小説掲示板《《ハグルマ》》のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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《《ハグルマ》》

• 1:

  あおい

  大阪ﾐﾅﾐの街。
  私はここで真昼間から風俗嬢として働いている。
  今日、私は22歳になる。
  いつものようにお昼前に家を出て、お店に出勤する。
  ここで誕生日を迎えるのももう三回目になる。
  
  「おはようございます」
  「誕生日おめでとう♪」
  
  皆がいってくれた。
  
  このお店では、私とあゆみが看板嬢で、私とあゆみは入店も同じで同い年。一番の仲良しだ。

  2006-12-17 15:35:00
• 2:

  あおい

  フロントから声が聞こえる。
  「あゆみとあおいは予約埋まってるからね。あおいは３番あゆみは５番のお部屋ね」
  「はあ〜い」
  
  ただ出勤日が多く古株なのてナンバーワンのあたし。
  あゆみはちょこちょこ休んでもいつもナンバー入り。
  
  あゆみ「不動の二人とかいって雑誌に載ってるよー笑えるよね」
  あおい「売り出されてるだけやんな。」
  あゆみ「こんなんされたら期待してくるお客さんばっかできもいわ」
  あおい「まあ仕方ないやん。あおい行くね♪」
  あゆみ「今日予定ある？？？」
  あおい「はずかしながらない笑」
  あゆみ「じゃあご飯いこ☆」
  あおい「わーい♪じゃああとでねん」
  

  2006-12-17 15:42:00
• 3:

  あおい

  部屋についた。
  部屋にはシャワーがあり掛け布団のないベッド。
  いかにもっていう感じの部屋。
  部屋につき携帯をチェックし、お客のメール返信後、フロントにコール
  「準備できました。」
  「じゃあ１２０分コース頑張ってね。」
  
  
  

  2006-12-17 15:57:00
• 4:

  あおい

  ここ三日間、３名限定の120分コース
  誕生日ｲﾍﾞﾝﾄらしい
  
  「あいたかったよん♪」
  「オレも」
  
  20代なかばの頑張ってお金があるふりをしている男の人
  アパレル関係で働いている。
  
  あたしを気に入っているのは良く分かる。
  でもそれ以上に、自分が客だということもよくわかっている
  すごく楽なお客さんだ。

  2006-12-17 16:01:00
• 5:

  あおい

  「これプレゼント」
  「ありがとう♪めちゃ嬉しい♪」
  
  シャネルの香水とネックだ。あとはケーキ。
  
  「お金大丈夫？？」
  
  あたしは心配そうに聞いた。
  いや心配だった。
  
  毎週来ているし、出勤日はかならず電話争いをしてるらしい。
  
  「ぜんぜん平気。誕生日祝えてラッキーやし」

  2006-12-17 16:04:00
• 6:

  あおい

  この人を見ていると、昔のあたしを思い出す。
  この人もあたしが色をかけたら狂うのかな？
  あたしは入店当時、かなりの色風俗嬢だった。
  
  あたしのために借金を繰り返し自己破産したサラリーマン
  ストーカーになり刺そうとした工場のお兄さん
  金もろくに使わないのにうるさいおっさん
  
  皆口を揃えたみたいに言う
  「あおいのために」

  2006-12-17 16:08:00
• 7:

  あおい

  「頼んでないよ」
  唯一の口答え。
  皆あおいのためだというけれど、見返りを求めてくるなら、結局見返りが欲しくてしてるだけ。
  
  自分のためじゃん

  2006-12-17 16:12:00
• 8:

  あおい

  風俗をして無償の愛をくれる人はなかなかいないと実感していた。
  
  今ではお客さんが寂しそうに帰るだけで心が痛むときがある。
  
  そんななかで３年前からずっと変わらずに来る客がいる
  あたしの色にもひっかからずに
  遊びなれたお医者さん。
  
  ２年前くらいに
  「あおいは月にいくら？」
  「１００万円」
  「わかった♪」
  
  こんな簡単な言葉で交渉成立して、いまでも店にきたり外で会ったり、エッチしたりしている。

  2006-12-17 16:18:00
• 9:

  あおい

  今来ているお客さんは、
  あたしのプライベートにふれない
  しつこくない
  見栄をはりたがる
  
  人の顔色を伺って生きてきた人なんだと思う。
  なんだかかわいそうになる。
  
  あたしはこの120分でせめてものお返しをする。
  
  

  2006-12-17 16:22:00
• 10:

  名無しさん

  略なくしてください??

