小説掲示板?存在【ひとり】?のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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?存在【ひとり】?

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  • 1:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    傷付くのが嫌だった。 そのために嘘ついて 強がって 諦めて… そこにある現実に目をそらして自分を守っていた。
    ‘寂しい’
    そんな言葉口にしたら何かが音をたてて崩れていきそうで怖かったんだ

    2007-01-26 08:47:00
  • 2:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「私、美容師に向いてないと思うんです。国家試験も二回落ちてるし・・・このまま続けても時間のムダなんで今月で辞めさせてもらえませんか?」
    店長が私の言葉にかぶせて尋ねる。
    「辞めてどうするの?」
    「語学留学!ずっと夢だったんですよ!今がんばって英会話勉強してるんですぅ!!」
    嘘だけど。もうとにかく美容師はやりたくない。スタッフとの人間関係も接客という仕事にも息が詰まりそうだった。。

    2007-01-26 09:13:00
  • 3:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    別に辞めたところで次やりたいことは決まっていない。他の店に移ると言えば店長は気を悪くするだろう。
    内部の人間関係を理由にすれば気まずくなるだろう。何回か退職の話はしているがなんだかんだで言いくるめられもう三年もここにいる。自分の利益の為に私をとどめている店長に嫌気がさした。断りきれなかった私自身にも嫌気がさした。
    絶対に辞めてやる!

    2007-01-26 09:28:00
  • 4:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    店長は言う。
    「海外は今行かなきゃいけないの?がんばって資格とってある程度仕事が出来るようになったら行けばいいじゃん。あと2、3年はここにいてよ。」と男のくせにねちっこく話す。この人は分かっていない。別に分かって欲しくもないが。。
    「桜井はさぁ、やればできる子なんだから死ぬ気になってがんばってごらん。絶対何か変わってくるはずだから。」それはわかってる。反論は山ほどあるけどうまく言葉にできない・・・空回りしそうで黙ってしまった。
    店長のマイナーなタバコのけむりも説教ももううんざりだ。
    ふと時計をみると七時前だ。バイトに行かないと!
    また後日ということで今日はその話は終わりにして帰ることにした。

    2007-01-26 09:47:00
  • 5:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    私は正社員で働いていたから副業は禁止なんだけど、もう一年以上もバイトを続けている。急いで帰ってシャワー浴びて、化粧して、いざ出発!

    2007-01-26 09:51:00
  • 6:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    私が向かう先はホテル街の近くのアパートの一室。そう、私はデリヘル嬢をやっている。
    ホテル街のネオンがきれいだった。非現実的な空間がそこにある。その中に点々と住宅があってミスマッチでなんか笑える。
    アパートの一室とはお店の待機場所で女のコがそこで仕事が入るまで待っている。

    2007-01-26 10:13:00
  • 7:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    私が向かう先はホテル街の近くのアパートの一室。そう、私はデリヘル嬢をやっている。
    ホテル街のネオンがきれいだった。非現実的な空間がそこにある。その中に点々と住宅があってミスマッチでなんか笑える。
    アパートの一室とはお店の待機場所で女のコがそこで仕事が入るまで待っている。

    2007-01-26 10:13:00
  • 8:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    私が向かう先はホテル街の近くのアパートの一室。そう、私はデリヘル嬢をやっている。
    ホテル街のネオンがきれいだった。非現実的な空間がそこにある。その中に点々と住宅があってミスマッチでなんか笑える。
    アパートの一室とはお店の待機場所で女のコがそこで仕事が入るまで待っている。

    2007-01-26 11:37:00
  • 9:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    お金に困ってたわけじゃなかった。ただこの仕事に興味があった、それだけのコト。
    ホテルの妖しいネオンと、見知らぬ男と密室で肌を重ねるお金で割り切った関係・・・
    導かれるようにこの世界に入ってしまった。

