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UpperBeat!!

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  • 1:

    ??

    世界で一番君のことが好き。生まれて初めてだよこんな気持ちほら。もう自分でも感動しちゃってる。愛の強さを証明したい。

    2006-10-31 21:45:00
  • 2:

    ??

    たとえば君が今出血多量の大怪我で意識不明の大ピンチ。僕はクルマ飛ばして病院へ急ぐ。246を300キロで。ベッドで眠る君の姿。僕はね、医者にこう叫ぶよ。「僕の血を彼女に」「僕の血を全部彼女に」

    2006-10-31 21:48:00
  • 3:

    ??

    ……………………………………………………………………………「のばら!起きぃや!ほらのばら!」「……え?」        目が覚めた。危ない危ない、待機中に寝ちゃってた。「待機中に寝たらヤバイやろ。」親友のマリににらまれた。

    2006-10-31 21:53:00
  • 4:

    ??

    あたしの名前はのばら。あ、もちろん源治名。年令はピチピチ20歳。      あたしとマリは二個一で大箱のキャバクラで働いていた。 「今日も客こぉへんなぁ。フリーすらつかへんやん。」「うちら何か干されてない?」「ありえる!!もう今日は帰らへん?」「帰ろ帰ろ!カラオケでも行こ〜」

    2006-10-31 22:04:00
  • 5:

    ??

    あたしとマリはハッキリ言って人気がない。嫌なことがあるとすぐサボる、その勤務態度にも問題があった。「お疲れさまでーす。」 ボーイに早退を言い渡し、店を出てきた。「カラオケ行こう〜。」二人でノロノロと歩いていたその時。     「薫や!」マリが突然走りだした。         え、何!?薫?

    2006-10-31 22:10:00
  • 6:

    ??

    「マリ!待ってよ!」「ちょ、見て!薫やで!」「だから誰よ薫って……」「あれ!」………あ……。あれが薫……。        そこには白のスーツを颯爽と着こなした、長身の顔の小さい男の人がいた。   「あの!薫くんやんな!?」マリが急に薫に話し掛けた。「えっ、自分ら誰!?」「」

    2006-10-31 22:21:00
  • 7:

    ??

    「あたしらそこのGAMEで働いてんねん。薫くんのことずっとテレビで見てたで!」「マジで?ありがとぉ〜めっちゃ喋りたいんやケド今から仕事やねんかぁ。」「じゃ、うちらも一緒にいく〜!」        えっ!?一緒に行くって……この人明らかホストやん!!あかんってマリ!

    2006-10-31 23:05:00
  • 8:

    ??

    「なんで一緒にいかなあかんわけ!?カラオケ行こマリ。」「え〜たまにはいいやんホストも!行こって!」「なんでよ!」        そんな言い争いをしていると薫が突然口を挟んだ。「あ〜わかったわかった!じゃ、二人分俺がおごるし行こ?絶対煽ったりせんから。」えっ?おごり?…それやったら行っても良い…かな♪「んじゃ行こ!」「なんなんのばら!ゲンキンなやっちゃなー。」     あたし達は薫くんを挟んで店まで歩いた。

    2006-10-31 23:12:00
  • 9:

    ??

    紹介が遅れましたが、薫は天下のRINGのナンバーワン。天下とは…ここ大阪で一番人気のお店です。さてさて、あたし達はやってきましたRINGに!!さてこれからどうなっていくのでしょう〜笑

    2006-10-31 23:16:00
  • 10:

    ??

    「いらっしゃいませー!!」自動ドアが開くと同時にホス達の叫び声。これがホストクラブ!?初めてのあたしは好奇心でいっぱいだった。「あたしっホスクラなんか超久々〜〜!しかもRING!」マリは感激のあまり震えている!「あたしなんて初めてやねんでぇ〜!!ありえんありえん!」そんなあたし達に薫は言った。「席案内するからはよついといで。」

    2006-10-31 23:41:00
  • 11:

    ??

    「はいここっ!座って座って!」「はーい!」二人でどかっと座った。「飲みもんなにする?」「あたしビール!」「あたし梅酒ロック!」「はいはい。」そういいながら薫は去っていった。

    2006-10-31 23:48:00
  • 12:

    ??

    「はいお待たせ〜ビールと梅酒ロック!」「わーーい!!!」「じゃあ俺マリちゃんに付く〜!」薫がそう言った。「え〜マリじゃなくてのばらに付いたあげて!」「え、なんでよ!」あたしが抗議をする。だってマリは薫くんを気に入ってたんじゃないの?「なんでって…だってのばらにもホスクラの楽しさわかってもらいたいんやもん!そのためには薫くんの力を借りるしかないしー。」「おお〜よう言った!」薫くんがにやにやしている。「ぢゃ、薫くん、のばらをよろしくっ(^_-)」「俺に任せとけ!」そう言って薫くんはあたしの隣にどかっと座った。

    2006-11-01 00:27:00
  • 13:

    ??

    「はじめまして、水上薫です!よろしくっ」手を伸ばしてきた……握手ってことか…。あたしも手を握り返した……その時!腕はグイっと引っ張られおでこにチュッ……。        「ちょっとぉぉ!何してんのよアンタ!」「ごめんって〜あいさつやんかぁ。」

    2006-11-01 00:32:00
  • 14:

    ??

