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Hand
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1:
主
あの時アタシは、この手を離してはいけないと思った。太陽みたいな君の…。
2007-02-01 00:45:00 -
2:
主
ドンッ…ドドン…ドン
耳が痛くなるような音楽。重低音が心地よく体に響いた。
『千夜〜!おはよぉ〜!遅いしなぁ』アタシを見つけてリサが手をあげた。『ゴメンゴメン!人多いし熱そうやなぁ?』
リサ『よっしゃ、何か飲もか』千夜『おぅ、飲もう〜』2007-02-01 00:52:00 -
3:
主
久々にクラブに来た。趣味でダンスをしてるからよくイベントに呼ばれるけどなかなか行けなかった。毎日同じ事の繰り返し。生活するために働く。朝起きて夜寝る。だけど、そんなこと嘆いてたってどうしようもないやん。今日は楽しむだけ。体で音を感じながら。
2007-02-01 00:56:00 -
4:
主
リサ『今日は朝までおれるんやろ?』 千夜『うんっ…』
昼間は服屋で働いている。彼氏と1年ほど付き合って同棲中。幸せだよ……
リサと爆音の中少し言葉を交わしてお酒を飲んで一息つく。タバコに火をつけ体を揺らしながら回りを見渡す。知り合いと挨拶。2007-02-01 01:06:00 -
5:
主
……?!
一人の男の子に目が止まる。愛らしいルックス、独創的な振りで一際目立ってる。しかもカナリ動きは良いし踊り狂うって言葉がふさわしく思えた。回りの皆も振り返ったり笑顔で見ている。『なぁ、あの子おもろぃ(笑)』アタシは隣のリサに伝えた。 リサ『あーっアレともやで!』そのままリサは“とも”とゆう子の所に行ってしまった。
アタシはボーッとその様子を見ていた。2007-02-01 01:13:00 -
6:
主
リサ『電話?彼氏?』 千夜『うん……』内心あせる。かずきには内緒でクラブに来ていた。かずきはクラブが嫌いで行くと言っても許してくれない。純粋に音とダンスを楽しみたいだけなのに…。
その時ともが近くに来た。リサ『ともー、リサのツレの千夜やで!千夜もダンスしてんねん☆』 とも『あぁ、こんばんわー』 千夜『あ、こんばんわ(笑)』なぜか笑顔になる。さっきまで踊り狂ってた姿が思い出される。とも『あーどうも?ほなまた皆で飲みにいこかぁ!』 リサ『行こう行こう〜☆』…マジ行きたいっ!そう思った。 とも『千夜ちゃん彼氏は??』 千夜『おるでぇ…?』 とも『ほな、あか〜ん(笑)』そう言ってともは酒を買いに行ってしまった。見た目と違いカタイ人なんやなぁ、と思った。2007-02-01 01:36:00 -
7:
主
遠くから見ていたともは、まるで違う世界の人みたい。
おとなしいアタシがクラスの人気者に憧れるみたいな…そんな感覚だった。
君だけにスポットライトが当たってるみたいだった。2007-02-01 01:39:00 -
8:
主
―あっとゆう間の一夜だった。いつのまにかともは帰っていた。外に出ると薄明るく、さわやかなような寂しいような感じがした。2007-02-01 01:46:00 -
9:
主
AM6:15帰宅。
カチャッ…部屋のドアを開けるとかずきがゲームをしていた。
千夜『……ただいまぁ…起きてたんや。』
かずき『……朝帰りかい』かずきが鼻で笑った。
千夜『何かさぁ〜久しぶりにみんなで集まったし話盛り上がってもてさぁ?カラオケ行くか〜!みたいなノリになって…ハハ』
かずき『……』
あらかじめ考えていた嘘を言ってみた。しかしカナリ機嫌が悪いみたいだ。
かずき『男とおったんちゃうやろなぁ』
千夜『ちゃうわ!リサに聞いたらええやん!』
かずき『まぁ、どうでもえぇけど。』 千夜『…お風呂入ってくる。』
2007-02-01 01:55:00 -
10:
主
正直かずきは重かった。昔からの友達も男は全部切ったし遊びに行くのも気を使う。やましい事は何一つないだけに、もっと信用してほしい。今の楽しみだけは奪われたくない。しかしかずきにわかってもらえないジレンマが常にあった。
だけど…かずきから離れられない……理由がある。2007-02-01 02:01:00 -
11:
主
風呂から上がるとかずきはベッドに横になっていた。千夜『かずき…寝た?』 かずき『…まだ。』眠そうな声で答えた。
かずきが寝ている布団にゆっくりと入る。昼まで眠ろう。
後ろからかずきを抱き締める。
―愛しい。アタシがかずきを守りたい…。
そのまま眠りについた。2007-02-01 02:07:00