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1:
ナナコ
小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?
2006-11-15 02:37:00 -
334:
ナナコ◆7qVChUwGb6
やっと私も状況が飲み込めた。『マサヤが好きやったんや…』まだ実感は湧かないが冷静を取り戻した。続けてさーりちゃんは話す。
「マサ君は始めからナナちゃんのことしか見えてへんの知ってたよ。何度も諦めようって思ったけど、やっぱり顔を合わせる度に好きって気持ちがどんどん大きくなって…。お弁当作ってったり、英語が苦手なマサ君に勉強教えたくて英語頑張ったり…。やれるだけの努力はしてきたけど、それでもマサ君はナナちゃんのことしか見てへんかった…。2007-02-15 04:56:00 -
335:
ナナコ◆7qVChUwGb6
でもナナちゃんはマサ君の気持ちに気付くどこれか恋愛対象にしてへんってかんじで内心ホッとしててん。まだうちにもチャンスはあるって。でもリスカして自分傷付けて…夜の世界に入ってまた自分傷付けて…そんな自分がすごい嫌で…。マサ君に振り向いてもらうためにはナナちゃんみたいにしっかりしてて強い子にならなって。だからリスカもやめて夜の仕事からも足洗ってまた勉強頑張ろうって思ってん。けど………。」
2007-02-15 05:01:00 -
336:
名無しさん
???
2007-02-15 05:17:00 -
337:
名無しさん
?
2007-02-15 21:26:00 -
338:
ナナコ◆7qVChUwGb6
さーりちゃんはその後言葉にならないと言った様子でむせび泣いた。
私はさーりちゃんが泣き止むまで何も言わずただ黙って床を見つめていた。
−さーりちゃん…。あの時見せた綺麗な涙は今も思い出す度私の心を締め付けて胸が苦しくなるよ。
『みんな元気でいつまでも仲良くいられますように』なんて私の勝手なお願いに神様はきっと呆れたんやろね。今思うと世の中全て自分の思い通りになんかならないって教えられた気がするよ。あの頃の私は自分のことしか見えてなくて大事な落とし物をしていったこと気付かず歩いてたんやね…。2007-02-16 03:49:00 -
339:
ナナコ◆7qVChUwGb6
暫くしてさーりちゃんは少し落ち着いた様子で涙を拭いながらこう言った。
「諦めなってわかってるねん。けどナナちゃん見てたらホンマにマサ君のこと好きなん?て思うねん。マサ君からクリスマスの日に電話あったよ。『さーりちゃんと会ってるって聞いて』って。」おそらく《サユリ》と《サオリ》を聞き間違えたのだろう。私はそのことをさーりちゃんにちゃんと説明しようと口を開いた。
「それは…」そう言おうとしたらさーりちゃんは私の言葉を遮り、話を続けた。2007-02-16 03:58:00 -
340:
ナナコ◆7qVChUwGb6
「ナナちゃん、マサ君ほって男の人と会ってたんやって?マサ君すごい心配してたんやで?『ナナちゃんと連絡つかんねん。コウキが京橋でナナちゃんと男が一緒にいるの見たってゆうし。でもナナちゃん、さーりちゃんが大変やからって言ったっきり連絡とれへんし。心配で。』ってすごい心配そうにうちに電話かけてきてんで?何考えてるん!?マサ君のことホンマに好きなんやったら心配さしたらあかんやんか!?マサ君のこと大事にできへんねんやったら別れてや!」
そう言ってまたワーーーっと声をあげて泣き出した。2007-02-16 04:08:00 -
341:
ナナコ◆7qVChUwGb6
私は声が出なかった。わけを話そうにもこんな興奮状態では上手く伝わるわけもない。男と会ってたとゆうのは誤解だがマサヤに心配をかけたのは事実だ。あの時もっとまめに連絡を取り合うべきだったのだろう。私はただ呆然とさーりちゃんが泣き止むのを待つしかなかった。少し経ってさーりちゃんは泣きながら「悪いけど帰って」と言った。私は「…わかった。」と言って立ち上がりそのまま何も言わずさーりちゃんの部屋を出た。帰り際に「八つ当たりってわかってるけど今ナナちゃんの顔見たら無性に苛々してしまうねん。」と言われたのが私の胸を突き刺した。
2007-02-16 04:23:00 -
342:
ナナコ◆7qVChUwGb6
帰り道、少し遠回りをしてしまった。なんだか家にも帰りたくない気分だった。『今ナナちゃんの顔見たら無性に苛々するねん』その言葉が頭から離れない。気付くと涙が頬を伝っていた。『昔から友達少ないんてやっぱうちに原因あるんやな…』自分の知らない間に人を傷付けていたことになんだか無性に腹が立った。『そのことに今の今まで気付かなかったなんて…なんて馬鹿なんやろう…今頃気付くなんて…。幸せって思い込んでたのは自分だけやったんや…。』
そんなことを思いながら通りかかった公園のベンチにフラフラと腰掛けた。2007-02-16 04:45:00 -
343:
ナナコ◆7qVChUwGb6
空はもう真っ暗だった。寒空の下煙草を1本取り出し、火をつける。《フーッ》吐いた煙がモクモクと雲のように闇の中に消えてゆく。その煙を見つめているとまた昔の記憶がフラッシュバックしてきた。服の袖をあげ、腕時計を外し左手首を見つめる。いつも私は腕時計やブレスレットで火傷の痕を隠している。
2007-02-16 04:55:00