    「あたしはそんじょそこらの軽い女じゃないねんからそういうことはやめて!」あたしは自称純情女だ。「わかったわかった!ごめん!」「もーぅ…。」   あたしはこの時、水商売の初対面の時にありがちな自己紹介や、自己アピール、趣味や休日の過ごし方などの質問攻めに合うと思っていた。だが薫の場合は違った。

    2006-11-01 21:44:00
  • 15:

    ??

    「最近いつセックスした!?」「は!?」「いや、なんかピチピチしてるから…肌が。」いきなりセクハラ発言!  「いつやろ…だいぶ前。」あたしは長いこと彼氏がいなかった。

    2006-11-01 21:47:00
  • 16:

    ??

    「じゃ、今度しよな★」 ……何こいつ……枕ホス? 「はいはい。」     ふとマリの方を見ると、キラキラした顔でホス君としゃべっていた。         「のばらはあんまホスト好きじゃないん?」「うーん。別に好きとか嫌いとかないけど、彼氏にはしたくない。」「俺もキャバ嬢とか風俗とか夜の女だけは彼女にしたくない。」「え、なんで?」「やっぱ心配やーん。俺そんなん無理。」「そうやんな、あたしも同じ理由…。」

    2006-11-01 21:54:00
  • 17:

    ??

    「なぁなぁ。さっきから思っててんケド、薫くんってそうとう人気あんねやろ?なんでお客さんかぶってないの?」「あ〜、俺のお客さんな、夜の人が多いねんか。だからまだこんなじかんは皆仕事してはるわ。」「そ〜なんや。じゃ、早い時間に来れば独り占め状態になんの?」「そうやな!だいたい。」「ふーん…」

    2006-11-01 22:05:00
  • 18:

    ??

    薫君がテーブルを掃除している間、あたしは薫くんを見つめた。        なんて端正な顔してるんだろ。切れ長の奥二重にスーッと通った鼻筋、笑うと八重歯がのぞく口。    「……薫くんって整形?」「は!?何言ってんの笑」「や、あまりにもきれいな顔してるから。」「えーっマジで!?ありがとー!めったに言われへんわそんなん!」

    2006-11-01 22:14:00
  • 19:

    ??

    皆口にしなくても思ってるよ…。         「俺のばらにヨイショされていい気分やわ〜」「ヨイショちゃうって!」「本間に?じゃ、今日俺んち来る?」急に腕を捕まれて耳元でささやかれた。

    2006-11-01 22:16:00
  • 20:

    ??

    あたしは驚いて薫くんを見つめた。薫くんは挑戦的な目をしていた。     「い…行ってなにがあるん?」「一緒にニモ見よっ。」「ニモぉ!?」「うん。ニモ嫌?」今度は媚びるような目つき。「嫌ちゃうけど……。」「じゃ決まり!あさの9時にお初天神抜けたら立駐あるからそこで待っといてな。じゃ俺、お客さんきたから行ってくる。約束やで。」

    2006-11-01 22:24:00
  • 21:

    名無しさん

    ぉもちろぃ????

    2006-11-01 22:38:00
  • 22:

    ??

    約束って約束って……そんなんアリ!?      しばらくぼーぜんと考え込んでいると、向かいの席に誰か座った。      「初めまして。イオンです。」「あ、のばらです。」それから、イオンと名乗った男は始終しゃべりつづけ、あたしはだるくなって相づちさえもうっていなかった。そんなことより、薫君のこと考えなきゃ。     家へ行くってことはやっぱ……枕!!!どうするのばら!          あたし純情ぶったこと言ってたけど、実は!男前とやったらヤリたい!!!きゃー(>

    2006-11-01 22:47:00
  • 23:

    ??

    21さん?読んでくれたんですね…誰も読者いないと思ってました……。

    2006-11-01 22:51:00
  • 24:

    ??

    今日はここまでにします?

    2006-11-01 22:56:00
  • 25:

    名無しさん

    まだまだ読みたいですが次回楽しみしてます?

    2006-11-01 23:11:00
  • 26:

    ??

    寝れないので更新します?25さん?レスありがとうございます?読者サンがいることもわかったし、頑張って書いていきます?

    2006-11-02 00:44:00
  • 27:

    ??

    その時、薫くんが戻ってきた。「もぉそろそろ時間やわ〜。ちょっとしかつけへんくてゴメンな、のばら。」「ううん、いーよ。」「じゃ、送り出しするから。」マリは、最初についたホスのことが気に入ったらしくニコニコしている。その時、薫くんがあたしの耳元で囁いた。            「立駐で待ってるから。」            「じゃーねーありがとー!楽しかった!」マリが叫んでいる。

    2006-11-02 00:50:00
  • 28:

    ??

    あたしは何も言えなかった。このあと起こるだろうことにドキドキして。               「はー楽しかったねー。聞いてのばら、マリなーめっちゃ聖夜君のこと気に入っちゃった!通いそう〜!笑」「マヂで!あたしは……あの…アフター誘われた。」「はぁっ!!??マジで言ってんの!?」

    2006-11-02 00:55:00
  • 29:

    ??

