小説掲示板親父のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

• シェア！
• ツイート
• LINEで送る
• ブックマーク
• メールで送る

親父

• 1:

  名無しさん

  ｵﾚ｢おるぁ?ﾊﾞｷｯ?ﾎﾞｺｯ?｣
  男?｢うっ?すっ…すんません?｣
  ｵﾚ｢ﾌｻﾞｹﾝﾅごるぁ?ﾊﾞｷｯ?ｵﾏｴ他人の女てぇつけてﾀﾀﾞで済むとおもってんの?こいつで許したるゎ｣
  ｵﾚゎﾗｲﾀｰに火を付け男の頭に持っていった…
  男｢ひっ…やめてくれ…｣
  ぼっ?
  男｢ぎゃぁぁぁぁぁぁ??｣…………………
  次の日

  2007-01-06 03:33:00
• 2:

  名無しさん

  某警察少年課
  親父｢ｶﾂｶﾂｶﾂ…バタン?｣
  ﾎﾟﾘ｢あぁ…おとうさんですか?お宅の息子さん殺人未遂でたった今逮捕となりました…しばらくゎ留置場で…｣
  親父｢ﾊﾞｷｯ?｣

  2007-01-06 03:38:00
• 3:

  名無しさん

  ｵﾚ｢なっ…なにすんじゃごるぁ?｣
  親父｢…あの〜こいつどうなるんでしょうか?｣
  ﾎﾟﾘ｢いや〜事件が事件ですからねぇ?｣
  ｵﾚ｢なんじゃ?ﾈﾝｼｮｰがなんやねん?いったるゎ?｣
  親父｢…?ばきっ?｣

  2007-01-06 03:43:00
• 4:

  名無しさん

  数日後おれゎ奈良少年院へ行った信じられないくらい暇で、しんどくて、くだらないところだった…始めゎやる気なんてなかったし、ﾊﾅｯから更生なんてあほらしかった…

  2007-01-06 03:47:00
• 5:

  名無しさん

  そんなｵﾚが親父を意識するようになったのが?年半たったころだった…自分の寮で?年半ｵﾚを黙って見てきてくれたある先生のことばがきっかけだった…
  先生｢亮?ちょっと来い?｣ｵﾚ｢???なんすか?｣

  2007-01-06 03:52:00
• 6:

  名無しさん

  個室に入った先生ゎまぢがぉだった…
  先生｢ﾜｼゎなぁ…?つん時に父ちゃん亡くしとるんや?死ぬ間際になぁ…ﾜｼもわからんかったんやろなぁ…最後の挨拶がこれやったんや?｣

  2007-01-06 03:57:00
• 7:

  名無しさん

  先生ゎｵﾚの目の前で軍隊みたいな敬礼をしはじめた。先生｢父ちゃんおらんもんにゎわからんやろけどなぁ…生きてると邪魔で死ぬと淋しいものっつったらやっぱ親父しかおらんねん?｣

  2007-01-06 04:00:00
• 8:

  名無しさん

  先生｢親父ってええなぁｵﾏｴも近々帰るやろ?親父わなぁ何でも知っとる?よくはなしゎきいたらぇぇ?もっと叱ってくれよ?何でもう殴ってくれへんねん?って思うときがｵﾏｴにも絶対来る?｣

  2007-01-06 04:04:00
• 9:

  名無しさん

  その先生との最後の日記…ｵﾚゎ最後まで素直になれなかった?変な昔話聞かされた、正直止めてほしかった?そんな事ばかり並べてた…ほんとゎすごく感謝してるのに初めて裸で叱ってくれる人に出会えたのに…

  2007-01-06 04:08:00
• 10:

  名無しさん

  先生の最後のｺﾒﾝﾄ…右端に大きく汚い字で
  『ありがとう』
  と書いていた…。なんでありがとうやねん?こんなにひねくれたｶﾞｷでずっと最後までアホやったのになにを感謝してんねん…。

  2007-01-06 04:12:00
• 11:

  名無しさん

  ｵﾚゎその日個室で?人泣いていた…こんな別れ方ってありかよ…?年以上世話んなって義理感じねえやついるかよ…?声を出さないように、ﾐﾝﾅにばれないように寝るまでこっそりとおれゎ泣いた…

  2007-01-06 04:16:00
• 12:

