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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 411:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『お母さん…お母さん…』私は布団に潜り込みまた泣いた。今日何度目の涙だろう…。目の前が急に真っ暗闇に閉ざされた気がした…。『お母さんの前では笑顔でいるから…今だけ泣かせて…』私は涙が涸れるまで泣き続けた。

    翌朝。兄からの着信で目が覚めた。「仕事終わったら今晩帰るは。じゃあ今から仕事行ってくる」それだけ言って電話は切れた。
    私は今日さーりちゃんの家に行こうと思っていたがなんとなく体が重い…。とゆうより気が重かった。

    2007-02-20 04:58:00
  • 412:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私はその日1日を勉強もせずまた昨日の延長でダラダラ過ごした。もうすぐセンター試験が始まる…。焦りと不安が私の頭の中をよぎったが、なんだかどうにでもなれ、とゆう気分になってしまった。私は祖母に代わってご飯を作り、掃除、洗濯もすべて1人でやった。お手伝いじゃなくて1人で全部やるのは初めてだった。『お婆ちゃん、こんな大変なこと毎日やってたんや…』祖母の有り難さが身に染みた。

    2007-02-20 05:05:00
  • 413:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    父とは一言も会話を交わすことはなかった。会話をしても苛々するだけだった。母は今日はだいぶ具合が悪いようで殆ど寝たきりだった。毎日大量の薬を飲み、近所以外では外に出かけることは殆ど許されず、興奮するようなことは避けるように医者に色々言い付けられていた。せっかくの休みの日でも一緒にお出かけできないなんて…と思うと母が気の毒で仕方なかった。その分なるたけ母の傍にいてやりたかった。それは祖母も同じだろう。

    2007-02-20 05:12:00
  • 414:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    しかし父は少し違うように見えた。母の死期が間近に迫っていると聞いて仕方なしに帰ってきてやった、とゆうようにしか見えなかった。私はそんな父を見て苛々を募らせるばかりで…そんな自分にもまた苛立ちを感じていた。

    夕方。兄から仕事が早く片付いたとメールがあった。そのまま直で帰ってくるようだった。私はそのことを父にも母にも祖母にも話していなかった。私と兄からのサプライズにしたかったのだ。
    『お母さん喜ぶやろな』兄が帰ってくるのが待ち遠しかった。

    2007-02-20 05:18:00
  • 415:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    《ピンポーン》家のインターホンが鳴った。『兄ちゃんや!』私は直ぐさま玄関へ走った。兄は紙袋を持って恥ずかしそうに立っていた。どうやら手土産のようだ。私はその手土産のケーキを受け取り中へ入ってと言って手招きした。兄は怖ず怖ずと家の中へ入る。
    リビングで煙草を吸っていた父がびっくりしていた。私は祖母と母を呼びに行った。祖母も母もまた驚いている。
    兄は「ご無沙汰してました」と他人行儀の挨拶をした。

    2007-02-20 05:27:00
  • 416:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「ユウスケ!」母と祖母が兄に近寄り「全然帰ってこーへんから心配してたんやで。でも元気そうでよかった…」と涙ぐみながら手を取り、喜んでいた。父は「よう帰ってきたな」とだけ言ってドスンとソファーに腰を下ろし夕刊を広げていた。父と兄は私以上に会うのが久しぶりだ。父も何を言っていいのかわからなかったのだろう。
    私は久しぶりに兄が家に帰ってきてとても嬉しかった。今晩のおかずは兄の好物にしよう、と私と祖母は張り切って夕飯の仕度に取り掛かった。

    2007-02-20 07:07:00
  • 417:

    名無しさん

    あげ?つづきになるぅ??

    2007-02-20 07:17:00
  • 418:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    その夜は何年かぶりに家族全員が揃って久しぶりの家族団欒を過ごした。母も兄が帰ってきてとても嬉しそうだった。

    あくる日。私は家で黙々と勉強していた。不意に携帯が鳴った。すぐに携帯を開くとマサヤからのメールだった。内容は『明後日のセンター試験の日に話がある。試験が終わった後に会えないか』だった。私は何の疑問も抱かず、いいよ、とだけ返信し携帯を閉じた。

    2007-02-21 00:25:00
  • 419:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    久しぶりのマサヤからのメールで私は浮かれていた。『でも話ってなんやろう…』少し気になった。

    センター試験当日。会場はマサヤと同じだった。会場で会うかな?と思っていたがとにかくすごい受験生の数でどこにいるのかわからなかった。とりあえず指定された教室へ行き、試験を受けた。手応えは全くなし。少しブルーだった。
    試験が終わった後、マサヤに今どこにいるかメールしてみた。
    『A棟の入口のとこにいる』私はすぐにそこへ向かった。

    2007-02-21 01:44:00
  • 420:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    マサヤが壁にもたれ、缶コーヒーを飲んでいた。「マサヤ!」私は小走りで寄っていった。マサヤはフッと笑い手を振った。マサヤ⇒「場所変えよか」私⇒「うん!」
    会場の最寄駅前のマクドに入った。
    私⇒「試験どうやった?」マサヤ⇒「まあまあできた。」私⇒「うち全然やった。明日も?」マサヤ⇒「うん。」
    マサヤは私からの質問には答えるがいつもよりどことなくそっけない。
    私⇒「元気ないけどなんかあった?」マサヤ⇒「別になんもないよ」私⇒「ならいいけど…」やはりおかしい。

    2007-02-21 01:51:00
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