    「マヂ…。」「で!行くやろもちろん!!」「行く!笑」「でかしたー!頑張ってきぃや!!ほな、色々用意とかもあるやろし、もう今日は帰ろっか!」「うん!」          マリとあたしは同居していた。なので帰っても一緒。仕事へ行っても一緒。いつも一緒なあたしたち。

    2006-11-02 01:00:00
  • 30:

    ??

    家に着き、あたしはまずお風呂に入った。なぜから毛の処理とか色々あるやん?「のばらーこれ使っていいよ。」突然お風呂にマリが来た。「ん、何これ?」泡でよく見えない。「ドルガバのライトブルーのボディソープ。」「えっ、マジで?貸してくれんの?」「あたりまえやん今日は勝負日やねんから!」「下着もあたし選んどいてあげたし、はきぃや〜。」そう言い残し、マリは出ていった。

    2006-11-02 01:06:00
  • 31:

    ??

    残されたあたしは入念にかつ丁寧にお風呂での準備を済ませていった。    お風呂から出て下着を見た。なんとそこには白のピラピラの総レースのゴージャスな下着がおいてあった。「まり!これ……。」「のばらにあげる。もらいもんやねん。あたしには似合わへんし。」「ありがとう!!」さっそく下着を身につけ服を着た。

    2006-11-02 01:25:00
  • 32:

    ??

    服は、マーキュリーデュオのニットワンピの下にレギンスをはいた。      「どお?!」「服は完璧!」「髪の毛あたしがやっといてあげるから、のばら化粧しとき〜!」「わかった。」男はナチュラルメイクが好きだから、いつもより少しだけナチュラルにした。

    2006-11-02 01:28:00
  • 33:

    ??

    「今何時?」「8時!」「うそっ!?もう行くわ!」「忘れもん!ほら!」手渡されたものはコンドームだった。「避妊ってより性病予防にね!」「さっすがマリ!行ってきまーす!!」

    2006-11-02 01:33:00
  • 34:

    ??

    大通りにでてタクシーを捕まえ乗り込んだ。      「お初天神まで。」「はい。」          ドキドキドキドキドキドキワクワクワクワクワクワク            「はい、着きましたよ。」「はい、お金。」「ありがとうございましたー。」バタン。          時間は八時45分。ちょうどいい。お初天神通りを歩いた。立駐が見えてきた。 ………あ!!!!薫くん!「薫くん!」「しっ。客おったらあかんから静かにして。」「は、はいっ。」「今から車だすから。」  ガーッ。車が降りてきた。 えっ、ちょ………この車ベンツのSLやん!!

    2006-11-02 01:42:00
  • 35:

    ??

    「乗って。」「はいッ。」車に乗り込むと……超広々〜超快適〜!!     「今からビデオ屋にニモ借りにいくん?」「や、ニモ俺んちある。」     車が走ること30分。あたしはその間飲酒運転で捕まらんか心配でしょーがなかった。

    2006-11-02 01:45:00
  • 36:

    ??

    薫の部屋に着き、ドアを開けた瞬間!目の前に広がる大阪の町!大パノラマ!! 「キャーー!!めっちゃすごいすごいすごいー!!」あたしははしゃぎまくっていた。「そんなにも喜ばれるとは思わんかったわ〜。」薫はそう言い、かけていたサングラスを外した。     ドッキーーーン!!      あたしこの人と今日Hするんやぁ…。       「これ、着替えぇ。楽なかっこで映画見たいやろ。」何やらスウェットらしきものを上下渡された。「ありがと!」「俺風呂入って酒抜いてくるわ。」

    2006-11-02 02:15:00
  • 37:

    ??

    今日はここまでにします?

    2006-11-02 02:49:00
  • 38:

    ??

    薫が部屋を出ていってからあたしは黒いソファに腰掛けた。         あたしは思った。やっぱ薫くんはすごい。こんなにも広い家に住めるだけの収入がある。名声もある。              …………薫くん落とせないかな……。                   あたしはふと考えた。薫くんが彼氏だったらあたしはRINGのNo.1の彼女……。

    2006-11-02 23:25:00
  • 39:

    ??

    イイ!それめっちゃイイ考え!!         逆色かけてみよっと♪              「あ〜酒抜けた〜。のばらも入る?」薫くんがジャージ姿で出てきた。「いい!入ってきたから!」「そう?」

    2006-11-02 23:28:00
  • 40:

    ??

    「さ、ニモ見るでぇ〜!」「え!マヂで見るん!?」「…あかんの?」「や、あかんことはないけどホンマに見るんやと思って……。」あたしはてっきりニモは誘い文句だと思っていた。 「見るよ。そのためにのばら呼んだんやん。」…………チーン。                    それから二人でソファに座り、薫くんが入れてくれたコーヒーを飲みながらニモを見た。最後あたしは不覚にも泣いてしまった。

    2006-11-02 23:33:00
  • 41:

    ??

