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首輪

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  • 1:

    ?◆z1GXdUkY9I

    お願い離して…

    苦しいよ…

    だけどあなたが好き……

    2006-11-03 04:23:00
  • 2:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「名前なんて言うん?」

    「麻美ですけど……」

    誠と私の最初に交わしたどこにでもある様な会話。まさか私が誠に恋に落ちるとは思わなかった。

    2006-11-03 13:03:00
  • 3:

    ?◆z1GXdUkY9I

    だって…

    誠の第一印象はブサイク…。だったから。

    麻美は決して男前が好きなわけではない。だけど…誠はお世辞にもカッコイイとは言えない。誠の顔は生理的に受け付けない。

    2006-11-03 13:12:00
  • 4:

    ?◆z1GXdUkY9I

    何で麻美に話かけるんよ…向こう行ってほしい;

    帰りたい……。

    嫌々、連れて来られた飲み会と言う名の『合コン』

    2006-11-03 13:16:00
  • 5:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「俺、誠やからッ☆よろしくな!!」

    「あぁ〜はい。」

    適当な返事ばかりしていて誠との会話を全く覚えてない。

    2006-11-03 13:20:00
  • 6:

    ?◆z1GXdUkY9I

    早く…会いたい…。


    この言葉が頭の中を支配する。麻美は上の空だった…

    2006-11-03 13:23:00
  • 7:

    ?◆z1GXdUkY9I

        ―拓也―

    鞄の中で慌ただしく鳴る拓也専用の着信音。

    誠が話続けてるのも気にせず慌てて外に出た。

    2006-11-03 13:31:00
  • 8:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「もしもしっ…」

    「お前今どこにいるん?外やろ?」

    低くて甘い声…いつ聞いてもドキッとする。私の大好きな元彼…。

    2006-11-03 13:37:00
  • 9:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ちょっと飲んでて…」

    まさか合コンとは言えない

    「今から出て来いよ。」

    2006-11-03 13:39:00
  • 10:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「うんッ!!」


    拓也の誘いを断るわけない。どこに居ても何をしてても優先順位は拓也だから。

    2006-11-03 13:41:00
  • 11:

    ?◆z1GXdUkY9I

    店に戻ると楽しそうにしているみんな。

    「里沙ごめん…。麻美帰るわ。」

    「えっ!?マジで?ちょっ…」

    2006-11-03 13:43:00
  • 12:

    ?◆z1GXdUkY9I

    里沙の話も聞かず自分の席に戻り机に散らばった自分の持ち物を鞄に押し込む。

    「麻美ちゃん帰るん?番号教えて!!」

    「あぁ…里沙に聞いといてッ」

    2006-11-03 13:47:00
  • 13:

    ?◆z1GXdUkY9I

    あんたと話してる時間ないねん。


    誠の話を適当にあしらい拓也の元へと急いだ。

    2006-11-03 13:49:00
  • 14:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「お前遅い…。」


    「ごめんね拓也…会いたかった…。」

    拓也の横にぴったりくっつき腕を絡める。

    2006-11-03 13:52:00
  • 15:

    ?◆z1GXdUkY9I

    (略)

    拓也の横にぴったりくっつき腕を絡める。

    2006-11-03 13:54:00
  • 16:

    ?◆z1GXdUkY9I

    甘い匂い……
    麻美と同じ香水…。

    拓也の心も体も全て支配した気分になる。
    そう…。気分になるだけ…。

    2006-11-03 13:59:00
  • 17:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―ヂュルッ…クチュクチュッ…―
    「アッ…ァンッ…ンッ…アッッ…やめてッ…ァンッ…ンンッ…いやぁッ…」
    「こんなグチョグチョなのに嫌なん?止めるで?」

    意地悪な笑みを浮かべて私を見下ろす。私の全てを見透かしてるかの様な目で…こっち見ないで…

    2006-11-03 14:20:00
  • 18:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ん?返事ないけど…どうするん?(笑)」

    それでも指の動きは止まらない…拓也の細くて長い指が私の中を掻き回す。意地悪な言葉に更に濡れる。

    ―クチュッ…クチュッ…グチュッ…―「アッ…アンッ…ンッ…アッアッ…ンッ…」

    2006-11-03 14:27:00
  • 19:

    「こんなに濡らした奴にはお仕置きじゃ(笑)」

    ―ギシッ…ギシッッ…―
    「アッ……アンッ…アッ…アッ…ッ…」
    拓也が私の中を激しく突く。鋭く冷たい視線。そんな拓也に感じる私―" " "06/11/03 14:38

    2006-11-03 14:38:00
  • 20:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「アッ…アンッ…タク…ヤぁぁ…ッ」

    何度も拓也に犯される。

    心も体も支配されてるのは私だけだった。

    2006-11-03 15:02:00
  • 21:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也と麻美の関係はセフレ…。

    拓也を自分だけの物にしたくて体を許してしまった。あの時に戻りたい…
    その一心で。

    2006-11-03 15:04:00
  • 22:

    名無しさん

    きになる??

    2006-11-03 16:04:00
  • 23:

    ?◆z1GXdUkY9I

    >>22さん もう読んでくれてる方がいるなんて思ってなかったんでめっちゃ嬉しいです!!ありがとうございます☆

    2006-11-04 00:02:00
  • 24:

    ?◆z1GXdUkY9I

    そんな私の想いも虚しく拓也は割り切った関係を楽しんでいた。

    「それ大事にしてくれてんねんなぁ〜」

    愛のない行為の後タバコを吸いながら拓也が私の首元を指差して言った。

    2006-11-04 00:10:00
  • 25:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「うんッ!もちろんッ!!拓也にもらったものだから…」


    首元に光る拓也からもらったネック…。
    付き合った時にもプレゼントなんてもらった事ない。体だけの関係になってから初めてプレゼントされた物。

    2006-11-04 00:14:00
  • 26:

    ?◆z1GXdUkY9I

    もらった日からずっと外した事はない。

    「大事にしろよッ!!」


    拓也はどういうつもりで私にプレゼントしたかは分からない。

    2006-11-04 00:19:00
  • 27:

    ?◆z1GXdUkY9I

    (略)

    拓也はどういうつもりで私にプレゼントしたかは分からない。

    2006-11-04 00:20:00
  • 28:

    ?◆z1GXdUkY9I

    私はただ…

    彼からのプレゼントではなく
    私を繋ぐ『首輪』でしか思えなかった。

    2006-11-04 00:22:00
  • 29:

    ?◆z1GXdUkY9I

    独占欲、嫉妬、束縛…。

    私に対する愛なんてない。それだけは分かっていた。ただ自分の物を他人に譲りたくないだけ。それだけで拓也は私を縛った。

    ネックを着けてる以上、拓也を忘れる事はない。それ以上に拓也に見られている気がして…怖かった。

    2006-11-04 00:27:00
  • 30:

    ?◆z1GXdUkY9I

    『大事にしろよ……』俺から離れる事はできない…。そう言われてる様な気がした。

    「大事にする…」

    私にとっては深い言葉だった。拓也から離れる事なんて出来ない…。心がそう叫んでいた。

    2006-11-04 00:36:00
  • 31:

    ?◆z1GXdUkY9I

    桜咲く暖かな春。頬に当たる風が心地いい。

    拓也と別れて家までの帰り道。桜並木を越えると私の家がある。

    2006-11-04 12:22:00
  • 32:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―バタンッ―

    はぁ…
    週一行くラブホもいいけど、やっぱり自分の家が落ち着く。

    2006-11-04 12:26:00
  • 33:

    ?◆z1GXdUkY9I

    お風呂に入ろうと服を脱ぐ

    あっ―――はぁぁ…

    まただ。拓也の付けた跡…。キスマークが体のあちこちに残っている。

    2006-11-04 12:28:00
  • 34:

    ?◆z1GXdUkY9I

    何度付けられた事か…

    『俺の物』

    私の体に愛撫する時、拓也は口癖の様にそう言う。

    2006-11-04 12:33:00
  • 35:

    ?◆z1GXdUkY9I

    こんな跡付けなくても、拓也に支配されてるのに…


    拓也は気付いてないんかなぁ…麻美は拓也だけなのに

    2006-11-04 12:39:00
  • 36:

    お風呂から上がると机の上に置いた携帯が鳴っていた

    ん?誰やろ…お客さんかな?

