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【優しい手】
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1:
MAMU◆Sec62h/c92
貴方は私を好きですか…?貴方は私を愛してくれてますか…?私を大事だと思ってくれていますか…?
私は貴方の何ですか?2007-01-21 01:02:00 -
2:
MAMU◆Sec62h/c92
貴方を初めて見て出会ったのは、今から?年前の夏。
カッコイイなって思ったのが第一印象。
貴方に再会してから私の第一印象を聞くと『田舎娘』って笑いながら言ってたね…(笑)2007-01-21 01:09:00 -
3:
名無しさん
かけへんの?
2007-01-21 05:25:00 -
4:
MAMU◆Sec62h/c92
?サン?
読んでくれてありがとうございます。寝てました。今から更新します☆2007-01-21 09:09:00 -
5:
MAMU◆Sec62h/c92
出会って仲良くなって、少しの間遊んだね。貴方にキスされた時、電気が体中を走ったんだよ。。
恥ずかしくて口に出して言えないけど…
2007-01-21 09:12:00 -
6:
MAMU◆Sec62h/c92
あれから?年…
私は貴方と遊ばなくなってから大阪に行った。
━2006年1月25日━
私の誕生日の日に地元に帰って来た。この時にはもう、貴方の事なんてあまり覚えてなかった…私の中の電気も消えてた。2007-01-21 09:20:00 -
7:
MAMU◆Sec62h/c92
?年ぶりの地元はあまり変わってなかった。タクシーで通る道。右にはデパートが潰れた後の空き地があって、その横にはコンビニ。街そのものは綺麗な明かりがチカチカ輝いている。車が絶え間なく走り、人のざわめきが聞こえるかの様な風景。
ここを通ると『あ、帰って来たなぁ』って言う気にさせる。2007-01-21 09:28:00 -
8:
MAMU◆Sec62h/c92
街並みから少し外れた所が私の地元。タクシーのおじさんにお金を払い、大阪駅で買ったお土産もついでにあげた。
『お姉チャンありがとう』私は微笑みながら荷物を持ちタクシーを下りた。2007-01-21 09:34:00 -
9:
MAMU◆Sec62h/c92
深く深く深呼吸をし、歩き出す。
近付くたびに聞こえる声。
『賑やかやん…』2007-01-21 09:37:00 -
10:
MAMU◆Sec62h/c92
私が着いた所は母の店。
━ガラガラ━
母『いらっしゃ…!?!?』明らかにビックリしてる顔。母と一緒に振り向くお客さん達。。。やだなぁー。2007-01-21 09:42:00 -
11:
MAMU◆Sec62h/c92
?年前━
私は何も言わず大阪に出た。その頃の私は酷く荒れてて、家にもロクに帰らず、母に何も言わないで勝手に地元を出た。?年の間?度も帰らなかった。
?年ぶりに見た母は少し年を取っていた。
?年は短く感じていたのに母を見て、?年という時間が長く感じた。2007-01-21 09:47:00 -
12:
MAMU◆Sec62h/c92
『ただいま』
………。
『おかえりー…ウッヒック…』母は泣いていた。私を抱き締めながら…この?年間の事何も聞かずに、ただただ泣いていた…。2007-01-21 09:52:00 -
13:
MAMU◆Sec62h/c92
母の広さと優しさ、嬉しさをつくづく感じた。
それから母と離れていた?年を埋めるように母と毎日一緒に居た。夜は母の店を手伝うようになった。お客さんの入りが、この辺りでは良い。いつも満席状態の店。田舎の小さい小料理屋なのに…
2007-01-21 09:59:00 -
14:
MAMU◆Sec62h/c92
いつも賑やかで、アットホーム。母の人柄、お客さんの質の良さがヒシヒシ伝わるお店。
2007-01-21 10:02:00 -
15:
MAMU◆Sec62h/c92
地元へ帰って来て?日が過ぎた頃━
━2007-01-21 10:03:00 -
16:
MAMU◆Sec62h/c92
━ガラガラ━
?人組のお客さんが来た。
『いらっしゃい』
顔を上げて見ると…
『あっ!!!!!』声が揃った。2007-01-21 10:07:00 -
17:
MAMU◆Sec62h/c92
?年前遊んでいたコウちゃんだった。
『マムやん!!帰って来てたん!?』
『うん。久しぶり〜』
これがこのお話の運命を宿る再会だった━。2007-01-21 10:12:00 -
18:
MAMU◆Sec62h/c92
『本当に久しぶりやね〜こっち来て飲みやぁ〜』
『うん』
私はビールを?つ持ってコウちゃんの席に行った。2007-01-21 10:15:00 -
19:
MAMU◆Sec62h/c92
カンパーイ頂きまぁ〜す
コウ『いつ帰って来たん?』
マム『ん〜??日前かな?』
コウ『綺麗になったね〜何才になった?』
マム『ハハハッ冗談!!19☆』2007-01-21 10:20:00 -
20:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『コウちゃんいくつ?』コウ『ん?俺?34☆』
マム『34!?通りで〜老けた訳やッッ!!(笑)』
コウ『ウッサイ!!ボケ〜〜』
『あはははは』
私達の席から笑い声は消える事はなかった。優しいお兄ちゃん的存在のコウちゃん。34歳の癖に34歳に見えない容姿。彼は独特なオーラを持って居て、そのオーラに惹かれる女の人は多い。2007-01-21 10:28:00 -
21:
MAMU◆Sec62h/c92
私もその中の1人になるなんて思ってもなかった…
貴方は私の大切な大事な人。
私は貴方の何ですか…?2007-01-21 10:31:00 -
22:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんのツレがラーメンが食べたいと言い、その人とコウちゃんに誘われ、ラーメンを食べに行った。
酔ってる?人…。
ラーメンこぼすは、コップ落とすは…もう大変!!2007-01-21 10:35:00 -
23:
MAMU◆Sec62h/c92
こんな楽しい日は久しぶりかもしれない…
大阪で私は気を張ってばかりだった。
━キャバクラNO.1━
どこに行っても部屋にいてもゆつくりする事など出来なかった。この街で生きて行く事で必死だった。
毎日毎日気を張って、自分の弱さに押し潰される毎日。劣等感から泣いて、泣いて…疲れて…結局、私は楽になりたくて、帰って来た━。頑張って?年で築き上げて?年間のNO1を捨てて━2007-01-21 12:03:00 -
24:
MAMU◆Sec62h/c92
毎日人に接して、それなりに楽しかった。だけどプレッシャーには勝てなかった。きっと、あの街で生き抜ける人は、自分をも捨て、総ての物に耐えられる気持ちの持ち主。
私は弱過ぎた。
生き抜けるだけの容量はなかった。溢れた水を戻す事は出来なかった…2007-01-21 12:09:00 -
25:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『マム━?聞いてる?』マム『え?あ〜聞いてるよ。で、何?(笑)』
コウ『聞いてないやんっ!!(笑)俺んち来る?』
マム『え…?』
一瞬悩んだ…だけど私はこの楽しみから抜け出したくなかった。
マム『うん。行く〜』2007-01-21 12:15:00 -
26:
MAMU◆Sec62h/c92
これがすべての始まりだなんて思ってもなかった…。楽しかったよ。
私と一緒にいてくれてありがとう。
限界が来るまで…そう心に決めたんだ。
でも限界はすでに通り過ぎてる…
?度崩れた壁は戻す事なんて出来ないんやよ?気付いてる?貴方には私の壁の音が聞こえる?2007-01-21 12:21:00 -
27:
MAMU◆Sec62h/c92
私はコウちゃんの家に行った。する事は一つだよね…分かってた。それでも着いて来た。
行為が終わりコウちゃんにこの?年間を聞かれた。
私は胸のうちを明かした。聞かれても答えたくない事だった。でもコウちゃんには何故か素直に言っていた。言いながら涙が出ていた…2007-01-21 12:25:00 -
28:
MAMU◆Sec62h/c92
優しく撫でてくれた。
抱っこして一緒に寝てくれた。
マム『御免ね?』
コウ『ん〜ゆっくり寝や』そう言って微笑みながらコウちゃんは私が眠るまで頭を撫でてくれていた。2007-01-21 12:28:00 -
29:
MAMU◆Sec62h/c92
━♪♪♪━
マム『んっ…はい━。』
携帯の音で目が覚めた。『起きてるかぁ〜?おはよ〜』
寝ぼけていた私は
マム『誰〜?』2007-01-21 12:44:00 -
30:
MAMU◆Sec62h/c92
『俺やん(笑)』
『え?あ〜コウちゃん?おはよ〜』
やっと目が覚めた。と同時に昨日の事が蘇る。一気に恥ずかしくなった…コウ『はよ起きぃ〜乗せてってあげるから〜』
マム『うん。ありがとう。昨日御免なぁ〜恥ずかしい所見せてしもうて。迷惑かけて、んま御免…』
コウ『気にするな♪今から帰るから、着替えといて』2007-01-21 12:49:00 -
31:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんが帰って来て、私を抱きしめてくれた。マム『え?どしたん?(笑)』
コウ『ん?何もないよ。行くか♪』
私はコウちゃんの運転する車に乗り、家に帰った。
私は何故かスッキリしていた。気分が良くって清々しい朝ってこう言う事を言うのかな♪なんて思った。2007-01-21 12:53:00 -
32:
MAMU◆Sec62h/c92
それからコウちゃんとはメールを毎日してた。【一夜限り】かと思っていたのに、違ってた。
何度か遊び、体を重ね、まるでセフレ状態だった。だけど、行動とは裏腹に私の心は確実にコウちゃんに惹かれていた。
『マム、コウちゃん好きなんかな…?』2007-01-21 12:57:00 -
33:
名無しさん
きになるう
2007-01-21 21:41:00 -
34:
MAMU◆Sec62h/c92
33サン読んでくれてありがとうございます?
