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∈†∋〜SnowDay〜

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  • 1:

    死ぬ事なんて、
    辛くない…。
    生きる事の方が、
    よっぽど辛い…。
    そお、思ってた…‥。

    2006-12-31 02:05:00
  • 2:

    ━━━━━━━・‥…
    空を見上げれば、雪が降っていた。
    一つの星すらも見えない、汚い町に、不釣り合いな程、白く、輝く、とてもきれいな雪。

    2006-12-31 02:08:00
  • 3:

    そんな、寒い寒い、季節に君と僕は、出会った。
    何千人、何万人、何億人の人の中の、一人に過ぎない、君と僕。
    それでも、君と僕は、出会ったんだ…‥。

    2006-12-31 02:09:00
  • 4:

    それは、《運命》?

    運命なんて信じない、僕。
    運命はあると信じる、君。
    やっぱり、君が言うように《運命》は、あったんだよな。

    2006-12-31 02:10:00
  • 5:

    僕は、信じるよ。
    君を、
    そして《運命》を、…‥。

    2006-12-31 02:12:00
  • 6:

    ━━━━━━━・‥…
    【★】
    名前、七海 流(ナナミ リュウ)。♂。
    年、23。
    職、ナイトビジネス経営。代表取締り役。

    2006-12-31 02:13:00
  • 7:

    ━━━━━━━・‥…
    【☆】
    名前、春名 星(ハルナ セイ)。♀。
    年、21。
    職、新地の嬢。NO.1。

    2006-12-31 02:14:00
  • 8:

    ━━━━━━━・‥…
    そんな、二人は、
       《運命》に、
       導かれるかの様に、
    出会った…‥

    2006-12-31 02:15:00
  • 9:

    ━━━━━━━・‥…
    【★】
    いつもの町に、いつもの道、もお見慣れてしまった、景色。
    そんな、景色を眺めながら、今日も、いつもの場所へと向かう…‥。
    はず、だった…‥。

    2006-12-31 02:18:00
  • 10:

    そのはず、だったのに…‥
    あの日の様に、この町に珍しく冬を告げる雪が振っていて…‥

    2006-12-31 02:19:00
  • 11:

    そこには、
    空を見上げる
    君が…‥
    君が…‥
            いた。

    2006-12-31 02:21:00
  • 12:

    ━━━━━━━・‥…
    【☆】
    いつもの町に、いつもの道、いつもの日常。
    なんら変わりない、いつもの日常の中の、唯一違うモノ。

    2006-12-31 02:23:00
  • 13:

    それは、手の平に、小さく小さく、舞い降りた、雪の結晶だった。
    フっと空を見上げれば、真っ白な、雪の結晶がいくつもいくつも、振っていた。

    2006-12-31 02:24:00
  • 14:


    〈雪を見るのは、何年ぶりだろう?〉

    とても、とても遠い昔の様な気がした。

    2006-12-31 02:25:00
  • 15:

    この汚い町にでも、雪は、振る。
    この町に不釣り合いな程に、綺麗だった。
    ネオンに反射され、星一つない、空から落ちるそれは、白く輝き、流れ星の様だった。

    2006-12-31 02:26:00
  • 16:

    雪は、大好き。
    雪が振る、冬の季節は、大好き。
    なんだか、懐かしい気持ちに、なれるから…‥。

    2006-12-31 02:27:00
  • 17:

    誰一人と、足を止める事のない、この町に、さんさんと振る雪は、どんなモノよりも、綺麗に、どんなモノよりも、輝いて、見えた。
    こんなにも、たくさんの人で溢れ返る、この町で、関心を持つ人なんて、誰一人といないとわかっているのに、一握りの奇跡を信じ、一生懸命に、冬の季節を告げる。
    私はそんな雪に、足を止め、空を見上げた…‥。

    2006-12-31 02:30:00
  • 18:


    そんな雪は、私に、
       《奇跡》
     を、与えてくれたんだ。

    2006-12-31 02:31:00
  • 19:


    〈流、あなたの事は、あなたの事だけは、やっぱり忘れられない…‥〉

    2006-12-31 02:33:00
  • 20:

    ━━━━━━━・‥…
    【★】
    君、星に出会ったのは、今日の様な、冬の季節でした。
    珍しく、この町にも、冬を告げる雪が降っていて…

    2006-12-31 02:52:00
  • 21:

    〜〜〜・…‥
    『はぁ〜っクションっ!』
    流「さっみー!マジ風邪ひくって!やってられんねんけど。」
    豪「やばいなー。こんなんでキャッチとか死んでるって!笑」
    そお話すのは、豪(ゴウ)。豪とは、入店時が同じぐらいで、いつの間にか、二個1みたいに、毎日一緒にいた奴。

    2006-12-31 04:25:00
  • 22:

    この時の、俺は、プレイヤーとして、夜でホストをしていた時期。
    今日は、店が休みで、豪のキャッチに付き合ってたとこ。

    2006-12-31 04:26:00
  • 23:

    流「最近寒すぎやろ。帰ろやー。こんな寒いんとか、マジやる気でんやん。」
    豪「本間それな↓。って流は、客よーさんおるからそんなんゆえんねん!俺は、生活する金すら、あやういんやからな!笑。だから、こおやって休みでもこなあかんねん!まっ!流が、面倒みてくれるゆうんやったらえーけど!笑」
    流「はいはい!付き合いますがな!」
    俺は、この頃、ナンバー2にまで伸し上がってた。

    2006-12-31 04:27:00
  • 24:

    昔から、人間観察が好きで、人間をよく見ていたから、人の考えてる事やったり、人の変化にすぐ気付く。
    それが、功を期してか、いつの間にか、客が増え、たった二ヵ月での、スピード出世。
    別に、金がほしかった訳でも、女が好きだった訳でもない。
    ただなんとなく、ホストとゆう、仕事に興味を持ったのが、始まり!

    2006-12-31 04:28:00
  • 25:

    豪「なぁ?ちょい、あの子、声掛けてくるわ!」
    流「はいはい!行ってらっしゃい!」

    2006-12-31 04:30:00
  • 26:


    そんな、いつもとなんら変わりない、日常に、一粒の白い雪と、《奇跡》が舞い降りた。

    2006-12-31 04:31:00
  • 27:

    流「あっ...雪や!」
    空を見上げると、その白い粒が、何粒も何粒も、降り注いでいた。
    〈きれいなー。こんな町にも、雪は振るんや。珍しい事もあるもんや。〉
    そんな事を、考えていた…‥。

    2006-12-31 04:32:00
  • 28:

    流「ごーーう!飯おごったるから、今日は帰ろや?雪振ってきたし!」
    キャッチ中の豪を、呼び止め、帰ろうとした。

    その時だった…‥。

    2006-12-31 04:34:00
  • 29:


    僕は、君を見つけたんだ…‥。

    この町には、不釣り合いな程に、白く綺麗な君を…‥。

    2006-12-31 04:35:00
  • 30:

    豪「...ぅ、りゅ.…りゅう!‥おい!流って!」
    流「あぁーごめん、ちょーっ!待ってって!」

    2006-12-31 04:36:00
  • 31:

    君は、なぜあの時、こんなに、汚い町の空を見上げ、涙を流していたの?
    僕には、分からなかった。
    この時の僕には、君の涙は綺麗すぎたんだ…‥

    2006-12-31 04:38:00
  • 32:

    彼女を見た瞬間、一瞬、時が止まった気がした。
    人で溢れ返る、この町の人も、声も、なにもかもが、一瞬、そお、一瞬、止まったんだ。
    その中で、唯一、彼女だけ、彼女だけが、輝いていた…‥。

    2006-12-31 04:39:00
  • 33:

    流「...すいません。どおかされました?」
    気付けば声を、掛けていた。
    女「いや、あの、大丈夫。すいません。」
    顔を背け、涙を拭いながら、話す彼女の声は、とても落ち着いていて、少しハスキーな声だった。

    2006-12-31 04:40:00
  • 34:

    流「なんかあったんじゃないんですか?」
    俺は、初めて逢ったその人を、なぜだか、ほっとけなかった。
    女「...いや!ホントに大丈夫!ごめんなさい。」
    そお言い、彼女は、顔を上げニコっと笑ってくれた。