    登録されてない知らない番号からの電話―" " "06/11/04 12:41

    2006-11-04 12:41:00
  • 37:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「はい…。もしもし?」


    「あっ!麻美ちゃん?俺、誠ッ!昨日の飲み会で…」

    昨日……飲み会…あっ――アイツ。しつこく話しかけて来た男や!

    2006-11-04 12:45:00
  • 38:

    ?◆z1GXdUkY9I

    (略)

    昨日……飲み会…あっ――アイツ。しつこく話しかけて来た男や!

    2006-11-04 12:47:00
  • 39:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「てか!何で麻美の番号知ってるんですかッ!?」

    話すのが面倒臭いのもあって機嫌が悪くなった。

    一番の理由は電話の相手が誠だから。

    2006-11-04 12:51:00
  • 40:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「いやぁ…だって麻美ちゃん帰る時、番号教えて言うたら、里沙ちゃんに聞いといてって言ったから…」

    あっ――確かにそう言ったかも。拓也の事でいっぱいで誠の話を適当にしてた私が馬鹿だった。

    2006-11-04 12:55:00
  • 41:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「そうだったね…;」

    「てか麻美ちゃんさぁ…」


    それから誠は私に色んな質問をした。

    2006-11-04 12:58:00
  • 42:

    名無しさん

    (略)

    それから誠は私に色んな質問をした。

    2006-11-04 12:59:00
  • 43:

    ?◆z1GXdUkY9I

    どんなタイプ好き?今までどんな恋愛してきた?………


    適当ではあったけれど私は誠の質問に答えていた。

    2006-11-04 13:01:00
  • 44:

    ?◆z1GXdUkY9I

    一時間程、誠と話していた。切ろうと思えば切れた。

    なのに何でやろう……。

    この時あまり深くは考えてなかった。

    2006-11-04 13:04:00
  • 45:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ただの暇つぶし…。そう思っていた。


    誠は毎日、電話して来た。私の話ばっかり。誠は自分の事を話す事はなかった。

    2006-11-04 13:06:00
  • 46:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠との電話が毎日の日課になっていった。


    私は誠の天真爛漫さに心惹かれていた。
    自分ではまだ気付かなかった。辛くて苦しい恋が始まっていた事に。

    2006-11-04 13:12:00
  • 47:

    ?◆z1GXdUkY9I

       ―拓也―

    週に一回しか鳴らない拓也からの電話。

    「今から用意して!買い物行くから!一時間後迎えに行く!」

    2006-11-04 13:15:00
  • 48:

    ?◆z1GXdUkY9I

    プーッ…プーッ…プーッ…

    私は一言も発する事はなく電話は切れた。

    私に『NO』はない。

    2006-11-04 13:17:00
  • 49:

    ?◆z1GXdUkY9I


    そう。彼は勝手な人だから。

    一時間後、拓也が来た。私の準備が終わってなくても彼は待ってはくれない。
    初めのうちに比べたら拓也の時間に合わせて準備する事にはもう慣れていた。

    2006-11-04 13:21:00
  • 50:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也と歩くミナミの街。人込みの中、拓也の手をしっかり掴んで拓也の後を必死に歩いて行く。

    2006-11-04 13:24:00
  • 51:

    ?◆z1GXdUkY9I

    一通り買い物を終え、喫茶店で休憩した。

    「疲れたね…。」

    「そうやな。」

    2006-11-04 13:26:00
  • 52:

    ?◆z1GXdUkY9I

    水を飲んでる姿もタバコに火をつける姿もドキッとさせられるぐらい色っぽい。

    「何見てんの?」

    「いやっ、別に…///」

    2006-11-04 13:28:00
  • 53:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ふ〜ん(笑)」

    その意地悪な顔して笑う拓也はいつも私の心を見抜いてる気がして冷静に保とうと必死だった。

    2006-11-04 13:30:00
  • 54:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―♪♪♪♪―

    携帯が鳴った。開くと『誠』からの電話。

    ヤバイ…すぐに留守番を押して携帯を閉じた。

    2006-11-04 13:32:00
  • 55:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「誰?」

    冷たい目で拓也がこっちを見てる。

    「友達からメールだよ!」

    2006-11-04 13:34:00
  • 56:

    焦る心を押さえて冷静を装う。

    「へぇ〜」

    パッ―" " "06/11/04 13:36

    2006-11-04 13:36:00
  • 57:

