
-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
キミと毎日キスしたかった
-
1:
緋恋
なぁ…あんたと出逢って丁度一年たつんやな。
今どうしてる?
誰かと一緒にいるん?
あたしの疑問もため息も全部
毎日の中に沈んでいく。あんたと過ごした短い時間と一緒に2006-12-01 18:54:00 -
741:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留に被害届を出す事も考えていた。同じ事を繰り返して欲しくないから。そんな風に生きて欲しくないから。
復讐したい気持ちもあった。
あたしがお金を貸したのは一留が成人する前だから一留からお金の取り立てもできないし、彼が罪に問われる事もないと思うけど。
もし一留が同じような事をして誰かからお金を借りて返さない場合、被害者が被害届を出したとする。もしその時に立証できるような証拠がなくても同じような訴えがでていれば警察が動くらしいから。2007-04-19 22:20:00 -
742:
緋恋◆lZf.ArgVp2
全部一留がいなくなってから調べた。
こんな事をしてなんになるのかわからない。
そうせずにはいられなかった。
一留に会いたかった。2007-04-19 22:24:00 -
743:
緋恋◆lZf.ArgVp2
もっとも仮に一留がそれで捕まったとして罪状がもし詐欺系なら面会もできないらしい。
あたしは色んな事をもう一度色々考え直し、もう一回警察に電話をかけた。
「先程電話をかけさして頂いた者ですが…」
さっき訪ねた人物に被害届を出そうと思うが詳細がよくわからないし連絡がとれれば誤解かもしれない。この場合どうしたらいいか…といった内容を話した。2007-04-19 22:31:00 -
744:
緋恋◆lZf.ArgVp2
刑事の声は淡々と返答を返す。地元の警察にでも行って相談して被害届を出すなら出すで手続きをしてくれ。そうしたら警察がその訴えが事実であるか調べる。もし刑罰を受ける必要があって今刑務所にいるような事があれば再逮捕という形になる。刑事が最後に言った。
「警察というのは処罰を与える場所であって話し合いの場に引っ張りだす所じゃないからねえ…」
「…………」2007-04-19 22:39:00 -
745:
緋恋◆lZf.ArgVp2
自分の気持ちが見ず知らずの人に見透かされて恥ずかしかった。
刑事の言い方にも腹が立った。きっとこんなこと向こうにしたら日常茶飯事なんだろう。
何よりあたしの気持ちはそんな呆れたような声で片づけられるような部類の話なんだと思うと自分に嫌悪感が募った。
なんてあたしは馬鹿なんだろう。
なんてあたしはこんなにどうしようもないんだろう2007-04-19 22:46:00 -
746:
緋恋◆lZf.ArgVp2
あたしは一留を探す事をやめた。もう疲れた。
本当に疲れた。
毎日毎日馬鹿な自分を責めた。
幸せになりたくて頑張っていた毎日は一留に人を陥れる事をさせていただけだった。
して欲しくなかった事を率先して自分がさせていたんだ。2007-04-19 22:51:00 -
747:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留を許せへん。
それ以上に自分が許せへん、嫌い、惨め。
一留を探す事をやめたから代わりに自分の落ち度が見つかる。
ひとつ、ふたつ、数え切れない。2007-04-19 22:56:00 -
748:
緋恋◆lZf.ArgVp2
その頃、学校のグループ展の締切が間近になりあたしは嫌でも何か作品を作らなければならなかった。なにも思いつかないし……
仕事以外の大半の時間、学校もろくに行かず寝て過ごした。いよいよヤバいというところで今度はろくに眠らずに作った。自分でも何やってるのか何がしたいのかわからなかったのに手は動いた。
作ってる間は楽だ。あまり何も考えなくていい。
あまり何も考えたくない。2007-04-19 23:06:00 -
749:
緋恋◆lZf.ArgVp2
なんとか間に合わす事ができた。ほんと“なんとか”という感じの出来。時間がないのと力不足でとても稚拙なものだった。
ギャラリーに二週間ほど展示していた。
展示期間がすぎクラスの子達と遣わしてもらったギャラリーを片付けた。
その時、見に来てくれた人に書いて貰うアンケートを読んだ。
結構事細かに作品に対する批評と感想が書き込まれている。自分がアンケートを真面目に書いた事がないので感心しながら読ませて貰った。2007-04-19 23:16:00 -
750:
緋恋◆lZf.ArgVp2
その中にあたしの作品に対してのコメントを見つけた。自分の作品に対する批評は嬉しい反面、正直怖い。
そこには短い文でこう書かれていた。
“傷ついても傷ついても諦めなかった記録のように思いました”
2007-04-19 23:20:00