今から更新しますね?2007-01-22 12:09:00 -
35:
MAMU◆Sec62h/c92
そう思った瞬間私の過去が邪魔をする━。
私が中学?年生の時、大好きだった彼氏が死んだ。それからの私は荒れた…苦しんだ。。。辛かった。告白されても、彼以上に好きになれず、続かなかった。私の中には彼しかいない。帰って来てくれるなら帰って来て欲しい…
(ツー ポタ)涙が頬を伝った…私はコウちゃんをこれ以上好きになれない…?2007-01-22 12:17:00 -
36:
MAMU◆Sec62h/c92
【誰かを好きになれない…】
こんな事を思ったのも初めてだった…
2007-01-22 12:21:00 -
37:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんと再会して夏が来た。
私はコウちゃんの家に住むようになっていた。私はコウちゃんを好きになっていた。
コウ『マム〜海行こぉ!!こないだ、水着買ったやん〜あれ着て行こ〜☆』
マム『行く!!行く!!〇〇パークがいい〜☆ビーチある所行った事ないねん♪』2007-01-22 12:28:00 -
38:
MAMU◆Sec62h/c92
県内でも有名なビーチのある〇〇パーク。勿論純海。
車に乗り込み
コウ・マム『出発〜☆』
色んな話しをしながらドライブしながら海に向かった。2007-01-22 12:33:00 -
39:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんは仕事柄、お休みが月に?回しかない。この月に?回のお休みは私の行きたい所に必ず連れて行ってくれる。どんな時でも私を考えてくれる。そんな優しさに私は惹かれた。
そうこうしていると、海に到着した。2007-01-22 12:36:00 -
40:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『着いたぁ〜!!コウちゃん着替え行こぉ☆』
コウ『うん。着替える所は〜…あこやな♪』
私とコウちゃんは着替えに更衣室へ行った。2007-01-22 12:40:00 -
41:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『ぢゃあ着替えたらここで待ってるから☆』
マム『うん♪』
私は階段を上がり、女子更衣室へ入った。思っていたより広く、綺麗に装飾されたコンクリート壁。鏡は女性用になのか、大きい全身鏡だった。
着替えて、日焼け止めクリームを塗り、髪をアップにして帽子をかぶって外に出た。2007-01-22 12:46:00 -
42:
MAMU◆Sec62h/c92
階段を下りて行くと、コウちゃんが自販機の前に居た。
マム『コウちゃん〜☆見て?!!どぉ!?』
水着をヒラヒラさせながら聞いた。
コウ『うん☆似合っとる☆』2007-01-22 12:49:00 -
43:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『コウちゃんも似合ってるわぁ〜☆履き心地良さそう☆』
私の水着はコウちゃんが選んだ水着。黒ベースに蝶々がポイントの可愛い水着。コウちゃんの海水パンツは私が選んだもの。灰色ベースで水泳選手が履いている水着と生地が同じで履き心地は抜群らしい。色が良く似合っていた。2007-01-22 12:56:00 -
44:
MAMU◆Sec62h/c92
歩いてビーチに向かっていると、浮き輪屋サンからを借りてくれた。
ビーチに着き海を見回すと…
マム『うっわぁ〜☆めっちゃ綺麗ッッ!!コウちゃん連れて来てくれてありがとう〜☆』2007-01-22 13:00:00 -
45:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『本当綺麗やねぇ〜☆マム!!荷物置いてハヨ泳ご』マム『うん!!』
荷物を置き、海に入った。最初冷たくて冷たくて、なかなか浸かる事が出来ないで居ると
グイッと腕を引っ張られたと同時に顔から海に落ちた。
マム『ちょっとぉ〜!!海水口入ったやん!!(笑)』
コウ『ハハハハハっ』2007-01-22 13:06:00 -
46:
MAMU◆Sec62h/c92
笑って居るコウちゃんは、色白なのに海がとっても似合っていた。
コウちゃんと居ると誰と居るよりも楽しい。楽しませてくれる。
ねぇ…?コウちゃんは私と居て楽しい?コウちゃんは…2007-01-22 13:09:00 -
47:
MAMU◆Sec62h/c92
朝から行っていた私達。気付くともぅ?時だった。楽しかった時間は終わりを迎えた…
マム『コウちゃん何時から行くん?』
コウ『?回帰って仮眠取って?時ぐらいかな〜』
コウちゃんは今日から?日間出張…崩れ出す壁の音が微かに聞こえてくる時だった。2007-01-22 13:15:00 -
48:
MAMU◆Sec62h/c92
私達は帰り、コウちゃんと一緒にいつものように、抱っこして貰って寝た。
━ピピピピピ♪━
目覚まし時計を止めコウちゃんが布団から出て荷物を固めていた。水着も乾燥を終え、それも入れた。『何で出張なのに水着いんねやろ。。。』
そんな事を思いながら口には出さず荷物を固めるのを手伝った。2007-01-22 13:20:00 -
49:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『じゃあ行ってくる☆夜はちゃんと戸締まりして寝るんで?』
