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さょならなんて出来ない
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1:
涙
もお疲れたょ。
誰にも涙を見せないと決めて泣きたい時に泣けないのも、夜1人になった時寂しく泣くのも。
この孤独から逃げたいょ。
なあ、帰ってきて?2006-11-07 16:05:00 -
2:
涙
━2005年 7月━
あたしと彼は別れの道を選んだ。理由なんてそこらのカップルでもよくある話。
女がお水の道を選んだ事。2006-11-07 16:08:00 -
3:
涙
━2004年 12月━
あたしは当時していた派遣のバイトの途中だった。
季節はクリスマスという大イベントのある12月。サンタの格好をして、一緒にバイトをしていた友達と2人でチラシ配りをしていた。2006-11-07 16:11:00 -
4:
涙
友達(梨奈)はきちんと仕事をこなしている。それに比べてあたしは、銀行の自動ドァの前から一歩も動かない。
梨奈「あんた何してんねん!!!!さっさ仕事終わらしやぁ!!」涙「無理無理無理無理!!!!こんな寒い中歩く事もでけへんわ!!」
自動ドァの前にいると、当然ドァが閉まらなく、中から暖かい暖房の風が来るのだ。2006-11-07 16:16:00 -
5:
涙
梨奈「ほな勝手にしぃ!!!ウチは先終わらせて帰るし!!!!」あたしを1人残し、ズカズカと駅前に行ってしまった。
「あ〜ぁ。寒いなぁ。早く夏ならんかなぁ…だから涙バイト嫌いゃってゆぅたのにぃ…」1人でぶつくさ言いながら、暖かいジュースでも飲もうと自動販売機に向かって歩いてぃた時だった。2006-11-07 16:21:00 -
6:
涙
『さ〜んたさんっ♪』
どこからともなく走って来たお兄さま方…
チッうぜぇ。
あっさり無視し、自販機に向かって500円玉を入れようとした。
-----------チャリーン!!!2006-11-07 16:25:00 -
7:
涙
『ぁあ!!』男達と声が揃った。
自販機の真下にあった下水に入ってしまった。
くっそぉ〜!!こいつらが話し掛けて来たせぃぢゃ!!
すると何にも言わずにそのお兄さま方の中の1人が、ポッケの中から200円を取り出した。
『何飲むん?』「え?ぁ‥ぇっと」いきなりゆわれて言葉が出ないあたし。2006-11-07 16:30:00 -
8:
涙
あたしが自販機の前で黙りくさっていると、『ミルクティーでええなぁ?』と聞いてきた。あたしは黙って頷いた。『ほぃ☆彡悪いなぁ。こぃつらがしつこぃからゃなぁ?』ニコッと笑い、ミルクティーを渡してくれたそぃつにあたしは、、、、一目惚れしてしまったんや。
2006-11-07 16:36:00 -
9:
涙
でもその時あたしには彼氏がぃた。手を出してこない人だったから一応長く続いてた。いうても3カ月半。
恋をしてしまったら仕方がない。
『ほなねぇ〜ごめんなぁ』と口々に言い、去って行くお兄さま方を見てあたしはつい「あの!!!!番号教えてもらえませんかっ?!!!」と口走ってしまった。2006-11-07 16:39:00 -
10:
涙
『…………』お兄さま方はあたしを見つめたまま、何も言わない。
うぅッ!!でももぉ引き下がられへんし…
また黙っているとミルクティー野郎ぢゃなぃ野郎が『嘘ゃんッ!!!サンタちゃん?ぁんま喋らんから明らか嫌がってんか思ったやん!!!番号くらぃ教える教えるッ!!!』2006-11-07 16:43:00 -
11:
涙
は?おめぇぢゃねぇょーだッ?とは思ったものの…そんな風には言えなぃし、口下手なあたしには丁重に断る事も出来ない。
結局また黙ってしまぅ…
しばらくしてアホ面野郎はやっと気付いたのか、『あっ俺ちゃぅわなッ?』と引き下がった。そしてミルクティー野郎にボソッと何か言った。
だんだん、あたしの方にミルクティー野郎が近づく。
断られたらどぅしょお?2006-11-07 16:47:00 -
12:
名無しさん
あげ
2006-11-08 03:35:00 -
13:
名無しさん
期待あげ?
