小説掲示板☆ポケットの中の友情☆のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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☆ポケットの中の友情☆

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  • 1:

    名無しさん

    あたしの部屋にはあんたと写った写真が今でも飾ってるで。あんたは今笑ってるか?
    笑顔が1番似合うから…、だからずっと笑っててな…

    2006-10-20 01:29:00
  • 2:

    「あ〜あ。もう恋愛とか疲れたわ!」
    これは、あたしのいつもの口癖。彼氏と別れたら何でかしらんけど、この言葉が勝手にでるねん↓

    2006-10-20 01:38:00
  • 3:

    今日あたしは彼氏と別れた。別好きちゃうかったから、ええねんけどな!何か恋愛ってすぐ終わるねん。人って信用できへん…あたしが冷めてるんかな?

    2006-10-20 01:41:00
  • 4:

    「今日も誰か呼ぼうや!夜どーせ暇やん☆」
    仲の良い凜が誘ってきた。あたしらは毎晩色々な男と遊んでる。だって暇やもん…やっぱ車持ちやろ☆

    2006-10-20 01:52:00
  • 5:

    プルルル…
    「もしもし〜?遥ちゃん凜ちゃん暇人です〜。カラオケいこうや!」
    すぐにオッケィ。中学生って楽やな。すぐ誰でも遊んでくれるもん。

    2006-10-20 01:56:00
  • 6:

    その夜、あたしは凜の家に行った。
    「凜、彼氏とはどうなん?」
    「えっ別れたよ〜。おもんないねん。また次探すからええし〜!」
    「あははっそやな!」

    2006-10-20 02:03:00
  • 7:

    てきとーやった。何もかも。
    「あっもう11時やん!ほな行こか。」
    あたしらは今日遊ぶ男の待つ車に向かった。

    2006-10-20 11:09:00
  • 8:

    またか。誰かと遊ぶたびに「中学生やから」て言われんねん。最近は何か違うって思ってきた…。
    あたしらが遊ぶ男は車持ちの年上限定。やから、遊びもドライブとか、金のかかる遊び…

    2006-10-20 11:15:00
  • 9:

    「ついたでぃ☆」
    キラキラと輝く、場所についた。今日はあんまり気分がのらへんけど…テンションだけはあわしとこ。
    「やったぁ!はよいこ!」「遥そんなあせんなって☆」

    2006-10-20 11:30:00
  • 10:

    てきとーにノリだけ合わせていざカラオケGO!
    「凜あゆ歌う〜!」
    「遥も〜!」
    酒も頼んだ。

    2006-10-20 17:42:00
  • 11:

    「カンパ〜イ!!」
    酒の味もしらんくせに、大人の気分になれるから飲んでたんかも。
    飲んで歌ってたら、酔いがまわってきた。

    2006-10-20 17:45:00
  • 12:

    案の定トイレに行きたくなって、あたしらはトイレにむかった。
    ふてぶてしく歩いていくと、前からの友達のゆなが椅子にすわっとった。

    2006-10-20 17:48:00
  • 13:

    「ゆなやぁん!なにしてるん?」
    「おっ遥に凜やん。今カラオケ来てんねん。」
    「誰と〜?」
    ゆなと喋ってたら、後ろからイケメンくんが歩いてきた。

    2006-10-20 17:51:00
  • 14:

    「ゆなはよ来いや。あっゆなの友達?」
    「うん。遥に凜やで。」
    「こんばんわ。俺、正人っす。」
    「こんばんわ〜☆」

    2006-10-20 17:56:00
  • 15:

    なんやのこの子〜!めっちゃ男前やん。ちょーゆなに紹介してもらおっ☆

    2006-10-20 17:59:00
  • 16:

    「正人くん?番号教えて」えっ。凜ちゃんはやっ!
    あたし狙っとったんに。さすがやな。やる事が早いわ!

    2006-10-20 18:02:00
  • 17:

    凜と正人は番号交換した。まっいっかー正人にまた男紹介してもらえば。あたしは気にせんとトイレに入った。

    2006-10-20 18:05:00
  • 18:

    「遥〜今の正人見た?男前やったよな?」
    「かなりな。遥も番号きこうと思ったのに凜はやいわ〜!」
    「そんなん当たり前やん。早いもん勝ちやしぃ〜☆」

    2006-10-20 18:08:00
  • 19:

    凜はトイレから戻った後も正人とメールしてたみたいで、たまにニヤけて…なんか言葉もでらんかった笑
    酒飲んでテンションあがるし、歌って酔いはまわるしわけわからんかった…

    2006-10-20 18:11:00
  • 20:

    そして…2時間くらいおったかな。吐き気がするし帰る事になった。
    「ごめんな〜遥のせいで…」
    「気にすんなって!また遊ぼな。また連絡してや!」

    2006-10-20 18:14:00
  • 21:

    どーせ、連絡せんかったらもう会う事もないんやろっ連絡連絡って、携帯オンリーか?
    何や、あたしは酔いで邪気が回って心の中で愚痴ばっ言うてた。

    2006-10-20 18:17:00
  • 22:

    家まで送ってもらって、あたしは部屋のベットに倒れこんだ。
    「あ〜!最近おもんな!」
    おもんないわけちゃうけど…心が満たされんかった…

    2006-10-20 18:20:00
  • 23:

    あたしは気づいたらそのままねった。
    今日はどんな夢見るんかな?

    2006-10-20 19:05:00
  • 24:

    ━━━━━━━━━━━━なぁ…あんたが選んだ道にもしも後悔があるなら、それはもう忘れてほしい。
    ただ一つだけ約束して?
    辛い時や淋しい時、あたしらがついてるから…一人ぼっちなんか思わんでな…
    ━━━━━━━━━━━━

    2006-10-20 20:58:00
  • 25:

    名無しさん

    続き書いてほしい?気になるゥ?

    2006-10-21 03:35:00
  • 26:

    今からまた更新します?

    2006-10-21 17:46:00
  • 27:

    ━━次の日━━
    あたしは昨日の酒で、二日酔いになって目が覚めた。「痛ぅ…」
    頭痛い…今何時?
    時計を見ると、もう夕方の4時をさしている。

    2006-10-21 17:49:00
  • 28:

    だいぶ寝たなぁ…
    しっかし、今日はどこに行こかなぁ… そんな事を思っていると、凜から電話がかかってきた。
    チャラララ〜

    2006-10-21 18:00:00
  • 29:

    「はいよ〜」
    「遥今日どうせ暇やろ〜?男用意しとくから遊ぼうや☆」
    「なっなんやねん!まぁ暇やけど…何時くらい?」

    2006-10-21 18:02:00
  • 30:

    「12時くらいかな?てか今から家いくわ〜」
    「了解☆」
    凜との電話を切って、タバコに火をつける。今日はどこの男なんやろ〜…

    2006-10-21 18:05:00
  • 31:

    タバコの煙りを吐いて、ちょっとだけ考えてみた。凜とは保育園からやから、もう10年以上友達なんやぁ…すごっっ!!

    2006-10-21 18:23:00
  • 32:

    でも色々あったなぁ。喧嘩とかしょっちゅうやし。中3になって男遊び初めて…どんくらいの人と知り合っんやろ?あんま名前も覚えてないわ!

    2006-10-21 18:29:00
  • 33:

    「おじゃましや〜す!」
    家の近い凜は10分もせんと家にきた。
    あたしの部屋にある、凜いわく「凜の場所」にドタッと座る。

    2006-10-21 18:37:00
  • 34:

    名無しさん

    >>25ねった
    て…

    2006-10-21 21:37:00
  • 35:

    すみません↓ねとった。でしたo(><)o

    2006-10-21 21:45:00
  • 36:

    「今日遊ぶ男は初顔やで☆紹介してもらってん☆」
    「そうなん?」
    あたしはあんま興味なかってん。。。そこいらにおる人間と変わらんやろうし。

    2006-10-21 21:48:00
  • 37:

    入念に化粧した。あたしらの化粧は、どれだけ大人っぽく見えるか。それが決め手や。中学生にしては、めっちゃ大人っぽいませた子やったかも…

    2006-10-21 21:51:00
  • 38:

    名無しさん

    ゥチ誤字脱字にうるさいヶロ最後まで読むつもりやから頑張ってやぁ

    2006-10-21 21:52:00
  • 39:

    沈黙でもくもくと顔を作っていくと、凜に着信がなって相手は今日遊ぶ予定の男やった。今から迎えに来てくれるみたい☆

    2006-10-21 21:54:00
  • 40:

    >>40さん
    ありがとうございます☆間違いあったら指摘してください↓がんばります☆

    2006-10-21 21:57:00
  • 41:

    「さてと、遥いこか!」
    「あいよ」
    あたしらは待ち合わせ場所の小学生に歩いていった。めちゃくちゃさぶい〜↓

    2006-10-21 22:08:00
  • 42:

    身を震わせながら足早に歩いて、小学生についた。
    そこには、原チャリに乗った集団がおった…原チャリ4台…

    2006-10-22 18:07:00
  • 43:

    はぁ?いやいや…凜ちゃん冗談はやめてや…あっ!この人らは違うねんな?他に、ピカピカの車に乗ったイケイケ兄ちゃん達が来るねんよな…!?