マム『うん…早く帰って来てね。』
コウ『うん☆いってきまぁ〜す。チュッ』
マム『んっ。いってらっしゃい☆気付けてね☆』コウちゃんは口にキスをして行った。2007-01-22 13:23:00 -
50:
MAMU◆Sec62h/c92
この時泣いてでも、行くのを止めていたら…
そう何度も今でも思う。だけど、それは
私自身の弱さ…自主的な考え…
2007-01-22 13:28:00 -
51:
MAMU◆Sec62h/c92
━?日後━
お昼を回った頃携帯が鳴る。━♪♪♪♪━
『っあ☆コウちゃんや☆』マム『もしもーし☆おっ帰りぃ〜☆』
コウ『お〜元気やな〜もう着くでぇ〜☆お風呂やっとって♪』
マム『りょうか〜い☆』2007-01-22 13:46:00 -
52:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんが帰って来る!!私は凄く嬉しかった。たった?日間居なかっただけだけど、その?日間は長く長く感じた。
コウ『ただいまっ…オット』私はコウちゃんに抱き付いた。
マム『お帰りぃ〜淋しかったし、抱っこしてぇ〜』
コウちゃんは笑いながら、頭を優しく撫でて抱っこしてくれた。
抱っこして貰ってる時が私は?番幸せを感じる。2007-01-22 13:52:00 -
53:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『お風呂やってくれた?一緒入ろっか☆』
マム『うん☆やったよ〜♪入る入る〜☆☆』
私とコウちゃんはお風呂に一緒に入り、コウちゃんは疲れているのか、布団に潜り込んだ。コウちゃんが寝てる間にご飯を作ろうと寝室を離れようとすると腕を引っ張られ布団に入れられた。2007-01-22 13:58:00 -
54:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『何処行くん?』
マム『え?眠たいやろ?寝てる間にご飯作ろ思って☆』
コウ『そんなんええから。淋しかった?』
マム『うん…淋しか…んっっ…っ…』
キスをされHをした。2007-01-22 14:02:00 -
55:
MAMU◆Sec62h/c92
そのまま?人共眠ってしまい、その日はお母さんの店にご飯を食べに行った。
2007-01-22 14:05:00 -
56:
MAMU◆Sec62h/c92
何日か経って、私は久しぶりに友達(ノン)と遊んだ。
マム『久しぶりぃ〜☆』
ノン『マム〜久しぶり〜☆帰って来てたんなら早く連絡くれたらいいのにぃ』ブーたれるノンをなだめ、喫茶店に入る。
ノンとは、何でも話せる親友。仲良しで、離れていても、何年も連絡を取らなくてもズットそのままの友達。2007-01-22 14:10:00 -
57:
MAMU◆Sec62h/c92
ノン『ねぇ?、向こうではどうやったん?』
マム『うん〜楽しかった半面だいぶ疲れた(苦笑)』ノン『そっかぁ〜良く頑張ったわっっ!!偉い?☆で?今は何してるの?』
マム『今?今は昼職やってる☆帰って来て彼氏出来て一緒住んでんねん☆』
ノン『彼氏出来たん!?マムの顔見たら…本気みたいやね!!そっかぁ〜やっと立ち直れたんやね☆良かった☆』
ノンは私の過去を知っている。支えてくれたのもノンだった。私はこの時にはもぅ彼よりももっともっとコウちゃんの事を好きになっていた。あれ程人を好きになれなかったのに…15才も年上のコウちゃんを…ノンにコウちゃんの事を話すと驚いていたが、すぐに『マムには年上合ってる思うし、いいんぢゃない?♪』と受け入れてくれた。どんな時にも支えてくれたノン…。ありがとぉ☆☆一生親友やよ☆☆2007-01-22 14:23:00 -
58:
MAMU◆Sec62h/c92
ノンと軽くご飯を食べ、市内を後にしコウちゃんの家に帰った。
ご飯を作り、コウちゃんの帰りを待つ…。
今日はハンバーグ☆コウちゃんが美味しいといつも言ってくれる料理だ。2007-01-22 14:28:00 -
59:
MAMU◆Sec62h/c92
━ガチャガチャ━
っあ!!コウちゃんや!!
もう分かるよ…あなたの帰って来た音。鍵が開く音。。その音を聞くたびにドキドキする━嬉しくなる━私の鍵を開けたように感じるの…━2007-01-23 00:43:00 -
60:
名無しさん
かいて?
2007-01-23 00:50:00 -
61:
MAMU◆Sec62h/c92
『お帰りぃ!!♪』
『ただいま★』
いつもの風景━
いつもの会話━
それだけで嬉しかった…それだけで幸せだった。だってね?コウちゃんが側に居てくれる=私を見てる。私を好きって事でしょ?ただ、それだけで幸せだったんやよ。なのに…崩れてしまった壁、溢れ出した水はもう元には戻らない。ねぇ?戻して?戻してくれなきゃ…私は自分に潰されてしまうの。2007-01-23 00:51:00 -
62:
MAMU◆Sec62h/c92
60サン?ありがとうございます?彼氏寝たんで更新して行きます?
2007-01-23 00:54:00 -
63:
MAMU◆Sec62h/c92
60サン?ありがとうございます?彼氏寝たんで更新して行きます?
2007-01-23 00:54:00 -
64:
MAMU◆Sec62h/c92
60サン?ありがとうございます?彼氏寝たんで更新して行きます?
