小説掲示板隣にいたいっ!!!のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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隣にいたいっ!!!

• 1:

  りな

  いつからかなぁ〜
  こんな気持ちになったのは
  
  りなはわたるの隣にいたいっ!!!

  2007-01-22 23:43:00
• 2:

  りな

  「お疲れぇ〜また明日ぁ〜」 午前４時半を回っただろうか… 今日も私はぎらぎらしたネオンを潜って駅への道を急ぐ。始発まで30分弱─ 眠い目を擦り、崩れた頭をふらふらさせながら煙草に火を…
  ｯﾂ…ｯﾂ…
  ガス切れ…まじだるっ。

  2007-01-22 23:52:00
• 3:

  りな

  ━━━━!!!
  突然、真横からの灯火…
  「お姉さん、火ならありますよぉ〜」 男はライターを差し出し、こう言った。 こんなナンパ？今時やる人いる？ シカトシカト───!!!
  「ちょ〜人の親切は素直に受けとらなあかんよぉ〜」 ……………うざっ。

  2007-01-23 00:00:00
• 4:

  りな

  「てかっ!!!あなたっ…―」
  
  
  えっ…―
  やばいタイプなんですけど…―" " "07/01/23 00:03

  2007-01-23 00:03:00
• 5:

  りな

  振り返った私は思わず何も言えなくなってしまった。
  
  
  これがわたるとの出逢い。甘くて切ない？ううん、苦いことばっかだった。それでも私はあなたに一生懸命恋をしました。

  2007-01-23 00:08:00
• 6:

  りな

  「続きはぁ？」
  って、悪戯っ子みたいに笑う顔。この顔に一瞬で恋に落ちた。今思えば一目惚れってやつかな。顔がタイプ―最初はほんとそれだけだったんだ。若かったかなぁ？笑っ

  2007-01-23 00:12:00
• 7:

  りな

  それから、ちゃっかり火をつけてもらって駅まで送ってもらったっけ。その日はなんか幸せな気分で眠りに就いた。
  
  ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ―――
  また一日が始まる。軽く支度をして駅へ。今日も電車に揺られてあの街へ。

  2007-01-23 00:24:00
• 8:

  りな

  私はこの時キャバクラで働き始めたばかりだった。まだ夜の世界のことなんてよくわかってなくて毎日起こるいろんなことにワクワクしてた。時給なんて４千円ぐらいしかもらってなくて給料はすぐに底をついたけど、それでも楽しかった。きっと華やかな世界しか目に入っていなかったんだと思う。

  2007-01-23 00:29:00
• 9:

  りな

  「おはよーございまぁす〜」 更衣室に入り席に着く。今日はカールアップ。ヘアメイクさんがセットをしてくれるこの時間がすごく好きだった。起きてからも ずっと閉じたままの携帯を開く―次の瞬間、わたるからの着歴を見つけた私はすぐ様、発信ボタンを押していた。

  2007-01-23 00:35:00
• 10:

  りな

  ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ――――…
  「もしぃ？」 わたるだぁ〜♪弾む心を抑えて、ここは冷静に。。
  「電話くれたぁ？」
  「したわぁ〜何しとるん？暇ならお茶しよーや!!」 ―――来た――!!!時計の針に目を移すとまだ６時半。
  「１時間ぐらいなら〜」と、敢えて素っ気なく返して待ち合わせ場所へ…

  2007-01-23 18:07:00
• 11:

  りな

  更衣室から５分ぐらい歩くと渉が見えた。やっぱかっこいいなぁ? なぁ〜んてニヤニヤしてる自分、きもすぎです。私に気付いて大きく手を振っている。かわいい奴めっ!!!笑っ 思わず駆け寄ってしまった。
  「おぉ、昨日ぶり〜てかお前今日もモリモリやなっ。遠くから見てもすぐわかったわ〜笑っ て、今日も仕事なん？」と、開口一番早口に話す愛しのわたるくん〜(((((*ノωノ)ｷｬｯｯ
  「モリモリって笑っ 盛ってなんぼじゃ〜!!!今日８時からなんだぁ〜」なんて話しながらマックの中へ〜

  2007-01-23 18:33:00
• 12:

  りな

  「何飲む〜？」
  「コーンポタージュ!!」
  「おっけ。席探しとって〜」 席で待ってるとわたるはすぐにトレイを持って現れた。普通に目の前に座る。――――ん？そういえば私、名前と番号以外 何も知らない｡
  
  う〜ん、何だかなぁ〜。

  2007-01-23 18:44:00
• 13:

  りな

  そこから小一時間、私たちは軽く話をして店前まで送ってもらった。
  「じゃ後でメール送っとってなぁ〜仕事頑張れよぉ〜」 と言ってわたるは人混みの渦の中に戻って行った。 …わたるってタメだったんだぁ。しかもなにげいいとこの学生か…ちょっと意外だった。

  2007-01-23 19:03:00
• 14:

  りな

  その日の仕事中、私はずっとわたるのことを考えていた。恋しちゃってますぅ〜(*ﾉωﾉ) ってｵｰﾗ全開だった。
  店が終わり、早速わたるにメールをしてみた。こんな時間に帰ってくるはずもないと思い、そのまま眠りに就いた。

  2007-01-23 19:11:00
• 15:

  りな

  わたるからの返信は思ったより早かったが、既にりなさんは･…(σω`●)爆睡…
  そんな感じでお互いあまり時間が合わなかったけど、たまに連絡をとったり仕事前に会ったりして何ヶ月か過ぎて行った。
  
  私の恋心―――？ と言えば既にわたるからは離れ〜だって熱しやすく冷めやすいんだもん〜次なるターゲットへ……………(●′∀`○)σvV

  2007-01-23 19:19:00
• 16:

  りな

  わたる…？
  
  わたるがあそこで声をかけてくれなかったら…
  
  今のうちらはないんだよね―…

  2007-01-23 19:23:00
• 17:

  りな

  
  
  
  ――――――――――

  2007-01-23 19:24:00
• 18:

  りな

  ――長い冬が明けた…
  
  短大２年――私にとって学生最後の年。来年からはついに…社会人？周りは既にリクルートスーツなんか着て登校していた。とくにやりたいことがない私―…。先行きに不安を持ちつつも行動に移すことなく、だらだらとした日々を過ごしていた。そういえば最近キャバクラも辞めたっけ。というより飛んだ。なんかね、このままだと自分がどんどん汚くなってく気がしたんだ。でももう遅かった―…

  2007-01-23 19:34:00
• 19:

  りな

  それから何ヶ月かは週に２日ぐらい学校に行き、大半は遊びに費やした。たまに就活をしてはみるけれど内定なんて取れるはずもなく、気付けばまたキャバクラで働いていた。季節は夏真っ盛り…週に４日仕事に出て３日は遊ぶ。大好きな海にクラブに〜お酒好きな私は毎日浴びるように飲み続けた。

  2007-01-23 19:53:00