    「さ、寝よか〜。」来たッ!ついにH!?     「俺ソファで寝るし、のばらベッド使っていいよ〜。」………は?      「え、一緒に寝ぇへんの……?」「えーっ!のばらそんなこと考えとったん!?」「え…うん。」「のばら軽くないんやろ!?」「そそそそうやけど!」「じゃ、別々に寝よ。」    なんで!?あたしそんな魅力ない!?せっかくムダ毛処理もしたし、マリに下着ももらったのに…!!   「プッ。うそうそ!いじわる言いたくなっただけ!一緒に寝よ?」薫くんがやさしい笑顔でそう言った。

    2006-11-02 23:40:00
  • 42:

    ??

    「さ〜寝るぞ〜。」そう言って薫くんはベッドに入った。つづいてあたしも入った。          しーーん。       静まり返った室内。   あたしは思い切って口を開いた。「あ…の、薫くんって何で今日あたしのこと呼んだん?」「ん?秘密ー。」「秘密?笑」「うん、秘密。」「そっか……。」「教えてあげよっか?」「うん!」「のばらが可愛かったから。タイプやってん。」「えぇっ!?ホンマ!?」「ホンマ。はずかしーわ。何か。」「…ありがとう。」

    2006-11-02 23:50:00
  • 43:

    ??

    よし!イイ感じ!逆色開始!!          「なぁ、薫くん。薫って呼んでいぃ?」「別に何とでも呼んで笑」「薫…あたしも薫のこと超タイプやで?」「マジ?」「超マジ。」「

    2006-11-02 23:57:00
  • 44:

    ぉもちろぃ???更新されててめちゃめちゃうれ∪ぃ?頑張って下さいね?

    2006-11-03 00:16:00
  • 45:

    ??

    英サン?レスありがとうございます???おもろいとか嬉しいです??

    2006-11-03 17:04:00
  • 46:

    ??

    「でも初回俺着いたとき嬉しそうじゃなかったやん?なんで?」「あれは…ホスクラって場所に緊張しててん。」それは本当。「そっかぁ〜。」「な、薫って彼女いるん?」「おらん。」「なんで?」「これっていう子がおらん。」「そーなんや。」

    2006-11-04 19:31:00
  • 47:

    ??

    「はい、もー寝るで!明日も俺ら仕事やん?」「あたし、別に行かんでもいーもん。」「なんで?」「仕事なんて適当でいいから。」「なんでやねん!頑張ろおや!」薫が体をこっちに向けた。「なんで頑張らなあかんの?」「だって…No.1なったら嬉しいで?」「興味ない。」あたしは腰掛けキャバ嬢もいいとこだった。「じゃあ、キャバなんて辞めたら?」薫が冷たい顔で言い放った。

    2006-11-04 19:41:00
  • 48:

    ??

    「俺そんな考えのやつ大嫌い。」薫はあたしに背中を向けた。                    そんなこと言われたって、しょうがないやん。やる気出ぇへんねんもん。キャバなんて本気でやるの馬鹿馬鹿しい。                     心では反論できたけど、口には出せなかった。

    2006-11-04 19:46:00
  • 49:

    ??

    ♪♪♪♪チャララリ〜♪♪♪♪「ん…?」誰かの携帯が鳴ってる……。                  ハッ。いつのまにか寝てた。♪♪♪チャラチャラ〜♪♪♪♪♪薫の携帯だ。      「ちょっと…薫、携帯鳴ってるで…。」あたしは薫の肩を揺すった。     「んぇ…?」薫は完全に寝呆けている。

    2006-11-04 19:51:00
  • 50:

    ??

    ♪♪♪♪チャラ〜♪♪♪♪♪相変わらず携帯は鳴り続ける。          「ん…俺かぁ。うるさくてごめんな。出るわ。」そう言って薫は電話をとった。「はい、もしもし…。」「薫〜?!あたし恐い夢見たぁ〜」女の声が携帯から漏れていた。誰やねんこんな昼間に……。「恐い夢?どんなん?……うん。うん。……大丈夫、俺はどっこも行かへんよ。ゆっくり寝ぇな。」薫はやさしい声で電話の相手に語り掛ける。「うん、じゃあ、今日店で会おうな。うん、はーい。おやすみ〜。」ピッ。

    2006-11-04 19:58:00
  • 51:

    ??

    「はぁ…客やった。」薫はつぶやいた。「大変やなぁ……。」「もっかい寝よ。」薫は寝返りをうち、あたしのすぐそばに来た。              ちょ、近すぎ…。やば…。            ドキドキドキドキ。ってか何であたしがドキドキしなあかんのよ?もっと余裕見せな!

    2006-11-04 20:04:00
  • 52:

    ??

    ってゆーか…今気付いたんやけど、なんで指一本触れてこーへんわけ?                「なぁ。薫ー。」「んー?何?」「SEXしぃひんの?」「え?」「あたし何のために呼ばれたん?SEXするためじゃないの?」「ちがうよー。一緒にニモ見るため。」         何それ…なんかめっちゃ腹立つんやけど…。    「もーいーわ。薫のアホ。」あたしは薫に背中を向けた。

    2006-11-04 23:52:00
  • 53:

    ??