2007-01-23 00:55:00 -
65:
MAMU◆Sec62h/c92
凄い変になってますね?ごめんなさい?
今から更新します?2007-01-23 00:57:00 -
66:
MAMU◆Sec62h/c92
夏が終わり、秋も終わりかけようとする
━10月末━
今日は私の実家に居た。お母さんの同級生とコウちゃんが私の実家で飲んでいた。私は自分の部屋でテレビを見ていると、ふと携帯に目が行った。電源の切られている携帯━なんだか胸騒ぎがした。『何でやろ…あかんあかん。見たあかん━』
自分の心と葛藤する。2007-01-23 01:11:00 -
67:
MAMU◆Sec62h/c92
━━パカッ━━
心とは裏腹に開けて、電源を入れた。
━♪♪♪━
オープン音が鳴る。2007-01-23 01:14:00 -
68:
MAMU◆Sec62h/c92
━カチカチカチ━
━カチカチカチ━
見たくもないのに、手が進む。
止まらない…2007-01-23 01:19:00 -
69:
MAMU◆Sec62h/c92
サァーっと血の気が引いた。2007-01-23 01:20:00 -
70:
MAMU◆Sec62h/c92
着信履歴
えりか━えりか━まむ━アキラ━えりか…
発信履歴
まむ━えりか━えりか…2007-01-23 01:23:00 -
71:
MAMU◆Sec62h/c92
受信
えりか『お疲れ様〜☆今日の晩御飯はコロッケ☆』
えりか『コウちゃんコロッケ好きやもんねぇ〜』
えりか『私もまだまだイケるのかしら♪?』2007-01-23 01:26:00 -
72:
MAMU◆Sec62h/c92
送信
えりか『うわぁ〜食べたい!!』
えりか『うん☆好き♪さすがえりかっ☆分かってくれとうやん♪』
えりか『うん♪イケるもなにも…やもん』2007-01-23 01:30:00 -
73:
MAMU◆Sec62h/c92
送信
10月23日
えりか『今から〇〇サン達と温泉行ってくる♪』
23日…私とデートした日。〇〇サン?それってお母さんの同級生やし。温泉なんか行かへんやろ?エリカって誰?あ〜ぁ、だから携帯鳴っても返さへんかったんや。メール返しにトイレ何回も行ってたんや。2007-01-23 01:34:00 -
74:
MAMU◆Sec62h/c92
涙も出なかった…
もの凄い速さで進む心臓。真水を被ったかのように冷たくて、冷たくてたまらなかった…
怪しいと思った事は何度もある。だけど、触れてはいけないと触れなかった。見てはいけない。だけど見てしまった。衝撃はあまりにも冷たかった…2007-01-23 01:38:00 -
75:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『マームっ♪寝てるん?』
マム『…。』
コウ『寝てんのか。俺も寝よ♪』上機嫌なコウ。
まだ確信ではない。ただの仲良い友達かもしれない。まだ確信ではない為妄想が頭を回る…眠れない…━2007-01-23 01:42:00 -
76:
MAMU◆Sec62h/c92
その次の日も、その次の日も考えて考えて、眠れない日が?日経った頃。私の疲れもピークに達していた…。
今日はコウちゃんの誕生日。笑顔でいなきゃ…━
ご飯を食べ、お酒を飲み、疲れ過ぎていた為か、いつの間にか涙が溢れた。2007-01-23 01:45:00 -
77:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『マム!?どしたん!?』
マム『うっ…えっ…』
何も返せない私にコウちゃんは『何かあったん!?何で泣いてるか言わな分からんやろ!?』
絶えきれず…
マム『えりか…って…誰?別れた言うてた彼女違うんか?』2007-01-23 01:49:00 -
78:
MAMU◆Sec62h/c92
私とコウちゃんが付き合い始める時、恋愛の話をした。彼女はバツイチ子持ち。その彼女は京都が地元な為、コウちゃんに何故かは聞かなかったが京都へ帰った。彼女が帰った後も遠距離をしていた。だけど、マムと再会してマムと一緒に居出してマムが好きだから別れたと…
2007-01-23 01:54:00 -
79:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『知らん。誰?』
マム『知らん訳ないやん。ごめんけど、携帯見た。えりかちゃんと毎日連絡取ってるねんな?仲良さそうに。』
コウ『見たん?最低やな』マム『最低?あんたに言われたないわ!!あんたまだ付き合ってんねやろ?どっちが最低やねん』
コウ『普通にメールしてるだけやん。聞かれた事返してるだけやったやろ?』
マム『内容なんかどうでもええねん。その女は彼女か聞いてんねん。』2007-01-23 01:59:00 -
80:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『違う。ただの友達』そう言い張るコウ。
私はコウを信じる…?
