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本当にあった最低の店

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  • 1:

    奈央

    必ずしも実名とは限りません。
    ゆっくりですが、着実に書いていきたいと思いますm(_ _)m

    2007-01-19 20:25:00
  • 2:

    案内人

    ―2000年11月―
    大阪某繁華街有名ビルに新店のキャバクラがオープンした。
    新店とは言うが、経営者・コンパニオンが変わっただけで、昔からというキャバクラは存在したようだ。

    2007-01-19 21:06:00
  • 3:

    案内人

    悲劇なのか喜劇なのか…この日から、彼女をとりまく人間達の黒い黒い意思が渦を巻き始めたのかもしれない
    黒い運命の糸が絡まり始めた

    2007-01-19 21:19:00
  • 4:

    案内人

    第1章
    11月7日ー運命の日ー

    2007-01-19 21:28:00
  • 5:

    案内人

    大阪市内の繁華街を、奈央と20代前半の男が歩いている。男はスカウトマンの様だ。数日前、繁華街を歩いている奈央に彼が声をかけて知り合い、今日体験入店をしに行く約束をした。

    2007-01-19 22:04:00
  • 6:

    案内人

    歩きながら、奈央が男に問う。
    「今日行くお店ってどんなとこなん?」
    「何か最近オープンしたらしいで〜。オープンしたてやし、多分やりやすんちゃうかな〜」
    「ふぅん。」
    「ここやわ〜。」

    2007-01-19 22:06:00
  • 7:

    案内人

    雑居ビルの前で男はお店に電話をかけると、しばらくして、20代後半の男が降りてきた。
    「ども〜!この子?」
    「はい、お願いします。」
    「はいよ!ありがとうな〜」
    スカウトマンは、奈央に終わったら連絡するようにだけ言い残し、繁華街の人混みに消えていった。

    2007-01-19 22:10:00
  • 8:

    案内人

    「じゃ〜、お店で面接しましょうか。」
    男が微笑みながら、奈央をお店へと促した。雑居ビルの廊下は薄暗く、奥へ奥へと歩いて行くと共に、少しずつ奈央の表情に不安の影が差してきた頃…
    「ここです。どうぞ。」
    エスコートする様に、奈央の腰に腕を添え、男は店の玄関をくぐった。

    2007-01-19 22:15:00
  • 9:

    案内人

    店内はビルの廊下とは違い、所々に間接照明が施され、豪華な生け花や、様々なボトルが置かれている飾り棚があり、全体が白と黒で統一されシックな雰囲気をイメージさせた。
    「では、こちらの席で、しばらくお待ち下さい。」
    男は飾り棚前のボックス席へ奈央を案内した。

    2007-01-19 22:23:00
  • 10:

    案内人

    しばらくすると、男は紙を持ち、貼り付けた様な笑顔をして戻り、奈央の正面に腰掛けた。
    「えっと、取りあえず、この紙の欄を埋めてもらえますか?」
    奈央は、頷き、紙に目を落とした。紙には氏名・生年月日・住所・経験やいくつかの質問が書いてあった。

    2007-01-19 22:29:00
  • 11:

    案内人

    ひとつひとつを埋めていく奈央、それを読み、ひとつひとつにたわいない会話をなげかける男。
    「18歳なんや〜若いね〜」「そこに住んでるの?僕の地元に近いわ」等、その一言一言に、奈央は顔を上げ、笑顔で返す。

    2007-01-19 22:33:00
  • 12:

    案内人

    「書き終わった?じゃ〜面接始めます!面接させて頂く、僕はマネージャーの河上と申します。」
    河上は、名刺を差し出しながら、また笑顔を張り付けていた。時折、河上得意のたわいない会話を交えながら、最後に奈央の身分証提示で、10分程で面接は終了した。

    2007-01-19 22:37:00
  • 13:

    名無しさん

    しおり(´・ω・`)

    2007-01-19 22:40:00
  • 14:

    名無しさん

    しおり{タム介??