    2006-10-22 18:11:00
  • 44:

    「竜也くんよな?」
    凜は、そいつらんとこに走って行ってしまった…。
    めっちゃヤンキーくんらやん…しかもめっちゃ若いやん…

    2006-10-22 18:14:00
  • 45:

    あたしはその場に立ち尽くしてぼー然としとった。だって、今どき角刈りの金髪のシャカパンやで!?ありえへん…

    2006-10-22 18:17:00
  • 46:

    凜は何やら楽しそうに話してる。ぼー然としてるあたしに手招きして、こう言った。
    「遥〜!うしろ乗りや〜!」
    ああ…とうとう呼ばれてしまったわ…

    2006-10-22 18:20:00
  • 47:

    あたしはゆっくり…ものすごくゆっくりと、ヤンキーくんらに近づいて行って、顔を確認した。

    めっちゃヤンキー顔やん…

    2006-10-22 18:24:00
  • 48:

    そのうちの一人の竜也の原チャリにまたがって、早く時間が終わればいいなって心の中でつぶやいた。
    「遥ちゃんよな?俺竜也やから。よろしくな。」
    「えっ…あっ…うん。」

    2006-10-22 18:27:00
  • 49:

    ご丁寧に自己紹介してもらって、いざ出発。この中の誰かの家に行くらしい。
    原チャリに乗ってる間、広い道になったら、竜也は左右にあおりだした…。

    2006-10-22 18:34:00
  • 50:

    これは夢じゃないかなって思ってほっぺをつねってみたけど、夢ではなかったみたい。
    30分くらい走ったかなぁ…ど田舎の家につきよった。

    2006-10-22 18:37:00
  • 51:

    「遥!おりや!」
    なれなれしい竜也にいわれてあたしは原チャリをおりた。凜と一緒に家の中に入ったら、部屋に案内されてチョコンと座ってみた。

    2006-10-22 18:40:00
  • 52:

    後からゾロゾロとヤンキー集団が入ってきて、みんなだらだらしとった。
    「遥、お前も中3か?」
    「うんそやで。竜也くんは?」

    2006-10-22 18:43:00
  • 53:

    「竜也でええよ。俺も中3!てかお前かわいいなぁ。惚れたわ!」
    「うまいなぁ…どうも。」なんなんこいつ?なれなれしすぎやろ…うざっ!

    2006-10-22 19:14:00
  • 54:

    そしたら、竜也は腕をまわしてきた…。
    「遥〜?」
    「なっなんやねん!」
    ちょっとしめたろか?こいつ何チューの顔しとんねん。

    2006-10-22 20:06:00
  • 55:

    「遥好きやから付き合って〜!」
    「あほか。」
    こんな男初めてや。今までの男らは、「遥ちゃん遥ちゃん」って腫れ物をあつかうみたいに優しかったんに。

    2006-10-22 20:09:00
  • 56:

    たっ竜也はつわものかも!「あんなよぉあたしに好きとか簡単にゆえんなぁ〜。」
    「だって惚れたから☆好きになったら悪いん?」

    2006-10-22 20:14:00
  • 57:

    「いや別に…」
    こんな強引な男初めてや。あたしらは何をするわけでもなく、普通に語ってた。みんなごろ寝やし。

    2006-10-23 18:37:00
  • 58:

    でも、何か楽しかった。ただ、そこにおるだけやのにあたしは気付いたら笑ってた…はっとして真顔に戻したり…
    竜也は中3で話しがあったんかも。

    2006-10-23 18:41:00
  • 59:

    自分に幻滅してもうた…。なんでこんなヤンキーとおってなごんでるんよ↓
    凜とかめっちゃ笑顔やし。あたしは凜を連れ出して外に出た。

    2006-10-23 19:00:00
  • 60:

    「凜…なんやのあのヤンキーの集団は…」
    「あっそっかぁ!遥は知らんもんな。凜はヤンキーやって知ってたから…でも、何かタメもええと思わん?今まで年上ばっかやったから…あたし今日めっちゃ素だせてるわ。」

    2006-10-23 19:03:00
  • 61:

    「確かに…あたしも落ち着くのは確かやわ。でも、こんなん思ってる自分が恥ずかしいわ…」
    「遥!素直になりや。あんた竜也の強引さに気になってきてるやろ?」

    2006-10-23 19:06:00
  • 62:

    あかん。やばい。何かいわな…あたしは何も言えんかった。図星や…。あたし竜也の事気になりだしてるわ…あんなヤンキーやのに…どないしよ。

    2006-10-23 19:09:00
  • 63:

    うつむいて、不覚にも照れてるあたしを凜は引っ張ってさっきの部屋につれて行った。
    部屋のドアをあけたら、竜也が満面の笑みであたしを見てる。

    2006-10-23 19:14:00
  • 64:

    「遥!こっちおいでや!」

    竜也が手を大きく開いて待ってる。あたしは静かに歩いて竜也の膝に座った。

    2006-10-23 19:25:00
  • 65:

    「遥好きやで☆」
    照れてるあたしに竜也はギュッてしてくれた。
    好きかも…

    2006-10-23 19:38:00
  • 66:

    いつもなら、こんなん絶対ない。ましてや膝の上に座るやなんて。あたし絶対おかしいわ…
    どうかしてる。
    ふっと思った瞬間、竜也は言った。

    2006-10-23 19:43:00
  • 67:

    「俺の女になれ!」
    あたしは小さくうなずいた。今日から竜也の女なんや…。
    「今日から遥は俺の女や!手出したら殺すからな!」

    2006-10-23 19:47:00
  • 68:

    みんなの前でゆってるし。何か笑けてきてぷっとふいてしまった。
    その拍子にみんな爆笑。笑い声が立ち込める田舎の家は、何とも言えん安心感やった。

    2006-10-23 19:52:00
  • 69:

    凜も、その中の一人の清太郎と付き合う事に☆2カップル成立やん!
    時間も気にせんと、喋ったりゲームしたりしとったらもう朝方になってた。

    2006-10-23 21:30:00
  • 70:

    こんな時間やと、眠たいはずやのに眠気なんか全くなかった。
    田舎は、夜は真っ暗やのに朝になるとキラキラ光ってる。綺麗や。

    2006-10-23 21:34:00
  • 71:

    「そろそろ帰ろっかな。」「そっか、じゃあ送るわ。あっお前の番号教えて。毎日電話するな!」
    竜也に番号を教えて、また原チャリで送ってもらう。

    2006-10-23 21:41:00
  • 72:

    何かしらんけど、ヤンキー集団ついてきたし笑
    また4台で30分かけて、原チャリ走らせる。今度はあおったり、ふかしたりせんやったからちょっと安心や。

    2006-10-23 21:44:00
  • 73:

    あたしは竜也の背中につかまって、抱き着いとった。竜也が上着かしてくれたから温かかったで…。
    30分もかかる道は、あっとゆう間についてしまった。

    2006-10-23 21:47:00
  • 74:

    「遥、浮気すんなよ!毎日電話したるから!」
    「うん待ってるな。気をつけて帰らなあかんで。」
    「おう☆」
    そう言って、あたしと凜を降ろして竜也達は行ってもた。

    2006-10-23 21:50:00
  • 75:

    竜也が行ってしまってから、めっちゃ寂しさに襲われた。まだ一緒におりたかった。でもまた会えるやんな?だって、あたしは竜也の彼女やもんな?

    2006-10-23 21:53:00
  • 76:

    本間に一日で竜也に惚れたんや…。全部が初めてで、心がワクワクした。男の人にまた会いたいって、思ったのもこれが初めてやった。

    2006-10-23 21:56:00
  • 77:

    寒い寒い…日の事やった。

    2006-10-23 22:00:00
  • 78:

    ━━━━━━━━━━━━今なら…あんたの想いに少しでも気付いてあげられたんかなぁ?もしも、あんたの想い出の1場面にあたしが写ってるなら…伝えたい事がある。お願いやから…もう泣かないで…?
    ━━━━━━━━━━━━

    2006-10-23 23:03:00
  • 79:

    それから、毎日あたしと竜也は一緒におった。
    凜と清太郎と四人で会う事が多く、あたしは本間に幸せや。

    2006-10-25 19:01:00
  • 80:

    昼間は学校があるので、夜中になると近くの小学校まで竜也が来てくれる。原チャリを走らせて。寒い夜の道、鼻を赤くして毎日会いにきてくれる。

    2006-10-25 20:42:00
  • 81:

    あたしは、そんな竜也を見て本間に心が優しくなれた。毎晩毎晩、30分もかけて…大変やろうな…でも会いたい気持ちには何も叶えへん。

    2006-10-25 20:46:00
  • 82:

    そんなある日の日曜日。あたしと凜は竜也と清太郎が住む町にきた。待ち合わせはいつもの駅。電車を乗りつぎ、駅には二人がまっとった。

    2006-10-25 20:55:00
  • 83:

    あたしは竜也に抱きついた。
    「竜也会いたかった!」
    「俺もや。今日は何するけ?」
    「何でもええよ。」
    「凜なぁ…」

    2006-10-25 20:58:00
  • 84:

    「凜…みんなでお散歩行きたい。」
    おぅっ…凜ちゃんなんて乙女チックな!今日は天気がよかったから四人で手繋いでお散歩に決定!前のあたしらには考えられん事やな。

    2006-10-25 21:02:00
  • 85:

    何をするわけでもなく、田舎道を歩いていると、竜也があたしの首に何かかけた。
    「なに?」
    「ネックレスや。俺が大事にしてたやつやから、ちゃんとつけとけよ。」

    2006-10-25 21:06:00
  • 86:

    それは竜也がいつもつけてたネックレスやった。ちとヤンキーちっくやけど…めちゃめちゃ嬉しすぎや。ずっと大事にするな☆

    2006-10-25 21:09:00
  • 87:

    そうこうしているうちにお昼になったから、みんなでコンビニへ。ちっちゃなコンビニ。竜也達が住む町には一つしかない。

    2006-10-25 21:13:00
  • 88:

    お弁当を選んでたら…
    「おっ遥やんな?」
    誰かに声をかけられたから振り返ってみると、むかーし遊んだ事ある男やった。もう名前もわからん。

    2006-10-25 21:17:00
  • 89:

    ひとまずあたしは話しをあわせる。
    「なっなにしてんの?」
    「ここ俺の仕事場の近くやから。てか今度いつ遊ぶん?」
    「えっう〜ん…」

    2006-10-25 21:20:00
  • 90:

    「また連絡してや?」
    「えっ…あ〜わかった。」てきとーやてきとー。かけるわけないやん!竜也がおんのに。
    弁当を選んで会計して竜也のとこに行くと…

    2006-10-25 21:27:00
  • 91:

    機嫌MAX悪い↓
    「なあ竜也…?」


    「……………」
    シーン…

    2006-10-25 21:45:00
  • 92:

    「ねぇってば!」
    「お前うざいわボケ。」
    「はぁ?なんでやの?」
    さっきの会話全部きかれてた。あたしはしらをきり通そうとしても無駄やった。

    2006-10-25 21:48:00
  • 93:

    「お前軽いねんな。そんな女無理やから別れるぞ。」「ぇっあれ社交辞礼やん。名前も忘れたし。あたしは竜也だけやん!」
    「そんなん知るか。別れよ。」

    2006-10-25 21:53:00
  • 94:

    「いややって!」
    「もう俺が無理。ネックレスかえせ!」
    竜也はあたしの首にかかってるネックレスを無理矢理はずそうとした。

    2006-10-25 21:56:00
  • 95:

    みく

    初めて読みましたぁ?何か読んでて楽しいから完成まで読むので頑張って書いて下さいねッ?

    2006-10-25 23:08:00
  • 96:

    みくさん?ありがとうございます?頑張って完結させます?

    2006-10-26 18:44:00
  • 97:

    ブチッ!
    もう少しのとこで切れるのを阻止したった。
    「あたし絶対別れへん!」竜也と離れるのが嫌やったから…涙があふれてくる。

    2006-10-26 18:47:00
  • 98:

    「別れたくない。」
    泣いて嫌やってうずくまるあたしを見て…竜也は頭をなでてこう言った。
    「もう男と話さん、会わん、連絡とらん。約束できるか?」

    2006-10-26 18:52:00
  • 99:

    「絶対守る!!」
    なんとか、仲直りできた。あたしは涙でマスカラが落ち、黒くなった目をみて、みんなから笑われたた↓

    2006-10-26 18:56:00
  • 100:

    それから、近くの河原でお弁当を食べた。
    寒いはずなんにお日様に照らされて温かく感じる。
    凜の顔を見てみると、めっちゃ幸せそうやった☆

    2006-10-27 16:06:00
  • 101:

    お弁当ももう少しで食べ終わると言う時…
    「よしっ遥俺の親に挨拶に行くぞ!」
    「はぁ?」

    2006-10-27 16:10:00
  • 102:

    竜也くん何ゆってんの?


    「だから挨拶しに行くで!」

    2006-10-27 17:54:00
  • 103:

    急な出来事にビックリやったけど、そこまで考えてくれてる事にちょっと嬉しかった。
    「あたしでいいん…?」
    「俺な、お前やから連れて行くんやで。こんなことないしな。」

    2006-10-27 17:57:00
  • 104:

    竜也、そこまで考えてくれてるん?いつの日だったっけな?俺らはずっと一緒ってゆうてくれてたけど本間なんやな?あたし…竜也のおかんに気に入られるようにがんばる!

    2006-10-27 18:04:00
  • 105:

    凜と清太郎も清太郎のおかんに挨拶しに行くみたい。中3でなんじゃそらって話しやけど、あたしらは真剣や。

    2006-10-27 18:08:00
  • 106:

    草がいっぱいついてる服をはらって、竜也の家へむかう。
    「俺のおかんに会った時は、礼儀をちゃんとしなあかんで?挨拶は元気よくな。」
    「わかってるよ。竜也のおかんって…恐い?」

    2006-10-27 18:12:00
  • 107:

    「切れたら恐いけど大丈夫やで。」
    なんか不安…。
    「あっあと、イチャイチャしてるの見るの嫌いやから、なるべく離れよな。」

    2006-10-27 18:15:00
  • 108:

    「わかった。」
    行きの途中、手つないでたけど家が近付くにつれてだんだんと離れて歩いた。
    「ついたで。あっおかんまだ帰ってきてないわ。」

    2006-10-27 18:25:00
  • 109:

    ホッ。。。
    ひとまず、家にあがらせてもらった。
    なんなん竜也の部屋!めっちゃ可愛いやん!あたしの部屋より100倍可愛い!

    2006-10-27 18:35:00
  • 110:

    綺麗で可愛い部屋を見て、きっと竜也のおかんはキッチリとした人なんやなって思った。
    初竜也部屋に興奮して、はしゃぎまわりよった。荒らしたりして笑

    2006-10-27 18:41:00
  • 111:

    そんな事をしてて、10分くらいたった時…誰かが帰ってきた。おかんや!
    あたしはサッと離れて正座して、ドアが開くその時をドキドキしながらまっとった。

    2006-10-27 18:47:00
  • 112:

    「竜也〜帰ってるん〜?」
    その声と足音は近付いてくる。
    ガラッ!

    2006-10-27 18:52:00
  • 113:

    「あらっ彼女?」
    「こんにちわ、お邪魔してます!」
    「こんにちわ〜どこの子?」
    「B町に住んでます!名前は遥と言います。突然お邪魔してすみません。」

    2006-10-27 18:56:00
  • 114:

    「いやええよ。ちゃんと挨拶できるな☆また遊びおいでな。」
    竜也のおかんは笑顔でそう言ってくれた。力が抜けた…。

    2006-10-27 19:03:00
  • 115:

    竜也のおかんはめちゃめちゃ綺麗やった。細い竜也の目とは違って、まんまるのかわいらしい目に、スラっとした身長。憧れや。

    2006-10-27 19:09:00
  • 116:

    ひとまず気に入ってもらえたんかな…?
    ふと竜也を見ると、オッケーサインを出してる。
    「遥オッケーやで!」

    2006-10-28 21:19:00
  • 117:

    それからあたしと竜也は部屋でめっちゃラブラブした。これまでにないくらい抱き合った…。
    結婚しよなって約束した。

    2006-10-28 21:22:00
  • 118:

    二人で昼寝して、気付いたら夕方になってた。
    「もう夕方やん。遥送っていくな。」
    「うん☆」

    2006-10-28 21:25:00
  • 119:

    あたしは竜也の原チャリのケツに乗り、また30分かけて送ってもらう…。
    いつもの帰り道がやけに綺麗に感じた。あたしらの顔もいつもより誇らしげやった。

    2006-10-28 21:28:00
  • 120:

    冬の風を受けて、赤くなった鼻を見て二人で笑った。今日も楽しかったよって、気をつけて帰りやって、笑顔で別れた。
    竜也またね☆

    2006-10-28 21:33:00
  • 121:

    その夜、あたしは凜の家におった。
    「今日竜也の親に挨拶したねん。凜とこはどうやった?」
    「もう最悪やったし!」

    2006-10-28 21:42:00
  • 122:

    「清太郎のおかんあのババア本間ないわっ!挨拶してもそっけないし、やっぱ長男やし取られた気分なんやろなぁ!」
    「うっわ鬼姑てきな?」
    「ありえんかったし、遥んとこは?」

    2006-10-28 21:45:00
  • 123:

    「むちゃ綺麗なおかんやったで。認めてくれたみたいやし。」
    「うらやましいわ!」

    チャララララン♪

    2006-10-28 21:54:00
  • 124:

    凜とでっかい声で話してると、凜の携帯に着信が。

    着信、政人。

    2006-10-28 21:57:00
  • 125:

    「えっ政人やん。遥覚えてる?カラオケの時に会ったゆなの連れやで。」
    「あ〜あの一つ下の子やろ?まだ連絡とってたん?」「いや久しぶりやし。とりあえず電話とるわ。」

    2006-10-28 22:00:00
  • 126:

    「もしもし〜?」
    「凜ちゃん久しぶりやでぃ!なにしてんの?」
    「今遥とおるよ。どうしたん?」
    「俺今B町で連れ待ってるんやけど、遅れるらしいからちょっと相手して!」

    2006-10-28 22:03:00
  • 127:

    「え〜今彼氏おるしなぁ…」
    「本間?彼氏って誰なん?」
    「A町の清太郎。遥の男は竜也やで。しっとん?」

    2006-10-28 22:06:00
  • 128:

    「うっわまじで?俺友達やし!竜也君とか俺の妹と付き合ってたしよく知ってるよ!」

    うっそーん。これは詳しく話し聞きたい。過去とか話さんし知りたいやん。

    2006-10-28 22:09:00
  • 129:

    って事で、政人と会う事に決定。でも、お互い割り切ってって形で。竜也らの知り合いやしあたしも竜也一筋やし意識とかせんしなぁ。

    2006-10-28 22:12:00
  • 130:

    待ち合わせは、あたしらのいつもの小学校。今日は特に凍える寒さやった。
    何枚も服を着込んでギリギリまでヒーターで体を温めて家を出た。

    2006-10-28 22:15:00
  • 131:

    何故か、後ろめたい気持ちなんか全くない。一応政人も男やねんけど…。
    ここで、あたしがまえもって竜也に話してたら少しはマシやったんかもなぁ…。

    2006-10-28 22:18:00
  • 132:

    名無しさん

    リァルタィム?続き気になる??

    2006-10-28 22:23:00
  • 133:

    >>134さん ありがとうございます?今日はもう少しだけ更新します?

