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年下の男の子?

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  • 1:

    莉奈

    「おまえまた浮気か!莉奈がいつまでも黙ってると思ったら大間違いやぞ!?もぉおまえとは終わりや終わり!!」

    留守電に罵声を浴びせる私、影山莉奈、20歳。

    3年目になる彼氏とは喧嘩ばかりのマンネリ状態。

    2006-11-06 13:59:00
  • 2:

    莉奈

    彼氏は拓也、20歳。電気工の仕事をしながら毎晩のように飲み歩いている。
    彼がキャバクラなるものにハマりはじめたのはつい最近の事。
    同棲2年目にも関わらず、毎夜外出しては朝帰り。お天道様が上るより前に帰宅する事なんてここ何週間ない。
    一体どこで寝ているのか?
    そして誰といるのか?

    2006-11-06 14:04:00
  • 3:

    莉奈

    別れたいと思う事なんて日常茶飯事。しかしあと一歩が踏み出せない。
    不本意ながら3年も月日を共にしたのだ。両方の親から結婚話も出ている今日この頃、簡単に投げ出すわけにはいかない。
    真っ赤な他人と3年も過ごしたなんて、飽き症な私にとっては奇跡に近いのだから。
    ギャンブル、酒、女…。誰もが認めるダメ男にしがみついて私は生きていた。

    2006-11-06 14:10:00
  • 4:

    莉奈

    私の容姿については、レベル1〜10で表すと4〜5あたり。
    並の並…もしくはそれ以下。
    自信なんてこれっぽっちもありゃしないヘタレだ。
    ものすごく悪いわけではないと思うが、とりわけてイイところもない。
    彼も同じくらいか、それ以下。服のセンスも並以下だし、顔も決してよくない。

    2006-11-06 14:14:00
  • 5:

    莉奈

    …はずなのだが、なぜかモテる。なぜ?口がうまいのか?いや、私と出会った頃の彼は極度の人見知りだったはず。
    新規の女に出会っても、喋る事すらままならないヘタレのはず。それに加え容姿もイマイチとあっちゃ女に相手にされるわけがないのに!!!
    私が彼をパートナーとして選んだ数少ない理由の一つに、『人見知りが激しく社交性がない』とゆう理由がある。

    2006-11-06 14:20:00
  • 6:

    莉奈

    私は自他認める男運0女。男を見る目がまるでない。
    チャラ男、ヤリチン、ギャンブル狂、暴力男、不倫男…。
    数多くのダメ男にそれはそれは上手に騙され裏切られてきた。
    ギャンブルはともかく、女癖の悪い男はもうまっぴら御免だった。精神的に追いつめられ、なによりも女が廃る。
    不安や疑心暗鬼による睡眠不足で、肌はボロボロ、髪のキューティクルも衰える。そんなのもう嫌だ!!

    2006-11-06 14:27:00
  • 7:

    莉奈

    そんな時に出会ったのが拓也。
    おどおどした態度や女に免疫がなさそうな姿に、当時の私はキュンキュンときめいた。
    奥手な彼に告白を促すまで、軽く3ヶ月を要したのだ。
    そんな奥手な彼が初めて浮気をしたのは、付き合って1年目の夏だった。
    直美という名のその女。デブのくせにナルシスト、挙げ句の果てにはストーカー。そんなタチの悪い女を引っかけたのは他でもなくウチのバカ男。

    2006-11-06 14:34:00
  • 8:

    莉奈

    負けん気だけは強い私、直美と彼に褐を入れて、めでたく彼を取り返した。
    今思えば、この時に見切りをつけて別れていれば、この先2年もズルズル続かなかったはずだったのに。人生の選択ミスだ。

    なにはともあれ、それから2年の間に色々あった。結婚話が浮上し、若気の至りで同棲、そして…妊娠。

    2006-11-06 14:40:00
  • 9:

    莉奈

    母になった瞬間、相手がダメ男だろうがなんだろうが純粋に嬉しかった。
    むしろ、今はダメでも子供が産まれれば変わるかもしれないと期待すらした。
    ウキウキで彼の帰りを待ち、返事にワクワクしながら妊娠を伝えた。
    …当然喜んでくれるだろうと期待したのも私のミスだった。
    「ごめん…。俺な…実は………………、覚醒剤…とかやってるねん…。やし、今回は諦めてほしい」

    2006-11-06 14:46:00
  • 10:

    莉奈

    『…………………はぁ?』

    20秒ほどの沈黙のあと、あたしが発したのはたったこれだけだった。
    ごめんごめんと平謝りで土下座する彼を、呆然と見下ろす事しか出来なかった。
    涙だけは滝のように流れていたけど。

    2006-11-06 14:49:00
  • 11:

    莉奈

    色々な産婦人科を回り、薬物が胎児にどれくらい影響するのか調べまくった。ネットや本でも。
    意見は真っ二つに別れた。
    『男性側が薬物を乱用したとしても、胎児に影響は出ない』
    これが一説。もう一説は、
    『影響が出るとは言い切れないが、出ないとも言い切れない』だった。

    2006-11-06 14:56:00
  • 12:

    莉奈

    こんな大事な事で博打はうてない。一か八かの賭けなんか出来ない。
    もし奇形の赤ちゃんが産まれたら?
    もし障害をもって産まれたら?

    産みたい。でも私はちゃんと育てられる?産まれてきた子がどんな子でも、不自由な思いをさせずに育てられる?

    2006-11-06 15:02:00
  • 13:

    莉奈

    結局、赤ちゃんはお腹から自ら出ていってしまった。
    頼りないお母さんにウンザリしたんだろうか。
    入院中、彼はかかさずお見舞いにきてくれたけど、彼に対する不信感は確実にMAXに近づいていた。あたしは流産のショックとストレスで体と精神を壊した。
    何日も続く嘔吐、24時間やまない頭痛、いきなり泣き出したり、3分に1回彼に電話をしては怒鳴り散らしたり。

    2006-11-06 15:10:00
  • 14:

    莉奈

    だいたい、彼が薬をしている事に気づかなかった私にも非は充分にある。
    冷静になって思い起こせば、兆候はたくさんあった。
    まず、寝ない。よく寝る奴だったのに、全く寝ないのだ。
    でも、一度眠りにつくと丸1日死んだように眠り続ける。
    食事は毎日かかさず3食とらせているのに、みるみる内に痩せる。痩せるというか、当時の彼の写真を見ると頬が痩けていた。

    2006-11-06 15:16:00
  • 15:

    莉奈

    お酒の臭いなんてしないのに、フラフラしながら帰宅した事もある。
    「眠たいだけ」と言ってたけど、あれもそうなんかな?

    退院してからも関係は続いていたけど、やっぱり以前のようにうまくはいかず、なにかにつけて喧嘩をした。
    喧嘩するたびに『赤ちゃんがおらんなったのはアンタのせいや』と怒鳴り、逆切れする彼に殴られたりもした。

    2006-11-06 15:22:00
  • 16:

    莉奈

    別れなくちゃ、別れなくちゃと思うのに、いい思い出ばかりが邪魔をする。優しかった頃の彼に戻るかもと期待する。
    彼がキャバクラにハマってからも、その思いは常に頭の片隅にあった。今だけやと言い聞かせて、なのに我慢できずに電話して喧嘩になって、その繰り返しだった。
    結局は、きっかけが欲しかったのかもしれない。
    彼と別れるきっかけが。
    あと一歩を踏み出すなにかを。

    2006-11-06 15:29:00
  • 17:

    名無しさん

    おもしろい!?

