小説掲示板〜出張ホスト涙の独り言〜のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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〜出張ホスト涙の独り言〜

• 1:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  気がついたら夜の世界に居た。。
  幼い頃から。。いつも
  そんな僕の独り言。

  2007-01-13 18:54:00
• 2:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  『るいく〜ん起きてぇ？』夕方 母に起こされる。。窓は夕焼けに染まり赤くなっている
  同級生達は学校から帰ってくる時間。。 でも僕は母が朝はしんどくて起きれないって事で学校にはあまり行かない。
  たまに自分で起きれたら行くけど。 僕は母が出してくれたご飯を食べながら 母が化粧してるのを見てるのが好きだった。。 飲み屋のママをしてる母が仕事に行ってしまう淋しさと混ざって変な感じだった。

  2007-01-13 19:11:00
• 3:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  僕は母の友達に預けられてた。。
  他にも母の店で働く女の人の赤ちゃんや子供も居て。。
  それなりに居心地は良かったんだ。。 僕が中学生になる頃までそんな暮らしは続いた

  2007-01-13 19:17:00
• 4:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  もう子供じゃないからと。。　　　　　　　仕事に行く母を見送りマンションの部屋に残るようになった。。　　　　　　　　　　　僕の家は歓楽街の真ん中。。　　　　　　　マンションの隣はソープ
  マンションの1階はコンビニって感じ。。
  コンビニで立ち読みしてたら犬を連れた男の人に声をかけたれた。　　　　　　　　　　『ホストに興味ない？』そんな風に直球だった。　　　　　　　　云われるまでもなく無視して家に戻った。

  2007-01-13 19:28:00
• 5:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  でも次の日も　　　　その人は居た。。
  無理矢理渡された名刺には『宮本 圭介』とあった。
  無視しても無視しても知らん顔で話しかけてくる。
  　　　　　　　　　　正直なとこ暇な大人だなってイメージだった。。
  その頃。。母に彼氏が出来て　僕はだんだん家にも居場所を失っていった。

  2007-01-13 19:41:00
• 6:

  名無しさん

  出張ホストの話興味あるし、がんばって書いてください?

  2007-01-13 21:40:00
• 7:

  名無しさん

  ?

  2007-01-13 22:45:00
• 8:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  中２の夏。。家には母の彼氏が来てる　　　帰りたくないけど。。
  する事もない。。　　時間を持て余した僕は宮本さんに電話した。　　　　　　　　　　僕が一言話しただけで『とにかく迎えに行くから話はそれからだ』って。。この時、僕は嬉しかったのかも知れない・・・　　　　　誰かに必要とされる事が。。

  2007-01-13 23:13:00
• 9:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  宮本さんの事務所に連れてかれて仕事の説明を受けた。。　　　　『迷って当然。。とにかく1度ｸﾗｲｱﾝﾄに会ってみて　無理そうならやめてもいいし』って云われて。。
  『じゃあそゆ方向でお願いしてもいいですか？』　　　　　　　　そんな感じで出張ﾎｽﾄな僕は生まれた。

  2007-01-13 23:20:00
• 10:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  僕にとって初めての客人。。　　　　　　　お金払ってﾎｽﾄを呼ぶ人ってどんな人だろうと色々想像してドキドキした。。　　　　　
  待ち合わせの場所に立つ僕に写真で僕を確認済みな貴方は静かに歩み寄った。。　　　　　　　　　　　　　　『待った？』と軽く微笑み覗き込む貴方は少し物静かな雰囲気ではあるけれど。。僕の想像とはかけ離れるものだった。

  2007-01-14 00:24:00
• 11:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  その時。僕は14歳で　表向きは18歳。。　　今思うと無理があるよなぁと思う。　　　　
  あの時は貴方に年齢をを訊かなかったけど　母に近いであろう貴方の歳を全く感じさせないくらい貴方は可愛かった。　　　　　　　軽く会話しながら歩いてると、いきなり僕の腕を引っ張って『ｶﾗｵｹ行こうょ♪』と貴方は微笑む。。　　　　　歌うの？僕も？　　　あたふたする僕に貴方は『聴いててくれるだけでいいから』って。
  個室に入って『何飲む？』って訊いてくれる『優しいですね。』考えるより口から言葉が先に出た。