いや…信じれる訳がない。だってコウちゃん目反らしてるもん。2007-01-23 02:02:00 -
81:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『電話…かして』
コウ『何でやねん。どうするん?』
マム『電話するから貸して』
コウ『いい加減にしぃや…』
マム『何で?ただの友達ねやろ?ほんならいいやん。じゃあ、あんたが寝てる間に勝手にメモってかけるで?』2007-01-23 02:05:00 -
82:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『帰るわ』
マム『ちょ待ちぃさ。逃げるん?彼女かどうか聞いてるだけやろ?』
コウ『話にならんから帰る』
マム『じゃあ、あたしはあんたの何?えりかが彼女やったらあたしは何やねん!!うっ…あっぁぁぁ』涙が溢れ出す…止めたくても止まらない涙…悲しくて、辛くて…どうしようもなくて…
私はあなたの何ですか?2007-01-23 02:11:00 -
83:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんは私の前に座って、私を抱き締めた…。『本当に何もない』そう言い張るコウちゃん。私は胸が苦しくて苦しくて…現実を知る事を辞めた…。マム『ごめんね…』
この時に私がもっと強ければ良かったのかな…?これ以上傷付かなくて済んだ…?ねぇ…?
コウちゃん…?あなたはいつまで嘘を付くつもりですか?私をいつになったら愛してくれますか…?いつになれば、私だけを見てくれますか…?2007-01-23 02:16:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
マム『これ…ちょっと時間過ぎたけど…』
私は誕生日プレゼントを渡した。
コウ『有難う…ってブッサイクな顔(笑)めちゃめちゃやん!!(笑)』
マム『うるさい。コウちゃんが泣かすしやん(笑)』2007-01-23 02:20:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
その日仲直りをして、抱っこして貰って眠りについた。
この先、私の妄想が確信になるとも知らずに…2007-01-23 02:25:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
11月4日━あの喧嘩の日から?日経ち、私は妄想をまだ抱えたままいつもの生活をしていた。
仕事を終え、帰って来たのは夕方。
背中と腰の辺りが痛い。生理痛よりは痛くないけど、何か胸騒ぎがした。私はトイレに行きパンツを見たが生理ではなかった。2007-01-23 02:30:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
『まさかねっ♪』
『……………えっ…?』2007-01-23 02:35:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
妊娠検査薬
━━━━━陽性━━━━2007-01-23 02:36:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
眠たくなって来たので、寝ます?
また明日…おやすみなさい??2007-01-23 02:37:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
『え━…?うそ…?』
胸がモヤモヤすると同時に
『コウちゃんの子供…?』と嬉しくなった━。
『マムもママになるんや…嬉しい…』
私は?番にお母さんに電話をした。2007-01-23 11:50:00 -
91:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『もしもし?ママ?今何処にいんの?』
ママ『仕事終わったの?今店の買い物してるで☆どした?』
マム『あんなぁ〜今帰って来て変に腰痛かったし、まさかぁ〜って思って検査薬してんやん。したらな、出来てんねん。』
ママ『え?検査薬って何?』
マム『妊娠検査薬。陽性やってん…来てくれへん?』2007-01-23 11:55:00 -
92:
MAMU◆Sec62h/c92
ママ『え?マムご懐妊!?』
マム『みたいやわ…(照)』ママ『あらぁ〜♪コウには言たの?』
マム『ん〜ん。何か怖くて…言ってへん。』
ママ『そら、言わないかんで。まぁ、今から行くから待とって☆』
マム『うん…待ってるわぁ』2007-01-23 11:59:00 -
93:
MAMU◆Sec62h/c92
?番にコウちゃんに言うべきだった…?
でもね、貴方に言う事を躊躇った…。喜んでくれないと思ったから…
私はマイナス思考。2007-01-23 12:02:00 -
94:
MAMU◆Sec62h/c92
ママが来た。私は妊娠検査薬をママの前に置いた。
ママ『ん〜…出来てるな。で、コウは何て?』
マム『まだ連絡してへん』ママ『言わなね。電話かけなさい?』
マム『うん…』
私はコウちゃんに電話する事にした。でも、その前に仕事が忙しかったら困るだろうからメールをした。2007-01-23 12:06:00 -
95:
MAMU◆Sec62h/c92
『コウちゃん☆仕事忙しい?マムの事どう思ってる?』━━━送信━━━
今の私にはこれを聞くだけで精一杯だった。
━♪♪♪━受信━
『いきなりどうした?』感の良いコウちゃんはいつも私がこんな事を聞かない事を知っているからキットこの時に気付いたはずだ。
『マム、コウちゃんの子供出来たみたい…』━送信━2007-01-23 12:11:00 -
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MAMU◆Sec62h/c92
少し時間が経って着信音が鳴った。
━━━♪♪♪♪━━━━マム『はい。』
コウ『それホンマ??』
マム『こんな事嘘付く訳ないやん。妊娠検査薬したら陽性出た。』
コウ『そっかぁ…━でも検査薬って確実ではない事もあるんやろ?病院行ってみて?』2007-01-23 12:15:00 -
97:
MAMU◆Sec62h/c92
私はコウちゃんのこの言葉を聞いた時、このお腹に居る子の運命がどうなるかもぅ微かに分かっていた…。
コウちゃんはきっと『下ろして欲しい』そう言うだろう…。喜ぶ事すらしてくれなかったコウちゃん。2007-01-23 12:18:00 -
98:
MAMU◆Sec62h/c92
