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キャンディ?ロマンス

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  • 1:

    もしも願いがかなうなら、シンデレラのようなお姫さまになりたい。       もしも願いがかなうなら、素敵な王子さまにここから連れ出してもらいたい。 もしも願いがかなうなら…もしも願いがかなうならーーーーー。

    2006-12-14 01:15:00
  • 2:

    「山村さん!お茶すらまともにくめへんの!?もういい。あたしがするからどいて!」「す…すみません…。」あたしは泣きそうな熱い目蓋を引きずってトイレへと駆け込んだ。     「なんであたしってこんなんなん……。ハァ……。」深いため息をついた。              あたしの名前は山村夢子。王子さまの迎えを待つ、20歳。職業は下請け会社の雑用係。

    2006-12-14 01:22:00
  • 3:

    ここの会社はお局ばかり多く、しかもはばをきかせていた。         やめたいやめたいやめたいやめたいやめたいやめたい毎朝、起きるとき頭に浮かぶのはこのことばかり。でも今やめてもできることなんてないし……資格だってない。諦めて働くしかないのかな……。

    2006-12-14 02:00:00
  • 4:

    あたしにできることなんて何もない。ただ、愛想笑いをして毎日をやりすごすだけ。所詮ただの雑用係。             「お先失礼します。」会社を出て、真っすぐに家に帰った。寄るとこなんてどこもない。                    「ただいま…。」あたしは誰もいない部屋に向かってつぶやいた。

    2006-12-15 00:26:00
  • 5:

    寂しい。虚しい。誰か、誰かあたしを連れ出して。             晩ご飯を作っている時に、家の固定電話が珍しく鳴った。時計を見ると9時半だった。         こんな時間に誰…?   「はい、もしもし。」「あ、夢子ちゃん?」    え?夢子ちゃんなんて呼ぶ人誰もいないはず。   「あの、どちら様でしょうか?」「あ、俺大西遥っていいます。女みたいな名前やから嫌やねん〜。」  大西遥?誰?      「どういったご用件でしょう?」「あ、ごめんごめん。今雑誌のアンケート調査してて質問にいくつか答えてほしいんですけど、時間ある?」

    2006-12-15 00:54:00
  • 6:

    なーんだ。そういうことか。           「いいですよ。」「良かった〜ありがとう!じゃあ〜まず何の雑誌読んでる?」「CanCAnかな…。」「へぇ〜じゃ、月に服にどれぐらいお金使う?」「3万ぐらい。」「そっか〜。いっつもどこで服買うん?」「梅田の阪急が多いなぁ。」「そうなんや!てか夢子ちゃんって芸能人やったら誰に似てるん?!」「え、あんま言われへんなぁ…。」

    2006-12-15 01:02:00
  • 7:

    名無しさん

    テレアポやん?うちこの仕事やってた?

    2006-12-15 01:45:00
  • 8:

    名無しさん

    この手のセールスかかってくることあるよな〜。
    真面目に受け答えとか思うつぼやし。

    2006-12-15 03:07:00
  • 9:

    7さん?8さん?レスぁりがとう???

    2006-12-15 14:46:00
  • 10:

    「誰にも似てへんねんや〜。俺はな〜、実は亀梨に似てるって言われんねん笑」「そうなん?亀梨ってあの亀梨?」「そうやで。」「へぇ〜男前なんや…。」「……ってかさっきから夢子ちゃん元気なくない?」「え?………わかるん?」「わかるよ〜どうしたん?」「あたしって何もできひんねん。仕事もまともにできひんし、取り柄もないし。」           こんな、見ず知らずの男の人に話して何になるんだろう。

    2006-12-15 15:00:00
  • 11:

    名無しさん

    言葉にすると余計虚しくなるだけかもしれない。              だけど……だけど、話さずにはいられなかった。大西遥というこの男はなぜだかあたしを救ってくれるような気がしたから。                「もうこれ以上あの会社では働きたくない。」「ふーん。じゃ、辞めれば?」「そんな、無理に決まってるやん!辞めたらお金もなくなるし……。」

    2006-12-15 18:05:00
  • 12:

    ↑夢です?

    2006-12-15 18:06:00
  • 13:

    「金なんてなんとでもなるって。それより、夢子ちゃんっていくつなん?」「20歳やけど…。」「じゃー余裕やん。まだまだ何でもできるよ。」「そう…かな…。大西くんはいくつなん?」「19。てかその大西くんってのやめて〜。遥でいいから!俺も夢子ちゃんじゃなくて夢って呼んでいい?」「え…別にいいけど…。でも呼び名なんか決めたって別に電話だけの関係やん…。」「なんなんそれ!会おうや!会えばいいんやんか!」「え、でも…。」「夢、俺夢と友達なりたい!な、会お…?」

    2006-12-15 18:18:00
  • 14:

    「わ、わかった…。」「ほんまに!?やったー!夢の休みっていつ!?」「明日休みやけど。」「ほんじゃー明日遊ぼ!昼間でいい?」「い、いいよ。」「じゃ、3時にミナミのビクドン前でいい?」「わかった。」「待ってるわ〜楽しみにしてるから!」それから、遥と番号交換をして電話を切った。           電話を切って少し冷静になったあたしは後悔した。なんであんな軽い約束してもーたんやろ……。

    2006-12-15 20:20:00
  • 15:

    あたし、どうかしてる。自分では軽くないつもりでいたので、なぜ遊ぶ約束をしてしまったのかわからなかった。         次の日ーー。       あたしは白いTシャツにバギーパンツにバックルベルトという出で立ちでミナミに向かった。 時計を見ると2時50分。調度良い時間だ。

    2006-12-16 23:02:00
  • 16:

    すぐにビクドンに着いたが、まだ誰もいない。    先着いたんか…。あたしは下を向いて待っていた。すると携帯が鳴った。   着信・遥        ピッ。「はい、もしもし。」「あ、遥けど、もう着く〜。あ!もしかして白T着てる!?」「うん!」「あ〜わかった!すぐ行くわ〜。」          ポンポン。急に後ろから肩を叩かれた。

    2006-12-16 23:08:00
  • 17:

    「おれアイスコーヒー!」「あたしも。」        注文を終え、あたしは煙草を取り出し火を点けた。 「夢煙草吸うん〜?!意外や!なんか清純そうに見えるから吸わんっぽいのに。」「吸うよ〜。遥は吸わへんの?」「俺は辞めた〜。」

    2006-12-16 23:25:00
  • 18:

    名無しさん

    なんか?H?のパクリもんみたい

    2006-12-17 18:38:00
  • 19:

    パクってなぃです?一応完全オリジナルです?

    2006-12-17 20:47:00
  • 20:

    煙を肺に入れ細く長く吐き出した。        「……夢の笑ったトコが見たいな。」突然、遥がポツリと言った。「え…?」「俺、夢の笑ったトコ一回もまだ見てへん。電話ん時も一回も笑ってない。」「そ…う?」「うん。」遥がすねた顔をした。        かわいい……。     「プッ。かわい〜遥!すねてる!笑」

    2006-12-17 22:09:00
  • 21:

    急に遥の顔がパァっと明るくなった。       「笑えるんやん!めっちゃかわいい!」「は!?かわいいとかいらんし!」「ほんまに!めっちゃ可愛い…。」遥はあたしを見つめ、微笑んだ。「あ、ありがと。」あたしは照れて赤くなった。                     コーヒーも飲みおわり、さてこれからどうしよう、ということになった。     「カラオケでも行く?」「いいよ。」あたしたちはカフェでの会計を済ませカラオケへ向かった。

    2006-12-17 22:22:00
  • 22:

    カラオケまであたしたちは並んで歩いた。       「な、遥の仕事ってアンケートとる仕事?」「………。」彼は黙ったままだ。「遥?」「カラオケ着いたら話すわ。」「そう…?」                 カラオケに着き、あたしたちは部屋に通された。まだ新しいビルらしく全体がとてもキレイだった。       「遥、何飲む?」「それより…仕事のことやねんけど…。」「あぁ、何?」「俺、デザイナーやねん!ジュエリーの!!」勢い良く遥が言った。「え……そうなん?すごいやん!」「う…ん。」

    2006-12-18 22:28:00
  • 23:

    「すごい?ありがと!」なぜか遥の笑顔が引きつってるように見えた。「どんなデザインなん?見たいなー。」あたしはそう笑って言った。「じゃあ、見に来る!?会社めっちゃ近くやねんけど!」「でも、勝手に行っていいん?」「いいよ!行こう!」そして、あたし達は一曲も歌わずカラオケを後にした。

    2006-12-18 22:34:00
  • 24:

    「遥?どーしたん。もったいないやん。歌ってからでも良かったやん!」「は、早く俺のジュエリー見てほしかったから!」      遥はずんずん歩いた。「……着いた。ここ俺の働く会社。」そう言って怪しげなビルを指差した。

    2006-12-18 22:40:00
  • 25:

    「ここ!?なんか怪しくない!?」「怪しくないよ!」遥は明らかに焦っている。「そう……?」「大丈夫!行こ!」パッとあたしの手を取り、グイグイひっぱる。           エレベーターに乗り三階で降りた。そこはお洒落なカフェ風の店だった。「へぇ〜こんなとこで働いてるんや。」「うん。じゃ、俺のデザインさっそく持って来る!」遥は足早に奥に入っていった。

    2006-12-20 21:45:00
  • 26:

    いくつものショーケースが並べられていた。そこにはダイヤばかりのネックレスや、指輪、ブレスレットなどが展示されていた。           「おまたせー。」遥が皮の黒い箱を持って現れた。 「ではでは……開けまーす。ジャーン♪」そこに現れたのは一際おおきなダイヤのネックレスだった。一粒ダイヤでデザインはシンプルなものだった。「わー…きれい…。」  みるみるうちに遥の顔が輝いた。「やろー!?どう!?気に入ってくれた!?」「気に入ったってゆーか、めっちゃキレイやとは思う。」「つけてみる!?」「えっ。いいの?」「いいよー。」そう言って遥は箱からネックレスを取出し、後ろに回ってあたしの首につけてくれた。         白いTシャツにダイヤがよく映えとてもよく似合った。

    2006-12-20 21:55:00
  • 27:

    「めっちゃ似合うで!ビックリやわ!」「ありがと笑」「俺、夢に自分のデザインしたネックレスつけてもらったら幸せやわ。」「は?!そこまで言う?笑」「うん。夢、これずっと付けてて?」…初め、あたしはこの言葉の意味を理解できなかった。「え?」       その時、奥の部屋から男の人二人が出てきて、あたしの方へやってきた。一人は汚らしいギャル男。もう一人は遥以上の男前だった。

    2006-12-20 22:09:00
  • 28:

    「お似合いですねぇ〜!遥のデザインは普通一般の方に売ったりしないんですよ!」ギャル男が言った。                           売る………?                  「遥どういうこ…と?」 「夢、今回は特別に200万でいいよ。」      え………?

    2006-12-21 22:45:00
  • 29:

    ◆InxLZ116AA

    がんばれ?

    2006-12-21 23:17:00
  • 30:

    31さん??ありがとう?誰もみてないと思ってた?頑張りますね??

    2006-12-22 10:02:00
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