    2007-01-26 14:04:00
  • 10:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ―午後八時過ぎ―待機場所のアパートに着いた。「おはよーごさいます」あいさつしながら入っていった。そこにはオーナーと待機中の女のコが2〜3人いた。
    「オハヨー」あいさつの返事がまばらに返ってくる。
    それ以外特に会話はない。

    2007-01-26 15:52:00
  • 11:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ここで働いてるコもいろんな事情があって働いている。借金抱えてる子やホストに貢いでる子。確かダンナの給料が少なくて子供二人寝かせてから働きに来てるコもいたな。その子達とも世間話はするけど深いとこまではお互い話さない。
    リスカ跡だらけのサヤカ、全身タトゥーだらけのカナ・・・何があったか気にならないわけじゃない。でもあえて聞くこともない。何も知らない方が楽でいい。実際ここはなんだか居心地がよかった。

    2007-01-26 16:34:00
  • 12:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    今日は平日だからさすがにヒマだなと思ってたころオーナーから
    「ハルカちゃん仕事入るよ〜」ハルカちゃんね、誰だっけ?そんなコいたかな?
    オーナーが私に向かって「ハルカちゃん?」あっ、私か・・・カバンを持ってドライバーの車に乗り込む。
    もう一年以上続けてるのに自分の源氏名にピンとこない。適当につけた名前だからかな。
    昼間は桜井マイコで夜はハルカ、なんかどちらも自分じゃないみたいで・・・違和感を感じる今日この頃。。

    2007-01-26 16:55:00
  • 13:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    新人の頃は何もかもいっぱいいっぱいで気付けば迎えの車に乗っている感じだった。
    最近は客の車や靴でどんな人か想像できるようになった。慣れって怖いな。。
    車はシルバーのスポーツカー。入り口のドアをあけるとくたびれたナイキのスニーカー。30半ばのモテない独身男性ってとこかな。そう思いながら部屋のドアをノックする。

    2007-01-26 17:15:00
  • 14:

    名無しさん

    ぉもしろそぅゃし頑張って?

    2007-01-26 17:41:00
  • 15:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    お客の姿を見た瞬間、あっ、ビンゴ…私の想像してた通りの人だ。まずは笑顔であいさつ「こんばんわ!はじめましてぇ☆」と私が言うと男も「どもども、はじめましてよろしくね〜外寒かったでしょ?」と言ってきた。慣れてる感じがしてホッとした。はっきり言って私は風俗初めてのお客さんや無口なお客さんは苦手だった。どうしていいかわかんないからだ。相手はもっとわかんないと思うけど。とりあえずこのお客は楽そうだから良かった。あっ時間決めなきゃ!「えっと、時間はどうする?」
    男はしばらく考え「う〜ん、じゃあゆっくり120分で!」えっ、二時間ってことでしょ?長くない?と思いつつオーナーに電話で時間を告げた。初対面の人と二時間も一緒にいると正直しんどい。客と世間話をしながら自分がいかに楽に過ごせるか、そればっかり考えていた。25000円で私の人生の中の“120分”を売った。

    2007-01-26 17:42:00
  • 16:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    お風呂に入り、ベッドへと向かう。まずは私が受け身。それなりに感じたりもする。次は男を攻める。男は気持ち良くなってくるとだいたいこんな交渉をしてくる。「ねぇ、入れていい?」いいわけがない。お店でもかたく禁止されている。そのことを伝えても「内緒にするからさ、ゴムも付けるし」そんな問題じゃないんだけど。それでも拒んでいると、「一万でどう?」お金問題でもない。あまりにしつこいようなら出てきてもいいとお店から言われてるけど、それもダルい。
    「いいよ。」待っていましたといわんばかりに男は私のなかに入ってくる…

    2007-01-26 21:59:00
  • 17:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    16番さんありがとうございます?初めて書くので全然文章がまとまってなくてすみません?

