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゚*運命の二人*゚
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1:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
あなたと私の運命は
生まれた時から
始まっていた…2007-01-04 05:33:00 -
2:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
今の私と、過去の私。
汚れた私は、闇へ消えていく。
そんな私の手を、あなたが引いてくれた…2007-01-04 05:34:00 -
3:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
4年前…
『ありがとう☆また来てね☆チュッ!!』
私は、某店のセクキャバ嬢。
セクキャバ嬢になった理由は、色んな理由で家を飛びでて、行く宛もなく途方に暮れていた時、スカウトされ話しを聞く為に喫茶店へ行き話しを聞いた。2007-01-04 05:35:00 -
4:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
一通り話しを聞き店を見せてほしいと言い、店に連れて行かれ店内を見渡し仕事内容を目にした私は、キョトンと立ち尽くし呆然としていた。
スナック、ラウンジ、キャバ、クラブしか知らなかった私は、セクキャバとゆう仕事が未知の世界で、あまりにも驚異的な現実だった。2007-01-04 05:37:00 -
5:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
そんな時、店長が話しかけてくれ店長と話しをし、店が終わってからご飯でも行かないかと誘われご飯に行った。
そこには、社長もおり緊張の中、仕事の話しをし社長は私を迎え入れてくれると言ってくれ、寮に入り次の日から働く事になった。2007-01-04 05:39:00 -
6:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
セクキャバが初体験な私に、店長やボーイが手取り足取り優しく教えてくれた。
女の子は、皆グループ別れしていて、話しかけにくい雰囲気とツンケンしている雰囲気に覆われていて、話しかけれず最初の頃は1人でいた。
店長やボーイが気を遣ってくれ、寂しい思いも孤独になる事もなかった。2007-01-04 05:39:00 -
7:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
金にそれ程欲がなく、ブランド物にもそれ程欲がなかった私は、救ってくれた社長の為に頑張ろうと思い、周りを見、店長やボーイに聞き、自己流で接客のコツを掴み必死だった。
ガッツクあまり、客は逃げる一方。それでも私は必死で、どうにかしてなんとか客を繋げていった。
でも、長続きはしない。2007-01-04 05:40:00 -
8:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
1ヶ月して、あまり結果を出せずにいた私は、少し滅入っていた。そんな時『そんなガッツいたら、客は逃げるで☆もっと余裕もって接客して、笑顔を絶やさず自然にしていれば、客はついてくるから☆』?1の綾那がいきなり喋りかけてきてくれた。
『あ…ありがとうございます…』少し小さめの声でお礼を言うと、綾那はニコッと笑い、仲良しグループのとこへと戻っていった。2007-01-04 05:41:00 -
9:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
初めて喋りかけられ、しかも?1とゆう響きのせいか、緊張と驚きで声が裏返り、どもってしまった。
【ビックリした〜(゚.゚;)綾那さんに、声かけられると思わんかった…焦るわ…】
セクキャバが初体験で、しかも周りに打ち解けない私は、田舎者みたいで少し恥ずかしい気持ちだった。2007-01-04 05:42:00 -
10:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
?1の綾那…
決して綺麗でもなければ可愛いとゆうわけでもなく、スタイルも抜群でなければ少しポチャ気味。
何故彼女が売れているのか…
それは、サービスが誰よりも良く、接客も上手くて喋り上手。色気もあり、そそられない客はほとんどいない。客の不信感や不満も上手く取り除き明るく陽気な性格が客にしたら気に入るのだろう。そして、こまめな気遣いが客をくぎづけにする。
だが、サバサバしすぎた面や酒癖が多少悪いとゆうのももあり、気に入らない客もいる。当然の事。2007-01-04 05:43:00 -
11:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
そんな彼女の周りには、いつも嬢達がたえなかった。
私の勝手な解釈だが、皆綾那にコビをうり、客を回してもらったり、団体が来た時に綾那と仲が良ければ自分達も指名してもらえると勘違いをし、綾那にすがっているのだと思った。
【あんな風にはなりたないな〜。何か見てて惨め。皆、自分でどうにかしようとか思わんのかな〜?やっぱ努力やろ。】2007-01-04 05:43:00 -
12:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