    2006-10-28 22:30:00
  • 134:

    「うわ〜さぶっ。今日はやっぱりやめとくべきやったなぁ寒すぎやわ〜。」
    「凜も思った。まあ話し聞いてすぐ帰ろやぁ。」
    両手をわきに挟んで、わけわからん格好で歩く。

    2006-10-28 22:34:00
  • 135:

    凜と話して行くと、あっという間に小学校についた。まだ人影はない。
    自分から誘っといてまだ政人はこぉへんのか?

    2006-10-28 22:47:00
  • 136:

    たぶん10分くらい待たされたかな。
    ブォンブォンブブブブブブ

    すごい単車の音とともに政人が現れた。

    2006-10-28 22:55:00
  • 137:

    うわぁ…でっかい単車やなぁ。
    その単車は、あたしらに近づく前に坂の下で止まった。エンジンを切り、単車を押してこっちに来る。

    2006-10-28 23:06:00
  • 138:

    「ごめんやで!待った?」「待ったし〜寒いし〜!」あたしは不機嫌そうに言った。
    「本間ごめん!温かいもんでもおごるから!」

    2006-10-29 17:19:00
  • 139:

    自動販売機に行って、温かい紅茶をおごってもらった。単純なあたしと凜は、それだけで機嫌が直る。笑
    しかし道で喋るのはありえんっちゅー事で小学校の風がこない所を探した。

    2006-10-29 17:23:00
  • 140:

    ちょうどいい場所を発見して、あたしらは一息つく。凍える体は、温かい紅茶で少しだけマシになった気がする。

    2006-10-29 17:26:00
  • 141:

    「それでさぁ…前の竜也ってどんなやった?」
    「俺の妹と付き合ってたねんけどな、彼女にはめちゃ優しいし大切にするよ。俺も可愛がってもらったし。」
    「そうなんやぁ何か安心した☆」

    2006-10-29 17:56:00
  • 142:

    「だから遥は竜也くんと頑張ってな。俺でよかったら話し聞くし!」
    「ありがとう!」
    政人ってチャラいと思ったけど、なかなかいい奴やん☆

    2006-10-29 18:53:00
  • 143:

    「凜は清太郎くんやろ?清太郎くんもいい人やから応援するよ!」
    「うん!てか、凜達同盟くもうや。友達同盟☆」
    「いい考えや!」

    2006-10-29 18:56:00
  • 144:

    今考えたら、友達同盟ってなんやねんって感じやけど…

    2006-10-29 18:59:00
  • 145:

    それから政人の話しを聞いてたら、本間にいい奴やった。
    政人には彼女がいて、まだ中2やのにちゃんと将来の事考えてるしめっちゃ素直ないい子や。

    2006-10-29 19:07:00
  • 146:

    深く話したのは初めてやけど…悪い奴やとは思えへん。
    あたしの携帯の友達グループには、政人のメモリが一つ増えた。

    2006-10-29 19:11:00
  • 147:

    名無しさん

    ぁげ??

    2006-10-30 02:14:00
  • 148:

    >>149さん
    あげありがとうです??
    少しでも読んでくれる人がいるから完結まで自分なりにがんばります?

    2006-10-30 16:24:00
  • 149:

    あたしと凜はすぐに帰るはずやったのに…
    何やかんや話し込んでしまった。
    三人で写真も取った。友達同盟…記念写真。

    2006-10-30 17:15:00
  • 150:

    ――夜中12時――

    夜も一段と寒さを増した時…あたしの携帯が勢いよく鳴った。

    2006-10-30 17:23:00
  • 151:

    ――着信竜也――
    「もしもーし」
    「遥なにしてん?」
    「今なぁ小学校にいるよ。寒い〜〜〜。」
    「今むっちゃ遥に会いたい!」

    2006-10-30 17:28:00
  • 152:

    竜也がめずらしく自分から会いたいなんて言ってきた…。あたしは心が踊る。

    あたしも竜也に会いたい!

    2006-10-30 17:38:00
  • 153:

    「あたしも!」
    「今から小学校行くから。清太郎と。待っとけよ!」「わかったぁ。」
    今からあたしの竜也がくる。凜の清太郎もくる。早くこないかなぁ…

    2006-10-30 18:03:00
  • 154:

    政人がいるけど、まぁ政人は別に友達やし、関係ないやろっ。もし政人に下心があるなら竜也が来るって言ったら帰るやろし…
    とりあえず聞くか。

    2006-10-30 18:06:00
  • 155:

    「今から竜也と清太郎が来るんやけど…政人どうする?」
    「まじで?俺も会いたい!待っとく!」
    ほらね、政人にはあたしらに下心なんかない。あたしはホッとした。

    2006-10-30 18:30:00
  • 156:

    そのまま30分経たんくらい三人で喋りながら座ってた。

    ブーンブブブン…

    2006-10-30 19:09:00
  • 157:

    原チャリが2台、光を放ち近づいてくる。
    竜也や!!
    あたしは早る心を抑えて、その場でじっと待つ。

    2006-10-30 19:13:00
  • 158:

    原チャリが近くに停まると同時にあたしは我慢しきれず、竜也の元に走って行った。
    竜也はニッコリ笑いあたしの頭をなでる。

    2006-10-30 19:22:00
  • 159:

    あいか

    149です??
    この小説めちゃ気になって読んでます?完結まで読むんで頑張って下さいッ?

    2006-10-30 22:25:00
  • 160:

    あいかサン?ありがとうです??文へたやし、誤字多いけどまた読んでくださいね??がんばります??

    2006-10-30 22:55:00
  • 161:

    と、同時に竜也の顔色がかわる…
    「あれ誰やねん?」
    竜也は、不機嫌そうに政人に近付きながら言った。

    2006-10-31 21:22:00
  • 162:

    「おい遥お前男といたんか?お前誰や!」
    「竜也君!俺やで、政人やで!」
    暗いから顔が見えなかったらしい…

    2006-10-31 21:25:00
  • 163:

    その時!!竜也は政人の胸ぐらをつかみ、怒鳴り出した。
    「お前がなんでここにおんねん?」
    切れ出した竜也を見て、政人はあせる。

    2006-10-31 21:28:00
  • 164:

    「違うねん!誤解せんでや!ただの友達やし話してただけやで!」
    「そんなん関係ないわこらっ!」
    竜也はとうとう止まらんくなってた…

    2006-10-31 21:31:00
  • 165:

    こうなった竜也を誰も止めれない。竜也は、自分がいないとこで他の男に会ってたあたしにも切れてたし、何より信用しとった政人に裏切られた気分やったんかもしれん。

    2006-10-31 21:34:00
  • 166:

    政人は顔がわからんくなるまで殴られた。おまけに清太郎もあたしらの話しに聞く耳もたんくて政人を殴った。

    2006-10-31 21:39:00
  • 167:

    あたしと凛は、何度も何度も政人を庇いに体ごと行ったけど…男の力には叶わんくて…政人を助ける事はできんかった。

    2006-10-31 21:42:00
  • 168:

    政人は、何も言わんとただただ殴られとった…。

    あたしらは、うずくまって泣いた。友達やのに…

    2006-10-31 21:46:00
  • 169:

    あいか

    更新されてる???
    今日もたくさん?して下さぃ??

    2006-10-31 21:50:00
  • 170:

    あいかちゃぁん??今日も見てくれてるんや?ありがとうございます??まだまだ更新するよ??????

    2006-10-31 21:52:00
  • 171:

    政人を殴らんでや。政人を傷付けんでや。その気持ちだけが大きくなった。竜也への罪悪感とか全くない。だって、やましい気持ちとかないし罪悪感とか抱く必要もないやん?

    2006-10-31 21:54:00
  • 172:

    竜也と清太郎は、政人を殴った後、あたしらの目もみんと帰って行った。
    チラッとも見んかった。

    2006-10-31 21:57:00
  • 173:

    あきれたんかな?
    ちょっと悲しくなったけど…今心配せなあかんのは、政人の事や!

    2006-10-31 22:00:00
  • 174:

    「政人!大丈夫か!?」
    「んん…遥に凛…本間ごめんな。」
    「何であんたは人の事ばっかり考えるんよ。悪いのは竜也達やん。」

    2006-10-31 22:04:00
  • 175:

    「竜也くんらは悪くない。自分の女が他の男とおったら切れるのわかる。俺が1番悪いんや。」
    「もう何も言わんでええ!みんな悪くない!ほら…立てるか?」

    2006-10-31 22:07:00
  • 176:

    政人はボロボロになった体を無理矢理立ち上がらせ、携帯で誰かに連絡して、迎えに来てもらうと言った。あたしらは、政人の知り合いが来るのを一緒に待ってた。

    2006-10-31 22:16:00
  • 177:

    その間、政人は元気な様子を見せてた…でも、無理矢理だってのはすぐにわかる。凛も心配そうにしてるのが伝わる。

    2006-10-31 22:20:00
  • 178:

    政人は、ずっと大丈夫大丈夫って言い続けてた。大丈夫なはずなんかないのにな…。顔からは、血が出てるのに。

    2006-10-31 22:23:00
  • 179:

    政人の迎えは、思ったよりも早くきた。
    別れぎわ、笑顔で手をふる政人に、あたしらも手を振り返す事しかできんかった。

    2006-10-31 22:30:00
  • 180:

    あいか

    遥チャン?実ゎ毎日見にきてるのだ??

    2006-10-31 22:33:00
  • 181:

    政人大丈夫かな…。竜也も怒ってるよな…あたしどうしよう。あっ!竜也からもしかしたら連絡きてるかも!
    携帯を開いてみると、
    着信0件。竜也からの連絡は来てなかった。

    2006-10-31 22:34:00
  • 182:

    あいかチャン?嬉しい??見てくれてる人がおると本間頑張れる??今日は更新あと一つで終わります?