2006-11-09 10:25:00 -
14:
涙
13さん、14さんありがとうごいます?
頑張るので完結までお付き合いください?2006-11-09 15:30:00 -
15:
涙
ミルクティー野郎はあたしをじっと見て『俺?』と一言。
あたしは「はい」としか言えず俯いた。するとまたニコッと笑って『ええょ?』と…
うそゃん!!!
嬉しくておもわずニヤけながら「ありがとぉ」と返事した。2006-11-09 15:37:00 -
16:
涙
これがあたしと彼の始まりだった。
ナンパされて、逆に番号を聞いた女
連れのナンパ着いて行き、番号を聞かれた男
たかがそこらでょく見かけるナンパ。それだけだったはずなのに…本当、どこでどぅなるかなんてわからなぃ。2006-11-09 15:41:00 -
17:
涙
その日の夜から毎日のょうに電話をしていた。
ミルクティー野郎の名前はケント。
あたしはどんどん好きになってぃった。何でかなんかわからへん。でももっとこの人を知りたいと思った。2006-11-09 15:46:00 -
18:
涙
メールや電話をし出して少しずつケントの事がわかってきた。
住んでるトコはあたしの地元から電車で2つ目のトコらしい。
学校は1年の始めでやめてしまぃ、今は現場で仕事をしてぃる。
歳を聞いてあたしはびっくりした。絶対年上ゃ思ってたのにあたしとおないやった。2006-11-09 15:50:00 -
19:
涙
ケントはオープンな人で、言いたい事ははっきり言うし、そこもあたしのタィプだった。
でも1つだけ、心配な事がぁった。
【暴走族】だって事。2006-11-09 15:53:00 -
20:
涙
だって事故ったら危ないし、喧嘩トカ怖いし…
あたしはそれ1つだけが気にかかっていた。
2006-11-09 15:55:00 -
21:
涙
番号を交換してから初めて会う約束をした前日。
服選びに必死だった。
「あぁ〜どぉしよっ!!!!こんな事なら何系(服装)が好きか聞いとけば良かったぁ〜?」
クローゼットやらタンスを全開にし、おたけびをあげるあたし。と、そこに携帯が鳴った。2006-11-09 15:59:00 -
22:
涙
《着信―梨奈》
「はぃ〜??」「何ゃねん!!!何で泣きそうやねん!!!?」
あたしは事情を話した。「明日会うんゃあ☆彡服なぁ〜、無いんゃったらウチ貸したんで?」「まじでぇ?頼む?」
「んな今から適当に持ってくわ?話もぁるし」
……?話って何ゃろ?と思ったけど、あまり気にせず電話を切って梨奈が来るのを待った。2006-11-09 16:05:00 -
23:
涙
しばらくしてインターホンが鳴り、ママが出た。部屋の外からママと梨奈が仲良く喋ってぃるのが聞こえる。すると急にドァが開ぃた。『涙!!!あんた梨奈ちゃんに服お願いしたんゃろ?めちゃ重たそうゃから手伝ったげ!!!』「へぃへぃ」
ママの声がキンキンする中、玄関に迎うと梨奈の姿が…!?「え!!!?こんなに?」2006-11-09 16:09:00 -
24:
涙
なぜか服を全てゴミ袋に詰めて持って来た梨奈。その数ゴミ袋4つ?