  2007-01-14 00:45:00
• 12:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  それからどんな人かとドキドキした事。　　何をどうしていいかも判らない自分に歯痒い事。。　　　　　　　そして気を配る側の僕の事を気遣ってくれる貴方の様な人が初めてのお客様で良かった。。って思った事を、気がつくと話していた。
  ﾎｽﾄﾎｽﾄしてる男の子は苦手だから涙くんみたいな子が良いの。。
  そんな貴方の言葉に僕はまた必要とされる感じがして嬉しかったんだ。　　　　　　　　その後、色々話して、貴方の歌も聴かせてもらって。。
  お別れする時間がやってきた。　　　　　　『また呼んだら来てくれる？』微笑む貴方に『僕で良いんですか？』出張ﾎｽﾄなんてやっぱり無理なんじゃって悩みながら質問で返した僕に『涙くんだから聞いたの』そんな貴方の言葉に。。また必要とされる感じがして嬉しかった。。　　　　『ありがとうございます。。頑張りたいです』自然に出た言葉でした。。　　　　　　　この日5時間で僕が貰ったのは\25000-

  2007-01-14 01:06:00
• 13:

  名無しさん

  期待あげ

  2007-01-22 02:02:00
• 14:

  名無しさん

  ?

  2007-01-24 03:45:00
• 15:

  名無しさん

  ??

  2007-01-24 10:41:00
• 16:

  名無しさん

  もう　書かないの?

  2007-01-24 21:23:00
• 17:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  遅くなってすみません読んでくれてる人がいるとは思わなかったから嬉しいです。。

  2007-01-25 00:25:00
• 18:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  初日から何日か過ぎた後 宮本さんに呼び出されスーツを買ってもらった。。 『これで少しは見栄えがするだろ…』
  『後は。。靴とベルトシャツはラインが入ってるのが良いな…よっしゃ出来上がり〜♪』

  2007-01-25 00:32:00
• 19:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  なんでこの人はこんなに機嫌が良いのだろ…なんて思いながら なんとなくくすぐったかった。
  事務所に戻って。。着替えて。。撮影をした見せてもらったポラはなんだか僕じゃないみたいだった。。

  2007-01-25 00:36:00
• 20:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  次の仕事は…スーツを着て待ち合わせた なんだか周りに見られてるみたいでそわそわしていたら。。
  『るいくん？』顔を上げたそこには言葉が出ないくらいに綺麗な人が立っていた。。

  2007-01-25 00:41:00
• 21:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  『新人くんでしょ？宮本に聞いたの』
  『あ…はいっ』もう緊張し過ぎなのは判ってるけど。。どうしようもない
  『…クスッ。大丈夫だから。どこか行きたいとこある？ あっ美紀って呼んでね』
  行きたいとこ…頭の中で答えを探すけど浮かぶ余裕はない。

  2007-01-25 00:48:00
• 22:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  正直に行くしかないか。。
  『うまく答えれなくてごめんなさい…美紀さんの行きたいとこに連れてって下さい』って頭を下げた。
  『正直でよろしい♪ 水族館に付いてきて？』

  2007-01-25 00:53:00
• 23:

  名無しさん

  文章が読みやすいし、続きが気になります?　
  応援してるんで無理のないペースでがんばって?

  2007-01-25 08:48:00
• 24:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  24ｻﾝありがとうございます。
  ゆっくりペースになると思いますが頑張って書くんで気長に見守って貰えると嬉しいです。

  2007-01-26 22:36:00
• 25:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  水族館に着くとイルカプールの前でイルカを眺めてると、さっきまでにこにこしてたのに表情が曇った気がした
  気の利いた言葉も出ない自分がちょっと悔しかった。

  2007-01-26 22:42:00
• 26:

  涙◆Yq3FSlhlGw

  ショーの時間がアナウンスされ『上で見よっか♪』美紀さんは無理して笑ったような気がした。。
  
  ショーが始まるとイルカの中の一頭が妊娠してるからショーが控えめになるけどごめんなさいねってトレーナーの人がみんなに伝えた。。

  2007-01-26 22:47:00