    2006-10-31 22:39:00
  • 183:

    ━━━━━━━━━━━━なぁ…今ここにあんたがいるなら、ありったけの想いを込めて抱きしめてあげられるのに。あたしな、今までもこれからもあんたが本間に本間に大切やで………━━━━━━━━━━━━

    2006-10-31 23:16:00
  • 184:

    あいか

    遥チャンおつかり??又次の更新楽しみにしてるね??

    2006-11-01 02:25:00
  • 185:

    次の日、憂鬱な気分で目が覚めた。携帯を見ても、竜也からの着信はない。
    かなり怒ってるな…
    もう別れるんかな…

    2006-11-02 18:44:00
  • 186:

    あたしは、このまま終わるなんて嫌やし納得いかん。思い切って携帯を開き、通話ボタンを押した。
    プルルルル…

    2006-11-02 18:47:00
  • 187:

    「はい。」
    「本間にごめんな。政人は連れやねん。何もないし、許して?」
    「うん信じるわ。」
    なんか、えらいあっさりやな。

    2006-11-02 21:09:00
  • 188:

    それからも、竜也とあたしの付き合いは続いた。
    喧嘩もいっぱいあったけど、まぁ仲良くしてた。

    2006-11-02 21:41:00
  • 189:

    約束事もいっぱい決めた。こんなささいな事が、嬉しくてたまらんかった。
    帰り道、あたしらはどちらからともなく、手を繋いで…ギュッと握りあった。

    2006-11-02 21:55:00
  • 190:

    いつもの道も、なんだか違って見える。
    あたしの家に近付くと、誰かが階段に座ってる。
    誰やろ…?

    2006-11-02 21:58:00
  • 191:

    「おーーーーーい!」
    その誰かは、あたしらを見て叫んでる。
    あれ誰なん?あたしらの知り合いかな…。むっちゃ声でかいやん。

    2006-11-02 22:01:00
  • 192:

    さらに近付いて行くと…
    顔が見えた。

    政人や!!
    政人やんけ!!

    2006-11-02 22:06:00
  • 193:

    政人「久しぶり!元気しとったか?」
    遥「政人ぉ!元気やったかぁ?めっちゃ久しぶりやん!」
    凛「キャー政人!会いたかったぁ!!」

    2006-11-02 22:22:00
  • 194:

    遥「急にどうしてん?」
    政人「遥と凛、今日入学式やろ?祝う約束してたやん!だから待ってたんやで☆」
    凛「うっそぉ…覚えてたん?」
    政人「当たり前やん!」

    2006-11-02 22:25:00
  • 195:

    前に、三人でした約束。
    『入学式の日、集合してお祝いする』
    政人覚えててくれたんや…。あたしらはそれだけで感激してしまった。

    2006-11-02 22:28:00
  • 196:

    凛なんか涙流してるし!よっぽど嬉しいんやろな☆
    「凛泣くな!今日は俺のおごりで飲むで!」
    政人がおごってくれるので、あたしらはコンビニに出掛けた。

    2006-11-02 22:31:00
  • 197:

    三人で仲良く歩いて。
    コンビニにつくと、たらふく酒を買った。今日は飲むき満々!せっかく友達同盟三人集まったんやもんな!

    2006-11-02 22:34:00
  • 198:

    コンビニを出て、とりあえず凛の家へ向かう。
    いっぱい話した。でも、あの日の…竜也達の事にはふれんかった。あたしも触れてはいけないような気がして何も言わんかった。

    2006-11-02 22:37:00
  • 199:

    凛もそんな気がしたんやろな。何も言わん。
    凛の家へつき、部屋へ入って、いざカンパーイ☆!
    今日はお祝いや☆

    2006-11-02 22:41:00
  • 200:

    でも、凛は酒を口にせんかった。飲むのはお茶やジュースばっかり。あたしと政人がいくら薦めても全く飲まん。

    2006-11-02 22:48:00
  • 201:

    「あんたどうしたん?のまへんの?」
    「今日はいいや。凛の事は気にせんで飲みや。」
    「大丈夫か?きついならちゃんと言うんやで?」
    「ありがとな。でも大丈夫やから!」

    2006-11-02 22:50:00
  • 202:

    凛の笑顔でかわいい顔と共に、時おり見せる表情があたしにはどうしても気がかりでしょうがなかった。
    でも、その時は場の空気を乱さないようにした。

    2006-11-02 22:54:00
  • 203:

    「遥まだ飲めぇ〜!」
    「政人〜一気やぁ!」
    グイグイグイ…
    ぷはぁっっ!うまい!

    2006-11-02 22:56:00
  • 204:

    あたしらは、酔っ払い、わけもわからんとこで握手とかしてた。
    凛は、気付いたらベッドでねとった…。
    凛はこのまま寝かせてあげよう…。

    2006-11-02 22:59:00
  • 205:

    「政人〜あんたは本間に可愛いやっちゃなぁ〜!」
    「遥も凛も俺は好きやで〜!こうやってずっと絡めたらええのになぁ〜」
    「いやいや一生やし!これ強制!」

    2006-11-02 23:03:00
  • 206:



    「キャハハハハハ〜!」

    2006-11-02 23:06:00
  • 207:

    そのまま、3時くらいまで飲み明かした。ベロンベロンになったあたしと政人は、限界でもう飲める状態ではない。明日も学校と言う事で帰る事にした。

    2006-11-03 18:14:00
  • 208:

    あたしは、家が近いので歩いて帰れるけど、政人の家は遠いから単車で帰るしかない。でも大丈夫なん?こんなに酔ってるのに…

    2006-11-03 18:18:00
  • 209:

    「大丈夫大丈夫」って政人の言葉に、ちょっと心配やったけど見送る事にした。「気をつけて帰るんやで?」
    「おうっ!またメールするわ!またな!」

    2006-11-03 18:22:00
  • 210:

    ニコッと笑い、手を振る政人にあたしも笑顔で手を振った。


    「また会おうな」

    2006-11-03 18:27:00
  • 211:

    単車のおっきな音が聞こえなると、あたしも家に帰った。酒が入っていたせいか、あんまり寒さは感じんかった。

    2006-11-03 18:30:00
  • 212:

    家の明かりは、もちろん真っ暗。おかん達も寝てる。音を立てんと、静かに入り気付かれんように部屋に入った。
    携帯を開くと、竜也からメールがきてた。

    2006-11-03 18:36:00
  • 213:

    「連絡せぇや」
    切れてる。ベッドに寝転び、返事のメールを作る。
    でも、あたしは眠気が限界やった。そのまま気付かないうちに寝てしまった…

    2006-11-03 18:42:00
  • 214:

    ━━━━━━━━━━━━あんたは、あたしとおって…何を考えてたん?家にいても外にいても、辛い事ばっかりやった?なぁ…。。あたしとおっても…辛い想いをしてた?もしそうなら…あたしは自分を恨むわ。━━━━━━━━━━━━

    2006-11-03 18:47:00
  • 215:

    ━━翌日━━
    気付いたら、夕方になってた。もうすぐ日が落ちる。おかげで学校には行けんかった。まだ二日目やのに休んんじゃった。

    2006-11-04 20:57:00
  • 216:

    ↑主じゃなくて遥です?

    2006-11-04 20:59:00
  • 217:

    重たい体を起こし、携帯を開く。着信5件。メール2件。そのうち竜也からの着信が4件、政人から1件、メールは竜也からやった。

    2006-11-04 21:03:00
  • 218:

    そぉいえば昨日寝てしまったんやっけ。メールの内容は、「浮気しとんか」とか切れたメールやった。あたし浮気とか全くしてないし。

    2006-11-04 21:06:00
  • 219:

    なんかだるいから返事はしやんかった。とりあえず政人に電話した。
    コールが二回鳴ったところで政人がでた。
    「もし〜?」

    2006-11-04 21:09:00
  • 220:

    「今起きたわ。昨日はありがと〜。ちゃんと帰れたかぁ?」
    「うん大丈夫やで。そんなことよりお前、竜也くんに連絡しろよ?」
    痛いとこつかれた。

    2006-11-04 21:12:00
  • 221:

    「わかってるよ…でもあたしの気持ちもわかってないしな。」
    「竜也くんはめっちゃ遥の事好きやねんで?今日会ったねん。色々話しは聞いたわ。」

    2006-11-04 21:16:00
  • 222:

    政人は、今日竜也に会ったらしい。竜也から色々聞いたんやって。どんなことなんやろ?やっぱり気になる自分がいた。

    2006-11-04 21:19:00
  • 223:

    「竜也くんな?前めちゃくちゃ惚れた女がいたねん。その彼女と別れて…荒れて…薬に走った。でもな、遥と付き合って遥が本間に好きやねんて。だから俺にも手ぇあげた。その気持ち…わかってあげてや…」

    2006-11-04 21:25:00
  • 224:

    「本間なん…?」
    「本間や。だから俺は、許可とった。俺と遥は友達や。俺には女もおる。それをちゃんと話したら俺らは会ったり連絡とってええって。だからお前が話し聞いてほしい時は行くし…そのかわりちゃんと竜也くんと向き合えや。な?」

    2006-11-04 21:30:00
  • 225:

    その話しを聞いた瞬間、あたしの目からは涙があふれた。嬉しくて…でも、今はどうしようもない気持ちもある。何か不安やったし、今は何も縛られたくなかったねん…。

    2006-11-04 21:33:00
  • 226:

    あたしは、「わかった」とだけ言い、電話をきった。電話をきるとすぐに竜也に電話した。
    緊張するな…

    2006-11-04 21:36:00
  • 227:

    「はい…」
    竜也はすぐに出た。いつも強気な声とは正反対の声に、あたしはびっくりした。と同時に申し訳ない気持ちにもかられた。

    2006-11-04 21:39:00
  • 228:

    「竜也、会お?」
    「わかった…今から行くわ…」
    今から竜也が来る。あたしに会いに。すごく不安やったやろな。

    2006-11-04 21:42:00
  • 229:

    あたしは今夜、どうしても竜也と仲直りしたい。てか、絶対する!もう一回やり直したい。竜也、いつもほったらかしでごめんな?

