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忘れられない

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  • 1:

    出会ってから、ずっと好きでした。
    今でも思い出す優しい笑顔。
    叶わない恋。世界の違う人。だから好きだったのかな?

    2006-11-07 01:40:00
  • 2:

    中学2年生、幼なじみでいつも一緒にいた男の子、毅君に告白された。
    『付き合おっか。』
    『ぅん。』
    自然な流れだった。
    いつも一緒に帰ってた。

    突然、毅君が学校に来なくなった‥
    なんで?

    2006-11-07 01:46:00
  • 3:

    何日も過ぎて、学校の帰り、毅君の家にいくと怒鳴り声が聞こえる‥何だろ‥?毅君は‥?

    2006-11-07 01:50:00
  • 4:

    また何日か過ぎて毅君から電話があった。
    『俺んち離婚すんねん。で貧乏やから俺、学校辞めて働くねん。ごめんな。』
    『‥私に出来る事ある?』私は毅君のお母さんのスナックでお手伝いする事になった。会えるから良かった。

    2006-11-07 01:58:00
  • 5:

    初めてのお酒は気持悪かった。おじさんに手を握られるのも、チークも‥。
    でも若いからみんな優しくしてくれた。
    しばらくして親にばれた。『毎晩どこ行ってるの?毅君と付き合うのどうかと思うわ‥』
    『関係ないやん!!』
    家出した。学校も次の日から休んだ。毅君といた‥

    2006-11-07 02:07:00
  • 6:

    毅君は勉強は出来なかったけど明るくて優しくてクラスの人気者だった。保育園からずっと一緒だった。いつも笑顔で話しかけてくれた。付き合っても、付き合う前も、お互い『好き。』って言う事はなかった‥。

    2006-11-07 02:15:00
  • 7:

    『お前学校行けや。』
    『何で?』
    学校を休んで一週間。毅君が言った。
    『何でも!いいからちゃんと家帰って学校も行く!カンとこも行くな!ええな?』
    『わかった‥じゃ帰るわ』家ですごく怒られた。

    2006-11-07 02:23:00
  • 8:

    学校へ行った。
    『風邪大丈夫〜?』友達が心配そうに言った。
    『うん。』
    帰り道、毅君の家に行ったら毅君もおばさんも居なくて、店も閉まってた。

    2006-11-07 02:29:00
  • 9:

    一ヶ月過ぎた頃、噂で毅君とおばさんが九州のほうへ夜逃げしたって聞いた。
    もう会う事ないの‥?

    2006-11-07 02:36:00
  • 10:

    女子大に進学して、コンパの日々。
    つまんない
    適当に顔のいい男と付き合って適当にすごしてた。
    ある日、友達に誘われてキャバクラの体験に行った。『初めてまして。』
    面接してくれたのは‥毅君‥じゃなかった。似てた‥

    2006-11-07 02:47:00
  • 11:

    毅君が成長したらこんな感じかな‥?
    『見すぎ!惚れちゃった?店長の東です。キャバは初めて?』
    『はぃ‥。』
    友達が色々説明受けてる中私はずっと店長を見ていた。

    2006-11-07 02:53:00
  • 12:

    体験の帰り道、友達が言った。
    『遥、キャバで働いてる男の人はやめときよ。ろくなんいてなぃから。』
    『なんで?』
    『何でって!あんた東って人、気にしすぎ!誰でもわかるし!』

    2006-11-07 03:08:00
  • 13:

    その時付き合ってた彼氏、健次とは週末会う。
    『キャバで働くわ。』
    『ハ?何それ、‥おまえ俺の事好き?』
    『ぅん。』
    ケンカしたくないからそう答えた。

    2006-11-07 03:16:00
  • 14:

    キャバ初日、この日は店長の東さんが私に色々教えてくれて、気にかけてくれた。
    私は何でか恥ずかしくて東さんとはあまり喋れなかった。
    『遥可愛いな♪』
    と頭をナデてくれる‥。
    『お疲れ〜!あ!遥、今日送るわ?』

    2006-11-07 03:23:00
  • 15:

    『遥って彼氏いてるん?』『‥ぃなぃです。』
    『そぅなんゃ?美人やのにもったいなぃな?』
    『ナイです?』
    東さんはうつ向く私にまた頭をナデてきた。
    ドキドキする‥

    2006-11-07 03:33:00
  • 16:

    ヤバい‥これが好きなんかな?
    気付けば週5は店に入るようになって東さんは毎回帰りは送ってくれた。
    ある日『遥、今月指名トップやで?偉いな?』と言ってキスされた。ビックリした。でも嫌じゃなかった‥

    2006-11-07 03:41:00
  • 17:

    それからHまで時間はかからなかった。
    毎日した。東さんは全身にキスマークをつけるのが好きで私は仕事中ファンデーションを重ねて隠した。
    『東さん、私の事好き?』『ぅん可愛いょ?』
    ‥彼女いるのかな?

    2006-11-07 03:52:00
  • 18:

    健次から久々の電話。
    『今から遊ぼや?』
    『もぅ会わない。好きな人出来たねん。』
    『はぁ?きっしょ。調子乗んなよ。お前いらんし。』何とか別れた。
    またキャバに行って、東さんと会う‥

    2006-11-07 04:06:00
  • 19:

    抱きあってる時、20歳にして初めて告白‥。
    『東さん、好きです‥。』『知ってるょぉ??』
    とキス‥じゃなくて?
    『付き合ってほしぃ‥?』『んー今仕事頑張りたいから待って?』
    あっさり振られてしまった‥。

    2006-11-07 04:16:00
  • 20:

    周りの子から東さんは同棲してる子がいてる話しを聞き、キャバ引退。
    別にムカつきもなかった。本物の毅くんに会いたい‥。どこで何してるの?