「邪魔ゃし持って来てもぅたわ〜☆彡」と梨奈。「いゃいゃ姉さん重たかったゃろぉ?」
とりあぇず2人で袋を2つずつ持ちあたしの部屋に行った。2006-11-09 16:12:00 -
25:
涙
1つずつ袋を開け、服をハンガーにつるし部屋にかけてぃくあたし。
「あぁ〜疲れたぁ〜。やっぱ4件先ゆうてもしんどぃわ?」と梨奈さん。
あたしと梨奈はめちゃめちゃご近所さんで、幼稚園から一緒だった。6件同じょうな家が並んでいる通りの、4件先だ。2006-11-09 16:15:00 -
26:
涙
梨奈はタバコを吸いながら「気に入ったんあったぁ〜?」と聞いてきた。
梨奈はめっちゃお洒落さんゃから、あたしは全部気に入ったと返事した。
「んな良かったわ?てゅうか話あんねんけどさぁ…」「何なん?」あたしもタバコを吸いながら、耳を傾けた。2006-11-09 16:18:00 -
27:
涙
「あんた最近リョウマと連絡とってる?」
リョウマとはその時付き合ってぃた、あたしの彼氏。
「あ〜。メールやら電話やらちょくちょく来るけど、夜中ばっかしてくるから返事してへん。」というょりも、最近はケントとばっかり連絡とってるから、存在を忘れてたって感じだった。2006-11-09 16:21:00 -
28:
涙
梨奈はため息をつき、「せゃろなぁ。昨日電話きてゆわれたもん。最近涙が連絡してこんって?1日1回は連絡してるけど、ここんとこ1回も返事きた事なぃって…」
さらに梨奈はゆっくり話し始めた。「ケントくん?て子を好きになってってんのは、わかるし仕方なぃと思うけど、それならそれで今の男どぅにかしなアカンやろ」2006-11-09 16:30:00 -
29:
涙
「せゃんなぁ。」梨奈の言ってる事は間違いなぃ。
「ケントくんだって知らんのゃろ?あんたに彼氏ぉる事。」「…ぅん。」
「しっかりせなアカンで!!けじめはつけな」「…はぃ」
「リョウマはたぶん何かには気付いてんで?」「…何かって?」2006-11-09 16:33:00 -
30:
涙
「男がぉるとか」
梨奈の言葉を聞いて、あたしは頷くしかなかった。
そりゃ付き合ってる形だけあって会わんわ、連絡はとらんわってなったら誰でも疑うょなぁ。
しかも実際好きな人出来たのは事実ゃし…2006-11-09 16:37:00 -
31:
涙
あたしはしばらく考えたあと、タバコを消し梨奈の目を見て言った。
「涙、別れるわ。ちゃんとけじめつけてからケントに気持ち伝えるし!!!」
梨奈もあたしの目をじっと見て「ホンマにそれでぃぃん?あんたがそれでええなら、ウチは口出さんけど」
2006-11-09 16:41:00 -
32:
涙
あたしは頷いた。
梨奈は「あんたは自分がこう!!!って決めた事曲げんから、何も口は出さんけど…」そこまで言ってもう1本タバコを吸おうとしてぃる。
あたしは続きがあるんゃと思い、「何?」と聞いた。
梨奈は何かを考えたょうな顔をし、「リョウマわえぇ奴ゃで?それでもえぇん?」と一言。2006-11-09 16:45:00 -
33:
涙
あたしは言葉が出なかった。
リョウマはホンマに良い男。付き合って3カ月半にもなるのに、あたしが嫌と言えば一切手を出してこなぃし。
まず自分の事ょりあたしを先に考えてくれるし。
ャリチンだったリョウマがあたしなんかで本気になってくれた。
あたしだって人間。3カ月半っていっても、少しくらぃ情はある。ケントに会うまでは純粋にリョウマの事好きゃったし…2006-11-09 16:51:00 -
34:
涙
ずっと黙りくさってぃるあたしに梨奈はニッコリ笑って、「ょく考え?☆彡今のウチの言葉そんな気にすんなゃ?ただウチはリョウマみたぃな男前もったぃな〜!!!思っただけゃから??」
あたしは「ぅん。ちゃんと考えるわ☆彡明日ケントに会うまでには答え出すから」
梨奈は静かにニコッと笑って「んな眠たいしウチ帰るわぁ〜?ばぁい☆彡」そう言い、帰って言った。2006-11-09 16:55:00 -
35:
名無しさん
頑張れェ?
2006-11-10 09:20:00 -
36:
名無しさん
書いて
2006-11-11 10:21:00