小説掲示板青い世界・黒い世界のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

青い世界・黒い世界

スレッド内検索:
  • 1:

    めぐ

    私は幼い頃から
    とにかく青色のものが
    好きだった。
    なぜかわからないけど、
    癒された。元気をもらったすべての青色に。

    2006-10-20 03:19:00
  • 2:

    めぐ

    幼い頃、一般的には
    女の子は赤、もしくは
    ピンクの物を身に付け、
    男の子が青、みどりなどを身に付けたり持っていたのが私の記憶にある。

    2006-10-20 03:22:00
  • 3:

    めぐ

    ひとりっこだった私は
    母や父にピンクの物ばかり持たされ着せられていた。その時はきっと当たり前で幼馴染みの、いっちゃんが青のタオルを持ってるのを見るまでは何も思わなかったんだ。

    2006-10-20 03:26:00
  • 4:

    めぐ

    いっちゃんの持ってるファミリアのタオルが欲しい!母に初めておねだりした。すると翌日袋をあけて
    泣いたんだっけ?
    色違いのピンクのタオルだったから…

    2006-10-20 03:29:00
  • 5:

    めぐ

    いっちゃんと同じタオル欲しいって言ったらコレだったの!とタオルを見せたらいっちゃんは、僕とおそろいやー仲良しやね僕たちって言った。一緒じゃない。私のはピンクなんだ…

    2006-10-20 03:31:00
  • 6:

    めぐ

    いっちゃんは優しく言っためぐちゃんは女の子だからピンクで、僕は男の子だから青なんだよって。
    その時、私はいっちゃんにじゃぁめぐは青がいいから男の子がいい!って言ったんだ。

    2006-10-20 03:34:00
  • 7:

    めぐ

    母にワガママを言い青のタオルを無理矢理買ってもらった。嬉しくて嬉しくて
    その日から青の虜になった。洋服はピンクでも持ち物は必ず青を取り入れるようになった。

    2006-10-20 03:37:00
  • 8:

    めぐ

    青を意識しだし、空をひたすら見るようになった。
    雲をじっと見ていると空に消えていくのも発見した。青にはすごい力があるのだと小学生の私はそう思った

    2006-10-20 03:40:00
  • 9:

    めぐ

    学校にいっても友達と話すよりテラスから空と海を
    見てる方が楽しくて
    仕方なかった。
    そんな事ばかりしていた私は気付くと友達なんて回りにいなくなっていて
    みんなから変な子と言われて無視されていた。

    2006-10-20 04:23:00
  • 10:

    めぐ

    父は仕事で家にいる事なんてなく、母はそんな父に対して愛情があるようには
    幼い私から見てもないように思っていた。母は父がいない時、機嫌が悪くて私をぶったり押し入れに閉じ込めたりしていたから。

    2006-10-20 05:33:00
  • 11:

    めぐ

    そんな私は黒い世界を知ったのだ。せまくて暗くて
    湿気くさい黒い世界を。
    母は口癖のように
    めぐみさえ、いなかったら私はこんな家出ていくのに、あんたがいるからパパとも離婚できないのよ!
    と押し入れに私を閉じ込めて言っていた。
    私が悪いの?こんなに怖いのに泣いたら悪い子なの?

    2006-10-20 05:38:00
  • 12:

    めぐ

    ママ暗くて怖い!出して!真っ暗で何も見えないの。始めの方は泣いて言ってた私も、ママはパパがいないから寂しいんだ。
    私が押し入れで我慢して、ぶたれても泣かなければ
    ママは幸せなんだと
    思うようになっていた。

    2006-10-20 05:42:00
  • 13:

    めぐ

    いつの間にか私の居場所は決まっていた。
    学校ではテラス。
    家では押し入れ。
    話し相手もいない学校だけど、教室のテラスから見る景色が大好きだった。
    嫌な事なんて空と海の青の世界が吸いとってくれた。私にとって、すごい助けになり癒しにもなった。

    2006-10-20 05:47:00
  • 14:

    めぐ

    あとは幼馴染みのいっちゃんだけだった。
    いっちゃんとは違うクラスだったけど、皆に無視されたり嫌がらせされている私を心配してくれていた。
    いっちゃんは私と違い人気者だったから、迷惑かけたくなかった。

    2006-10-20 05:50:00
  • 15:

    めぐ

    大丈夫か?先生に僕が言ってあげると言われても、母に知られたくなかった私は大丈夫やからと毎回笑顔で答えた。いっちゃんがそう言ってくれるだけで充分
    嬉しかった。

    2006-10-20 05:53:00
  • 16:

    めぐ

    クラスメイトの女子にトイレに閉じ込められたり
    体育館の掃除道具入れに
    閉じ込められたりしても
    慣れていた。
    でも怖いのには変わりなく声を殺して泣いていた。
    やっぱり黒い世界にいる私こんなに大嫌いなのに
    不思議と縁があった。

    2006-10-20 05:57:00
  • 17:

    めぐ

    何で私はいつも黒い世界にいるんだろう?
    きっと皆がするのには訳があるんだ。私が悪いから
    こんな事をされるんだと
    思っていた。
    いっちゃんが羨ましく思える時もあった。

    2006-10-20 05:59:00
  • 18:

    めぐ

    いっちゃんはいつも輪の中心にいた。それに引き替え私はというとイジメのターゲットだったから。
    私だって、たまには外で
    遊びたかった。でも私は
    あまりにも青の世界の虜で回りが見えていなかった。

    2006-10-20 06:04:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
青い世界・黒い世界を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。