    2007-01-20 00:11:00
  • 15:

    案内人

    しおりありがとうございますm(_ _)m

    2007-01-20 02:34:00
  • 16:

    案内人

    面接終了後、奈央は着替えのために更衣室へ入った。更衣室は、ホールとは真逆で汚く、埃やすきま風、コンパニオンの香水でむせる。更衣室に居た、数人のコンパニオンと、それなりに挨拶を交わし、着替える。コンパニオン達はそれぞれ、会話をしていたり、電話をしていた。

    2007-01-20 02:39:00
  • 17:

    案内人

    ふと、足元にしゃがみ込んで、電話をしている女の子の言葉が、奈央の耳に飛び込んできた。
    「行かれへんよぉ…あっしミテコやもぉんっ」
    電話の相手はホストだろうか…営業を断っている様子だ。

    2007-01-20 02:45:00
  • 18:

    案内人

    ミテコ??断り文句かな。奈央は、そんな程度で聞き流していた。
    この日の営業は、それなりで終わった。オープンしたてともあって、湧く程でもなく…いや、お世辞にも客入りが良いとは言えなかった。

    2007-01-20 02:49:00
  • 19:

    案内人

    営業時間中、マネージャーは「いつもはこんなに暇じゃないねんで!」と、頻りに言っていた。その背後から、女の子達の冷たい視線がマネージャーに集中していた。
    そう思い、帰り際のマネージャーの「シフトどうしましょう?」の言葉に「今週は忙しいので、丁度1週間後に」と取りあえずの返事をしておいた。

    2007-01-20 03:39:00
  • 20:

    案内人

    それから1週間、奈央は何店舗か体験に回った。異様に忙しいが全てがフリー客の店、適度に忙しが人間関係が最低な店…それぞれに、長所短所のあるお店だった。そして1週間後…奈央は約束の時間の30分前にの前にいた。

    2007-01-20 03:44:00
  • 21:

    案内人

    扉に手をかけた時、丁度携帯が鳴った。知らない固定電話からの着信…
    「はい?」
    「おはようさん!の河上です!」
    「あ…はぁ…」

    2007-01-20 03:49:00
  • 22:

    案内人

    通話しながら店内に入っていく
    「出勤確認やねんけど…って、もお着いてるやん!」
    苦笑いをしながら、終話ボタンを押した、奈央。まだ電話の子機を耳にあてて話をしている、河上。
    「あの…電話切りましたけど…」

    2007-01-20 03:52:00
  • 23:

    案内人

    大声で笑いながら、河上は子機を置いて、奈央の腰に腕を回し「では、お姫様…着替えをお手伝いします」と言い、奈央を更衣室へとエスコートした。
    奈央はそう思いながら、更衣室から河上を追い出した。

    2007-01-20 03:57:00
  • 24:

    名無しさん

    文章が読みやすくて話も興味があるから応援してますね?

    2007-01-20 06:55:00
  • 25:

    名無しさん

    頑張って????????

    2007-01-20 07:32:00
  • 26:

    案内人

    25・26さん
    ありがとうございますm(_ _)m 頑張らせて頂きます!

    2007-01-20 18:15:00
  • 27:

    案内人

    河上を追い出し、着替え始めた頃、他のコンパニオン達も出勤し、更衣室に入ってきた。一気に騒がしくなる更衣室で、この間営業電話を断っていた女の子が、奈央に話かけてきた。
    「先週も来てたやんなぁ?名前何て言うのぉ?」

    2007-01-20 18:19:00
  • 28:

    案内人

    舌っ足らずで語尾を伸ばす話し方の彼女に、自己紹介をした。彼女の名前は奈緒美と言うらしい。奈緒美は、よく喋りよく笑う。ころころ変わる表情が印象的で魅力的でもある。話をしていると、家が同じ市と言うことや、この店で働き始めた経緯などがわかった。

    2007-01-20 18:25:00
  • 29:

    案内人

    着替え終わっても、奈緒美は待機席まで奈央の後を付いて来て、ずっと話続けている。奈央は笑顔で相槌を打ちながら、周りを見る。奈央と奈緒美以外にも、既に数名待機席に座っていた。しばらく経つと、走っている足音と「遅刻や〜!」と言う叫び声と共に、小柄な女の子が入ってきた。

    2007-01-20 18:31:00
  • 30:

    案内人

    「またか〜!」小柄で丸い男が苦笑いしながら、早く着替える様に急かした。彼はここの店長、藤川だ。藤川は「美菜はいつもいつも…」ブツブツ言いながら、何かを書いていた。遅刻したのは、美菜と言う女の子らしい。

    2007-01-20 18:36:00
  • 31:

    案内人

    しばらく経つと、着替えた美菜が「奈緒美〜また遅刻したわ〜」と笑いながら、待機席に出て来た。仲良さそうに、奈緒美と美菜が話していた。何となく、ほっとしてゆったりと座り直した。

    2007-01-20 18:42:00
  • 32:

    名無しさん

    書いて???