    2006-11-04 21:45:00
  • 230:

    竜也は、あたしの家からそう遠くはない場所にいたらしく10分くらいでついた。今日は家のすぐ外に来てくれてあたしを待ってくれてる。

    2006-11-04 21:48:00
  • 231:

    竜也の後ろ姿が見える。何故か小さく感じた。
    そんな不安気な背中に、あたしはおもいっきり抱きついた!
    「竜也!!」

    2006-11-04 21:58:00
  • 232:

    「竜也会いたかったよ!不安にさせてごめん!これからは気をつける!!」
    あたしは、自分なりに精一杯に気持ちを言った。すると、竜也はこう言い放った…

    2006-11-04 22:03:00
  • 233:



    「浮気もの。」

    2006-11-04 22:13:00
  • 234:

    あいか

    続き気になる????

    2006-11-04 23:16:00
  • 235:

    あいかチャン読んでくれてありがとうな??

    今から更新します??

    2006-11-05 16:43:00
  • 236:

    竜也は、あたしを睨みつける。
    言葉がでらん。この人は何を言ってんの?あたしがいつ浮気した?

    2006-11-05 16:48:00
  • 237:

    あっけに取られるって、まさにこの事や。
    何も言えんあたしを見て、竜也は言葉を続けた。

    2006-11-05 16:52:00
  • 238:

    「お前、俺のメール最近無視したりするけどどぉーせ浮気してるんやろ?よく男と遊びまわってたらしいやん。この遊び人。」

    竜也は、目を合わさんと言った。

    2006-11-05 16:57:00
  • 239:

    あたしが前よく男遊びしてた事…誰かに聞いたみたい。噂があるのは、知ってた。でも竜也に言われるなんて…

    2006-11-05 17:04:00
  • 240:

    「確かに昔はしてた。でも今は違う…今は竜也だけやねん。それわかって?」
    あたしは、今の気持ちをわかってほしかった。

    2006-11-05 17:08:00
  • 241:

    「うるさいわ浮気もんが。」

    それでも竜也はこう言った。曲がった事が嫌いやし、気持ちもわかる。でもな、言っていい事と悪い事があるやん?
    あたしの中の何かがプツンと切れる音がした。

    2006-11-05 17:13:00
  • 242:

    「…って」
    「なに?」

    「もう帰ってや!!」

    2006-11-05 17:16:00
  • 243:

    押さえられん気持ちが爆発して、止められん。
    竜也を見ると、キョトンとした顔やった。
    竜也も、どうしたらいいんかわからんくて、憎まれ口しか言えんかったんかもな…

    2006-11-05 17:22:00
  • 244:

    竜也は何か言ってたけど、「帰って」としか言えんかった。

    今は顔も見たくなかったねん。

    2006-11-05 17:25:00
  • 245:

    原チャリにまたがり、悲しそうにこっちを見て…竜也はそれ以上何も言わずに帰って行った。

    あたしは涙もでらんかった。

    2006-11-05 17:32:00
  • 246:

    言葉にできない感情が渦巻く。ただ、誰かに聞いてほしくて…一緒にいたくて…携帯をポケットから取り出し、政人に電話した。

    2006-11-05 17:35:00
  • 247:

    プルルル…
    「はい?」
    いつも早く取ってくれる。
    「政人…もうあたし駄目かも。竜也と終わるかも。」

    2006-11-05 17:41:00
  • 248:

    落ちたあたしの声を聞いて、政人はすぐに来てくれるって。

    あたしは、政人を待った。

    2006-11-05 20:01:00
  • 249:

    政人、早くきて…
    早くあたしの話し聞いて…

    2006-11-05 20:05:00
  • 250:

    ブォォォォン

    単車の音が近付く。
    政人は来たけど、出迎える気力がない…

    2006-11-05 20:08:00
  • 251:

    「遥!どうしたん?心配で飛ばしてきたわ!」

    「うん…」
    政人は、息をきらしてる。よっぽど急いで来てくれたんやな。

    2006-11-05 20:11:00
  • 252:

    「今日竜也と会ったよ。浮気ものとか言われ続けた。あたしも悪いけどあんな言い方されて、帰れって言ってしまった…ごめんな?」
    政人はうんうんってうなずいて聞いてくれとった。

    2006-11-05 20:14:00
  • 253:

    「あたしもうやっていく自信ないわ。お互いすれ違いやったんかな…。」

    すると、竜也は自分の着てた上着をあたしに着せて、こう言ってくれた。

    2006-11-05 20:18:00
  • 254:

    「遥はよぉ頑張ったわ。えらいえらい。ただ、竜也君とはお互い合わへんところがあったんやろなぁ…大丈夫や。俺も凜もついてるよ!」
    「ありがとう!」

    2006-11-05 20:22:00
  • 255:

    そんなん言われてめっちゃ嬉しくて…めっちゃ安心した。
    縛りつけられてた心が、解き放たれた気分。

    2006-11-05 20:25:00
  • 256:

    「でも、竜也くんどうすんの?別れ…るん?」
    「うーん…よく考えてみるな。」
    「そっか…辛くなったら頼ってええんやで!俺も今親友と喧嘩中やし、もうなんかボロボロや。」

    2006-11-05 20:31:00
  • 257:

    「え?どうしたん?」

    「よく喧嘩するからな。いつもの事やし。あ〜あ俺も遥もボロボロやぁ!似たもの同士やなっアハハ。」

    2006-11-05 20:34:00
  • 258:

    名無しさん

    258の竜也は違うよね?

    2006-11-05 20:36:00
  • 259:

    すみません??>>258の竜也は、政人の間違いです?指摘ありがとうございます?また間違いあったら教えてください??

    2006-11-05 20:39:00
  • 260:

    政人が笑い話しにしてくれたから、あたしもなんか笑って、楽になった。

    本間に相談してよかったなぁ。

    2006-11-05 20:49:00
  • 261:

    「しかし寒いなぁ。あたしんちいくか?」
    「いこうや。寒すぎる!」「ごめんごめん上着借りてたの忘れてた!笑」
    「なんじゃそりゃ〜」

    2006-11-05 21:04:00
  • 262:

    あたしの家に行く時政人は何故か緊張してた。
    緊張した顔がなんだか可愛く思えて…政人は何か弟みたい。ん?兄ちゃんか?笑

    2006-11-05 21:08:00
  • 263:

    しっかりしてるもんな。あたしより一つ下なのに、年上みたい。本間に頼れる連れやわ。

    2006-11-05 21:15:00
  • 264:

    あたしの家につくと、静かにおかんにバレんように部屋に入る。
    「おっ遥の部屋女の子らしいやんっ!女やったんやな?笑」

    2006-11-05 21:18:00
  • 265:

    「馬鹿にしとんか?」

    「姉さんすいません!」
    こたつに入ってテレビをつける。特別に、あったかい紅茶を出してあげた。

    2006-11-05 21:21:00
  • 266:

    「俺な!今な、学校ちゃんと行ってんねん。バレー頑張ってるよ。今度見においでや?」
    「まじでー?行く行く!凜と行くわ!」

    2006-11-05 21:24:00
  • 267:

    今しかできん事。確かにあるかもなぁ。明日からはちゃんと行こっ。友達も作りたいしなっ。凜もがんばるって言ってたし。

    2006-11-05 21:33:00
  • 268:

    あれ?そういえば、今日凜から連絡なかったな…
    体調悪いみたいやし。大丈夫かな?ちょっと電話してみよ。

    2006-11-05 21:36:00
  • 269:

    ?

    続きよみたぁい?

    2006-11-06 03:27:00
  • 270:

    ?さん 読んでくれてありがとうございます??
    うれしっっ?

    2006-11-06 20:21:00
  • 271:

    プルルル…プルルル…
    いくら鳴らしても凜は出らんやった。いつもならすぐに出て、元気な声を聞かせてくれるのに。

    2006-11-06 22:37:00
  • 272:

    凜…どうしたんやろ?
    毎日連絡とってたのに。まぁ今日は体調悪くて寝てるんかな?心配や↓

    2006-11-06 22:40:00
  • 273:

    でも…風邪ひいた時も電話の一本はくれてたのに。


    凜…まじでどうしたん?

