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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 581:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    きっとあの時、自分の力で現状を変えようと努力することができていたら、何かが変わっていたのかもしれない―――。

    少しずつ忍び寄る黒い影。運命の別れ道が刻一刻と迫っていた―――。

    2007-11-08 02:46:00
  • 582:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    そんな寂しさに浸りながらベランダの戸を開ける。風が冷たく私の頬を突き刺す。
    空を見上げて息を吐く。白い吐息が闇に舞うのを見るとなんだか哀しくなる。
    けれど、なんだか心が落ち着くのは気のせいだろうか。
    真っ暗な雲がかった星1つ見えない都会の空を見上げるといつもそんな気分になる。
    今の私をすべて吸い込んでくれるような、そんな安らかな気持ちににれる。

    『明日の入試頑張ろう』
    家族のこと、さーりちゃんのこと、マサヤのこと、とりあえず今は目の前のことを片付けなければ前に進めない。子供で不器用な私はすべてをうまくまとめることはできないのだから、1つずつ解決していくのがベストなのだ。

    2007-11-08 02:59:00
  • 583:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    結局一睡もしないまま朝を迎えた。いつも6時半に合わせている携帯のアラーム音が鳴り響くと同時に支度を始めた。
    下へ行くと母と祖母が朝食の用意をしていた。
    母は具合がよいのか、菅原さんが来て嬉しいのか、鼻歌混じりに私に「今日は第一志望の入試やな!ナナコ頑張ってな!」と言って沢山の朝食をテーブルに並べた。
    母のそんな顔を見ると何もかも頑張れる気がした。

    2007-11-08 03:06:00
  • 584:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    兄と父と菅原さんが起きて来る前に私はさっさと朝食を済ませ、家を出た。
    マサヤと買ったお守りを握りしめ、いざ第一志望の大学の入試会場へ―――。

    会場はある予備校だった。周りにいる受験生たちは皆敵に見えた。
    第一志望であるのと同時にこの入試が済めばマサヤとさーりちゃんと仲直りをしようと決意していたため、余計に緊張が増す…。
    指定の教室へ行き、自分の受験票と同じ番号の席を探す。
    自分の席を見つけ、座ろうとした時、後ろの席の子と目が合い、私は一瞬金縛りに合ったようにその場に立ち尽くした。

    2007-11-08 03:14:00
  • 585:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    蛇に睨まれた蛙。その言葉同様、その場から動くことができないままだった。

    『マキちゃんだ』
    私の目の前にあのミホちゃんの取り巻きで、マサヤのことが好きで、そしてミホちゃんと一緒になって私やさーりちゃんに嫌がらせをしてきたマキちゃんがいる。マキちゃをは冷たい目で私を見ている。

    過去の記憶が甦り、冷や汗が出た。
    そのままストンと席に付き、震えた手で筆記用具を鞄から出したが、頭の中は真っ白だ。



    2007-11-08 03:22:00
  • 586:

    名無しさん

    続きバリ気になるし?

    2007-11-08 03:23:00
  • 587:

    ナナコ◆7qVChUwGb6


    『マキちゃんがいるってこてはもしかしてミホちゃんも…?』

    ミホちゃんも同じ会場にいる気がした。絶対そうだとゆう確信があった。何故ならこの2人は本当に仲が良く、よく2人で「大学絶対一緒んとこ行こうな!」と言っていた。
    当然滑り止めも同じところを受験しているはずだからまず間違いない。

    『最低最悪…』
    第一志望の大学の入試会場にこいつら2人がいるのは私にとってこの上ない屈辱だった。

    2007-11-08 03:28:00
  • 588:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    どこで入手したのか私の携帯にイタ電をしたり(多分ヤスノリの携帯を勝手に見たミホちゃんから入手したのだろう)、私がミニスカを履いていて階段を上る時、下から携帯でパンチラの写メを撮って『淫乱女』と銘打って、や他の男の塾生にその写メを回したりしていた。
    ここまで来ると異常だとすら感じた。それでもシカトするしかなく、私がさーりちゃんのことでキレてからは、ミホちゃんもマキちゃんも取り巻きたちもしばらくはおとなしくなっていたので安心していた。

    2007-11-08 03:54:00
  • 589:

    名無しさん

    こいつらも私も予備校に行ったり行かなかったりで滅多に顔を合わすことがなかった。
    なのに…再びこいつに会ってしまうなんて…。
    マキちゃんが後ろにいるせいかどうしても落ち着かない…。とりあえず1つめの教科は国語だったのでひたすら古語辞典を開いて目を通すが、やはり落ち着かない。

    すると、トントンと後ろから肩を叩かれた。
    私はビクッとして恐る恐る後ろをふりむいた。

    2007-11-08 10:25:00
  • 590:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    こいつらも私も予備校に行ったり行かなかったりで滅多に顔を合わすことがなかった。
    なのに…再びこいつに会ってしまうなんて…。
    マキちゃんが後ろにいるせいかどうしても落ち着かない…。とりあえず1つめの教科は国語だったのでひたすら古語辞典を開いて目を通すが、やはり落ち着かない。

    すると、トントンと後ろから肩を叩かれた。
    私はビクッとして恐る恐る後ろをふりむいた。

    2007-11-08 10:27:00
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