    2007-01-26 22:04:00
  • 18:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    正直、この仕事は肉体的にも精神的にも疲れる。昼も働いてるから眠くもなってくる。なのにこんな生活を続けてるのはなぜだろう?お金が欲しいから?今思うと一人でいるのが嫌だったのかもしれないな。

    2007-01-26 22:14:00
  • 19:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    男が果て、イビキをかいて寝始めた。終了時間まであと30分ある。私も寝た。
    10分前に電話がかかってきて私は支度をして部屋を出た。男は一万を渡そうとしたけど、受けとらなかった。仕事だと割り切ってるからこそプレイ料金以外はもらいたくなかった。
    別に次指名するとは言ってなかったからもう会うことはないだろう。一期一会とはこのコトを言うんだろうな。

    2007-01-26 22:27:00
  • 20:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「アイネス」を出て、そのまま次の仕事が入っていた。何回か指名してくれているおじさんだ。常連といってもおかしくない客なのに私はこの人の名前さえ知らない。聞こうとも思わなかった。私がデリ嬢でその人はお客。。それだけで関係は成り立っている気がした。あまりプライベートな領域には踏み込むのはやめよう。私も踏み込まれるのは嫌だから。自分自身は自分で守らなきゃ。

    2007-01-26 22:39:00
  • 21:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    この日仕事が終わったのは午前四時。稼ぎは3万ちょっと。まぁこんなもんだろう。
    家に帰ってくるともう五時近くだった。…あと五時間後には昼の仕事が始まる。寝れても四時間ぐらいだろう。外は少しずつ明けていく。それに逆らうように私は少しの眠りにつく。
    体は疲れが蓄積されていく。その疲労が心地良かったりもする。何も考えなくて済むから・・・

    2007-01-26 22:56:00
  • 22:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    携帯のアラームで目が覚めた。ついさっき寝たばっかりなのに。。疲れがまた一日分蓄積されていく。今日は何日だっけ?最近、日付も曜日の感覚もなくなってきた。仕事いきたくないなぁ・・このまま行くのやめてしまおうか。毎日考えてているが、きっとただでさえ人手が足りないのに私が抜けたらパニックになるだろうなぁ。まぁ行くしかない。疲れた体で美容院へと向かう。

    2007-01-26 23:26:00
  • 23:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    美容院に着いて開店準備をしていると、チーフのおばさんが私のところにきて話しかけてきた。
    「昨日、店長に辞めたいって言ったんだって?困るわよぉ!あなたが抜けたら大変なんだからねっ!?がんばってちょうだいよ!」この店にプライバシーは全くないらしい。一人に言えば次の日には全員に伝わっている。
    今さら何をがんばればいいのか?他人のがんばれという言葉は私にとって無責任な一言でしかない。

    2007-01-27 01:09:00
  • 24:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    この美容院を選んだのは営業時間が短いという理由だった。
    私のようなアシスタントは営業が終わってもマネキン相手に深夜まで練習っていうのが当たり前だけど、うちの店は遅くても七時過ぎには終わっていた。
    拘束時間は短ければ短いほど良い。なんとなく美容学校にいって免許も取れず卒業した。ずっと続けようとは思ってないし、ただつなぎで就職しただけなのだから。。もともとやる気はゼロに等しかった。

    2007-01-27 01:21:00
  • 25:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    今日は少し忙しかった。次から次へと仕事を頼まれ、こなしてゆく。美容師は一分一秒を争う仕事で、たった一分でカラーの仕上がりも違ってくるし、パーマのかかりも違う。
    時間に終われながら気付けば閉店時間に近かった。神経がすり減ってゆく…そんな気がした。近いうちに辞めないと。。どうかなりそうだ。

    2007-01-27 01:40:00
  • 26:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    それから約一週間後、私は美容院に行かなくなった。もう体が動かなくなってしまった。いわゆるバックレ。店長からの電話も全部シカト。実家にも連絡したみたいで親からも着信があった。
    逃げたことで罪悪感はあったけど、気持ちがだいぶ穏やかになっている。これでよかったんだと自分に言い聞かせた。