    2006-11-06 22:45:00
  • 274:

    「政人ぉ…凜がでらん。何かおかしい…」
    「体調悪いんやろ。あんまり心配し過ぎると凜もゆっくり寝れんやろ!また明日電話しぃ?今日もう遅いし。」

    2006-11-06 22:48:00
  • 275:

    政人は落ち着いた表情やった。常に相手の気持ちを考える。この子は本間に中3か?
    あたしは、わけのわからん疑問を抱きタバコに火をつけた。

    2006-11-06 22:51:00
  • 276:

    「ふぅ〜。」
    「ちょっお前おばちゃんか?今の煙の吐き方、家庭に疲れた主婦並みやったで笑。」
    政人は、悪びれた笑いを浮かべてあたしの顔を見てる。

    2006-11-06 22:54:00
  • 277:

    「ふぅん政人は顔がおっちゃんやな。」
    いつもあたしは言われてばっかやから今日こそは、と言い返した。

    2006-11-06 22:57:00
  • 278:

    そしたら、あたしの話しを聞かんでテレビを見て笑ってた。くっそ〜
    今度こそはガツンと言ったるで。そんな事を思いながらタバコを消した。

    2006-11-06 23:00:00
  • 279:

    ヂュゥゥッ…
    消える煙をボーッとながめる。
    ふと、写真立てが目に入ってきた。

    2006-11-06 23:03:00
  • 280:

    そこには、あたしと凜と政人が満面の笑みを浮かべてピースしてる。
    ずっーと一緒におれたらいいな。結婚しても…三人の子供も仲良くさせたりして…

    2006-11-06 23:07:00
  • 281:

    そんな想いを政人は感じとったんかなぁ?
    「ずっと三人でおろうな!連絡ブチんのなしやで!!」
    やっぱ政人はすごいわ…

    2006-11-06 23:10:00
  • 282:

    あたしは、思わずおっきな声で「当たり前やん!」って言った。
    そんなあたしを見て、政人はお腹をかかえて笑った。

    2006-11-06 23:13:00
  • 283:

    あいか

    もしゃもぅすぐ完結???

    2006-11-07 00:41:00
  • 284:

    あいかチャン 完結はまだだよん????

    2006-11-07 19:28:00
  • 285:

    もう夜も遅い。明日学校やし、「明日絶対学校いこうな」と約束して政人はあたしの家を後にした。

    2006-11-07 19:31:00
  • 286:

    正直、あまり竜也の事には頭がいかんかった。どーにかなるやろって、今までもそうやったから。
    でも、さすがに今回はあたしが無理かも。

    2006-11-07 22:47:00
  • 287:

    なんか悔しかったんや。認めてもらえんとか…信じてもらえんとか。あたしは竜也を信用してたのにな。
    連絡せんでもわかってくれてるって。

    2006-11-07 22:50:00
  • 288:

    そこが間違いやったんやなぁ。軽く考え過ぎてた。竜也も辛いやろ?今何考えてるん…?
    別れ話しの内容でも考えてるんかなぁ。

    2006-11-07 22:53:00
  • 289:

    一人になると、急にごちゃごちゃ想いが駆け巡ってきた。考えたくないのに考えてしまう。
    気持ちの整理をつけなくちゃ。

    2006-11-07 22:56:00
  • 290:

    あたしもキツイし、竜也もキツイやろ?
    でも竜也とおった日々は、本間に初めての事だらけで毎日が楽しかった。

    2006-11-07 22:59:00
  • 291:

    あ〜〜〜もうっ!!

    今日は寝よ。寝るしかない。あたしは、布団を頭までかぶり必死に寝ようとした。

    2006-11-07 23:02:00
  • 292:

    なかなか寝れへんやったけど…
    考え事をしてるうちに、だんだんと眠たくなり、やっと眠りについた。

    2006-11-07 23:08:00
  • 293:

    ━━━━━━━━━━━━あんたが困った時や助けてほしい時、スーパーマンみたいには現れてあげれんけど、誰よりもあんたの支えになれるように頑張るよ。だから…これからもずっとずっとあたしの友達でいてくれるか??
    ━━━━━━━━━━━━

    2006-11-07 23:54:00
  • 294:

    「遥おきなさい!」

    「う…ううん…」
    まだ眠たい目をこすりながら布団から立ち上がる。

    2006-11-08 18:11:00
  • 295:

    ――AM7:00――
    今日は学校や。あたしは顔を洗い制服に着替える。ちょっぴり短くしたスカートは新しく、新入生とすぐにわかる。

    2006-11-08 18:18:00
  • 296:

    「いってきまーす!」
    授業があって一日学校におるのは今日が初めて。
    妙に緊張する↓

    2006-11-08 18:45:00
  • 297:

    今日はおかんが学校まで送ってくれるから、すぐについた。
    みんなはもう友達ができたんかな?何人かのグループで登校してる。

    2006-11-08 18:53:00
  • 298:

    教室に入ると、ほとんどの生徒がきてた。あたしは辺りを見渡して自分の席に座った。
    すると、一人の女の子が話しかけてきた。

    2006-11-08 20:01:00
  • 299:

    「おはよう。昨日休んでたやろ〜?」
    「うん寝てた!」
    「あはははは!」
    その子は、赤いゴムで髪を二つに結んでる。

    2006-11-08 20:04:00
  • 300:

    「名前なに?あたしは、千夏!よろしくな☆」
    「よろしく!あたしは遥やで。」
    千夏はかなりのジャンキー。いつも薬をしてるらしい…

    2006-11-08 20:33:00
  • 301:

    あたしも薬をした事はある。そんな経験とか過去の行いとか、めっちゃ似てる所があって、すぐに千夏と仲良くなった。

    2006-11-08 20:36:00
  • 302:

    千夏と話してると、本間に楽しくてあたしはずっと笑ってた。番号も交換して、授業抜け出して二人でさぼったりした。

    2006-11-08 20:39:00
  • 303:

    「遥って彼氏おるん?」
    「いるよ。でもたぶんもう別れる。」
    「なんで!?」
    「………」

    2006-11-08 20:42:00
  • 304:

    あたしは、理由を話す気にならんかった。今は竜也の事には触れたくない。
    黙りこくるあたしに気をつかったのか、千夏は、
    「まぁ色々あるしな!」
    って笑ってくれた。

    2006-11-08 20:45:00
  • 305:

    そんな千夏の優しさに、ちょっぴりあたしも微笑んでしまった。
    そんなこんなで学校ももうすぐ帰る時間や。早かったなぁ…

    2006-11-08 20:51:00
  • 306:

    「また明日」って千夏と別れた。
    あたしはそれよりも、凜が心配でたまらんかったから急いで家に帰った。

    2006-11-08 20:56:00
  • 307:

    部屋に入ると、スウェットに着替える。一服して凜の家にいこうと思って、タバコを取り出した。

    ピンポーン!

    2006-11-08 20:59:00
  • 308:

    「はぁい!」
    誰か来たから玄関を開けると、そこには凜がおった。

    「凜、あたし家行こうと思ってたのに〜!」

    2006-11-08 21:02:00
  • 309:

    「遥聞いて!ハア…ハア…」

    凜は、めっちゃ急いで来たみたいで言葉にならん程息切れしてた。

    2006-11-08 21:10:00
  • 310:

    「凜な、赤ちゃんできたねん!これ見て!」


    凜の突然の告白にあたしはわけがわからなくなってその場に立ちすくんだ。

    2006-11-08 21:38:00
  • 311:

    すると、凜は一枚の小さな紙を差し出した。

    それは、お腹の写真で真ん中には丸いものが写っている。

    2006-11-08 21:47:00
  • 312:

    「ほ…本間なん?」

    あたしはビックリし過ぎて事を理解するのに時間がかかった。

    2006-11-08 21:56:00
  • 313:

    とりあえず凜を部屋に入れてまた写真を見る。
    「凜まじなん?どうすんの?」

    「産むよ!」

    2006-11-08 22:00:00
  • 314:

    即答や。
    「清太郎は…?」

    あたしは、それが1番に気になった。凜と清太郎は仲良かったけど…まだ凜は15才やで…?

    2006-11-08 22:12:00
  • 315:

    「清太郎も喜んでくれてるよ!凜がんばるから遥も応援してな!」

    「わかった!まじビックリでうまい事言えんけど頑張りや!」

    2006-11-08 22:15:00
  • 316:

    あたしは、凜を応援する。本間によくわからんけど、でも凜のお腹には赤ちゃんがおるって…凜はママやって…それだけはわかった。

    2006-11-08 22:18:00
  • 317:

    嬉しそうに微笑む凜を見てると、あたしまで幸せな気持ちになった。
    あの時、体調が悪かったのはこぉゆう事か。つわりが始まったんやな。

    2006-11-09 19:59:00
  • 318:

    凜がママ…。小さい時から一緒におって、泣きべそでさみしがりややった。そんな凜がママになるなんて…

    2006-11-09 20:37:00
  • 319:

    「凜、やっぱ学校はやめるん?」
    「うんもうやめるよ。入ったばっかやし、学校嫌いやし嬉しいわ笑」
    凜は、希望にみちあふれたかのように言った。

    2006-11-09 20:45:00
  • 320:

    少しだけあたしの部屋で話して、色々あるからって凜は帰って行った。
    凜が帰って、すぐに清太郎に電話する…
    プルルルル…

    2006-11-09 21:02:00
  • 321:

    「凜に聞いたで!おめでとう!」
    「ありがとう!俺ほんっまに嬉しい!パパになれるんや☆」
    相当な喜びよう。清太郎に迷いなんかない。凜を大切にしてきたのが伝わる。

    2006-11-09 21:10:00
  • 322:

    「凜をよろしくな!」
    「あったりめぇよ!」
    少しでも、困ったような態度を取ったらブチギレて文句ゆうつもりやった。
    でも…

    2006-11-09 21:13:00
  • 323:

    凜のお腹におる赤ちゃんのパパになれるって、受話器の向こうで喜んでる清太郎の姿を思い浮かべると、あたしの不安も消え去った。

    2006-11-09 21:18:00
  • 324:

    歳なんか関係ないんやなぁ〜。どれだけ相手を大切にしてるか…愛してるか…それが1番大事なんやなって思い知らされた。

    2006-11-09 21:22:00
  • 325:




    清太郎!!凜を頼むで!!