    2007-01-25 00:24:00
  • 33:

    案内人

    あ…すいません?
    少しですが更新します

    2007-01-25 05:40:00
  • 34:

    案内人

    ゆったりしながら、何となく店内を眺めていると、小太りの中年男と、その男より少し若いくらいのハーフ風の男が、入ってきた。お客かと思い、奈緒は座り直す。だが、その男2人、おはよう!と女の子達に挨拶をして、リストに入っていった。

    2007-01-25 05:46:00
  • 35:

    案内人

    しばらくすると、マネージャーが奈央を呼び、男2人も呼んだ。
    中年男はマネージャーに「早紹介しろやぁ!」と言い、マネージャーはハイハイと、あやす様に行った。
    「こちらが奈央ちゃん。このおじさんが代表、このにぃちゃんが主任です」

    2007-01-25 05:54:00
  • 36:

    案内人

    その日は、戸口の友達が団体で入った。1番手奈央。戸口のごり押し…脅迫で友達は、奈央を指名してくれた。ワイワイしながら、今日はその一組で終わった。給料をもらっている時、奈央の肩から、ヌッと顔が出てきた。

    2007-01-25 06:08:00
  • 37:

    案内人

    その顔は、すごく酒臭い口から「奈央さん送りっすか?」と質問を吐き出した。送りだっと答えると、「じゃぁ、僕が送りましょうか?」と。飲酒で危ないでしょう??そう奈央が言うも「送らせて下さいね〜」と言いながら、大勢を変えず、マネージャーをとっ捕まえ「今日は僕が奈央さん送らしてもらいます!」等と無理矢理了承を取った。

    2007-01-25 06:14:00
  • 38:

    案内人

    今日はここまでです…?短くてすいません。
    入眠剤を飲んでから書いたので、途中から文に違和感がありすいません。

    眠気限界なので、案内人は夢の世界に行ってきます。

    2007-01-25 06:20:00
  • 39:

    名無しさん

    あげ

    2007-01-25 15:48:00
  • 40:

    案内人

    冗談だろう…戸口は酔っているし、最終的に送りは戸口ではないだろうと思い、愛想笑いをして、送り待ちをしていた。
    「奈央さん!帰りますよ!」と、陽気な顔をした、戸口に抱え上げられた。マネージャーの顔を見ると「お疲れさん!また明日連絡するわ〜」とニコニコしていた。

    2007-01-25 17:54:00
  • 41:

    33

    主さんすいません?
    急かしたつもりはまったくないので??
    最後まで楽しみにしてるんで、ゆっくりでいいので頑張って下さい?

    2007-01-26 01:10:00
  • 42:

    案内人

    いえいえ…何をどう書いていこうか悩んでるうちに、放置してしまっていたんで、助かりましたよ?拙い落書き程度の話ですが…懲りずにお付き合い下さいm(_ _)m

    2007-01-26 02:17:00
  • 43:

    案内人

    抱えられたまま、ビルを出る。いい加減恥ずかしくなった奈央は、下ろしてもらった。すぐに送ってくれるだろうと思い、戸口のすぐ後ろを付いて歩く。戸口が立ち止まったのは、喫茶店の前…「ちょっと朝ご飯しましょう!」にこやかに、奈央の手を引いて喫茶店に入る戸口。

    2007-01-26 02:21:00
  • 44:

    案内人

    店を閉める時間も遅く、給料計算だとか、何だかんだと時間がかかって、今はもう朝の6時。正直、眠たくて帰りたい奈央だが、酔っ払いの強引さには、かなわなかった。サッサとモーニングを食べ終わり、戸口が食べ終わるのを待つ…いくら待っても、あれこれ熱く語り、戸口はなかなか進まない…引きつった笑顔で、話を聞き流した。

    2007-01-26 02:27:00
  • 45:

    案内人

    それから、戸口は語り続け、トーストとゆで卵とコーヒーを、2時間近くかけて食べ、奈央が家に帰り着けたのは、9時を過ぎていた。しかも、送りの車では、戸口と手を繋がされっぱなし…酔っ払いの片手運転ほど、恐ろしいものはなかった。

    2007-01-26 02:31:00
  • 46:

    名無しさん

    オモシロイ?あげます??

