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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 401:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    −お父さん。お父さんは家族のために仕事頑張ってくれてるん知ってたよ…。でもお金にかえられないもんってあると思うんだ…。愛だの情だの綺麗言なんか抜きにして私はお父さんにただ側にいてほしかったんだ。お父さんが横浜に行く前に私に言った言葉、今でも心の引き出しに大事にしまってあるんだ。
    『お父さんはナナコがくれたネクタイを毎日して仕事頑張るよ。それだけでパワーが出てくるから。』
    お父さんは今でも私が父の日にプレゼントしたネクタイ、つけてくれていますか?

    2007-02-20 03:34:00
  • 402:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    《ピンポーン》不意にインターホンが鳴った。父だろう。母と祖母がすぐさま出迎えに玄関へ行った。
    「ただいま」父の低い声が聞こえる。
    《ガチャッ》リビングの横のドアが開くと父が立っていた。約1年ぶりの再会だった。「ナナコ、久しぶりやな。勉強の方はどうや?」椅子に腰掛け、父が言う。私は『帰ってきてすぐに勉強のことかよ!』とふて腐れていた。「まあぼちぼちやで。」冷めた口調で返した。父は「そうか。」とだけ言ってテレビをつけた。

    2007-02-20 03:44:00
  • 403:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『久しぶりに帰ってきたと思えばその偉そうな態度は何!?』私は少し苛々していた。父は煙草に火をつけおいしそうに煙草を吸っている。私もポケットから煙草を取り出し火をつけた。それを見て父は「お前また煙草吸い出したんか!?未成年が煙草吸ったらあかんゆうたやろ!脳の細胞が死んでいって記憶力とか低下していくねんぞ!受験生がそれでいいんか!?」と私に言った。
    『体の心配じゃなくて勉強の心配ですか?』

    2007-02-20 04:00:00
  • 404:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私は余計に苛々した。煙草を吸う行為は私にとって父にたいする些細な反抗でもあった。あの頃の私は父に自分の心配を少しでもしてほしかったのかもしれない…。
    私は「はいはい。」とそっけない返事をして煙草の火を灰皿に押し付けて消した。
    母と祖母は父のために買い込んでいたおつまみやらビールやらを用意していた。『家族ほったらかしてたお父さんなんかにそんな気遣わんでいいやん!』私は苛々を止められずにいた。

    2007-02-20 04:07:00
  • 405:

    名無しさん

    更新ぃっぱぃ??ぁりがとぅ?

    2007-02-20 04:13:00
  • 406:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    父はそれ以上何も興味はないといった様子でテレビを見ながら出されたおつまみをつまみ、ビールをゴクゴク美味しそうに飲み干した。私はこれ以上父と同じ空間にいても苛々する一方だったので自分の部屋へ戻った。
    ベッドに横になり携帯を開く。誰からの着信もメールもないことにまた虚しさと苛立ちを感じた。

    2007-02-20 04:17:00
  • 407:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    452さん? 
    ハイ?結構暇なんで今日はいつもより多めに更新してます?こちらこそ読んでくれてありがとう?

    2007-02-20 04:28:00
  • 408:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    いつも冷静な私がこんなにも苛々するのにはわけがあった。父のことだけではない。マサヤやさーりちゃんのこともだった。以前ならマサヤからのメールや電話は毎日引っ切りなしにあったはずなのに…ここ1週間それがない…。勉強で忙しいのはわかっている。けど………。
    切なくなった私はその気持ちを紛らそうと雑誌を広げ、音楽をかけ、ごろ寝していた。

    2007-02-20 04:34:00
  • 409:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    不意に携帯のバイブ音が鳴った。『マサヤ!?』直ぐさま携帯を開いた。母だった。『先に寝るね!おやすみ!』心臓の弱い母は3階の私の部屋まで階段を上るのも一苦労な状態だった。だからよっぽどのことがない限り同じ家の中にいる時も『ご飯できたよ』や『お風呂沸いたよ』などのお知らせはいつもメールだった。私は母におやすみと返信して携帯を閉じた。マサヤだと勘違いし飛び上がって携帯を開いた自分が馬鹿らしかった。

    2007-02-20 04:42:00
  • 410:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    そのままうたた寝してまた目覚めたのは1時間後だった。私はトイレへ行こうと階段を降りていくとリビングの明かりがまだついていて話声が聞こえた。耳をそばだてて聞いてみる。
    父と祖母だった。祖母はいつもならもうとっくに寝ている時間だ。会話の内容は母の病気のことだった。
    私はまた母の病気の現状を思い出し胸が苦しくなった。そのまま用を済まし階段を駆け上がり自分の部屋に閉じこもった。

    2007-02-20 04:51:00
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