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真っ白なドレス。。

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  • 1:

    ◆FxFKTsP9mQ

    「似合うやん!」

    あんたが、あたしの為に選んでくれたこの真っ白なドレス−。
    今でも、あたしの大事な宝物やねんで…!

    2006-12-12 05:54:00
  • 2:

    ◆FxFKTsP9mQ

    久しぶりに夜のミナミを歩いてる気がする−。
    少し前まではミナミに住みミナミで働き毎日のように、この鮮やかなネオン煌めく街にあたしは存在してた。
    ミナミを離れてから、今日でちょうど一年が経った。
    あたしは今キタに住みキタで働いている。

    2006-12-12 05:56:00
  • 3:

    ◆FxFKTsP9mQ

    女の名前は瑞樹。


    雪のように真っ白のコートに身を包みいかにも夜の雰囲気を漂わせる。

    2006-12-12 06:01:00
  • 4:

    ◆FxFKTsP9mQ

    −♪♪♪−
    冬の曲に彩られた携帯の着信音に瑞樹は現実の世界に引き戻される。
    『ハイ。ゴメンゴメン。行くって!もうミナミ。ウン。ほな。』
    ピッ−。電話を切ると、瑞樹はキャッチをも寄せ付けないスピードで一年前と同じ道筋で街を慣れたように歩き出す。

    2006-12-12 06:06:00
  • 5:

    ◆FxFKTsP9mQ

    着いた場所は古びたビルの3Fにある【tetora】というキャバクラ店。
    あたしが前働いていた店。

    真っ黒の重たいドアを開けると、そこには前と何も変わらない風景が広がる。

    2006-12-12 06:14:00
  • 6:

    ◆FxFKTsP9mQ




    《いらっしゃいませ−。》

    2006-12-12 06:15:00
  • 7:

    ◆FxFKTsP9mQ

    やる気を全く感じられないそいつの変わらない声。
    そいつはあたしに気付くとあたしの元にやって来た。
    「なんや瑞樹かよ〜。意外と来んの早かったからビックリしたわ!久しぶり。まぁ座れや!」
    誘導されるがままに席に座ると、そいつはあたしの横に座って来た。

    2006-12-12 06:21:00
  • 8:

    ◆FxFKTsP9mQ

    「瑞樹。今日は何の日やったっけ?」
    そいつは悪戯っぽくあたしに笑いかける。その笑顔に不覚にも胸がギュッと締め付けられる。
    『あんたの誕生日やろ?』
    忘れるはずないやん。あんたの誕生日はあたしがこの店を辞めた日でもあるんやから…。

    2006-12-12 06:23:00
  • 9:

    ◆FxFKTsP9mQ

    「当たり♪さすが瑞樹!何して祝ってもらおかな−」
    楽しそうにまたそいつはあたしに笑いかける。

    《お願いしま〜す。》

    2006-12-12 06:27:00
  • 10:

    ◆FxFKTsP9mQ

    『ホラ。弘樹!女の子に呼ばれてるやん。ちゃんと祝ったるから仕事しぃや!』
    「おう!またすぐ戻って来るわぁ〜♪」

    チャラけたようにそう言うと弘樹は女の子の元に駆け寄っていった。

    2006-12-12 06:32:00
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