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■■恋文■■
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1:
ぢゅぢゅ
一番近くで..一番遠い人。生まれ変わったら
また..あなたと
恋ができますように...2007-01-31 21:14:00 -
2:
主
あたし達が別れて1年が経つ。それでも相変わらず、同じ屋根の下にいる今日この頃...
前田竜司。一つ年下の元彼。桜井絵美。今年22才になるあたし。2007-01-31 21:24:00 -
3:
主
あたし達が別れた理由...理由なんてなかった。ただお互いに求めすぎただけ。もっと..もっと...って。あたしは彼の家政婦に嫌気がさした。彼はあたしの金づるだと言った。お互いにそんなつもりは無かったのに...どこかですれ違ってしまった。
2007-01-31 21:36:00 -
4:
主
2年4ヵ月。あたし達の恋はピリオドを打った。それから1年が経つ今も、あたしと竜司は一緒にいる。恋人ではない。よくわからない関係。竜司の家族に好かれていたあたしは、竜司の家族を切れなくて..竜司の家族もあたしを求めた。
2007-01-31 21:39:00 -
5:
主
そして今日も竜司の家に呼ばれ、皆で夕食。「絵美!今日泊まるやろ?」竜司のパパが唐揚げを頬張りながらあたしに問い掛けた。「うん!泊まる〜☆」竜司は横で笑っている。あたしはこの笑顔を見るたびに何度も後悔を繰り返す。
2007-01-31 21:43:00 -
6:
主
「あ〜大分酔い回っとるわ」竜司は頬をあからめて言った。「部屋行って横なっとき。冷たいタオル持っていったるわ」あたしは洗面所へ行き、タオルを濡らして竜司の部屋に行った。「すまんなあ..サンキュ。」竜司はタオルで顔を覆った。「片付け手伝ってくるわ」あたしはリビングへ行き竜司のママの手伝いをした。
2007-01-31 21:49:00 -
7:
主
「絵美ちゃん、もういい人見つかったん?」竜司ママからの唐突な質問。「うん。」あたしは素直に返事した。「そっか。ママ淋しいわ」ママは愛想笑いしながら言った。そう。あたしには彼氏がいる。と、いうよりも婚約者。池田涼。あたしより1つ年上。涼は、あたしが竜司と関わることを嫌っている。そりゃそうだ。だけど、あたしは切れない..そんな涼とあたしの約束は、結婚したら竜司と切るということ。「淋しいとか〜笑☆いつでも來るやん!」あたしはママに笑顔で答えた。
2007-01-31 21:57:00 -
8:
主
片付けもおわり、ママとパパにおやすみを言い、あたしは竜司の部屋へ。「竜ちゃん..大丈夫?」「うん、平気☆」「そっか。」「それよりお前彼氏大丈夫なん?」「なんとかなあ☆笑」「ふーん」竜司は頭の後ろで手を組み、天井を見上げた。「竜ちゃん!腕枕ないと寝られへん」「おう。」竜司は横向きになり手を伸ばし、あたしを抱き締めた。「あたしな、結婚決まった。6月。」「後、3ヵ月か..」「..。寝るわ」あたしは話を終わらした。これ以上話すと、ゆれてしまう。やっと出した決断。結婚。幸せの絶頂の筈なのに、あたしは不幸のどん底にいた。神様は不公平だ。
2007-01-31 22:08:00 -
9:
主
寝たふりをしたあたしを、竜司は強く抱き締め、軽くキスした。そして、あたしの頬に生温いものがこぼれ落ちた。竜司はきっと、泣いているのだろう...あたしは一睡も出来なかった。それは竜司も一緒だろう。竜司の目の下のクマが、睡眠不足を物語っている。
2007-01-31 22:28:00 -
10:
主
「絵美-パパら出かけるから適当に家片付けといて」パパはそう言って家を出た。家にいるのはあたしと竜司。あたしは洗濯と洗い物、リビングの片付けをして竜司を起こした。「竜ちゃん、もう12時やで。」「んーよう寝たわ」ほんとは寝てない癖に...「今日さあ、買い物行こかあ?なんか買うたるわあ。」「まぢで?行く行く!」あたしは軽く化粧して、服を着替た。「行こかあ☆」「おう」竜司と2人でどこかに行くのは本当に久しぶり。いつも誰かがいた。竜司の身内や友達。2人で行くことは本当にめずらしい。
2007-01-31 23:37:00 -
11:
主
繁華街に出ると、行き交う人に目が行く。幸せそうにほほ笑みあうカップル。手をつなぎながら歩くカップル。なんだか悲しくなった。すると竜司はあたしの手をそっと握った。
2007-01-31 23:39:00 -
12:
主
「今日だけやぞ」竜司はにこっと笑った。あたしはまた後悔した。どうしてこんなに愛しい人を手放してしまったんだろう..と。あたしは竜司の腕にしがみ付いた。幸せで幸せで...目の前にいるのが涼だと気付かなかった。「お前何してんねん?」涼だ。ボコッ!!「絵美!」「痛..」「我なんや?人の女に手出しよって..舐めとったあかんど?」涼が切れた。「女に手出して何してるん?俺殴ったらええやん?頭湧いとんちゃう?」竜司も切れた。
2007-02-01 00:02:00 -
13:
主
「涼やめて!あたし結婚するゆうたやん!それで十分やろ?!竜司関係ない..」あたしはいつもずるい。あたしが優柔不断なばかりに周りを巻き込む。「絵美帰るで。」涼が静かに言うと竜司も「...行けや」と言い放った。
2007-02-01 00:07:00 -
14:
主
涼は、あたしの親が選んだ婚約者。23才にして、とある会社の経営者。涼のお父さんとあたしのお父さんは友達。竜司と付き合う前から涼を紹介されていたが、竜司と別れるとお父さんはあたしと涼を婚約させた。竜司はそんなこと知らない。あたしが涼をスキで、幸せに婚約したと思ってる。
2007-02-01 00:11:00 -
15:
主
あたしは涼に恋愛感情なんて全くなかった。だけど仕方ないこと。お父さんとの約束。竜司と別れたら、涼と付き合う事。結婚する事。
2007-02-01 00:14:00 -
16:
主
家に帰り、あたしは竜司に電話した。「絵美やけど..」(何?)「今日ごめん」(お前もう俺に関わんな)「竜ちゃん?」(結婚するんやろ?幸せなれよ。ぢゃあな)電話を切られた。悲しくて、苦しくて、辛くて..こんな筈ぢゃなかったって、幸せぢゃないって、竜司に言いたかった。もう竜司の瞳にあたしは映ってない。映らない...
2007-02-01 00:19:00 -
17:
主
竜司の家族からの連絡もブッチした。1ヵ月くらいたった頃、竜司の妹からメールがきた。(兄ちゃんと本間に別れたん?何で家こんの?兄ちゃん最近女できたみたいやで?心配じゃないん?そんなん絵美ちゃんとちがう。。)竜司の妹由貴とは実の姉妹のように仲が良かった。由貴も姉のように慕ってくれた。あたしも由貴には何でも話をした。だけど、メールを返す事はしなかった。
2007-02-01 00:25:00 -
18:
主
結婚式まであと1ヵ月。毎日が辛くて、気付けばあたしの心は悲鳴をあげていた。仕事にも行けなくなり、感情の波が激しく、不安定で泣き喚いて生活していた。そしてあたしは「死」を決意したんだ。
2007-02-01 00:28:00 -
19:
主
DEAR竜司
こんな事になってごめん。何であのとき別れを選んだのか..後悔でいっぱいです。ただ分かってほしい事。あたしは涼を愛してない。あたしは今でも竜司を愛してます。涼はお父さんが決めた婚約者。スキでも何でもない。あたし..幸せぢゃない...竜司ごめんね。竜司はあたしの宝物でした。竜司はあたしの心臓でした。もし生まれ変わったら、またあなたと恋したいです。さようなら。
FROM絵美2007-02-01 00:35:00 -
20:
主
あたしはこの手紙を残し、マンションから飛び降りた。
2007-02-01 00:38:00 -
21:
主
絵美と別れて1年が経つ。俺が生きてきた21年間で最も愛した女。俺たちが別れた理由。理由なんて無い。ただ俺は絵美の金ヅルになるのに嫌気がさした。彼女は俺の家政婦になるのはまっぴらだと言った。お互いそんなつもりは無かったんだ。どこですれ違ったのか。俺は今でも後悔している。
2007-02-01 00:44:00 -
22:
主
別れた俺たちだけど同じ屋根の下にいる。なんだかおかしな関係。絵美は俺の家族に好かれている。いい迷惑だよな。嫌気がさした男の家族に好かれるなんて。だけど絵美は優しいから家族に呼ばれるとうちへ來る。それだけが絵美との接点。神の救いだ。
2007-02-01 00:47:00 -
23:
主
「絵美!今日泊まるやろ?」親父の一言。「うん。泊まる〜☆」答える絵美。親父ナイス!なんて俺は思い顔がニヤける。しばらくと団欒が続くと俺は酔いが回ってきた。部屋で休めという絵美の言うことを聞き部屋で寝てると絵美が冷たいタオルを持ってきてくれた。
2007-02-01 00:52:00 -
24:
主
やっぱり嬉しくて顔がニヤけるからタオルで顔を覆った。絵美はおかんの手伝いをするってリビングに戻った。俺は一人、考えた。どうしたら絵美はまた俺をスキになるのか...