  名無しさん

  親父｢ﾘﾖｳ?迎えにきたどぉ?｣
  正直おれゎ顔を合わせづらかった…親父ちっちゃくなったよな…また老けたよなぁ…今まで知らなかった親父がだんだん見えてきてｵﾚゎ見てられなくなった…

  2007-01-06 04:21:00
• 13:

  名無しさん

  俺たちゎ正面玄関を過ぎて最後に先生に挨拶しようとｵﾚが振り返った瞬間おやじが…
  親父｢?あほっ?見るな?｣ｵﾚ｢?なんでやねん?｣
  親父｢訳ゎあとゃ?早く車にのれ?｣
  ｵﾚゎ言われるがままに乗り込んだ

  2007-01-06 04:27:00
• 14:

  名無しさん

  親父ゎそれから?度も少年院を振り返らなかった…。ｵﾚ｢なぁ…何でやねん?｣
  親父｢玄関でたらｵﾏｴゎ社会の人間や?もう少年院なんてとこ振りかえる必要なんてあるか?お世話になったんゎえぇ?でも少年院に対する名残惜しみなんてだれもきたいしとらんぞ?｣

  2007-01-06 04:32:00
• 15:

  名無しさん

  親父｢おとんもなぁ…昔ゎﾔｸｻﾞやっとったんや?刑務所で一緒やった奴にのぉ同じ事いわれてなぁ…話せば長くなるけどなぁ…｣
  
  それから親父烈伝が始まっていった……。

  2007-01-06 04:37:00
• 16:

  名無しさん

  ????年徳島…
  
  親父｢…ｵﾚ…ちょっと用たしてきやす…ｽﾀｽﾀ｣
  親分｢あいつ行きよったなぁ…よしき出てきたら役付けたらなあかんのぉ?｣
  若頭｢ｵﾚの舎弟に迎えたります…｣
  親父ゎそのまま徳島市内にはいった…

  2007-01-06 04:44:00
• 17:

  名無しさん

  親父「そろそろ出てくるころだな・・・」
  とある事務所から男が2人出てきた・・・
  親父はその組長らしき男に向かって持っていた拳銃
  の銃口を向けて次の瞬間ひきがねを引いて・・・
  
  バキュゥーン！！！
  
  組長らしき男は胸を打たれそのまま倒れてしまった・・・
  
  

  2007-01-06 23:31:00
• 18:

  名無しさん

  親父は殺人と銃刀法違反となり４ヵ月後の判決で懲役３年６月の判決を言いわたされた
  親父は大阪刑務所に送致されて3年６ヶ月の刑務所生活が始まった
  
  １９７５年大阪刑務所・・・
  
  ここは運動場・・・今は娯楽時間でミンナ雑談などを交わしていた
  男「よぅしげちゃん！」
  親父「おぅ！あんじょうやっとるかぁ？」
  男「おぅ！まぁまぁやな！・・・なぁ・・・よっちゃん！ちょい話しあるんやけど
  きいてくれんか？」
  親父「・・・？なんや？」
  

  2007-01-06 23:53:00
• 19:

  名無しさん

  親父は男と便所に入った…親父は男に番号の書いた紙を渡され親父ゎ読んでいた…そこにゎ住所と電話番号が書かれていた
  男｢なぁしげちゃん…今度出所したらこの事務所にきてくれんか?｣
  親父｢…わかった｣
  そして親父は出所した…

  2007-01-07 04:18:00
• 20:

  名無しさん

  ????年?月、親父ゎ刑務所を出所して地元徳島の山下組の事務所へもどっていった…
  
  親分｢おぅ?しげ帰ってきたか?どうやったか?げんきそうやないけ？｣
  親父｢…へい?おかげさまで少し痩せました…｣
  親分｢ははは…そうか?明日本部の事務所にきてくれんか?大事なようがあるからのぉ｣
  親父｢へい｣

  2007-01-07 04:24:00
• 21:

  名無しさん

  翌日親父ゎ山下組神戸総本部へ出向き、そのあと神戸市内の料亭で兄弟杯の儀式が行なわれ親父ゎ山下組若頭山本健次の補佐役となった…親父ゎ山下組若頭補佐役となり金バッチに舎弟?人を連れるようになっていた…

  2007-01-07 04:30:00