    その時。後ろから長い腕に抱きすくめられた。   「え…薫?」「何スネてんの?もしかしてのばら、誘ってる?」        手があたしの服のなかに入ってきた。長い指が体をなぞる。         「……ッ、ぁ。」声が漏れる。

    2006-11-04 23:56:00
  • 54:

    ??

    「……何、のばらメッチヤ敏感やん。どーしたん。」後ろから耳元で囁かれる。薫のかすれた声が妙に色っぽく感じた。                    ドキドキドキドキ。     だめ、心臓破裂しそう。

    2006-11-04 23:59:00
  • 55:

    ??

    「こっち向いてのばら。その気にさせたんはそっちやで。」「ーッ。薫、あたしっ、ヤバイ。」「どうヤバイん?」「心臓、どうにかなりそう。」「……可愛いな。」            その時。♪♪♪チャラチャラ♪♪薫の携帯が再び鳴った。

    2006-11-05 00:04:00
  • 56:

    ??

    ♪♪♪♪ラリラリ♪♪♪   鳴り続ける携帯。「あーもぅうるさい!ちょ、一回でるわぁ。」ピッ。「もしもし?…どーしたん。何泣いてるん?話してみ?うん。だから、マジで彼女なんかおらんって。俺のこと好きなん?」……また客?せっかくいいとこやったのに。「…うん。とりあえず会って話さへん?うん。じゃ、今日待ってるから。うん。はい、ばいばい。」ピッ。

    2006-11-05 00:14:00
  • 57:

    ??

    「また、客?」「うん。あー、なんか萎えたわ〜。ごめんな、のばら。」「いいよ…。もうあたし帰るわ。」「え?ホンマに言ってん?」「うん。なんか、薫といてると虚しくなる。自分ばっか先走って馬鹿みたい…。帰るわ。」そう言ってあたしは服を着替え、荷物を持ち、薫のマンションを出て、タクシーを捕まえた。    「城東区〇〇まで。」「はい。」

    2006-11-05 00:24:00
  • 58:

    ??

    タクシーがあたしのマンションに着き、お金を払い、車を降りた。          ガチャ。「ただいま〜。」マリは寝ていた。「あたしも寝よっと……。」パジャマに着替え、ベッドに入った。            明日仕事どうしよう。寝不足だし休みたい。

    2006-11-05 01:36:00
  • 59:

    ??

    「NO.1なったら嬉しいで?」「じゃあ、キャバなんて辞めたら?」「そんな女大嫌い。」………薫の言葉が頭から離れない。薫の言う言葉は正論だと思う。   ……悔しい。大嫌いまで言われて、黙ってるわけにはいかない。       ……決めた。

    2006-11-05 01:42:00
  • 60:

    ??

    薫に、大嫌いなんていったこと後悔させてやる。鼻を明かしてやる。とりあえずは、NO.1になること。それから始めてみよう。   あたしは眠気でぼやけた頭で決心したー。                 ピピピピピピピピピピピピ「あーもううるさい!」ガチャン!目覚ましを勢い良く止めた。        「ん〜。今何時?」マリが話し掛けてきた。「もう四時やで、起きな。」「マリ、今日休む〜。のばらも休もぉや。一緒に死ぬまで寝よ〜。」「いや、行く。あたし、No.1になるって決めてん。」

    2006-11-05 01:49:00
  • 61:

    ??

    「えっNo.1!?」ガバッ。マリが勢いよく布団から飛び起きた。「………っていうか、のばら帰ってたんや。」「うん。昼に帰ってきた!」「どーやった!?」「どーやったって何が?」「Hに決まってるやん!よかった?うまかった?」「………やってない。」「ハァ!?」「やってないねん。」「マジで!?なんで!?」「イイ雰囲気にはなったんやけど客電に邪魔された…。あたしだけムラムラしててなんか先走ってる気がして、虚しくなって帰ってきた。」「そおなんや……。ってかNO.1ってのは何なん?」「薫にばかにされた。そんないい加減に続けるぐらいやったらキャバなんか辞めろって。そんな女は大嫌いって言われた。」「ハァ!?ムカつかんの!?」「むかつくよ。だから悔しいから見返してやりたくて。ほんでNo.1になるって決めてん。」

    2006-11-05 02:04:00
  • 62:

    名無しさん

    おもしろい?あげ?

    2006-11-06 02:27:00
  • 63:

    いっばぃ更新されτゐ??頑張って下さいね?

    2006-11-06 08:55:00
  • 64:

    ??

    「NO.1なんか無理無理〜。だってうちらのキャバどんだけ大箱やと思ってんの。」「それはそうやけど…でも頑張りがいあるやん。じゃ、あたし用意するわ。」「マジか…。じゃああたしも一緒に頑張る〜。」マリがそう言ってくれた。

    2006-11-06 15:36:00
  • 65:

    ??

    63さん?ありゃす??頑張ります?        英さん?いっつもレスありゃす?やる気でます?

    2006-11-06 15:38:00
  • 66:

    ??

    二人で化粧して髪を巻きあい電車に乗り、出勤した。「おはよーござぃまぁす。」貸しドレスに着替え、待機席に座る。       あたしは小さな努力からしようと思い、名刺の裏に電話番号と一言メッセージを書いていった。それを見たマリが言った。「マジで本気なん?」「本気やで。」その時、ボーイがあたしの肩を叩いた。「のばらさん、お願いします。」「はい。」

    2006-11-06 15:43:00
  • 67:

    ??