    2007-01-27 01:50:00
  • 27:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    この日からデリ一本で働いた。オーナーに昼の仕事辞めたことを伝えたら、ここで時間を増やして働けばいいと言ってくれて、そうすることにした。当然ながら私の稼ぎは増えていった。

    2007-01-27 01:57:00
  • 28:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    しばらくしてから生理がきた。うちの店は生理休暇がまるまる一週間もらえる。
    どうしよう…することないし。一週間もあるし何かしようかな。やりたいこと、やりたいこと・・・ホスト行ってみたいかも。

    2007-01-27 02:36:00
  • 29:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    私の地元は東京と大阪の中間にある田舎だ。地元のホストクラブには行く気がしない。田舎だからホストもヤンキーばっかりだって噂だし。どうせならテレビでもよく見る歌舞伎町か大阪がよかった。

    2007-01-27 02:42:00
  • 30:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ついに大阪についた。修学旅行の時に来たことがあるけど、もう何年も前のことだし。。平日でも人がいっぱいいて活気があった。
    密集したビルと人ゴミが逆に落ち着いた。
    ここの空気が合ってるのかな・・・

    2007-01-27 18:20:00
  • 31:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ミナミのホテルに荷物を置いて街をブラブラすることにした。
    店の多さにびっくりした。スカウトの多さにびっくりした。何もかもが新鮮だった。この街なんか好きだな。

    2007-01-27 18:27:00
  • 32:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    午前12時すぎ。そろそろ支度しようかな。ホテルでシャワーを浴びて、いつもより濃いめに化粧する。流行りの服を身にまとい、再び外にでる。【エターナル】を目指す。

    2007-01-27 18:35:00
  • 33:

    名無しさん

    見てます?頑張って?

    2007-01-27 18:40:00
  • 34:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    【エターナル】はサイトで見つけた。かっこいい人も多そうだし。場所も調べておいた。お店の前に着いた。私はホスクラは初めてだったのでどうやって入って行っていいのかわからず、迷っていた。お店の近くをウロウロしてると、男のコに声を掛けられた。

    2007-01-27 18:41:00
  • 35:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「何してはるんですか?」キャッチ苦手なんだよなぁ、シカトしよ。下を向いて聞こえない振りをした。「一緒に飲みませんか?」どうしよう、ちゃんと断った方がいいかなと顔をあげた。
    その男のコをみるとかっこいいというよりはかわいい感じのコだった。地元にはいないな、こんなキレイな顔したコ。つい見とれてしまった。

    2007-01-27 18:48:00
  • 36:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「ごめんなさい、私いそいでるんで。」私は結局断ることにした。一応番号を交換した。彼の名前をうまく聞き取れず登録できなかった。今日はなんとなく断わってしまったが、また電話かかってくるといいな。

    2007-01-27 18:54:00
  • 37:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    36番さんありがとう?書き込みとてもうれしいです?がんばります?

    2007-01-28 11:14:00
  • 38:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    お店に着くまでの間、私たちは歩きながら軽く自己紹介をした。
    彼らは2日違いで入店して、まだ二週間目らしい。イカツイ感じのショウは明るい茶髪で髪をツンツン立たせていた。ギャル男っぽい。一方、ミサキはショウとは正反対で黒髪でおとなしい感じ。二人とも18らしいけど、ミサキはもっと年下に見えた。

    2007-01-28 13:19:00
  • 39:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    気付けばお店の前まできていた。初めてのホストクラブ・・・ドアを開ければ私の知らない世界だろう。期待と不安。いや、期待しかなかった。私の心のむなしさを埋めてくれると信じていたから。。

    2007-01-28 13:29:00
  • 40:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「いらっしゃいませぇぃ!!」ショウとミサキが席に案内してくれた。他にお客さんは見当たらない。とりあえず焼酎で乾杯した。
    「マイコちゃんはいくつなん?」ショウが尋ねる。「えっ、私?いくつにみえる?二人よりかなり年上だよ。」「21ぐらいですか?」ミサキが推理する。「いや、もっと上。23だよ・・・」二人は驚いていた。もう少し若く見えたらしい。なんとなく気分が良くなった。老けてみられなくてよかった。でも彼らと5才も違うんだ。。二人とも私が知ってる18才よりもしっかりしてる感じがした。