  2006-12-17 21:39:00
• 11:

  名無しさん

  改行辞めて下さい。よみにくい?改行は４回までで、お願いします

  2006-12-18 07:36:00
• 12:

  あおい

  わかりました♪
  気をつけますう

  2006-12-19 15:26:00
• 13:

  あおい

  ここ二年店外をしていない。期待を持たせてしまうから。店外をして分かったことは、たくさんあった。

  2006-12-19 15:28:00
• 14:

  あおい

  期待をたくさん持たせて裏切り傷つける。
  まあ、今は店外をしなくても今の稼ぎで十分満足しているし面倒なのもあるけど・・・
  「お前は鬼だな」
  といわれたことを今でも毎日おもいだす。

  2006-12-19 15:31:00
• 15:

  あおい

  ケーキを食べながらあたしは言った。
  「マジ嬉しい、ありがとう」
  「大げさやなあ。この後もケーキあったら食べられへんから残しいや」
  あたしは二個も食べた。

  2006-12-19 15:35:00
• 16:

  あおい

  あたしは後ろから抱き着いて甘えた。
  「あおいね今日めちゃ幸せ」
  「うまいなあ。オレなんかでそんなんいうな」
  「本心やで。いつも信じてくれんけどあおいも人間、すき嫌いあるよ」

  2006-12-19 15:38:00
• 17:

  あおい

  チューをした。あたしの服を脱がし乳首を吸う。
  こんなにいろんな人に触られている体はかわいいという。誰にでもしている口にキスをする。
  汚いと思わないの？

  2006-12-19 15:42:00
• 18:

  あおい

  なんて感情を持ち出したのも最近で・・・。「あっだめーしゃわー」「もうたってるからはずいわ」「えっちーー」
  キスをして身体全身洗ってあげる。そして客は先にでる。接客中唯一ほっとする。素早く体を洗いでるなり抱きつく。あたしを押し倒し獣に変わる。苦痛に襲われながら大げさにあえぐ。

  2006-12-19 15:48:00
• 19:

  あおい

  「なんでこんなにびしょびしょなん？」「気持ちいいもん」嬉しそうに言葉ぜめ。「入れてもいい？」この人が今まで言ったことのないことを言った。あたしはそっとかわしてでかいちんこをなめた。ローションすまたをしていつもの様に事を終えた。
  シャワーをして寝転んだ。
  「あおいの事すきやで」
  

  2006-12-19 15:52:00
• 20:

  あおい

  「あおいも。」「そうじゃなくて俺を客以上に思えへんのもわかってる」「え？？」「昔ホストしててな客は客ってわかるし」「彼女は？」「離婚した。客と結婚して子供いてるねん。一年前嫁は連れて出て行った。半年前雑誌見てあおいが嫁に見えて、あおいは嫁よりいい女やった。俺が風俗しているこにはまるとか、ばつかな」
  淡々と話している。最後に言ったのは、、
  「今日でさよなら」
  

  2006-12-19 15:56:00
• 21:

  名無しさん

  実話？主の話の方向性がわかりません。

  2006-12-19 15:58:00
• 22:

  あおい

  あたしはひきとめない。引き止めて欲しい事くらいわかる。でも引きとめられるほどあたしはこの人の感情に答えられない。
  「また風俗の女の子として見れる様になったらきて☆」
  「最後までお前は優しいなあ」
  服を着てまだ時間は30分もあるのに帰った。部屋をかたずける。待機室に荷物を置きにいきタバコに火をつける。
  

  2006-12-19 16:01:00
• 23:

  あおい

  「あおいちゃん」ゆうあだった。かわいくてパネル指名はかなりつくのにリピーターはあまりなくてもったいない。本人は満足そう。「おはよう」「私ねホストすきになっちゃた」まただ。こんなの日常茶飯事。「いいんちゃう？好きになったらしかたないやん」「でもみんな色っていうねん」「色ってさーあかんことなん？大事なのはあいてにしてもらうことじゃなく何も求めずにしてくれる客ってひかれる気がする。まあ客は客やけどさ・」「私もとめてまうう」「かしこく遊びや！未収はしたあかんよ」「うん。」
  こういうこには何をいおうが無駄で、、あたしはゆうあが好きだから本当はのめりこんでほしくない。

  2006-12-19 16:07:00
• 24:

  あおい

  その後もあたしはお客さんの相手をして終わった頃には九時を回っていた。もうあゆみは待っていた。「ごめーん」「おつーつかれたやろ？ゆっくりしいや」
  化粧直しをして、一度荷物を置きに家に帰った。
  ２ＬＤＫのデザイナーズマンションまことと同棲二年半、猫三匹と暮らしている。家賃はまことが。食費はわたしが。といってもふたりで食べることはあまりない。
  あゆみはリビングでテレビを見ている。あゆみだけはよく家に来ている。「あゆみどこつれてってくれるん？」「１１時から豪華ディナー」「まあじ？？」
  

  2006-12-19 16:13:00
• 25:

  あおい

  あゆみが酔っ払いながら言った。あたしたちはまたあたしの部屋に帰った。あゆみの携帯はやたらなる。ホストからのお呼び出しらしく帰っていった。あたしは寝た。
  目が覚めてリビングに行くとまことの店の従業員のるいがゲームをしている。「おはよー」家が遠いるい。「おはよ」あたしは水を飲みまた部屋に戻る。もう一度寝ておきたら、まこととるいが寝ている。
  今日は日曜日。することもなくあたしは寝ているのだろう。いつもるいもまこともいなくなるから。部屋でぼーーとしているとまことが入ってきた。
  「あおいー」
  まことが抱きついてきた。

  2006-12-19 16:24:00
• 26:

  あおい

  「どうしたん？」「えっちしよか」「類いるやろ？」「ねてるもーん」正直休みの日までこんなことしたくない。しかたなくセックスする、付き合って３年。もう飽きていた。
  まことはいつもナンバー２．毎月売り上げをある程度あげたらあとはもらっているみたいだ。

  2006-12-19 16:27:00