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?居場所?

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  • 1:

    名無しさん

    父、母、弟2人、そして私。これが我が家。
    家族には何1つ不満は無かった。仲良し家族。
    なのに居場所がないと、1人ぼっちだと感じ始めたあの頃。

    2007-01-06 11:06:00
  • 2:

    名無しさん

    -中2の秋-
    初めてケータイを買ってもらった。嬉しかったものの今程料金も安くなく、数少ないケータイを持った子とのメールぐらいしか使い道がない。
    そんなある日、当時何かとハヤっていた出会い系に興味を持った。
    初めての投稿
    「寂しい」ただその一言だけを書き込んだ。

    2007-01-06 11:10:00
  • 3:

    名無しさん

    驚く程の数のメールが来た。当時まだカメラ付きケータイが普及してなく、顔もわからない人達。
    けど1人ぼっちじゃなくなった気がした。
    1日に何度もメールが来るのが嬉しくて嬉しくてたくさんの人達とメールをした。

    2007-01-06 11:14:00
  • 4:

    名無しさん

    1日で切れてしまう人、何ヵ月も続く人、いろいろだった。
    長くメールをしていれば告白される事もあった。
    嫌いなわけじゃないけど、会った事無い人との恋愛には踏み出せなかった。
    告白されるたび相手とのメールを辞めた。
    出会い系にハマりながらも空想の恋愛には興味が無かった。

    2007-01-06 11:18:00
  • 5:

    名無しさん

    -中3の春-
    毎日そんな事を繰り返して少し飽きて来た頃、何げなくニュースを見ていた。
    「援助交際について」
    なぜか興味をそそられた。恐い犯罪も多いのに、この頃は恐いもの知らずだった。さっそく出会い系に書き込みをした。
    「15才で処女です。なんでも売ります」
    すぐに処女を買いたいとたくさんメールが来た。
    売る気だった。
    なのに会う日になるとおじ気づいてブチってしまう。

    2007-01-06 11:25:00
  • 6:

    名無しさん

    やっぱり恐い。
    でもお金がほしい。
    書き込みをしてはブチる毎日。
    ある日友達が実は援交をしていると話してきた。
    彼女はルーズソックスやパンツを売っているらしい。
    それなら簡単にできると思ってしまった。
    それからは彼女と売りまくった。2人なら大丈夫、そんな安心感があった。

    2007-01-06 11:30:00
  • 7:

    名無しさん

    そして出会ったのが奴。
    通称「東(あずま)」
    30代前半ぐらいの男。
    奴はパンツなんかに興味はなかった。興味があるのは本番のみ。
    けれどまだ処女の私はそれは無理だと拒んだ。
    結局、生乳を触らせて1万。こんな数分で簡単にお金がもらえる。

    2007-01-06 11:35:00
  • 8:

    名無しさん

    東は他の女の子を紹介してくれと頼んできた。
    紹介料は1人5000円。
    簡単に友達に話せる事ではないので1人にだけ話してみた。
    意外にも乗り気で学校の帰りに東に会った。

    2007-01-06 11:38:00
  • 9:

    名無しさん

    友達も処女なので生乳だけの約束。
    1時間もしないうちにまたお金を手にした。
    東は友達にケータイ番号を聞いていた。
    それからあっと言う間に学校で援交がハヤり出した。
    みんな東から始まった。
    東と出会い簡単にお金をもらえる、援交をしていた子みんなが思ってた。

    2007-01-06 11:42:00
  • 10:

    名無しさん

    本番をする子、生乳だけの子、パンツを売る子、さまざまだった。
    私は生乳を触らせて1万と毎日出会い系に書き込みをした。
    たくさんの人に会った。中には話をするだけでお金をくれる人もいた。

    2007-01-06 11:45:00
  • 11:

    名無しさん

    お金を払わず逃げる人もいた。犯されそうになった事もあった。
    けどこの頃は、お金はもらっているもののたくさんの人が自分を必要としてくれてると思ってた。

    2007-01-06 11:48:00
  • 12:

    名無しさん

    遊ぶぐらいのお金は溜り、しばらく辞めようとした頃にチャットにハマってしまった。
    昔から1人でいるのが嫌いな私は夜になると寂しかった。メル友も寝てしまいまた1人ぼっちになった気がしていた。

    2007-01-06 11:50:00
  • 13:

    名無しさん

    チャットには夜中でもたくさんの人がいた。
    同時に何人もの人と話ができる。
    そのチャットでは私は最年少で可愛がられた。
    援交の話、1人ぼっちで寂しい事、なんでも話せた。

    2007-01-06 11:53:00
  • 14:

    名無しさん

    結局は架空の友達。
    チャットの中だけの関係。誰も私を攻めなかった。
    ただ話を聞いてなぐさめてくれる。チャットの中は居心地がよかった。
    1人じゃないと思えた。

    2007-01-06 11:56:00
  • 15:

    名無しさん

    空想の恋愛に興味がなかったはずの私。なのに好きな人ができた。相手は1つ年上で優しい人だった。
    チャットの中で出会ったのにメールを始めてからは空想とか架空とか関係なかった。

    2007-01-06 11:59:00
  • 16:

    名無しさん

    朝でも夜でも相手をしてくれた。いつしか付き合う事になった。会ったこともないのに。。
    日に日に会いたい気持ちが大きくなっていた。けれど遠距離恋愛。片道1万5千円かかる。

    2007-01-06 12:02:00
  • 17:

    名無しさん

    -中3の冬-
    彼がいきなり会いに来ると言いだした。バイトでお金を貯めてくれたらしい。
    緊張と不安と楽しみなまま会う日を迎えた。

    2007-01-06 12:07:00
  • 18:

    名無しさん

    親には友達の家に泊まると嘘を吐いて外泊。
    泊まる場所なんて考えてもなかった。
    難波の駅で待ち合わせた。かっこよくて笑顔の可愛い人。会って更に好きになっていった。

    2007-01-06 12:09:00
  • 19:

    名無しさん

    ミナミをブラブラ歩き。ラブホに泊まる事にした。2人とも初めてのラブホ。
    安くて広い部屋ではなかったけど嬉しかった。
    初めてのエッチ。。
    何も恐くなかった。

    2007-01-06 12:13:00
  • 20:

    名無しさん

    服を脱がされ胸を舐められた。
    「アッ」
    無意識に声が出る。
    今までいろんな人に触られても一度も感じた事なんてなかったのに触られるたびに声が出る。

    2007-01-06 12:17:00
  • 21:

    名無しさん

    アソコが熱くなるのを感じた頃、パンツの上から触られた。
    「ンッ」
    今までに感じた事のない感覚。
    「お前ビチョビチョ」
    「恥ずかしい」
    そんな会話をしていた。
    けれど…

    2007-01-06 12:20:00
  • 22:

    名無しさん

    濡れていたのとはちょっと違った…。
    生理になっていた。。
    相手はやりたい盛りの男の子。
    エッチはそのまま続けられ、ついに処女喪失。

    2007-01-06 12:23:00
  • 23:

    名無しさん

    嬉しかったけど初めてが生理中なんて…。
    少し悲しい感じだった。
    次の日、また会う事を約束して彼は帰った。
    この人の彼女である事が自分の居場所だと思った。

    2007-01-06 12:28:00
  • 24:

    名無しさん

    一度会えば毎日でも会いたくなった。
    今度は私が会いに行こうと決めたけどお金がない。
    また援交に走った。
    毎日相手を探してた。
    でも本番は無し。

    2007-01-06 12:30:00
  • 25:

    名無しさん

    そしてレンに出会った。
    7才年上の大学生で顔もかっこよかった。
    援交をするような人には見えなかった。
    ラブホにつくと流れで本番までしてしまった。
    なのに罪悪感もなくまた会いたいと思った。

    2007-01-06 12:33:00
  • 26:

    名無しさん

    それからレンとはよく会うようになり、お金ももらわなくなった。
    彼氏とは距離を感じるようになっていった。
    なんか様子がおかしい。
    疑う事が多くなり寂しさを感じる程レンを呼んだ。

    2007-01-06 12:36:00
  • 27:

    名無しさん

    彼氏には他に女がいた。
    今に思えば分かり切っていた事だと思う。
    当時の私は焦った。
    居場所が無くなる。
    レンと会うのを辞めてまた援交を始めた。

    2007-01-06 12:39:00
  • 28:

    名無しさん

    5万程のお金を握り締めて彼氏の元へ向かった。
    久しぶりの再会。やっぱり好きだと思った。
    2泊程して帰る日、彼はもぅ会わないと言った。
    私は泣きながら新幹線に乗り帰った。

    2007-01-06 12:42:00
  • 29:

    名無しさん

    その日の夜、レンに会った。彼氏の事、今までの事何もかも話した。
    レンはラブホまで来て泣きじゃくる私を何も言わず抱き締め、寝付くまで頭を撫でてくれた。彼氏と違って大人の男。
    ひかれる部分は多かった。

    2007-01-06 12:45:00
  • 30:

    名無しさん

    彼氏とも連絡は取り続けまた会いに行く事になった。この時、彼はただやりたかっただけだと思う。
    けど私は必死にお金を用意した。
    彼と会う前日、あと少しお金を用意しようとある男と会った。