    ?◆z1GXdUkY9I

    私の手からスルリと抜けて拓也の手の中に納まった。

    「ちょっと拓也っ…」

    私の言葉は虚しく拓也の耳には届かなかった。

    2006-11-04 13:39:00
  • 58:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「着信やで?誠くんからッ♪」
    拓也は笑いながら、ピッ…
    通話ボタンを押して私に渡して来た。

    2006-11-04 13:41:00
  • 59:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「話せば?」

    笑い顔が一気に消え、鋭く冷たい目で私を睨みつける
    バクッ…バクッ…
    心臓が大きな音を立て始める。凍り付きそうな視線に汗がじわっと体にまとわり付く。

    2006-11-04 13:46:00
  • 60:

    ?◆z1GXdUkY9I

    出ないでお願い…


    私の願いも虚しく誠はいつもと変わらない明るい声で嬉しそうに電話に出た。

    2006-11-04 13:48:00
  • 61:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「もしもし…」

    チクッ―拓也の視線が心に突き刺さる。

    「麻美ちゃん何してんの?」

    2006-11-04 13:50:00
  • 62:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ミナミで買い物…」

    拓也の手前、無愛想に答えた。

    「えぇ〜俺置いて行くとかありえんし↓↓寂しい↓」

    2006-11-04 13:53:00
  • 63:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「あはっ!ごめん?(笑)」

    私が笑った瞬間、拓也の顔が一瞬歪んだ。

    私はそれを見逃さなかった

    2006-11-04 13:55:00
  • 64:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ごめんッ!またかけるわ!」

    慌てて電話を切った。

    拓也は私の腕を掴んで喫茶店を出た。

    2006-11-04 13:57:00
  • 65:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「拓也、痛いっ…」

    さっきよりも強く掴みさっそうと歩いて行く。


    行き着いた先はラブホ…

    2006-11-04 13:59:00
  • 66:

    ?◆z1GXdUkY9I

    (略)
    行き着いた先はラブホ…

    2006-11-04 13:59:00
  • 67:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―バタンッ……ドンッ―

    扉を閉めた瞬間、壁に押さえ付けられた。

    「痛っ……」

    2006-11-05 05:19:00
  • 68:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「誠って誰やねんッ!!」

    私の手首を壁に押さえ付け力いっぱい握りしめる。

    2006-11-05 05:22:00
  • 69:

    名無しさん

    「友達だよっ……」
    怖くて声が震える。

    「お前嘘つくなよ。」
    手首に跡がつきそうな位、締め付けられた。

    2006-11-05 05:28:00
  • 70:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「嘘じゃない…」

    私が言い終わったと同時に床に私を押し倒した。

    2006-11-05 05:30:00
  • 71:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ほんならかけろやッ!!」

    拓也は私の携帯を私の顔に押し付けた。

    2006-11-05 05:32:00
  • 72:

    名無しさん

    続き読みたい?

    2006-11-05 05:54:00
  • 73:

    名無しさん

    あたしもよみたい!

    2006-11-07 17:42:00
  • 74:

    名無しさん

    めちゃくちゃおもろい?

    2006-11-07 20:20:00
  • 75:

    ?◆z1GXdUkY9I

    >>72さん>>73さん?待たせてしまってごめんなさい?色々と忙しくて?また見て下さいね??
    >>74さん?ありがとうございます??完結まで頑張ります??

    今から更新します?

    2006-11-08 11:07:00
  • 76:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「嫌ッ…!!」
    バンッ……


    拓也の手を振り払った。その勢いで携帯が壁に当たって床に落ちた。

    2006-11-08 11:14:00
  • 77:

    ?◆z1GXdUkY9I

    すぐに携帯を取りに行こうとした。

    「痛てぇ…」

    拓也の手を振り払った時に私の爪が拓也の手を引っかいてしまったんやろう…

    2006-11-08 11:17:00
  • 78:

    ?◆z1GXdUkY9I

    携帯よりも先に拓也の元に駆け寄った。

    「拓也ッ…ごめん…。」

    ミミズ腫れになって少し血が出ていた。拓也の手を取って傷口を舐めた。

    2006-11-08 11:23:00
  • 79:

    ?◆z1GXdUkY9I

    麻美が顔を上げると拓也は麻美を見て優しく微笑んでいた。ほんの一瞬だけ…

    麻美と目が合うと拓也はすぐに「止めろやッ!!」そう言って手を振り払った。

    2006-11-08 11:28:00
  • 80:

    ?◆z1GXdUkY9I

    今の顔…久しぶりに見た。

    あの頃に戻れた気がした。一瞬だけ…

    それでも麻美は嬉しかった

    2006-11-08 11:31:00
  • 81:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也は麻美を抱き抱え麻美をベットに投げた。

    「痛っ……」

    「俺の傷の方が痛いわッ!!」

    2006-11-08 11:33:00
  • 82:

    ?◆z1GXdUkY9I

    またいつもの拓也に戻っていた。

    麻美の上に跨がると強引にキスをした。

    2006-11-08 11:46:00
  • 83:

    名無しさん

    私の体をおもちゃの様に弄ぶ。
    ―ギシッ…ギシッ…―
    「アッ…アン…アンッ…ン…アッッ…」

    叫びに近い喘ぎ声とベットが軋む音だけが部屋中に響いていた。

    2006-11-08 11:52:00
  • 84:

    ?◆z1GXdUkY9I

    いつもの行為と変わらないはずなのに…

    ―愛のない性行為―

    拓也は自分の欲求だけで私の体で性欲を満たす。

    2006-11-08 11:56:00
  • 85:

    ?◆z1GXdUkY9I

    それなのに…

    今日は幸せな気持ちでいっぱいだった。

    2006-11-08 11:58:00
  • 86:

    あの笑顔が頭から離れられなかったから―" " "06/11/08 11:59

    2006-11-08 11:59:00
  • 87:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「俺ん家帰るで…服着ろっ」
    ぶっきらぼうに言い放った
    「えっ………!?」

    「早く。」

    2006-11-08 12:03:00
  • 88:

    ?◆z1GXdUkY9I

    急いで服を着て部屋を出た
    何で………?


    私の前を歩く拓也を早足で着いて行く。

    2006-11-08 12:06:00
  • 89:

    ?◆z1GXdUkY9I

    セフレになってから拓也の家に誘われた事はなかった。

    何で……?

    この言葉しか頭になかった

    2006-11-08 12:08:00
  • 90:

    ?◆z1GXdUkY9I

    懐かしい…。絶対忘れる事はない拓也の家。

    あの頃を思い出す―

    幸せだった日々…。

    2006-11-08 12:11:00
  • 91:

    ?◆z1GXdUkY9I

    なのに…
    私が拓也を裏切ったんだ。


    ごめんね…拓也…。

    2006-11-08 12:14:00
  • 92:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「入って…」

    「おじゃまします…。」

    1DKの綺麗に片付いた部屋。

    2006-11-08 12:17:00
  • 93:

    ?◆z1GXdUkY9I

    前は私の家でもあった。

    そう…。私と拓也はここで同棲をしていた。

    2006-11-08 12:18:00
  • 94:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也と過ごした日々を思い出していた。

    「携帯貸せッ!!」

    拓也の言葉にハッと我に返った。

    2006-11-08 12:21:00
  • 95:

    ?◆z1GXdUkY9I

    首を横に振った。

    「早くッ!!!」

    大きな声に体がビクッと震える。

    2006-11-08 12:24:00
  • 96:

    ?◆z1GXdUkY9I

    恐る恐る拓也に携帯を渡す。

    携帯を見る拓也の顔は少しずつ険しくなっていった。

    2006-11-08 12:26:00
  • 97:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「はいッ…」

    拓也はまたあの意地悪な笑みを浮かべて携帯を差し出した。

    2006-11-08 12:29:00
  • 98:

    その笑みに体がゾクッと身震いする。
    画面を見ると―

    ―呼び出し中―" " "06/11/08 12:32

    2006-11-08 12:32:00
  • 99:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠にかけていた。

    「耳に宛てろ!絶対離すな!」

    今から拓也がする事は何となく分かっていた。

    2006-11-08 12:34:00
  • 100:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ドクッ…ドクッ…

    心臓が破裂しそうなぐらい緊張していた。

    2006-11-08 12:48:00
  • 101:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「もしもしッ麻美ちゃん!!」

    受話器から聞こえる誠の声にドキッとした。

    ニヤッと笑った拓也は私を押し倒した。

    2006-11-08 12:52:00
  • 102:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「痛っ…」
    勢いで床に頭がぶつかった。