    2006-11-06 19:30:00
  • 18:

    莉奈

    その日はまだまだ残暑が残る9月の終わりだった。
    7年来の悪友達に誘われて久しぶりに夜遊びに出かけた。居酒屋でたんまり飲み、いきつけのメンズバ‐でたんまり飲み、
    プリクラを撮りに行こうとバ‐を出た頃にはすっかり酔っぱらっていた(^^;)
    彼氏の愚痴をたんまり語り、莉奈の気分は絶好調!
    友達ッていいなと本当に思った。

    2006-11-07 08:59:00
  • 19:

    莉奈

    元々、悪友2人は拓也の事をよろしく思っていなかった。
    「あんたはなんでカスばっかり掴むんやろうなあ…」なんてよく言われたものだ。
    万年男日照りの彼女達にだけは言われたくないが。

    なんにしろ、テンション上々のまましばらくドライブしていた。

    2006-11-07 09:05:00
  • 20:

    莉奈

    数十分後。私達はある事に気付く。
    黒の不審な車が私達の車を付け回しているのだ。
    不審車には3人のメンズが乗車している模様…。ナンパ??
    しかし見るからに若い。後部座席からストーカー張りに見ている彼、絶対に若い。
    今風の若者3人は、22歳2人と20歳を乗せたライフを執拗に尾行してくる。

    2006-11-07 09:12:00
  • 21:

    莉奈

    テンション↑↑の私達3人、無性に彼らをおちょくりたい衝動にかられてきた。
    しかしここは大通り…。おちょくり方が制限されてしまうではないか。そんなのつまらん!!
    とりあえずどこまで付いてくるかを検証する為、指定速度を忠実に守りながらのドライブに切り替えた。
    意味不明な山道、意味不明な側道…。変な道をひたすら走る。もはや不審車はあたしらの方(^^;)
    でももっと変なのは彼ら。ちゃんと指定速度で尾行を続けている。

    2006-11-07 09:18:00
  • 22:

    莉奈

    声をかけるでもなく、諦めるわけでもなく。
    無意味にポンピングブレーキとかしてみたり、それなりに楽しくしていたんだけども、
    中々アクションを起こさない彼らに次第にイライラしてきた。
    なにを思ったかコンビニに車を停車して様子をうかがう。
    その時、運転席のメンズがやっとアクションを起こした。

    2006-11-07 09:25:00
  • 23:

    莉奈

    「なあなあなあなあ、お姉さんら何してるん!?」
    「なんもしてないで!君らは?」
    「可愛いお姉さん見つけたからずっと付いてきてん☆」
    そう語る彼、見るからに十代。茶髪のロン毛(死語)がまた若い。
    すると今度は傍観していた後部座席のちっこいのが話しかけてきた。

    2006-11-07 09:32:00
  • 24:

    莉奈

    「なあ!!お姉さん名前なにちゃん?タイプやし!」
    ちっこいのはあたしに向かって力いっぱい聞いてくる。
    「莉奈ちゃんやで。君、友達にものっすごい似てるわあ」
    意味不明に関心する私。だってマジで似てるし。世の中に同じ顔は絶対3人以上いると思う。
    「マジで?じゃあ僕らッて運命の相手やな(^o^)でも初対面やしとりあえず番号教えて?!愛情深める前に友情深めよや!」

    2006-11-07 09:39:00
  • 25:

    莉奈

    弾丸の如く喋りまくる彼。容姿は7くらい?今風な感じの可愛らしい顔をした子だった。
    目鼻立ちは整っている方だろう。ギャルにモテそうな感じ。

    でも…私ら年下嫌いやねん…。
    お金ないし余裕ないしイイとこ無しやん!!
    「してあげなくちゃ」感があるから嫌やねん!!してもらいたい派やねん!!

    2006-11-07 09:43:00
  • 26:

    莉奈

    「てか君ら何歳なん?若いやろ!!」
    「若いで!!3人ともこないだ19歳なった(^o^)」
    19歳?!2個も下?!ないわ!!妹とタメやん!!
    顔は可愛いのになあ…。もったいないわ…。
    「お姉さんらは何歳なん?」

    2006-11-07 09:47:00
  • 27:

    莉奈

    「莉奈は今年21。前の二人は今年23やで。」
    「マジで?!きれいなお姉さんやん!!仲良くなろや!?番号教えて!!お願い(>_

    2006-11-07 09:51:00
  • 28:

    莉奈

    この人ら絶対楽しんでる。
    私は年上キラーだ。ストライクゾーンは27〜35歳まで。彼はかすってもいないじゃないか。同い年の彼氏は拓也が初めて。拓也さえたまにガキでしんどいと思うのに、年下なんて絶対疲れる。
    でも、暇なときに遊べる男友達という存在が欲しかったのも事実だ。見るからにチャラそうな彼。恋愛対象にはなりそうもない。
    エッチも下手そう。年下とのエッチは、ぶっちゃけ試したことがある。下手で下手で気持ちいいどころか痛いだけだった。

    2006-11-07 09:58:00
  • 29:

    チコ

    面白い(^o^)

    2006-11-07 10:34:00
  • 30:

    莉奈

    >>30?チコちゃん?
    コメントありやす?頑張りますのでよろしくです?

    2006-11-08 10:46:00
  • 31:

    莉奈

    チンコ挿れたあとはともかく、前戯が下手すぎだった。痛いの一言。もちろん、ウマい下手なんて人によるのだが、あの一件以来どうも年下には抵抗がある。
    なによりお金ないし。
    年上…しかも10歳くらい上になると、ある程度自立してるから経済力は当たり前にある。
    お金面や仕事面に余裕がある人は、自分に余裕を持っている。自然に心にゆとりが出来るから、人に優しく出来るし心も多少寛大になる…ッてのが莉奈論。

    2006-11-08 10:59:00
  • 32:

    莉奈

    まあ、番号くらいならええか…。暇潰しくらいにはなるかもやし。

    とりあえず番号交換して、その日は朝方帰宅。
    「うぅわ…仕事まであと2時間しかないやん…」
    化粧を落としてすぐベッドに潜り込んだ。拓也はやはり帰宅していなかった。ダブルのベッドに一人は広すぎる。

    2006-11-08 11:13:00
  • 33:

    莉奈

    寂しいなんて気持ちは、いつからどこにいったんだろう。
    静かすぎる部屋が普通になってきている。こんなになってまで拓也といる意味なんてあるのだろうか。
    それとも、形が普通になっただけで、あたしはまだ拓也を愛しているんだろうか。
    人を愛しく思うって、どんな気持ちだったっけ?この人が好きだって感じる瞬間てどんなだっけ?
    あたし、このままでほんまにいいん?

    2006-11-08 11:17:00
  • 34:

    莉奈

    アラームのトランスで目を覚ますと、時間はぴったりあれから2時間。
    寝ころんだままタバコを吸って、重い体を起こして風呂場へ向かう。ああ、しんど。
    やっぱ寝ないと体に悪いわ!!お肌のテンションだだ下がりやん!!朝から萎えるわ…。
    シャワーを浴びて軽く準備。オッサンばかりの会社の事務員だから、化粧なんかしなくてもいい。私服OKの会社なのでGパンにTシャツで出勤。

    2006-11-08 11:24:00
  • 35:

    莉奈

    出勤途中に携帯に目をやると、着信3件。拓也、拓也…ん?この番号だれ?
    とりあえず拓也に発信?
    「おまえどこおんねん」
    …開口一番それですか?
    「いや、今職場向かってるけど…あんたこそどこおんねん」

    2006-11-08 11:29:00
  • 36:

    莉奈

    「俺も職場向かってるとこ。今日もたぶん帰り遅なるから飯いらんで!」
    「はぁ…てか作る気サラサラないしな。まあ了解。またかけて」
    電話を切って軽くため息。この冷めきった会話どうにかならん?
    携帯をカチカチして知らない番号に発信。
    「もしもし?!俺や!!わかるか!?」

    2006-11-08 11:34:00
  • 37:

    莉奈

    「(笑)誰やねん!」
    「あ、ウケた!誰って、君の運命の人やん☆」
    「え?莉奈の運命の人って君やったん?知らんかったわ!」
    「なんでそんなことゆうねん(>_

    2006-11-09 13:44:00
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