    2007-01-30 04:51:00
  • 47:

    案内人

    48さんありがとうございますm(_ _)m
    少し更新します

    2007-02-06 15:03:00
  • 48:

    案内人

    翌営業日、通常通り出勤して、いつもの様に暇な店内で、女の子と仲良く話していると、マネージャーが奈央の隣に勢い良く座り、奈央の腰に腕を回す。マネージャーが奈央の体に触れるタイミングが、最近わかってきた。お願い事があるか、機嫌を取りたい時。

    2007-02-06 15:13:00
  • 49:

    案内人

    そう心の中で奈央はため息を吐いた。「奈央ちゃんっ!」そお言いながら、奈央の顔を自分に向けるマネージャー。「奈央ちゃんは、色得意?得意やんな!」聞いておきながら、勝手に決め付けるマネージャーに「誰か来るんですか?」と愛想のない返事をすると、マネージャーの顔に笑顔が張り付いた。

    2007-02-06 15:19:00
  • 50:

    案内人

    マネージャーがどこかで知り合ったらしい男性が、今から来店するとのこと。ただ、その男性は、極度に女性に抗体がなく、乗せればすぐさま食いつくタイプらしい…。奈央の機嫌を取っていたのは、乗せるつまり色をかける役をさせたいらしい。

    2007-02-07 00:02:00
  • 51:

    名無しさん

    更新されてる?アゲます??

    2007-02-08 17:25:00
  • 52:

    名無しさん

    案内人サン??
    書いてくだせぇ(´Д`)//

    2007-02-09 09:57:00
  • 53:

    案内人

    53番さん
    アゲありがとうございますm(_ _)m
    54番さん
    更新遅くて申し訳ないです…でも、嬉しいです!

    2007-02-09 15:15:00
  • 54:

    案内人

    奈央は、色は使うまいと決めていた。昔、未成年でホステスをしていた時、お店に色を使うように強いられていた。色を使うと、沢山の壁が奈央に立ちはだかるのを、奈央は身を持って学んだ。客からの執拗な嫉妬、他ホステスからの嫌がらせ…。

    2007-02-09 15:20:00
  • 55:

    案内人

    その当時は、色恋以外で売れる方法は無いと思っていた。でも、今の奈央は違う。色恋以外にも、夜の世界で売れる方法がある事を知っている。
    悩んで、黙り込んでいる奈央に、マネージャーは笑顔ですり寄り、甘えた声色で「奈央…あかん?」と返事を催促する。

    2007-02-09 15:25:00
  • 56:

    案内人

    「何で色使う役が私なんか聞いて考えます」無難な返事をした。「あんまり知られたくない事やねんけど…」と、口を重たく開いた。マネージャーが言うには、のホステスのほとんどが、素人だと言う。水商売歴数年の奈央ですら、ベテランと呼べる程で、他ホステス達は、経歴数ヶ月〜数日らしい。

    2007-02-10 00:03:00
  • 57:

    案内人

    急遽オープンした為、スカウト会社に取り合えずで用意させたホステス、短期間だけでもと、知り合いの女という女に頭を下げ集めたホステス達。その程度なので、昼間仕事をしていて1日3時間で帰ったり、他ホステスと談笑して時給のみを稼いでいたり…皆様々だが、キャバクラとしては成り立っていない。

    2007-02-11 15:33:00
  • 58:

    案内人

    そこに経歴数年の奈央がいるのだから、奈央に白羽の矢が立ったのは、仕方がなかったのだろう。

    2007-02-11 15:36:00
  • 59:

    案内人

    だが、奈央としても、この役目はやりたい物ではない。返事をしかねていると、奥で聞き耳を立てていたらしい、代表や店長まで出て来て、奈央を拝む勢いで頼み込んできた。そこまでするのだから、相当に太い客なのだろうと、承諾をしてしまった。

    2007-02-11 15:39:00
  • 60:

    案内人

    その時、奈央の背後では、主任の戸口が不服そうに表情をしかめていた。

    奈央の向に腰掛けている、奈緒美は、不思議そうに戸口を眺めていた。

    2007-02-11 15:46:00
  • 61:

    案内人

    そして、例のお客様が来店した。打ち合わせ通り、奈央は得意な2番手、1番手は奈緒美。付け回し役の戸口が奈緒美を付け、何故か裏に入って行った。明日仕事だ等と、奈央と奈緒美以外のホステスは上がってしまい、ホールには奈央達3人だけとなった。

    2007-02-14 15:37:00
  • 62:

    案内人

    静まり返り、音楽と奈緒美とお客様の会話しか聞こえない。奈央は自然と2人の会話に集中し、そのお客様のタイプを探る。たまに、ちらりとお客様を見て、妙な素振りをする。何度か繰り返しているうちに、お客様は小声で奈緒美に『あの子は誰?』と気にし始めた。

    2007-02-14 15:42:00
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