    よし。頑張ろう。    あたしは新規の席に着いた。「どーもー。のばらですp(^^)q失礼しまーす。」「のばらちゃん?変わった名前やなぁ。」「だってー源治名やから!」「あ、そーかそーか!」いつもだったらここで、ドリンク交渉に入るのだが、我慢した。あんまりがっつきすぎたら客は引いてしまうに違いないから。

    2006-11-06 15:48:00
  • 68:

    ??

    「自分可愛いし、何か飲んでいーよ。」なんと客の方から言ってくれた。「ありがとう!実は喉乾いててん!」          ドリンクが来てからも、チェンジの時間まで精一杯頑張ろうと思い、客を誉め、少しの色を使いながら、笑顔で接客した。こんな当たり前のことが今までのあたしはできていなかった。

    2006-11-06 21:04:00
  • 69:

    ??

    チェンジの時間を言いに、ボーイがやってきた。すると客の口から思いがけない言葉が。「のばらちゃん指名するから。」………え!?「ホンマにいいのぉ!?めっちゃ嬉しい〜!」本心だった。

    2006-11-06 21:06:00
  • 70:

    ??

    それからは自分のことも多少アピールしつつ、時間オーバーとなった。       「ありがとう、また来るわ。」酔っ払いながらも客はそう言ってくれた。「ありがとう!!」キャバをやってて、ありがとうと初めて心から言えた日だった。

    2006-11-06 21:09:00
  • 71:

    ??

    待機席に戻ると、マリが近寄ってきて言った。「すごいやん!のばら!本気出したらいきなり成果出たやん!」「ほんまやな!あたし頑張るわ!」その日は場内指名3本という、あたしにしては快挙だった。    店が閉まってから、マリがドレスに着替えながら言った。「……なぁ、聖夜君に会いに行きたいんやけど、いい?」「聖夜君?誰それ。」「忘れたん!?ほら、RINGであたしについてくれてた子!」「……あぁ、あの子かぁ。」「な、今から会いに行かへん!?」「え〜…お金ないやん。」「一時間でチェックするから!お願い!」

    2006-11-06 21:16:00
  • 72:

    ??

    「もぉ〜。わかったぁ。一時間だけな!」あたしは押しに弱かった。     二人で化粧をばっちり直し、髪も巻き直し、いざRINGに向かった。                  「いらっしゃいませー!」RINGに着き、ホストたちに出迎えられた。      「ご指名は!?」「えーっと、薫くんと聖夜君!」「はい、かしこまりましたぁ!こちらどーぞ!」席まで案内してくれた。

    2006-11-06 21:56:00
  • 73:

    ??

    席に座るとすぐ、聖夜君が来た。「マリちゃん!来てくれたんや!ありがと〜!」二人で何やらイチャイチャし始めた。          それからしばらくして薫が来た。「お〜のばら!おはよぉ。」「おはよぉ。来ちゃった。」「何でまた?」「や、マリが聖夜君に会いたいってうれしくてなー。」「なーんや。のばらは俺に会いたくなかったん?」「別に〜。」あたしはすっかり逆色計画のことなんて忘れていた。

    2006-11-06 22:01:00
  • 74:

    ??

    「今日は仕事行ったんか?」「そう!聞いて!今日B指3本もとってん!」「へぇ〜。マヂで!?すごいやん!やっとやる気なったんか?」「うん。そら薫に大嫌いまで言われたらやる気もでるわ〜。悔しいやん。…薫、見てなよ。あたし、NO.1になるから。」「へぇ〜ま、頑張り。そんな甘いもんちゃうから。」   あたしはムカっときて薫をにらみつけた。

    2006-11-06 22:06:00
  • 75:

    ??

    「うそうそ。応援してるから頑張り(^_-)俺でよかったらアドバイスするし。」「うん!」「じゃ、俺ちょ、行ってくるわ!席めちゃかぶってんねん。」「そぉなん?わかった。」そうして薫は行ってしまった。  なんだか、一緒にニモを見てるときの薫とは全然違う気がした。なんか、仕事モードって感じ。

    2006-11-06 23:03:00
  • 76:

    ??

    薫が行ってしまい、イオン君という前に着いてくれていたヘルプが来た。「僕ね〜こないだ初めてディズニーランド行ったんすよぉ。でねーミッキーが以外とちっちゃくて、あれって女の人入ってるんですかね?ミッキーといえば、あの耳のついてるカチューシャかっちゃいましたよぉ……………ペラペラペラ。」…………………うるさっ!あたしはイオン君を無視し、携帯で夜遊びを見た。RINGのスレを見つけて、開いてみた。

    2006-11-06 23:26:00
  • 77:

    ??

    《こないだ薫が車乗ってるトコ見たぁ。めちゃめちゃかっこよかった〜!》………フン、あたし横乗ったもんね。《薫かっこいいよなぁ!一回抱かれてみたい!》………あたし抱かれかけたもん。《あたし薫に枕された。》………ぇっ?薫って誰にでもあーゆうことすんの?あたしだけじゃなかったんや………。      ショックだった。あたしは特別と思っていたのに、そうじゃなかった………。

    2006-11-06 23:32:00
  • 78:

    ??

