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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 374:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「今晩お父ちゃんが帰ってきたらゆっくり話すつもりやったんやけどな。あんたも勉強やらで疲れてるやろし先にちゃんと話しとこう思ってな。あんたのお母ちゃん、もう長くないかもしらんのや…」
    『えっ………』私は頭の中が真っ白になり何度も聞き返した。「どーゆうこと?」心臓の鼓動が早くなってゆく…。
    「あんたのお母ちゃん、心臓移植せな治らん病気なんや…。」私はそのことを初めて知らされた。

    2007-02-19 00:45:00
  • 375:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私はわけがわからないことを言われているような気分になった。とにかく頭の中が真っ白で喉が渇く…。
    「あんたにはずっと黙ってて悪かったな…。あんたのお母ちゃんの病気は生まれつきで重度の心臓病や。元気そうに見えても確実に病は進行していってるんや…。ドナーが見つからん限り回復の見込みはないねん。残念ながらドナーが見つかる確率はかなり低くてな…。ここ2年間待っても見つからんかったんや。お母ちゃんの病気は悪くなる一方なんや…。特にここ2年間は悪くなる一方やったんや。お母ちゃんもそれはわかってる…。だから残りわずかな時間をあんたらと過ごしたくて、あんたらに普段何もしてあげられへんかった分元気な間に沢山愛情を注いであげたかったんやろう…。」祖母は涙を流しながら話す…。

    2007-02-19 01:03:00
  • 376:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    ↑昔のことを思い出しながら書いているとつい感情移入し過ぎてわけのわからない文章になってしまいました?会話の中で何回も同じこと繰り返して言ってるし??すみません??落ち着きながら書きます

    2007-02-19 01:08:00
  • 377:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私は涙すら出ない。現実を受け止められずにいたのだ。
    「一時退院が許されたんも体調がいいからやない。あんたのお母ちゃんが毎日のように泣きながら『子供たちと暮らしたい』言うから病院の先生が無理を承知してくれはって…。『もしかしたら最後になるかもしれないから少しの間だけでも家族と…』言うてくれはったんや…。あんたのお母ちゃんはあんたに元気なところだけを見せようと必死やったんや。あんたが学校や予備校に通ってる間は歩くのも困難な状態で寝たきりやったんや…。あんたが帰ったら精一杯元気を装って………」

    2007-02-19 01:18:00
  • 378:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    落ち着いたんでまた再開します?あげてくれてる方、暇つぶしにでも読んでくれてる方いつも感謝してます?本当にありがとうございます?ノンフィクとゆうことですが中には記憶に曖昧な部分があり、時期などが微妙にずれる場合もあるかもしれませんが大目に見てやってください?でも会話の内容や出来事はかなり鮮明に覚えている方なので頑張って書いていきます?

    2007-02-19 02:18:00
  • 379:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    祖母は涙で言葉をつまらせながら私に一生懸命話してくれた。けれどその時の私は頭の中が『なんで?なんでなん?』そればかりだった。
    「お婆ちゃん知ってたんやったらなんでもっと早く言ってくれへんかったん!!」祖母に浴びせた第一声がそれだった。祖母は泣きながら謝る。「ナナちゃん…ごめん…ごめんな…」私はそれでも喚き散らす。「知ってたらうち料理も洗濯も掃除も全部やったで?予備校なんか行かずに…大学受験なんかせずに…お母さんの側におったのに!!なんでなん…」私はそう言った後、声にならずにただただ泣いていた。

    2007-02-19 02:27:00
  • 380:

    名無しさん

    (⊃ェ・。`)?

    2007-02-19 02:33:00
  • 381:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「ナナちゃん勉強頑張ってたから言われへんかってん…。受験に差し支えたら哀しむんはあんたのお母ちゃんや思って…。あんたのお母ちゃんはあんたに大学行ってほしいんや。自分が心臓悪いが故に諦めてきたこと…スポーツとか学校とか…夢とか…。あんたのお母ちゃん、受験の時も入退院繰り返してたんや…。だから…あんたにはそんな思いさせたくないんやゆうてた…。自分のために夢とか将来を犠牲にしてほしくないんやって…ゆうてた…」祖母は私を抱き寄せ、ごめんと何度も謝った。

    2007-02-19 02:36:00
  • 382:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私は祖母の胸で泣き崩れた。そして涙が涸れるまで泣いた。どれぐらいの時間が経っただろう………。我に帰った時はもう外は真っ暗だった。祖母はヨタヨタと立ち上がり、晩御飯の準備をするからと言って台所の方へ行った。
    私は祖母の暗い部屋で一人ポツンと座り窓の外を眺めていた。
    「ただいまぁ!」母が帰ってきた。母はお隣りのおばさんと仲がよく、母が退院したと聞いて「うちで退院祝いも兼ねてお茶会をしよう」と誘われ、ご近所さんを集めてお茶会をしていたらしい。私は元気よく帰ってきた母の顔を直視することができなかった。

    2007-02-19 02:48:00
  • 383:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    −お婆ちゃん。あの時お婆ちゃんも辛かったんやんな。何も知らされへんかったうちよりも、すべてを知ったうえで私やお母さんにいつも通りを装って…お婆ちゃんが1番辛かったやんな。隠し通さざるを得なかった辛さ…すべてを背負いながらその小さな体で私たちに愛情を注いでくれてたんやね。ありがとう。お婆ちゃんのことは今でも大好きです。いつかお婆ちゃんの行きたがってた温泉旅行に連れていってあげたいな…。そこで今までの疲れを存分に癒してな…

    2007-02-19 03:14:00
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