    2007-01-06 12:48:00
  • 31:

    名無しさん

    40代ぐらいの色黒のおやじ。もぅそれぐらいしか覚えてない。
    車で生乳のはずだった。
    結局、犯された。
    泣いた。悔しくて、悲しくてただただ泣いた。

    2007-01-06 12:50:00
  • 32:

    名無しさん

    辛くて、彼氏にすべて話した。電話の向こうで泣いていた。次の日、会えばお互い普通に接した。前の日の話はしなかった。
    この人が彼と会う最後の日になった。
    もうここには来ない。
    きっとこの町に来る事はもう無いと思いながら帰った。

    2007-01-06 12:53:00
  • 33:

    名無しさん

    それからも連絡は取り合っていた。友達として。
    いつしか未練もなくなりお互い違う人を好きになっていった。
    彼は地元の女の子。
    私は…レン。

    2007-01-06 12:55:00
  • 34:

    名無しさん

    自転車の2ケツも一緒にお弁当を食べる姿も、子供の恋愛ごっこだと思った。
    自分には彼氏ではないけれど優しくしてくれる大人の男がいる。車で会いに来てくれていろんな所に連れて行ってくれる。優越感があった。

    2007-01-06 13:05:00
  • 35:

    名無しさん

    レンにはきっと女がいる。
    いつからか感じてた。
    私にはそれを気付かないフリしてレンに会うことでしか居場所がなかった。
    家に居れば居場所がないと感じ、学校に居てもまわりとの壁を感じてた。

    2007-01-06 13:09:00
  • 36:

    名無しさん

    これがキープ女になる始まりだった。
    返事は
    「好きやけど、付き合うとかは今はできない。学校とか就職の事もあるし。でも今までみたいに会いたいし、支えてほしい」
    今から考えれば有りがちな繋ぎ止めの言葉。

    2007-01-06 13:15:00
  • 37:

    名無しさん

    この後レンとの関係は1年半続いた。何度か告白をした。返事はいつも同じ。
    会う回数も減り、それにも慣れていった。
    きっと彼女がいる。
    私は2番目の女。

    2007-01-06 13:20:00
  • 38:

    名無しさん

    「忘年会するから!」
    バイトの先輩に言われた。
    まだ入ったばかりで馴染めてないし行かないつもりだった。
    「歓迎会もかねてるから絶対来てな」
    行くしかなかった。

    2007-01-06 13:32:00
  • 39:

    名無しさん

    あんまり乗り気じゃなかったけど参加した。居酒屋で飲んでる時、知らない男の人が来た。
    誰?戸惑う私以外みんなが「久しぶり」「元気してました?」
    そんな会話をしていた。

    2007-01-06 13:37:00
  • 40:

    名無しさん

    どうやら前にバイトしてた人らしい。
    初めての一目惚れだった。「青虫みたい」
    初めて話し掛けられた言葉がこれ。
    「えっ?」
    「キャベツの食べ方が虫みたいやな笑」
    「失礼ですねー笑」

    2007-01-06 13:41:00
  • 41:

    名無しさん

    たわいもない会話だけで緊張した。
    ずっとドキドキしてた。
    こんなにドキドキしたの久しぶりやなぁって思いながら家に帰った。
    あの人ともっと仲良くなりないと思いながら寝ようとしたら、忘年会に一緒に行っていた男友達からメールが来た。

    2007-01-06 13:48:00
  • 42:

    名無しさん

    友達「りょうくん(あの人)がお前と連絡取りたいらしいねんけど」
    私「別にいいよー」
    友達「じゃあ番号とアドレス教えとくわ」
    私「了解☆」

    2007-01-06 13:51:00
  • 43:

    名無しさん

    運命かと思った。
    私は運命とか信じやすい子やから本気で思った。
    数分後…
    「りょうやけどわかる〜?今日はお疲れさま?」
    メールが来た。
    「お疲れさまです?楽しかったですね?」
    即効で返事をした。

    2007-01-06 13:54:00
  • 44:

    名無しさん

    朝方までメールを続けた。
    りょう「可愛いなぁと思ってたからメールできて嬉しいわ?」
    私「こっちこそカッコイイなぁと思ってたし?笑」
    こんなメールをしてるとどんどんりょうくんにひかれていった。

    2007-01-06 13:57:00
  • 45:

    名無しさん

    あの頃は付き合えると信じてた。
    りょうくんとはうまくいく気がしてた。
    居場所が欲しかった。
    この人の隣が自分の居場所になると思ってた。
    もう寂しい事も寂しくて泣く事も無いと思ってた。
    この人と出会った事できっと恋愛感が変わった。

    2007-01-06 14:01:00
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