    2006-11-07 04:21:00
  • 21:

    就職してOLになった。
    同期の男の子、ご飯食べに行こうってしつこい‥。
    一回行く事になった。
    『俺の先輩紹介するわ♪』『はぁ‥』
    そこに居たのは、30歳手前くらいのメガネかけた落ち着いた人。名前はタケシ‥毅くんと一緒やん。

    2006-11-07 04:32:00
  • 22:

    『オジサンの事タケちゃんって呼んでなぁ?』
    感じのいい人。腕にタトゥーがあるけど年の割にオシャレをしている。
    『今度ゴルフ教えてあげるょ??』
    電話番号を交換した。

    2006-11-07 04:38:00
  • 23:

    タケちゃんは?と電話をマメにしてくれた。
    『遥ご飯美味いとこあんねん?連れてったるからなぁ?』
    誘い方も上手でよく遊ぶようになった。
    大人の魅力というのだろうか、一緒にいて落ち着いた。

    2006-11-07 04:45:00
  • 24:

    タケちゃんの家に遊びにいった。
    DVD観ながら『遥、付き合おう‥』そのままタケちゃんの家で暮らすようになった。
    タケちゃんとは相性がいいのかすごく居心地がよくケンカもなかった‥

    2006-11-07 04:57:00
  • 25:

    『おう久しぶりやな?お前仕事うまい事行ってんか?危ない事ばっかしてんちゃうか?』
    タケちゃんは電話で楽しそうに話しをしてた。
    『だれ??』
    『後輩や。お前と同じ年ちゃうかな?』
    『ふーん。』

    2006-11-07 05:07:00
  • 26:

    タケちゃんと付き合って一年が過ぎた。
    『遥、結婚せえへんか?』『え!?』
    ゆっくり考えてと言われた。私も26歳やし、もうそろそろ結婚かなぁ‥。タケちゃん優しいしなぁ‥

    2006-11-07 05:18:00
  • 27:

    タケちゃんの知り合いの飲み会、年上の人ばっかだけど、私も行く事になった。紹介してもらって、みんな話しかけてくれる。
    『二次会行くぞ〜?』
    誰かの家に行くみたい。私もついて行って、お酒も飲んでいい気分だった。

    2006-11-07 05:24:00
  • 28:

    遥‥
    ん?
    呼ばれて振り返ったら‥頭が真っ白ってこうゆう事を言うのかな。
    毅君がいた。大人になってる。久しぶりに私が言った言葉は、
    『‥いてたん?』

    2006-11-07 05:32:00
  • 29:

    タケちゃんと毅君は知り合いだった!前に仕事でちょっと知り合ったみたい。 毅君は中学の時から比べてたくましくなってた。
    相変わらずかっこよくて私は心臓がバクバクしてた。

    2006-11-07 05:38:00
  • 30:

    毅君と私の会話に割るようにタケちゃんが入ってきた。『お前ら知り合いかぁ!そう言えば毅の地元こいつと一緒やなぁ!』
    タケちゃんは私の肩を引き寄せる。
    『タケさんの彼女さんって遥ッスか?』
    やめてやめて‥
    『幼なじみやってん?』
    私は大きな声で言った。

    2006-11-07 05:54:00
  • 31:

    その日はお開きになって帰った。
    タケちゃんは酔っ払ってたからすぐに寝た。
    私は寝れなかった‥。
    毅君からもらった電話番号の書いてるメモを見てた‥

    2006-11-07 06:03:00
  • 32:

    『もしもし毅くん‥?』
    『遥?』
    『ぅん。』
    『かけてくれたんやぁ?この前話しちゃんと出来やんかったからなぁ、今時間空いてる?』
    『‥ぅん。』

    2006-11-07 06:08:00
  • 33:

    毅君と居酒屋で待ち合わせした。
    『遥』
    変わらない笑顔‥。
    『話したかったねん。』
    毅君が言うには、毅君の親が離婚して借金があったから、母親の故郷へ帰ったそうだ。すぐに再婚して毅君は大阪に戻ってきたらしい‥。

    2006-11-07 06:32:00
  • 34:

    『ごめんな。』
    『‥何が?』
    『‥お前相変わらずふてこぃ??』
    二人で笑った。ご飯食べてお酒飲んで‥聞いた
    『ねぇ何で帰った時連絡してくれへんかったん?』

    2006-11-07 06:42:00
  • 35:

    『あーお前彼氏いてたゃろ?何かキャバの?』
    『え!?』
    『もう遥も大人なったんやなぁ思てな?』
    『違う?あの人毅君に似てたから?‥?』
    何言うてんの。って顔で私を見てる‥。

    2006-11-07 06:53:00
  • 36:

    『ってか、お前俺の事好きじゃなかったやん??この話しもうやめよっ?』
    『…。』
    『ホンマにそう思ってんの?』毅君を見た。
    『そんな風に見つめんなよ‥。お前タケさんと付き合ってるんやろ?』

    2006-11-07 07:03:00
  • 37:

    『毅君と同じ名前だったから‥。』
    『お前ザケンナ!そんなんで付き合ってんかょ?』
    『‥悪い?突然居なくなった人に言われたくなぃ?淋しい時あんたが隣いてくれた?手もつないだ事ない?他のタケシはいっぱいしてくれたよ?』我慢してたモノが切れたみたいに言ってしまった‥。

    2006-11-07 07:18:00
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