    2007-01-28 13:52:00
  • 41:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    二人といろんな話をした。ショウは楽しませてくれて、ミサキは静かに話をきいてくれた。風俗をやってることは言えなかった。言えばカモにされるのは分かっていたから。自分を良くみせたかっただけなのかな。
    それでも心が軽くなっていた。その日はよく笑った気がする。

    2007-01-28 17:46:00
  • 42:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    彼らの先輩ホストが私の席についた。なんとなく二人とも顔をこわばらせた様子。怖い人なのかな。。ナツキさんと呼ばれる先輩ホストはすでに酔っているみたいだった。「なぁ〜シャンパン飲みたいやろ?シャンコみたくない?」ナツキが言う。シャンコ?よくテレビでやってるやつか。見たいような、見たくないような・・・
    ナツキの強引さにまけドンペリをおろさせられた。二人は申し訳なさそうな顔をしていた。

    2007-01-28 17:55:00
  • 43:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ナツキさんがドンペリを取りに行っている間、二人は謝ってきた。「ごめんなぁ、初回なのに」「俺ら、あの人には何も言えんねん・・・」三人のやりとりを見ていてそれはわかっていた。一応お金は持ってきたし、二人とも楽しませてくれたからそのお礼のつもりだったので、「気にしないで♪」と二人に言ってあげた。

    2007-01-28 18:01:00
  • 44:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    人生初のドンペリ。酸っぱくてあんまりおいしくなかったけど他のホストも集まってくれてすごく満足できた。ショウもミサキも弟みたいでとても気に入ってしまった。
    時間があっという間に過ぎていった。

    2007-01-29 01:09:00
  • 45:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ケータイを見るともう7時近かった。一件着信があった。最初にキャッチされたコだ。どうしたんだろう?なんとなく気になる。今度電話がきたらちゃんと名前聞かなくちゃ…

    2007-01-29 17:26:00
  • 46:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    そろそろラストらしい。この日のラストソングはショウが「純恋歌」を歌った。今まで有線で流れてても聞き流していたのに今日はいい歌だなって思った。こんな気持ちになるのは酔ってるからなのかな・・・今までにない感情に少し戸惑っていた。

    2007-01-29 17:31:00
  • 47:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    帰るとき送り出しを一人決めなければならなかった。すごく迷った。二人ともいいコだったし・・・私はミサキを選んだ。フィーリングってやつかな。ミサキとしゃべると何か癒されたから。次来た時はミサキ口座にしよう。

    2007-01-29 17:38:00
  • 48:

    名無しさん

    別れ際、ミサキは「ほんまありがとう!また来てな!」と握手をしてきた。「こちらこそ。じゃあまたね」と私も握り返す。
    ミサキがプライベートはどんな人なのかは知らないけど、仕事中は癒しキャラでいてほしいと願った。
    外はもう明るい。出勤途中のサラリーマンたちとは逆に私は一日を終わろうとしている。今日はいい一日だったな。

    2007-01-29 17:56:00
  • 49:

    名無しさん

    ホテルに着いてもなかなか寝つけなかった。ボーッとテレビをみていると、電話がかかってきた。ミサキからだった。「今、どこにおるん?」「えっ、ホテルにいるよ。」「じゃあ、今からいくわぁ!部屋番教えて〜?」いいのかなと思いつつ私はホテルの場所と部屋番を教えた。
    もしかしたら枕営業ってやつなのかなぁ…ミサキにはしてほしくなかった。

    2007-01-29 18:04:00
  • 50:

    名無しさん

    ピンポ〜ン♪部屋のチャイムが鳴る。ホテルはシングルでとってあるからバレるとまずい。急いでミサキを中に入れた。「店の近くやん。俺、こういうホテル入るの初めてやわぁ!」と辺りを見回す。「そうなんだ、私もめったに泊まらないけどね。」なんか店の外で会うと緊張する。。
    ミサキがカーテンを開けて窓辺でタバコをすっていた。光に照らされてまぶしそうに顔をしかめるミサキはすごく大人っぽく見えて、すごくセクシーで私はまた戸惑ってしまった。

    2007-01-29 18:16:00
  • 51:

    名無しさん

    私がつい、あくびをしてしまうと、「あっ、寝てもいいで」とミサキに言われた。私が寝たらミサキはどうするのだろう。何しにきたのかな。迷っていると「一緒に寝よか?俺も眠いし。」まあいっか。いざとなったら断わろう。

    2007-01-29 18:23:00
  • 52:

    名無しさん

    同じ布団の中にミサキがいる。さっきまで一緒に飲んでいたのに。。あまりにも急展開すぎて不思議な気分になった。男の人と一緒に寝るのはデリの仕事で慣れてるはずなのに…ミサキは寝てしまったみたいだ。ホッとして私も寝ようとした。

    2007-01-29 21:33:00
  • 53:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    その瞬間、私を抱き寄せミサキはキスをしてきた。私はそらした。「私、そういうの好きじゃないし。」と言うと、「ごめん。」と言ってミサキは寝てしまった。これでいいんだ。あのままミサキとキスしたらホストと客の関係が壊れてしまいそうだった。まだ割り切っれる。例え本気になっても、結局痛い目みるのは私だ。

    2007-01-30 23:10:00
  • 54:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    あれから何時間たったのだろう。酔ってたせいもあってすっかり熟睡してしまった。ふと目を開けるとミサキはすでに起きていて支度を始めていた。
    「さっきごめんなぁ、そろそろ行くわぁ」
    「うん、またね。」
    「このこと誰にも言わんといてやぁ?」
    「大丈夫だよ。別に言う人もいないし。」しばらく沈黙が続いた。「・・・ショウと連絡とらんといて」
    「分かった。次はミサキ指名するつもりだったし。」そう言うとミサキは安心したみたいだった。彼なりに必死だったのかな。素直にミサキにはがんばってほしかった。ミサキが出た後、なんだか無性に寂しかった。すごく不思議な感情…

    2007-01-30 23:25:00
  • 55:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    今日はどうしよう。「sky」に行こうか。昨日のキャッチのコの店に行ってみようか。せっかくホスクラデビューしたことだしこのまま寝るのはもったない気がした。

    2007-01-30 23:43:00
  • 56:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ケータイがなった。ショウからだった。なんだろう?出てみることにした。「もしもし?」「あっ、分かる?ショウやで?今何してるん?」「何もしてないよ〜ヒマしてる」「そうなんや。飯食いに行かへん?」

    2007-01-31 07:10:00
  • 57:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    ミサキとの約束を思いだした。
    【ショウと連絡とらんといて】…そうだ、ちゃんと守らなきゃ…

    2007-01-31 07:14:00
  • 58:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「ごめん、行けない・・・」
    「ヒマしてるならええやん!行こうや。」
    「これからミサキ口座にするし、ショウ連絡してるのバレたらまずいじゃん?」
    「店は関係ないやろ?オレはマイコと友達として会いたいねん。なぁ、行こか?」
    「・・・ミサキにね、もうショウと連絡とって欲しくないって言われたし。」

    2007-01-31 07:22:00
  • 59:

    マイコ◆KRbE.O8C3g

    「何やねん、あいつ!男のくせにキッショイわぁ〜オレだったらよう言わんで!」
    「ショウと会ってるとこバレたら怒られそうだし。」
    「大丈夫やって。もうすぐミナミ着くから絶対きてや」
    「・・・うん。」電話を切った。普通に会うだけならいいかな…

    2007-01-31 14:14:00
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