小説掲示板･･･ｏｎｅ･･･のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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･･･ｏｎｅ･･･

• 1:

  名無しさん

  世間で言うと間違いなく笑われる恋愛…だって所詮相手はﾎｽﾄだもの。お金で始まる擬似恋愛の世界。頭では分かっていながら愛した人。たった一人の人。世の中の全てに私は偶然はなく必然だと思う。今まで出会った人もこれから出会う人も結局は出会わなければならなかった人…
  
  読んでて気を悪くする人、ﾊﾞｶらしく思う人、初めてなので読みにくかったりなんかするかもしれないけど良ければ頑張って完結するので読んでもらえると嬉しいです。

  2006-11-02 11:09:00
• 2:

  名無しさん

  『お疲れ〜！今日も良く飲んだなぁ。はぁ‥疲れたぁ今からどうする？』
  今日もいつも通り普段と何ら変わりない一日が終わった。
  
  あの瞬間まではね、綺麗なままの私で私らしく…これから私を狂わせる出来事なんて想像もしなかった。

  2006-11-02 11:13:00
• 3:

  名無しさん

  「いらっしゃいませ〜」
  
  
  周り見渡せば黒…黒…黒…ｶﾗｽ…ｶﾗｽ…ｶﾗｽ…
  男…男…男…
  
  何？この空間？そう私生まれて初めてのﾎｽﾄｸﾗﾌﾞに来た。前々から一緒に来た友達とﾎｽﾄってどんなんかなぁ？って、ちょくちょくﾈﾀにはなってた。ﾃﾚﾋﾞで見る限り本当の心の内は誰が一体、ﾎｽﾄの為にここまでするん？ってﾊﾞｶにしてた。

  2006-11-02 11:19:00
• 4:

  名無しさん

  『初めましてっ』すんごい営業ｽﾏｲﾙで隣に座ってくれる新人くん。たわいない会話…へぇ〜ﾎｽﾄってこんなもんなんや！って思ったね正直。同業やし、この世界のことは100％じゃないけどある程度の経験があったから分かってたはず。
  
  
  あの子と出会ってしまうまではね…

  2006-11-02 11:27:00
• 5:

  名無しさん

  何時間経ったかなぁ？新しい空間にも慣れてお酒も回って来て楽しく？なって来た頃。でもねなんか隣に居る子がﾊﾟｯとしないの。楽しいのは楽しいんだけどねどうせ一緒に飲むならﾀｲﾌﾟの子、横に居て飲みたいやん…って思っちゃった。

  2006-11-02 11:31:00
• 6:

  名無しさん

  周りｸﾞﾙｸﾞﾙ見渡してみてもﾗｲﾄが暗いからあまり顔が分からない。でも一人だけあれはﾍﾙﾌﾟの席かなぁ…今思えば。ﾄﾞｰﾝと大きく座って楽しそうに会話してた。笑った顔がなぁんかいいなって…特別ｶｯｺｲｲ訳でもなくｵｰﾗがある訳でもなく、でもなんかね…
  
  一番光ってたよ。

  2006-11-02 11:36:00
• 7:

  名無しさん

  それから何時間経ったっけ？今思うと新規のお客であんなにも長居していいの？って感じだけど…結局ﾗｽﾄまで居た。友達はすっごい楽しそうで、そりゃそうでしょ！お店行くまえから確か知り合いだったんかな？いいなって思う子と幸せいっぱいで私が見る度ﾆｺﾆｺしてんだから。

  2006-11-02 11:40:00
• 8:

  名無しさん

  お酒もいい感じで気も大きくなって来て私「客なんだし我儘言っていいよね？」ってﾉﾘで隣に居た子に
  「これっていいなって思う子呼んだり出来るん？」って。「うん、出来んで！誰がいい？」
  
  周り見渡すﾌﾘして……
  まぁもともと決まってたんだけどね。

  2006-11-02 11:45:00
• 9:

  名無しさん

  今でも覚えてるよ。前で歌歌ってた。
  あっ、「あの子！」って私指差して…
  でも言った後にとりあえず興味があった。このお店のNo.1に。どの世界でも一番ってやっぱり気になる私。『まぁ、いーや！とりあえずこの店のNo.1って誰なん？その子一回呼んで欲しいな』ってお願いしてみた…

  2006-11-02 11:50:00
• 10:

  名無しさん

  隣に居たﾎｽﾄの言葉に耳を疑った。
  
  
  『さすがリコちゃん！やっぱ同業だけあって見る目ちゃうなぁ〜今、歌うたってる子がNo.1やで。歌終わったら呼ぶから待っててな』
  私…唖然。『そ、そ、そうなんや。うん分かった』
  ﾋﾞｯｸﾘしたよ、あの瞬間。言葉に出来ない位。やっぱり間違ってなかったね。リコ間違ってなかったよね。

  2006-11-02 12:04:00
• 11:

  名無しさん

  これから私とNo.1ﾎｽﾄのあの子の物語が始まる
  
  同業だしﾊﾏらない自信はあった。まさかﾊﾏるだなんて一緒に来てた友達も思わなかっただろうね。これから笑いもし…泣きもし…叫びもし…また私のたった一つの恋愛が始まっちゃうなんてね…

  2006-11-02 12:13:00
• 12:

  かぉり

  続き気になるょ???主さん頑張って完結さしてね?ァタシもそんな時ぁったから興味ｧﾘO2??

  2006-11-03 03:43:00
• 13:

  ?

  主サﾝまたゅｯくりでｨｰから?書ぃてね??続きが気になるァｹﾞ??

  2006-11-04 04:33:00
• 14:

  名無しさん

  かぉりさん ?さん
  読んでくれてありがとう?読んでもらえるって嬉しいですね?全て実話です?ゆっくりですがまた読んでくれたら嬉しいです?更新しますね?

  2006-11-06 06:28:00
• 15:

  名無しさん

  『ご指名ありがとうございます。初めましてっ。蓮ですっ。』
  
  出会ってしまった、この瞬間。さすがNo.1だけあって風格が違う。隣に来ると一段と何かがとっても輝いていて一瞬で惹かれるﾓﾉがあった。

  2006-11-06 06:36:00
• 16:

  名無しさん

  そう。私がお店に入って一番初めに目にとまった子…
  ﾍﾙﾌﾟ席にﾄﾞｰﾝと構えて座って居た子。目の前で歌ってた子。お店のNo.1。それが今…指名して隣にいる蓮だった。別に品定めではないけれどﾊｯとした、なんかﾄﾞｷｯとするものを与えてくれたのが蓮だった。

  2006-11-06 06:42:00
• 17:

  名無しさん

  今日は出だしから新人君だったりﾃｰﾌﾞﾙﾏﾅｰは出来るけどﾄｰｸがｲﾏｲﾁだったり、ﾋﾟﾝとくる子が付かなかったせいかﾃﾝｼｮﾝがた落ちだったのに蓮は違う。
  No.1だけあって初対面にも限らず、戸惑う事なんてなく話てくれる。
  【もうそこから何かに取り付かれてたよ。蓮ﾜｰﾙﾄﾞにはまっていったね】

  2006-11-06 06:49:00
• 18:

  名無しさん

  ﾗｽﾄ15分前に指名して蓮を呼んだ…
  何を話したかな？他の席からのﾘｸｴｽﾄで私の隣で歌ってた蓮。間奏の合間に気遣ってか話かけてくれる。
  『美味しいご飯屋さん知ってる？』『うーんお客さんと前行ったけど〇〇って美味しいよ』
  歌の途中耳もとで蓮はこう言った…

  2006-11-06 06:53:00
• 19:

  名無しさん

  『ﾎﾝﾏごめんな。歌終わったらゆっくり話しよ。はよ終わらんかなぁ…ちょっと待ってよ』蓮は間奏の合間でも私を気遣ってくれて、ただそれだけなのにね。別に今となれば気を回してくれただけで当たり前の事だけど何がなんだかわからない位、一人喜んでた。

  2006-11-06 06:59:00
• 20:

  名無しさん

  もう終わりがけ…蓮が何気なく聞いてきた
  『携帯教えてよ』
  次に繋げる為の、お客とﾎｽﾄの鉄則だよね…私、別に戸惑う事なく教えてその日は気分良くお酒が回って帰ったよ。家に着いてまず友達に電話。『もし〜ｵﾂｶﾚ！ってﾔﾊﾞｲって！ﾔﾊﾞｲって！蓮君ﾔﾊﾞｲ！』とりあえず興奮状態の私、ﾔﾊﾞｲ!だけ連発してた。

  2006-11-06 07:04:00
• 21:

  名無しさん

  友達は口座の子と飲みながら私を見てたのか…
  『やっぱりなぁ。なんかむちゃ楽しそうやったし！まぁ相手はﾎｽﾄやし程々にしときや』って。分かってる！って自分で自分に答えたﾂﾓﾘ。相手は所詮、騙すﾌﾟﾛの達人だもん。ﾎｽﾄにはまるとかｱﾎらしい！とか思いつつ、その日は蓮で頭がいっぱいだった…

  2006-11-06 07:09:00
• 22:

  名無しさん

  朝目が覚めて、なんかなんかずっとﾄﾞｷﾄﾞｷしてるんだよね。昨日、たった15分しか喋ってないのに…蓮の声蓮の仕草…なぁんか無性に胸が締め付けられてた。
  あっﾒｰﾙ……
  
  『蓮だよ。昨日はありがとう』たった一文。そのたった一文でさえ、すぐに保護したくなるような気持ちだった。蓮の何がここまでさせたのか未だに私も解らない。

  2006-11-06 07:16:00
• 23:

  名無しさん

  その日何回かﾒｰﾙのやり取りをして気付けば出勤時間
  用意をしながらまた頭の中は蓮だらけ…
  友達には内緒にしてたけどあの日、出勤前の服選びはね好きな子と初めてﾃﾞｰﾄする気分で選んでた。
  もしかしたら今日お店行くかもっ！！ってね。
  嘘…今日終わったら行く！ってもうその時点で自分で決めてた。

  2006-11-06 07:20:00
• 24:

  名無しさん

  仕事中も頭の中は蓮、蓮、蓮。嫌なお客も相手して平常心じゃ接客出来ないからって酔いが回る様にお酒も濃いめに作って
  
  もうすぐ
  
  
  蓮に会える…

  2006-11-15 11:42:00
• 25:

  名無しさん

  ただそんな感じに時間は過ぎた。今思うと私って惚れやすいﾀｲﾌﾟなんだね。
  仕事頑張れば＝蓮に会えるって勝手に方程式が出来ていた。
  ﾘｺ『お疲れー！行く？』
  ｻﾁｶ『行きたいんやろｯ？』ﾘｺ『うん、蓮になぁ……』ｻﾁｶ『えーよっ！』
  多分そんな会話をした様な気がする。蓮に逢いたい私もいたけどｻﾁｶも口座の和哉に逢いたかった様な気がする。

  2006-11-15 11:53:00
• 26:

  名無しさん

  『いらっしゃいやせ〜』
  今日で二回目の来店。なんか慣れない、この空間に。薄暗い店内で蓮と目が合った。私見つけるなり接客中の蓮が飛んで来た。
  蓮『おはよ。えっ？ﾋﾞｯｸﾘしたやん!!来るんやったら連絡してくれたらよかったのにぃ。こっちどーぞ』
  って、席に案内された。
  やっと蓮に会えたよ…やっとって昨日会ったところなのにね。

  2006-11-15 12:08:00