2007-02-01 00:54:00 -
25:
主
考えてると絵美が部屋に帰ってきた。心配してくれる絵美が可愛くて仕方なかった。だけど絵美には彼氏がいる。もう、絵美に俺は必要ない。「竜ちゃん!腕枕ないと寝られん。」絵美はじっと俺を見た。「おう」俺は腕枕をしてギュっとした。どうして別れてしまったんだろう。こんなに細くなって..「竜ちゃん。結婚決まった。...6月。」絵美が言った。「そっか。あと3ヵ月か...」「...寝るわ」ほんとはするなって言いたかったけど俺にそんな資格はない。絵美が幸せならそれでいい。これが最後...絵美が寝たのを見計らって、俺は絵美を抱き締め、キスした。ずるい男。こんな風にしか愛せないなんて。悔しくて、切なくて、涙が出た。「愛してる」俺は聞こえないくらいの小声で絵美に囁いた。
2007-02-01 01:03:00 -
26:
主
絵美は起きていたのかもしれない。それとも恐い夢を見たのか..肩を小さく震わし涙を流していた。ごめんな..絵美..心の中で何度も謝った。結局俺は寝れなかった。朝方親父が絵美に家の事を押しつけて絵美は家事をしていた。懐かしい光景..絵美に気付かれないように俺は見ていた。
2007-02-01 01:06:00 -
27:
主
「竜ちゃん!もう12時やで。起きよ〜」絵美の優しい声。「ン〜よう寝たわ」絵美が心配しないように言った。「今日買い物行こか?なんか買うたるわ」「まぢ?行く行く☆」絵美は張り切って化粧をした。今日は絵美に指輪を買ってやろう。最後のチャンスだ。もう一度やり直せる..
2007-02-01 01:10:00 -
28:
名無しさん
これフィクション?めっちゃいい????
2007-02-01 05:36:00 -
29:
主
28さン?
実話とフィクション混ざってます?2007-02-01 20:31:00 -
30:
主
俺たちは出かけた。繁華街に出るとたくさんのカップルか賑わっていた。ふと横を見ると絵美は下を向きながら膨れっ面をしている。俺は絵美の手を握り「今日だけやで☆」っと微笑んだ。絵美は嬉しそうに俺に抱きついた。この時俺は、バカみたいな考えをしたんだ。絵美も俺とやり直したいと思ってると。
2007-02-01 20:35:00 -
31:
主
だけど、絵美の顔が強ばり、一瞬固まった。と思うと、絵美が殴られた。絵美の婚約者だ。そう。絵美には婚約者がいる。絵美は、もう、俺の手の届かないところにいる。俺に出来る事は何1つ無かった。絵美の婚約者は絵美に帰るように促した。俺はただ、ただ、それを負け犬のように行けと促すことしか出来なかったんだ。
2007-02-01 20:41:00 -
32:
主
家に帰ると、絵美からの着信。絵美は、ごめんと謝った。そんな絵美に俺はもう関わるなと言った。そして幸せになれと。俺の気持ちは決まっていた。いや、本音ではない。だけど、こうしなくちゃ絵美を忘れられない気がした。絵美の婚約者と揉めた時、絵美は"竜司は関係ない"と言った。その時、絵美の気持ちが分かったんだ。絵美は婚約者を選んだって。神様は不公平だ。本当に..不公平だ。
2007-02-01 20:49:00 -
33:
主
それから絵美とは連絡を取らなくなった。俺の身内の連絡も、見事にブチってるらしい。俺は身内から口うるさく言われた。"あんなに良い子は他にいない"と。だけどお互いが望んだ道。むしろ絵美の幸せのため。俺は身を引くしかない。
2007-02-01 20:51:00 -
34:
主
それから一ヵ月くらいが経ち、俺に一人の女が言いよってきた。絵美の友達。真美だ。正直言って真美は俺の好きなタイプぢゃない。真美は水商売の女で雑誌から抜け出したような女。俺は絵美みたいに素朴な女がタイプ。だけど真美のしつこさに負け、付き合うことになった。
2007-02-01 20:55:00 -
35:
主
妹の由貴は真美を賢として嫌った。俺と由貴は、結構仲のいい兄弟だったけど、絵美と別れてからは互いに気まずくなっていた。それでも由貴はときどき何か言いたそうに俺の部屋へ来ては何もないと出ていった。
2007-02-01 21:00:00 -
36:
主
真美と付き合いながらも俺は数えていた。絵美の結婚まで後1ヵ月...絵美は今、幸せに暮らしているのだろうか...
事件が起きたのは、それからすぐの事だった。2007-02-01 21:02:00 -
37:
名無しさん
書いて??
2007-02-03 01:08:00 -
38:
主
37さン?
今日の夜
更新できたらします?2007-02-04 13:43:00 -
39:
名無しさん
もぉ書かないんかなぁ??
2007-02-28 00:56:00 -
40:
主
ごめんなさい。自慰に忙しく書けませんでした。マスはかきまくりだったんですが…?
2007-02-28 01:10:00