私は、自力で上にいきたくて、毎日が戦いで毎日努力の日々だった。
働き始めて2ヶ月たった頃。
営業中、私は待機している時に、自分の客の特徴や詳細を、小さなノートに書いていた。
忘れない為と、客を喜ばせる為。2007-01-04 05:44:00 -
13:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
―略―
忘れない為と、客を喜ばせる為。2007-01-04 05:46:00 -
14:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『うわ〜☆未来マメー!!凄いな〜☆えっら〜☆それ全部客の事書きこんでるん?!』いきなり綾那が声をかけてきたのだ。
「―ビクゥ!!―えっ?!あ、はい!!私、忘れやすいし、こうやって書いておけば忘れる事ないし客にも喜んでもらえるかな〜と…」
『マジで〜!!すっご☆関心するわ〜…綾那も見習わなあかんな〜。』2007-01-04 05:46:00 -
15:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
綾那独特のハスキーボイスで、淡々と話す。
ふと周りを見渡すと、嬢達から白く痛い視線が…
「あの、皆待ってはるんちゃいます…?私の事は気にせず行って下さい!!」
変に勘違いされたくなく、ネチネチと陰口を叩かれるのがだるい私は、綾那にそう言った。2007-01-04 05:47:00 -
16:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『もしかして、皆の目を気にしてるん?』綾那がそう聞いてきた。
「まぁ…私まだ入ったばかりやし、しゃしゃってるて勘違いされたくないし…あ!!変な意味やないですよ!!」
つい本音がでてしまい、後から焦ってフォローをいれる。2007-01-04 05:48:00 -
17:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『(゚.゚)……あはははは☆未来おもろいな〜☆いいよ、その性格☆気に入った!!☆今日から未来は綾那の妹な☆』と、何故か私は綾那に気に入られてしまったのだ。
「へっ?……(∵)ポカーン」
『今日終わったら、飯行こう、飯☆もち2人でな☆けって〜い☆』2007-01-04 05:49:00 -
18:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
勝手にそう決められ、綾那はマイクコールで呼ばれ客のとこへと行った。
【えっ!!??(-.-;)何?!何がどうなってこうなったん?!何か気に入られるような事ゆうたか?!】
疑問に思う。
すると『なぁ〜なぁ〜☆今綾那と何喋ってた〜ん?☆』と、他の嬢達が探るように話しかけてきた。2007-01-04 05:49:00 -
19:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
「別に何も。ただ仕事の話しを少ししてただけですよ。」愛想なく答える。
こうゆう探りとか、いらん勘繰りが1番嫌い。
『ふ〜ん。客回してもらうとか?』
でた。努力をしない人頼り発言。すかん。2007-01-04 05:50:00 -
20:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
「ちゃいますよ。ただ頑張れと言われただけです。」少し突き放す様に言う。
『そうなん?…まぁいいや!!未来ちゃん仲ようしてな〜☆』
嬢達はそれだけ聞くと、自分等のおきまりの待機場へと戻っていった。2007-01-04 05:51:00 -
21:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
【あ〜。糞かったり〜。あ〜ゆうのマジ嫌い。自分等で努力しろゆうねん。】
そう思いながら、ノートを見ながら客に営業メールを送り客を呼ぶ。
それなりに忙しかった仕事も終わり、着替えて帰ろうとした時『未来〜!!何帰ろうとしてんねん!!飯行くで☆』と、少し酔っ払い気味の綾那が絡んできた。
【忘れてた??( ̄□ ̄;)塚、酒癖わりぃ〜┐(;´ー`)┌】2007-01-04 05:52:00 -
22:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
そう。綾那は酒豪で、酒癖が悪い。そっちの面でも、綾那は当店?1(゚∀゚)ノ
『何〜?!綾那と未来ちゃんご飯いく〜ん?!ウチ等も行く〜☆』
嬢達が群がってきた。
『あか〜ん(-_-)今日は未来と2人で行くねん!!塚、未来は今日から綾那の妹やから邪魔すな〜("`Д´)』2007-01-04 05:53:00 -
23:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
綾那がそう叫ぶと、嬢達は凄く不満そうな顔をし、私を睨みつけて送りに乗り帰っていった。
「ちと言い過ぎやないです…?」
『ええねん!!あれぐらいガツンと言わんと、わからんねん!!もうはよ行くで!!』
酔っ払った綾那に、引きずられるようにスグ近くのBarへと連れて行かれた。2007-01-04 05:54:00 -
24:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『お疲れちゃ〜ん☆』
飲み物を頼み乾杯する。
『ここな〜、綾那のめちゃお気に入りの場所やねん☆なぁ〜まこちゃ〜ん☆』
綾那はそうゆうと、バーテンに話しかける。2007-01-04 05:55:00 -
25:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『今日も飲んでるやろ〜?あかんよ〜、酔っ払いは〜。』
『いいねん!!飲まなやってられんわ!!シラフで仕事できるか!!』
愚痴をゆうように、綾那は言い返す。
綾那も大変なんやな〜と、ふと思った。2007-01-04 05:56:00 -
26:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『あっ!!まこちゃん☆この子綾那の可愛い妹☆未来、このバカチンこの店のオーナーでトンチンカンなバーテン☆まこちゃん仲良くしたってや〜☆』
綾那に紹介され「あ…未来です。どうぞよろしくです…」
少しぎこちなく挨拶する。
『綾那ちゃんそれはないやろう〜(-.-;)未来ちゃんか☆よろしくな〜☆綾那ちゃんみたいな人がお姉ちゃんやなんて、未来ちゃん大変やな☆』2007-01-04 05:59:00 -
27:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『それどうゆう意味よ〜!!未来嫌なんか〜?!』
「いやいや…嫌じゃないですよ!!嬉しいですって!!」
絡みにくい話しをふらんといてくれ(-_-)と心でぼやき、酒を飲む。
『そういや、未来ちゃんは最近入った子なん?』2007-01-04 06:00:00 -
28:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
まこちゃんとやら人に話しかけられ「はい、そうです。入って2ヶ月少しです。」と答えると『未来はな〜、綾那みたいでほっとかれへんね〜ん…☆未来が入店した時から思ってた〜…☆』少し寂しそうな顔をして、綾那が話しだす。
『綾那もな〜、入店した当時未来みたいやってん。誰もいなくて、1人やってんや〜。だからといって自分から輪に入ろうとかも思わんでな〜。でも未来がくる数ヶ月前に、めっちゃベッピンな人等がいてな〜、綾那その人等に救われてん☆』
綾那は、自分の事を話し始めたのだ。2007-01-04 06:01:00 -
29:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『でな、その当時の?1の人が凄くキラキラ輝いててな〜、綾那めちゃ憧れたんよ☆入店したからには絶対?1なって、輝かな意味ないおもてな〜☆だからその人目指して?1なる為に必死に頑張った〜☆でも、?1なっておもたん…決して楽な事もなけりゃ、楽しい事ばかりやないな〜て。』
綾那は淡々と喋るが、凄く切なそうな、寂しそうな顔をして、今にも泣きだしそうな顔で喋っていた。
その後、綾那が入店したきっかけ、綾那がこの店で働き金に欲をだす理由をきいて、言葉がでなかった。2007-01-04 06:02:00 -
30:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
自分の事が凄くちっぽけに思えて、なんだか私まで切なくなってきた。
『な〜んかしんみりなったな〜…☆とりあえず、綾那はな〜、未来にも輝いてほしいねん!!未来も色んな理由があって店に来たんやろ?』
「まぁ…でも、綾那さんの事に比べたらしょうもない事ですけど。」2007-01-04 06:03:00 -
31:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『未来!!』
「はいっ!!」
『誰も入店するきっかけがしょうもない事ないねん!!皆それなりの事情を抱えてるねん!!それがただ金ほしさだけであっても、ブランド物がほしいだけでも、な〜んもしょうもなくないねん!!立派な目標や!!目標なければこんな店で働かれへんしおらん!!』
綾那は少し怒ったように言う。2007-01-04 06:04:00 -
32:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『未来は?1なりたい思わんの?』
「なりたいですよ。社長や店長にもえらい事ゆうてしもたし、社長の為にも何がなんでも?1なりたいです。」
『んな綾那のとこまで上がってこんかい!!未来は指くわえて下から上を眺めるだけでええんか?!綾那に見下ろされてるままで悔しないか?!』2007-01-04 06:04:00 -
33:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
綾那がムキになり、喧嘩をうるように言ってきた。私はやんちゃしてた事もあってか、うられた喧嘩はかうと、変なプライドがあり私自身も少しムキになってしまった。
「悔しいですよ!!絶対?1なって、綾那さんを突き放して綾那さん以上…今までの?1以上になったりますよ!!」
また言ってしまった…
社長や店長にも言ってしまった言葉。またゆうてしまうなんて…ガッデーム(;∀;)2007-01-04 06:05:00 -
34:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『おう、ぬかしてみ〜☆ゆうたな☆綾那も未来に負けへんように突き放したんねん☆今日から姉妹でもあり、よきライバルじゃ〜☆』
綾那はそうゆうと、私に抱き着いてきて何度も『負けへんからな〜☆負けたれへん☆』と言い、子供の様に笑い1人はしゃいでいた…ワラ
それから、酒を飲みながらお互いの過去の話しをしたり、仕事の愚痴を言い合ったりたくさん色んな話しをして、お互いの仲を少し深め合い朝方バイバイして私は寮に帰り、化粧も落とさずに眠りについた。2007-01-04 06:12:00