    「えっ!?どうしたん?麻美ちゃん大丈夫ッ?」
    受話器の向こうで心配そうにしている誠。

    2006-11-08 12:54:00
  • 103:

    ?◆z1GXdUkY9I

    携帯を離そうとした瞬間
    「離したら殺すぞ…」

    もう片方の耳元で拓也が呟く。
    その声を聞いて体が震え出した。拓也が怖かった…。

    2006-11-08 13:01:00
  • 104:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「もしもし…ごめん。大丈夫やで…。」
    小さく呟いた。

    拓也は私の服を首まで上げ私の胸を舐め回す。

    2006-11-08 13:04:00
  • 105:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―チュッ…レロッ…チュパッ…―
    「ッ…っん…」

    必殺で声を噛み殺す。

    2006-11-08 13:06:00
  • 106:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「もしもし?麻美ちゃん!?」

    誠の声だけが私の鼓動を早くさせる。

    早く切って…

    2006-11-08 13:08:00
  • 107:

    ?◆z1GXdUkY9I

    胸を舐めながら拓也の手はパンツの脇からそっと入っていった。
    私の敏感な部分を指でなぞる。

    「あっ…っ…」
    声が出てしまった。

    2006-11-08 13:11:00
  • 108:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「麻美ちゃん…何してるの…?」

    誠の不思議そうに離す声が耳元で聞こえる。

    もう嫌や…

    2006-11-08 13:14:00
  • 109:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也は強引に指を入れた。

    ―クチュッ…グチュッ…グチュッ―
    「…っ…アッ…アンッ…ンッ…」
    もう声を抑える事が出来なかった。

    2006-11-08 13:17:00
  • 110:

    ?◆z1GXdUkY9I

    受話器の向こうからは誠の声が一切聞こえなくなった

    ―グチュッ…グチュッッ…―
    「アッ―アンッ…アッ…ンッ…アッン…」
    私は携帯を耳元から離した。

    2006-11-08 13:20:00
  • 111:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也は携帯を私の近くに置いた。

    「いつもよりグチョグチョやで?人に聞かれて感じてんちゃう?」
    拓也は笑いながら私の耳元で呟いた。

    2006-11-08 13:23:00
  • 112:

    ?◆z1GXdUkY9I

    そして私の耳を舐め始めた
    「あっ…んッ…」

    拓也は私の体を知り尽くしてる。私の感じる場所を…。

    2006-11-08 13:26:00
  • 113:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也のモノが麻美の中に入ってきた。

    ―パンッ…パンッ…クチュッ…―
    「アッ…アッ…アンッ…ンッ…アッ…ン」

    2006-11-08 13:29:00
  • 114:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠ごめんね…

    心の中で何度も謝った。

    一筋の涙が頬をつたう。拓也に抱かれながら誠の事を考えていた。だけど体は正直だった。拓也に感じていた…。そんな自分が悲しくなった。

    2006-11-08 13:33:00
  • 115:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也は楽しんでいた。
    私は喘ぎ声と淫らな音を聞きながら泣いた。

    「携帯切れてるわ!おもんない。」

    2006-11-08 13:35:00
  • 116:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也は携帯を見てそれを私に投げ付けると壁に私を押さえ付けた。

    「お前何で泣いてるん?他の男の事考えんなッ!!分かったかッ!?」

    2006-11-08 13:38:00
  • 117:

    ?◆z1GXdUkY9I

    泣いてる私の顎を上げ強引にキスをする。

    ―チュッ…レロッ…チュッ…―
    「っん……ハァ……ンッ…」

    2006-11-08 13:42:00
  • 118:

    ?◆z1GXdUkY9I

    それから拓也は何かをぶつけるかの様に私を抱いた。何度も何度も…

    私の体は拓也に支配されたままだった。

    2006-11-08 13:45:00
  • 119:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠に拓也のした行為は最低だった。そして私も同罪…

    誠を失った…。嫌われた…。そう思うと涙が溢れて止まらなかった。

    誠ごめんね…ごめんね…

    2006-11-08 13:48:00
  • 120:

    ?◆z1GXdUkY9I

    だけど私はこの首輪を外す事はなかった。拓也が持つ見えない鎖を自ら離す事なんて出来なかった。この見えない鎖は思った以上に重くて頑丈だった。


    やっぱり拓也が好きだった

    2006-11-08 13:52:00
  • 121:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―歪んだ愛―

    それすら今の私には幸せだった。

    2006-11-08 13:54:00
  • 122:

    ?◆z1GXdUkY9I

    拓也を愛してる…

    この時はそう思った。

    あの日が来るまでは…。

    2006-11-08 13:56:00
  • 123:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「ありがとう!またね」

    「電話するわ!アイツに掛けんなよ!じゃあな…」

    拓也の車が見えなくなるまで今すぐにでも掛けたい気持ちを抑えて見送った。

    2006-11-10 02:32:00
  • 124:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―トゥルルルル…トゥルルルル…―

    拓也の車が見えなくなってすぐに誠に電話した。

    2006-11-10 02:33:00
  • 125:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―ドクッ―…ドクッ…―
    何を言うかなんて考えてなかった。だけど誠に謝りたかった。緊張で手が震える。
    お願い出て…

    2006-11-10 02:37:00
  • 126:

    ?◆z1GXdUkY9I

    そんな想いも届かず留守番の音声だけが虚しく耳に届く。

    めげずに何度も何度も誠に掛けた。

    2006-11-10 02:40:00
  • 127:

    ?◆z1GXdUkY9I

    はぁ…

    やっぱり誠は出てくれなかった。

    嫌われた…。どうしよう…

    2006-11-10 02:46:00
  • 128:

    ?◆z1GXdUkY9I

    何度も誠に電話した。だけど誠が出る事はなかった。誠と連絡が取れなくなって一ヶ月が経とうとしていた

    「もしもし?」

    「あのね、前飲んだ人達とまた飲もうって言われたんだけど…麻美来る?」

    2006-11-10 11:57:00
  • 129:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「行くッ!!」

    「珍しい…麻美が乗り気や(笑)」

    「いやぁ…最近暇だから…。暇つぶしやって;」

    2006-11-10 11:59:00
  • 130:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「何でもいいけど明日やからッ☆6時ねッ!!」


    里沙からの誘いの電話。断るはずがない…。だって誠が来るかもしれないから…

    2006-11-10 12:03:00
  • 131:

    ?◆z1GXdUkY9I

    嬉しさと緊張で今日の夜は中々寝付けなかった。

    2006-11-10 12:06:00
  • 132:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「麻美♪今日気合い入ってんねぇ(笑)」

    「そっ、そう?」

    髪も巻いて新しい服を着てきたから…気合い入れすぎたかな…;

    2006-11-10 12:09:00
  • 133:

    ?◆z1GXdUkY9I

    だって…誠に会えると思うと嬉しくて…。ずっと会いたくて声が聞きたくて…
    苦しかったから…。

    待ち合わせ場所の居酒屋に向かう。もう里沙と麻美以外全員着いてるみたいだった。

    2006-11-10 12:12:00
  • 134:

    居酒屋に着いた。個室の扉を開ける。

    ガラッ…
    ―ドキッ…ドキッ…―" " "06/11/10 12:16

    2006-11-10 12:16:00
  • 135:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「あぁ↑↑久しぶりぃ♪♪」
    誰かが私達に声を掛けている。私はまだ緊張して顔を上げれない。

    「麻美ッ!!座って☆」

    2006-11-10 12:19:00
  • 136:

    ?◆z1GXdUkY9I

    里沙が私の手を引っ張る。

    席に座ると初めて顔を上げた。

    あっ……………

    2006-11-10 12:21:00
  • 137:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠がいない……

    どこを探しても周りを見渡しても誠がいない。

    何でよ………

    2006-11-10 12:23:00
  • 138:

    ?◆z1GXdUkY9I

    泣きそうだった。誠に会えると思ったのに…。

    誠が居ないまま飲み会は始まった。

    はぁ……

    2006-11-10 12:25:00
  • 139:

    ?2535RIN

    何でよ…やっぱり麻美に会いたくないんや…。

    トイレに入ってずっと誠の事を考えていた。

    「誠…会いたいよ…。」

    2006-11-10 12:28:00
  • 140:

    ?◆z1GXdUkY9I

    トイレから出ると…

    「麻美ちゃんッ☆」

    今日来てる男メンバーの一人、和也くんが声を掛けてきた。

    2006-11-10 12:30:00
  • 141:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「あっ、あの…今日誠は来ないの?」