    「マリ、あたし帰る。」  急に立ち上がったあたしを見てマリはびっくりしていた。「え!?薫くんつかへんから!?ちょっと!そこのヘルプ!薫よんできてよ!」「あ、いいねんいいねん。そんなんじゃないから。」「どぉしたんよぉ〜〜。」「あとで話す。」その時、薫が立ち上がっているあたしを見て、こっちにきた。「どーしてん?!」「あ……薫…別になんもない。帰りたいだけ。頭痛いねん。」あたしは小さな嘘をついた。「わかった。大丈夫?」

    2006-11-06 23:39:00
  • 79:

    ??

    「マリ、ごめん先帰ってるわ。」「うん……。」あたしはテーブルに壱万円置いた。「じゃ、行くわ。」「タクシーまで送る。」二人でタクシー乗り場まで歩いた。「ホンマに大丈夫?」「うん。ありがと、ばいばい。」

    2006-11-06 23:47:00
  • 80:

    ??

    タクシーに乗ってから気付いた。あたしの手は震えていた。           考えるのは薫のことばかり。《あたし薫に枕されたで。》枕された人がいる………。するとその時、頬に水が伝った。       ………え?顔を触って初めて気付いた。あたし泣いてる……あたしは薫が好きなんだ………。その時初めて気付いたんだ。

    2006-11-07 00:01:00
  • 81:

    ??

    世界で一番きみのことが好きさ。生まれて初めてだよこんなきもち、ほら。もう自分でも感動しちゃってる愛の深さを証明したい。 たとえばTATOOを入れるなら僕はね、こんなふうにお願いするよ。『大きく背中に』『大きく背中に』『大きくきみの名前!』

    2006-11-07 00:14:00
  • 82:

    ??

    それから一ヵ月が過ぎた。あたし達は相変わらず、大箱のGAMEで働いていた。指名もそこそことれるようになり、最近では毎日の日課が営業メールになっていた。だが、普通の来て来てメールではない。あたしの場合、来てとかは絶対言わない。来たくなるようなメールを送るのだ。「マリ、あたし今日同伴やから先行くわ。」「おーいってらっしゃい。後でね〜。」「はーい。」

    2006-11-07 00:27:00
  • 83:

    頑張って下さいね?

    2006-11-07 09:21:00
  • 84:

    ??

    英さん?頑張りますね?とってもうれしいです?  今から更新しまーす?

    2006-11-07 23:19:00
  • 85:

    ??

    「いーよ。付けとき。」あたしはそれを聞いてさっそく時計を付けた。    「ありがとう!!」あたしは幸せものだ。こんまに恵まれている。      それから焼肉をそこそこ食べ、店を出た。

    2006-11-07 23:53:00
  • 86:

    リアル?頑張ってね?

    2006-11-08 00:38:00
  • 87:

    アゲアゲ???

    2006-11-08 22:29:00
  • 88:

    アゲアゲ?

    2006-11-09 23:19:00
  • 89:

    ??

    今から書きます?英ちゃんほんまにほんまにありがとう?

    2006-11-10 23:47:00
  • 90:

    ??

    店に着くとボーイが出迎えた。そりゃあそうだ。だってこの客はあたしの上客なんだから!「いらっしゃいませ。こちらへお席用意してあります。」客が座るのを見送り、あたしはお色直ししに更衣室に向かった。すると壁に先月のナンバー表が張り出されていた。 《《NO.1のばら》》   えっ!嘘ぉ………。あたしがNo.1……?      ボーッとしてるとマリがこっちに来て笑った。「おめでとのばら!!お客さん待たしてるんやろ?はよしたりや〜。」「うん!!ありがとう!!」

    2006-11-11 00:00:00
  • 91:

    ??

    客の元に戻り即効で報告した。「あたしっ、No.1なれてん!!」「マジで!?すごいやん!よっしゃ、お祝いせなあかんな!!」「お祝い〜!?」「おーい!ボーイさん!」客はボーイを予備とめると、何やら注文している。なんだろう……。するとしばらくしてからピンドンとフルーツ盛り合わせが来た。

    2006-11-11 00:15:00
  • 92:

    ??

    「きゃーメッチャありがとう!!嬉しいわぁホンマに!」「いいよ全然!こんなん気持ちやしな〜。」あたし達はグラスを持って乾杯した。            それからあたしの席ではあと3本ピンドンがおりた。             「う〜酔っ払ったぁ。」店が閉まり、あたしはソファに横になった。マリが近づいてきて言った。「お疲れ〜ほんまおめでとう!」「ありがとう!てか今からRING行くねんけど行く?」「あー…あたしお金ないねん。」「あたしおごるで!」あたしの給料は一ヵ月前の5倍に跳ね上がっていた。

    2006-11-11 19:30:00
  • 93:

    ??

