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〜秘匿体質〜
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1:
楓
あなたの嘘には、隠し事にはもぉうんざり。
出会わなければ良かった…?
まだそうとは思えないよ…2006-10-28 20:06:00 -
2:
楓
街に出れば明らかだった。人の視線、芸プロのスカウト、群がる男達に私は気付いた。
なんでも自分の思い通りになるんだ…
それから私の生活は荒れだした。
大学にも行かず毎日ミナミで遊び惚け、男に金品を買わせて、その額に酔い痴れてた。私はすごいんだって…2006-10-28 20:22:00 -
3:
楓
中学の時には彼氏がいた。でも結局騙されただけだった。相手は21才。今考えればすぐ解る馬鹿な話。でも幼い私は嘘の大人の恋愛にのめりこんでた。
バカだった。バージン卒業と同時に彼は去っていった。昔から何にでものめり込みやすい私は必死だった。
彼は病気で電話に出ないんだ!携帯が壊れたかも!
思い続けても彼から連絡が来るわけはなく、そこで悟った。
―――男は馬鹿だ―――― 騙した者勝ち2006-10-28 20:30:00 -
4:
楓
騙された私が悪い。そう思い、男には見向きもせず勉強に励んできた私の中で、何かがきっと燃え始めたんだと思う。騙された奴が悪い。
昔の恨みを晴らすかの様に男を騙し続けた。誰にも体を拓かずブランド物を巻き上げる事に執念を燃やしていた。
馬鹿な小娘…そんな事しても何も得られるわけないのにね…??2006-10-28 20:38:00 -
5:
楓
いつもと変わらないミナミ。しつこく声をかけてくるキャバクラのスカウトマンにイライラしている私の目にとまった彼。 …カッコイイ…
スカウトマンを追い払い何気ない顔で彼の方に歩いていく私。
『大変やねぇ?』
振り向くと声の主は彼だった。いつもは無視するはずの声に反応してしまう… 「別に…もう慣れたし…。」2006-10-28 20:48:00 -
6:
みき
かいて〜?
2006-10-29 16:59:00