私は貴方にとってどうゆう存在ですか…?2007-01-23 12:19:00 -
99:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『うん…じゃぁ今から行ってくるわ。又連絡する。』
私は病院に向かった━…
『〇〇マムさ〜ん。中へどうぞ〜』看護婦サンが呼ぶ。2007-01-23 12:21:00 -
100:
MAMU◆Sec62h/c92
私はゆっくり、ゆっくり診察室へ向かった。
『こんにちわ。今日はどうしたの?』優しく問いかける先生。
『妊娠検査薬したら陽性が出て…』
『それぢゃぁ、エコー見てみましょうか☆ここへ仰向けに横になって』私は言われた通り横になった。ジーパンを下げられて、ジェルを塗る先生。エコーの機械をお腹に当てて、画面に顔を近づける先生。2007-01-23 12:27:00 -
101:
MAMU◆Sec62h/c92
先生『ん〜…見えないね…』
マム『え…?出来てないの?』
先生『一概には言えないけれど、検査薬は今優れているから妊娠は確実だと思うけど、まだ周期が早いか子宮外妊娠も考えられるね…』
マム『っあ!!先生尿は!?』先生『調べてみる?』と言った先生は看護婦サンに〇〇〇調べて。と言った。2007-01-23 12:31:00 -
102:
MAMU◆Sec62h/c92
少し経って看護婦サンが紙を持って来て、それを見つめる。
先生『…出来てますね。おめでとう。でも、まだ子宮外妊娠も考えられるから、正常妊娠だとは言えないけど、又?週間経ったぐらいに来てくれるかな?』
子宮外妊娠…?正常妊娠?まだ見えないからハッキリ言えない。だけど…妊娠は確実。どっちにしてもコウちゃんの子供なんだ…━
マム『はい。ありがとうございました。』2007-01-23 12:36:00 -
103:
MAMU◆Sec62h/c92
私は、病院を出てコウちゃんにメールをした。
『妊娠確定したよ。でもまだ袋も見えないから、正常妊娠だとは言えないみたい。』━送信━
下ろしてって言うだろうな…嫌…私は絶対下ろしたくない。1人でもこの子を育てるの…うん…2007-01-23 12:40:00 -
104:
MAMU◆Sec62h/c92
━♪♪♪♪━着信コウ━
マム『はい?』
コウ『出来てるのは確定なん?』
マム『うん…。コウちゃんどうするん…?』私は震えていた。
コウ『そっか…。マムはどうしたい?』2007-01-23 12:44:00 -
105:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『マムは……産みたい。』
コウ『うん…夜話しよ。又後で連絡するから、実家にいとき。体はしんどくない?寝ときよ。迎えに行くから。』
マム『うん…仕事頑張ってね…』
2007-01-23 12:47:00 -
106:
MAMU◆Sec62h/c92
私はその足で実家に帰り、自分の部屋に入った。
お腹に子供居てんねや。この子を産みたい…。
不思議だね…確信する前は不安があったのに、病院に行って確信してから不安なんてない。もうコウちゃんの言葉なんて頭になくって、育てる事だけが頭にある。
どんな顔してるんだろう?コウちゃんの子供だから目は大きくて、可愛いんだろうな…でも、少し我が儘?笑みが零れた…━2007-01-23 12:58:00 -
107:
MAMU◆Sec62h/c92
━その日の夜━
コウちゃんは迎えに来てくれた。ママの店にご飯を食べに行った。
コウ『マム?元気ないやん。どうした…?』
コウちゃんに会った瞬間、コウちゃんの言う言葉を聞きたくなくて、聞きたくなくていつもみたいに話せない…━
マム『ん…?そんな事ないよ…?』2007-01-23 13:02:00 -
108:
MAMU◆Sec62h/c92
ご飯も食べ終え、家に帰る━…
ママは?度もコウちゃんに子供の事は聞かなかった。『?人で決めなさい。』ママの優しさ。きっとママもコウちゃんの答えを分かっていたんだと、今なら思う…
2007-01-23 13:05:00 -
109:
MAMU◆Sec62h/c92
私から子供の話を出す事がどうしても出来ないでいる沈黙を破ったのはコウちゃんだった…。
コウ『マム?ちょっと聞いてくれる?』
マム『…いや…』
そんな事言いたくもないのに口は勝手に言っていた。
コウ『何でなん?』2007-01-23 13:09:00 -
110:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『………………。コウちゃんの言う事分かってる…から…』
涙が一気に溢れ出す。
マム『下ろしてって…言うんやろ…?』
コウちゃんは優しく優しく私を抱き締め、頭を撫でる。とめどなく流れる涙…止まる事を知らない…2007-01-23 13:12:00 -
111:
MAMU◆Sec62h/c92
コウ『マムが産みたいって言った時嬉しかった…子供が出来たって聞いた時本当に嬉しかった…………でも………、若い時に作った借金も返済終えてないし、今俺1人で生活一杯?…マムと結婚して子供を産んでほしい。何とかなる…とも思った。だけど、辛い生活を子供にもマムにもさせたくない…本当に勝手やけど、俺がきちんとしてから、俺の子供を産んでほしい。だから今回は………。』
2007-01-23 13:18:00 -
112:
MAMU◆Sec62h/c92
ほらね…言うと思った…
2007-01-23 13:19:00 -
113:
MAMU◆Sec62h/c92
マム『マムはこの子を産めないの…?マムも働くから…何百万やろ?何百万ぐらいなら、キツい生活カモ分からんけど、頑張って切り詰めれば返せるやろ…?コウちゃんには下ろすしかないの?』
コウ『父親になるからには、行き当たりばったりの生活なんて出来ん。マムが働いてくれるって言ってくれて嬉しいけど、その間子供は誰が見るん?』マム『…昼間はマムが居る━コウちゃん帰って来て夜はコウちゃんが居る━マム、夜働こうと思ってる…』
コウ『そう言ってくれるんは本当に嬉しいよ…マム…それで、生活は楽になるカモしらん。けど、俺達の中はどうなる?先が見えてるやん…━俺は夜働くなんて認めん。そんな事させたくない…。』
マム『借金返すまでの間やん。借金さえ返せば…この子は幸せになれる━違うん…?マムの働いた分は全部借金に回せば何百万ぐらいなら、半年も掛からん。』2007-01-23 13:29:00 -
114:
MAMU◆Sec62h/c92
私は産みたい…━
彼は次を待って欲しい…
私達はどうなる…?