    2006-12-31 04:42:00
  • 35:

    でも、俺は、それでも、ほっとけなかった。
    なぜなら、彼女は、とても切なそうに笑っていたから…‥。

    2006-12-31 04:43:00
  • 36:

    彼女は、さらさらの栗色の長いストレートの髪に、綺麗に揃えた前髪。
    フランス人形の様に、クリっとした、大きな目には、長いまつ毛が囲い、ちっさい鼻筋の通った鼻に、笑えば八重歯が見える、ふっくらした唇。
    それが、ちっさいちっさい顔に綺麗に納まっていた。
    抱き締めれば、折れてしまうんじゃないかと思う程に、華奢で、透き通った肌は、この町に、消えてなくなってしまいそおな気がした…‥。

    2006-12-31 04:50:00
  • 37:

    女「…‥雪が、雪が綺麗で、この町にも、雪が振るんだなって思ったら感動しちゃってっ」
    そお、照れ笑いする、彼女に俺は、言葉が出なかった。

    2006-12-31 04:51:00
  • 38:

    どおして、
    君は、そんなに、
       切ない顔で笑うの?
    どおして、
       泣いているの?

    2006-12-31 04:53:00
  • 39:

    それが、
       僕と君との、
    初めての
      《出会い》だった…‥

    2006-12-31 04:54:00
  • 40:

    ━━━━━━・‥…
    【☆】
    この町にも、雪は、振るんだ…‥。
    雪が振ると、思い出す…。大好きだった、パパやママ…‥。
    大好きだった、あの町を…‥。

    2006-12-31 04:58:00
  • 41:



    〈パパ、ママ、元気にしていますか?〉      

    2006-12-31 04:59:00
  • 42:

    私の生まれ育った町は、山に面していて、冬になるとよく、雪が降っていた。
    そんな、大好きだった町を私は、捨てた…‥。
    大好きだった、パパやママですら、私は、捨てた…‥。
    育った町も、育ててくれた家族も、私は、捨てたんだ…‥

    2006-12-31 05:01:00
  • 43:

    〜〜〜・‥…
    私は、小さい頃から、何不自由なく、大切に大切に、育てられた。
    パパもママも、たくさんの愛情を注いでくれ、欲しい物は、なんでも手に入った。
    ただ、お金で買えるモノだけ…。

    2006-12-31 05:02:00
  • 44:

    名無しさん

    句読点多いしへんなとこ改行されてて読みづらい??

    2006-12-31 05:03:00
  • 45:

    周りから見れば、理想的な家族だっただろう。
    いつもいつも、周りからは、羨ましがられた。

    でも、本当は違う。

    2006-12-31 05:04:00
  • 46:

    44。読んでくれてんかな?ありがとお?句読点と改行気をつけて書くわ?これからも、気長にお願いします?

    2006-12-31 05:07:00
  • 47:

    世間体を何よりも気にする、パパとママが作りあげたモノ。
    「春名さん家は、家族、いつも仲がよくてよろしいですね!羨ましい!」
    そお、言われれば言われる程、私には重荷だった。

    2006-12-31 05:08:00
  • 48:

    みんなが認める、[良い子]
    幼いながらに、いつも頭から離れる事はなかった。

    2006-12-31 05:09:00
  • 49:

    そんな、私は、自分の感情を表に出す事はなかった。
    ワガママなんていわない。
    反抗なんてしない。
    いつも、笑顔の、私。
    いつも、学年トップで頭の良い、私。

    2006-12-31 05:13:00
  • 50:

    そんな作り上げられた私に、パパやママは、優越感にひたり、さらに、[良い家族][理想な家庭]を、作り重ねていった。
    仕事が出来て、経済力があるパパに、綺麗で理解があるママ、利口で可愛い子供。
    そんなモノに、なんの意味があり、なにが残るのか、私には、分からなかった。

    2006-12-31 05:15:00
  • 51:

    名無しさん

    主さんおしっこ飲ませて?

    2006-12-31 05:31:00
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