    聞きずらかったけど…聞かなきゃ分かんないから…

    「あぁ〜誠は来ないよ!誘ったんやけどね…」

    2006-11-10 12:33:00
  • 142:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「あのっ!!誠の家教えてもらえませんかっ?」

    恥ずかしさなんてなかった。誠に会いたくて…今すぐ会いたくて…こんな事を口走っていた。

    2006-11-10 12:36:00
  • 143:

    ?2535RIN

    和也くんはビックリしてたけど、親切に教えてくれた。

    「頑張って!!」

    「ありがとう!!」

    2006-11-10 12:38:00
  • 144:

    ?◆z1GXdUkY9I

    急いで誠の家に向かう。

    何も考えずに。ただ誠に会いたい一心で、誠の家を探した。

    「あった……。」

    2006-11-10 12:40:00
  • 145:

    そこはオートロックがついてないマンションだった。

    ―ピンポーン―

    ―バクッ…バクッ…バクッ―" " "06/11/10 12:43

    2006-11-10 12:43:00
  • 146:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―ガチャッ―

    「はい……はっ?何で…」

    誠はビックリしていた。それもそのはずだろう…自分の瞳に写る物を疑っただろう。家を知るはずがない女が立っているから。

    2006-11-10 12:49:00
  • 147:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「誠に会いたくて…」

    誠は何も言わずに扉を手で押さえて麻美を中に入れた

    2006-11-10 12:50:00
  • 148:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「迷惑なのは分かってる…勝手に来てごめんね。この前は嫌な気にさしてごめんなさい…謝りたくて…本間にごめんなさいっ…。」


    誠はずっと黙ったままだった。麻美も誠が話し出すのを黙って待っていた。

    2006-11-10 12:54:00
  • 149:

    ?◆z1GXdUkY9I

    ―ドキッ…ドキッ…ドキッ―

    誠が何を言うか不安で、緊張のあまり、溢れんばかりの涙が目にいっぱい貯まっていた。

    「俺…あんなフラれ方したの初めてやわ(笑)」

    2006-11-10 12:58:00
  • 150:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠は下を向いて苦笑いをした。

    その顔は今でも忘れられない。

    「ごめんねっ…ごめんなさいっ…。」

    2006-11-10 13:00:00
  • 151:

    ?◆z1GXdUkY9I

    気付けば誠を抱きしめていた。

    「えっ…ちょっ麻美ちゃん?泣いてるの?」

    誠は泣いて抱き着いて来た麻美にビックリしてあたふたしていた。

    2006-11-10 13:03:00
  • 152:

    ?◆z1GXdUkY9I

    「大丈夫?」

    麻美の涙を誠の細い指で優しく拭ってくれた。

    「誠が好きっ…」

    2006-11-10 13:06:00
  • 153:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠をじっと見つめた。

    誠は優しい笑顔で、「俺も好きだよ…初めて会った時から…。」って言ってくれた。

    最低な事した麻美にも誠は優しかった。

    2006-11-10 13:09:00
  • 154:

    ?◆z1GXdUkY9I

    その優しさに誠の胸で泣いた。

    ―チュッ…―

    誠の優しいキス…。

    2006-11-10 13:10:00
  • 155:

    ?◆z1GXdUkY9I

    その日は誠の腕の中で眠った。

    抱きしめられてるだけでこんなにも幸せな気持ちになれた事は初めてだった。

    2006-11-10 13:13:00
  • 156:

    ?◆z1GXdUkY9I

    誠はあの電話の出来事には触れる事はなかった。


    この日から私は誠と過ごす事が多くなった。

    2006-11-10 13:15:00
  • 157:

    ?◆z1GXdUkY9I

    私は段々、拓也を避ける様になっていった。


    そんな私を拓也が許すはずもなかった。

    2006-11-10 13:17:00
  • 158:

    ?◆MzxlerI4Tw

    トリップバレちゃったのでこれに変えます??今日はここまでです?

    2006-11-10 13:28:00
  • 159:

    名無しさん

    あげ

    2006-11-10 23:11:00
  • 160:

    たぬきの王様◆vdaXbcHaAI

    あらっ?

    2006-11-21 18:06:00
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