毎日?話合った。私達の会話は喧嘩越しで、産む、産まないの話だけ…私は泣き崩れ、コウちゃんの話を受け入れようとしない。受け入れる事なんて出来ないよね…━だって、こうして話合ってる間もお腹の子は着実に成長してるんだから…私の体にも変化があるんだから…浮腫んだり、仕事もいつも以上にしんどくなったり、腰も痛い…。2007-01-23 13:34:00 -
115:
MAMU◆Sec62h/c92
ねぇ…コウちゃん…?
子供を下ろすってそんな簡単に言える事なの?
私はコウちゃんの子供だったから素直に嬉しいと思ったし、コウちゃんの子供だからこそ産みたいと思ったの。私は浅はかなの…?下ろさなきゃいけないの…?2007-01-23 13:37:00 -
116:
MAMU◆Sec62h/c92
『子供は何も悪くない』よく人が口にする言葉…自分が体験して初めて分かる言葉…
本当に純粋に、『子供は何も悪くない…』
お互い快楽だけ求めて、子供が出来たら下ろす?
『産む事、育てる事が出来なければ、sexなんてするな』よく人が口にする言葉…。本当そうだと思う。だけど、人間は快楽が大好き━…物事の有無なんて後で決める事なんだよね…?そうでしょ?コウちゃん…2007-01-24 00:48:00 -
117:
MAMU◆Sec62h/c92
コウちゃんが本気で次の機会を望んでいるなら…私は次の機会に頑張るよ?だけどね、コウちゃんの言葉は信じれないの…
分かるよね?
壁は崩れ始めてるんだよ…2007-01-24 00:50:00 -
118:
MAMU◆Sec62h/c92
?週間が経ち、私達の話し合いはまだ続いていた。私は病院へ向かった。
『見えますよ〜この黒いの分かりますか?これが赤ちゃん。まだ小さいね〜?ヶ月だね☆』
私はエコーの画面を見た。黒い米粒程の物体。まだ形もないぐらい。でも、この米粒が成長して行くんだなと、少しワクワクした。2007-01-24 00:55:00 -
119:
MAMU◆Sec62h/c92
だけど、次の瞬間戸惑った…━
『産むんですよね?』2007-01-24 00:56:00 -
120:
MAMU◆Sec62h/c92
まだ話し合いは終わっていない…
『……………産みたいけど…まだ分からない…』
正直な気持ちだった…2007-01-24 00:58:00 -
121:
MAMU◆Sec62h/c92
ママにこの?週間相談をした。ママは『パパが望んでない子を産んでも産まれて来たその子が可哀想』だと言った。私はそうとは思わなかった。確かにパパが居ないのは凄く淋しい事。私もそうだったから…でも、私がパパの分まで愛情を注げば…
口では簡単に言える。口で簡単に言える事程難しい事はない…これは飲み屋に勤めて知った事。本当にそうだと思う。だけど、どうしても私の中には『産む』と言う言葉しかなった。2007-01-25 01:13:00 -
122:
MAMU◆Sec62h/c92
先生『そうですか。手術するなら早い方がいいので…そうですね…後10日前後に決めてもう?度来院して下さい。』
マム『はい…。』
私は病院を出て家に帰った。ドッと体が重くなる。睡眠もろくに取っておらず、泣いている日々のせいか顔も腫れていた。酷く疲れていた…2007-01-25 01:19:00 -
123:
MAMU◆Sec62h/c92
『助けて…』
私の心は爆発寸前だった…何で?何で…幸せになれないの…?
何で、何で…産めないの…?
2007-01-27 17:56:00 -
124:
名無しさん
?????
2007-01-29 02:57:00