    「ほんまに!?いいん?」「いーよー。」それからマリと化粧をなおし、髪を巻き、RINGへ向かった。               薫に会える。変わったあたしを見せて、見直してもらおう。         「いらっしゃいませー!」今日もRINGのホストたちは元気いっぱいだ。

    2006-11-11 23:04:00
  • 94:

    ??

    すぐに薫があたし達に気付き、こっちへやって来た。「のばらやん!どうしたん急に!」「久々に来ちゃった…。」「こっち座り〜!」薫が席の案内をしてくれた。          「もう来うへんかと思ってたわ〜!」「来たかってんケド仕事が忙しくて。」「そうなんや。あ、何飲む?」「あ、なんかボトル卸すわ。ヘネシーXOでいいかな?」「うん!初ボトルやん!ありがとう!」薫は優しく微笑んだ。

    2006-11-11 23:09:00
  • 95:

    ??

    「ーで、仕事忙しかったって何で?」「あ〜、あたし薫を見返したいって言ってたやん。で、No.1なったよ。」「マヂで!!?たった1ヵ月で!?」「うん。」「すごいやん!やっぱ俺、のばらには接客むいてると思っててん!」「そうなん?」「うん!よかったなぁ!俺からお祝いするわ!おーいボーイさーん!」薫はボーイを呼び止め、何やら耳打ちした。「待っときや、今から祭りやから。」何が始まるんだろう………。

    2006-11-11 23:15:00
  • 96:

    名無しさん

    あげ?

    2006-11-12 18:21:00
  • 97:

    ??

    100さん?あげてくださってありがとぉ?書いていきます?

    2006-11-12 21:10:00
  • 98:

    ??

    「喜んでもらえてこっちも嬉しいわ!」「あたし、もう一本なんか卸すわ!」「え、いいん?てか大丈夫なん?」「なにが?お金ならあるで!」「ほんならいーねんけどな、未収はさせたくないと思って。」「大丈夫大丈夫♪」それからあたしはアスティー1本とリステル3本卸した。         シャンパンを卸している間、薫はあたしにつきっぱだった。それが嬉しくて、あたしはシャンパンで独占する味を覚えた。

    2006-11-12 21:16:00
  • 99:

    ??

    マリは始終不安げな顔をしていた。「ちょっと…あんたお金大丈夫なん?」「なにがー?全然平気なんやけど!」あたしは酔いも手伝ってだいぶ気分が大になっていた。         ヘネシーも卸したし、いつでもまた来れるわ。     楽しくて楽しくてしょうがなかった。

    2006-11-12 21:20:00
  • 100:

    ??

    「ありがとうな!のばら!またおいでな〜!」「うん!また来るわ★」あたしは上機嫌で家に帰った。  「ちょっとのばら〜あんたあんな使い方したらお金なんてすぐなくなんで!?」「はいはい。別にいーやん。あたしのお金なんやから!」「あたしはあんたのことを心配してんねやん!」「も〜うるさいな〜。」 聞く耳持たず。まさにそれだった。

    2006-11-12 21:24:00
  • 101:

    ??

    それからあたしはというもの、RINGに通いまくった。毎日仕事が終わると、薫の下へと飛んでいった。お金はマリの言うとおり、あっという間になくなっていった。           「マリ〜。今月家賃ちょっと待ってくれへん?」「は?あんた家賃まで使いこんだん?」「…うん。ごめん。」「ごめんちゃうわ!もうあんたなんかウンザリ!出ていって!」元はというとここはマリのマンションだった。 「……わかった。」あたしは荷物をまとめ、家を出た。といってもいく場所がない。

    2006-11-12 21:30:00
  • 102:

    ??

    どうしょう。これからどうしよう。女友達はマリしかいないし、男友達んち行ったらやられるし、どーしよぉぉ!!         とりあえずあたしは薫に電話した。「もしもし!?」「はい、もしもし。」「薫〜あたし家追い出されたぁ。」「マヂで!?どーするん?」「薫んち行っても良い?」「………。」「お願いッ!」「……わかった。おいで。」「ありがとう!」

    2006-11-13 01:29:00
  • 103:

    名無しさん

    あげ

    2006-11-16 16:37:00
  • 104:

    名無しさん

    続き読みたい??

    2006-11-16 19:38:00
  • 105:

    ??

    あたしはタクシーを使い、薫の家まで行った。ピンポーン。「はい。」「あ、薫?あたし、のばら。開けてぇ。」「はい。」ビー、ガチャン。オートロックが開いた。     「おじゃましまぁす…。」あたしは玄関を開けた。「どうぞ。」薫が出迎えてくれた。「もー信じられへんわぁ追い出されてんでぇ〜!」「なんでなん?」薫はソファに座りタバコを付けた。あたしは荷物を置き、隣に座った。「あたしが悪いねんけどな!」家賃払えんくなったことは言いたくない!

    2006-11-16 23:57:00
  • 106:

    ??

    セットサロンに寄りセットしてもらってから出勤した。  「おはよーございまぁす。」「おっ、のばらやっと来たか。お客さん二組お待ちやで。」店長が寄ってきた。「わかりました。急いで着替えてきます。」   自前の真っ赤なシフォンのドレスに身を包み、客のもとへと向かった。

    2006-11-17 00:26:00
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