・・』

    2007-02-09 00:57:00
  • 25:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    そこでボーッと天井を見つめる母がいた。焦点が合ってない。

    右手には注射器… 母はいつの頃からか覚醒剤に手を出していた。

    2007-02-09 01:03:00
  • 26:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    私が立ってる気配に気付くと母は「あっ、マリア帰ってたの?」「うん、ただいま…」どうしても注射器に目がいってしまう。

    2007-02-09 01:33:00
  • 27:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「えっと、これは違うの!栄養剤!なんとなく貧血気味だから。」バレバレだよ。お母さんが薬打ってるとこ何回かみてるし。でもなんて言っていいかわかんない。

    2007-02-09 01:38:00
  • 28:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    アヤってお母さんの名前だよね?お母さんは母親である前に【女】なんだよね?今まで生き急いでた分を取り戻せるのはこの薬しかないのかな…?

    2007-02-09 01:48:00
  • 29:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「うん、大丈夫。大丈夫だから。」もはや何が大丈夫なのかわからなかったけど、私はこの言葉しか思いうかばなかった。気付けば母を抱きしめていた。明らかに母は痩せてきている…この先どうなってしまうのか…?

    結末はなんとなく目に見えていた。

    2007-02-09 01:55:00
  • 30:

    名無しさん

    読んでるョン☆

    2007-02-09 02:45:00
  • 31:

    名無しさん

    19のとこさぁおかしくない?14歳で産んだんやったら、中学入学のとき母親26・7歳じゃないん?

    2007-02-09 05:39:00
  • 32:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    31さんありがとうございます?
    32さんご指摘ありがとうございます?確かに年齢おかしいですね?失礼しました??

    2007-02-09 08:01:00
  • 33:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    母は薬をやめることもなく、時は過ぎて季節は春になっていた。
    何も変わることなく私は中3になった。

    2007-02-09 08:11:00
  • 34:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    だって知ってるよ…
    もうお母さんは薬やめれない体になってること。だんだんやつれてきてる…ここ最近ご飯だってまともに食べてないじゃん… 私のこと考えてる余裕ほんとはないんでしょ?私は大丈夫だから…

    2007-02-13 04:04:00
  • 35:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    『お母さん、お願いだから薬やめて』その言葉が言えなかった。
    ただ薬が憎くて…
    ただ母のことを支えられない自分の不甲斐なさが悔しくて…

    2007-02-13 04:11:00
  • 36:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    何かが音をたてて崩れていくのを微かに感じた。

    ゆるやかに。
    そして、着実に。

    2007-02-13 04:15:00
  • 37:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    さらに月日は経ち、季節が夏から秋へと変わっていく。別になにも思い出なんてないけど、夏の終わりはなんだか切ない。何とも言えない気持ちになるのは私だけなのかな…? そして、もうすぐ私は15才の誕生日をむかえる。

    2007-02-13 04:25:00
  • 38:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    誕生日の少し前のこと。母と二人で晩御飯を食べていた。母はあいかわらず食欲がないようだけど…
    母は私の食べてる姿をじっと見ていて何か言いたそうだった。

    2007-02-13 04:29:00
  • 39:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「何?私の顔何かついてる?」視線に気付いて私がたずねた。
    「ううん!あのね、マリア、聞いて。」何の話しだろう予想がつかない。

    2007-02-13 04:32:00
  • 40:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    母は続けた。
    「シンちゃんが今の奥さんと離婚するみたいなの。」シンちゃん?誰だっけ?そうだ、お母さんの愛人でヤクザの幹部だ。確か黒沢慎吾っていう名前だったかな。私と面識はないけど。

    2007-02-13 04:36:00
  • 41:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「それでね、シンちゃんがあたしと一緒になりたいって言ってきたの。でもマリアが嫌なら断わるけどね!」
    そんなうれしそうな顔で言われたら、ダメなんて言えるわけがないよ…

    2007-02-13 04:41:00
  • 42:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「いいんじゃないの?おめでとう☆」と私は言った。母には幸せになってほしい。ただそれだけ…

    2007-02-13 04:44:00
  • 43:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    でも、お母さんが依存してるあの薬は黒沢さんからもらってるんでしょ?なんか素直に喜べない自分がいて戸惑っていた。

    2007-02-13 04:48:00
  • 44:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    命が削られていく…


    墜ちていくほど加速度を増して。。

    2007-02-13 04:51:00
  • 45:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    母と黒沢さんは結婚する方向で話は進んでいる。 そんなさなか私の誕生日になった。

    2007-02-13 04:56:00
  • 46:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「マリア、誕生日おめでと♪プレゼント買いに行こっ☆」母の言葉で私は起こされた。
    プレゼントって…欲しい物は全て手に入ってるよ。そんな折れそうな体で外に出て大丈夫なのかな?と逆に私が母の心配してしまう…

    2007-02-13 05:02:00
  • 47:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    とりあえず出かけることにした。今のところ欲しいものは思いつかない。街を歩いていてもすれ違う人たちの視線は母の方に向けられる。よっぽどキレイなんだな…こうして一緒に歩いてる時間が貴重で、それだけでほんとは十分だった。

    2007-02-13 05:16:00
  • 48:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    なんとなくほしかった服やアクセサリーを買ってもらった。私ばっかり買ってるのも悪かったので、母にも何か買うように言ってみた。「お母さんも何か買えば?」

    2007-02-13 05:21:00
  • 49:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「あたしはいいよぉ〜今日はマリアの誕生日なんだしっ!」「私はもう十分だからさ、今度は私が選んであげる!」ぐるぐる店を回って母に似合いそうな服をみつけた。リボンがついた淡いピンクのワンピ。たぶん10代の女の子が着るような服だけど母なら着こなせるような気がした。

    2007-02-13 05:32:00
  • 50:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    「これお母さんに似合いそう。試着してみてよ☆」最初は恥ずかしがってたけどまんざらでもない様子。
    試着室から出てきた母を見て私は息を飲んだ。 似合いすぎ。。ホントにキレイ…腕にある無数の注射痕を除いては…

    2007-02-13 05:37:00
  • 51:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    結局母はそのワンピを買った。帰り道、ワンピが入った紙袋を抱えてうれしそうに言った。「マリアが選んでくれたコレ、大事にするね!今度シンちゃんとデートする時に着てこっ♪」「お金出したのはお母さんじゃん、私が働くようになったらもっといいやつ買ってあげるよ。」

    2007-02-13 05:44:00
  • 52:

    マリア◆pp1Fiy7cGk

    この言葉に何の補償もなかった。でも母は言ってくれた。

    「待ってるね。」と…

    2007-02-13 05:47:00
  • 53:

    名無しさん

    頑張って???

    2007-02-19 12:00:00
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