    2006-11-09 21:25:00
  • 326:

    ━━━━━━━━━━━━今日な、夢を見たねん。あんたの表情の中で1番好きなその笑顔であたしに笑いかけてくれた。遥!!って呼んでくれた。あたしなぁ…今むっちゃ寂しいわ……━━━━━━━━━━━━

    2006-11-09 21:41:00
  • 327:

    竜也と連絡取らなくなってもうすぐ10日が過ぎようとした時、連絡が来て、今日の夜会う事になった。

    2006-11-11 17:12:00
  • 328:

    ━━PM10:00━━
    竜也との約束の時間。
    あたしは、ドキドキしながらも待った。でも答えは決まってる…これがいいのか悪いのかはわからない。今の気持ち。

    2006-11-11 17:22:00
  • 329:

    いつのも原チャリの音とともに竜也は現れた。
    あたしの目を見ないまま、少し離れた場所に座る。

    2006-11-11 17:25:00
  • 330:

    「こっちおいでや。」
    声をかけても、何も言わない。ずっと下を向いてる。あたしは仕方なしに竜也の隣に座った。

    2006-11-11 17:30:00
  • 331:

    お互い無言のまま、何も話せずにいた。
    でも、この空気に耐え切れんくてあたしは口を開いた。

    2006-11-11 17:33:00
  • 332:

    「あんなぁ…」
    「待って!俺から話す。」竜也は、あたしの話しをさえぎって重い沈黙をやぶった。

    2006-11-11 23:41:00
  • 333:

    「別れたくないねん。」

    見栄っぱりで強がりの竜也がプライドを捨てて言ってくれた。目には、ほんのりと涙が浮かんでる。

    2006-11-11 23:48:00
  • 334:

    あたしは、ひるんだ。でも答えはもう決まってるねん。このまま付き合っても…きっといつか終わりがくる。また辛くなる。

    2006-11-11 23:54:00
  • 335:

    「ごめん。もう付き合ってもまた同じやと思うねん…別れた方がいい。」
    あたしは、こんなん言うのキツかったけどはっきり伝えた。すると…

    2006-11-11 23:57:00
  • 336:

    「別れんで!」
    竜也は、あたしをギュッと抱きしめた。それからは何も言わんかった…
    言えんかったんかもなぁ…

    2006-11-12 00:02:00
  • 337:

    そんな竜也の腕をすりぬけて、あたしは答えを出した。
    「もう一緒におっても、うまくいかんと思う。別れよ…?」

    2006-11-13 21:49:00
  • 338:

    竜也はあたしに顔を見せんかった。下を向く目には、涙がうかんでたんかな?
    あたしも竜也の目を見れんくて…下を向いた。

    2006-11-13 21:52:00
  • 339:

    竜也はあたしに背を向けて、原チャリにまたがる。


    「竜也…!!」

    2006-11-13 21:59:00
  • 340:

    あたしは思わず竜也の名前を呼んだ。竜也は振り向かんかった…
    おっきい音と共に竜也の姿が見えなくなる…
    これでよかったんよな…!?

    2006-11-13 22:01:00
  • 341:

    一人残された場所には、何故か寂しさだけが残る。
    自分が出した答えなのになぁ…。
    寂しさと寒さと入り混じって、どれが理由なんかわからんけど…してはいけない事をした気分やった。

    2006-11-13 22:12:00
  • 342:

    少しの時間、動けずにいたけど寒さで苦しくなり、家に帰った。
    部屋のこたつに入った時、ホッとしたのを覚えてる。

    2006-11-13 22:16:00
  • 343:

    竜也の番号は消さない。消したくない。勝手かもしれんけど…また会うような気がするねん。
    また笑って話せる時が来るような気がする。

    2006-11-13 22:21:00
  • 344:

    ━━数ヶ月後━━

    「遥〜ぁッ!今日どこ行くぅ?」
    「何か楽しい事ないん?」

    2006-11-13 23:32:00
  • 345:

    今日も学校の帰り、千夏と遊びに出掛ける。
    最近はめっぽう千夏とおる事が多くなった。

    2006-11-13 23:35:00
  • 346:

    「おもしろい事…あるよ。でも遥はどーする?」
    千夏は…カバンから、小さな透明の袋を取り出し…中味を見せる。

    2006-11-13 23:42:00
  • 347:

    「それ…」
    あたしが中味を確認すると、千夏はニンマリと笑った。小悪魔の様な表情で…

    2006-11-13 23:44:00
  • 348:

    「千夏…それ薬やん…」
    千夏は学校でもしてた。それは知ってたけど、物は見せんかったのに…
    今初めて…いや久しぶりに見てしまった。

    2006-11-13 23:47:00
  • 349:

    「あたし…せぇへん。」

    「ふぅ〜ん。じゃあ一緒おってや。」
    断るあたしをよそ目に、千夏は袋から小さなツブを取り出し、口に入れた。

    2006-11-13 23:50:00
  • 350:

    あたしも中学の頃、凜とした事がある。それをしたらどうなるかわかってる。

    気持ちよくなるねん。
    おかしくなるねん。

    2006-11-13 23:56:00
  • 351:

    少しひるんだが、結局ツブを口に入れた。
    一瞬あの日の凜の顔が浮かんだ。
    「もうやめるって約束な!」

    2006-11-14 20:21:00
  • 352:

    そう言って二人で指切りして、約束したよな。

    でも、好奇心には勝てんかった…

    2006-11-14 20:24:00
  • 353:

    その後の事は…
    確か千夏と騒いで…

    よく覚えてない。気持ちがイイ…夢見てるみたい…

    2006-11-14 20:28:00
  • 354:

    気付いたら隣には男がおった。千夏が呼んだみたい。
    そこは、どこかの家の中やった。隣の部屋からは、何やら声が…

    2006-11-14 20:31:00
  • 355:

    「アンッアンッ…」

    えっなに?千夏の声?しかもあえいでる?

    2006-11-14 20:34:00
  • 356:

    あたしは立ち上がって、その声がする部屋へと行こうとした。
    その時、男に腕を捕まれ止められた。

    2006-11-14 20:36:00
  • 357:

    それは、さっき千夏と食べた薬よりも強力ですぐに効いてきた。
    「あっかん…やばい…」
    力が出らん。記憶が途切れる。

    2006-11-14 20:50:00
  • 358:

    見計らったかのように、男は体に触れてきた。
    太ももをさする。

    「あんっ無理ィ〜!」

    2006-11-14 21:30:00
  • 359:

    ゾクゾクする。男にもたれかかる…。

    その日、あたしは男と関係を持った。

    2006-11-14 21:53:00
  • 360:

    罪悪感とか全くなかった。楽しくて、何よりも心にあいた穴が埋められる気がした。
    あたしは、友達も恋も恵まれてる。それやのに何故か心が寂しかった。

    2006-11-14 21:56:00
  • 361:

    男らと別れる時、大量の薬をもらった。いわゆる売人で、あたしらには特別にただでくれた。
    嬉しくて千夏と半分にわけた。

    2006-11-14 22:01:00
  • 362:

    その日を境に、あたしと千夏は毎日薬をした。学校も薬をして行く、学校が終わるとまた薬をする…。
    カバンには、いつもパケが入ってる。

    2006-11-14 22:06:00
  • 363:

    学校も行かんで薬をした。どれだけ寝らんで薬を食べれるか…何人の男と一日にSEXができるかとかあほみたいな事もした。

    2006-11-14 22:32:00
  • 364:

    あたしの携帯には男のメモリーでうめつくされ、体はみるみる内にやせ、目にはやる気がなくいつもくまができとった。

    2006-11-14 22:35:00
  • 365:

    「遥大丈夫?」
    学校の友達が心配してくれて、よくこんな事を言われる。
    そのたびに「大丈夫」って笑った。

    2006-11-14 22:38:00
  • 366:

    本当は大丈夫じゃない。完璧に薬依存症。幻覚も見えてきた。千夏とはよく、「昨日虫がおった」なんて話しをした。
    体が奮える。いつもボーッと一点を見つめるくせも出来た。

    2006-11-14 22:41:00
  • 367:

    「あ〜あっ!SEXしたいわぁ〜。」
    千夏が叫ぶ。まわりはいつもの事やって見て見ぬふりをしてる。

    2006-11-14 22:47:00
  • 368:

    その頃、あたしにはセフレがおった。カッコヨクて、千夏から紹介された優斗。「来て」って電話したらすぐに来てくれる。

    2006-11-14 22:52:00
  • 369:

    毎晩優斗と会った。薬がしたい…薬がほしい…
    優斗は薬を買ってくれる。薬を買ってくれるから、替わりにSEXをさせた。

    2006-11-14 22:56:00
  • 370:

    「優斗薬買ってや。」
    「もうやめ?」
    「やめんし。関係ない。」「そうやけど…じゃあ俺もする。」

    2006-11-14 23:02:00
  • 371:

    優斗にはしてほしくなかった。優斗はやっと薬をやめれたばっかりやのに…
    「優斗はあかん!」
    あたしの話しを無視して、売人がおる家に向かう。

    2006-11-14 23:06:00
  • 372:

    家について、優斗は薬を買った。2ツブ。
    「遥がやめんなら俺もやめん。」
    「もうやめれんわ。」
    「そっか…」

    2006-11-14 23:10:00
  • 373:

    優斗はたぶん薬をしたかったんやろう。あたしがしてるからって言い訳で楽になれるから、あんな事言ったんやろう。自己中な優斗のSEXも、もう慣れた。

    2006-11-14 23:15:00
  • 374:

    毎晩こんな日が続いた。薬をして体を預けて…家に帰る。
    あたしの心は、ズタズタやった。自分がしてる事やのに…

    2006-11-14 23:18:00
  • 375:

    まるで、援助交際してる気分。千夏もどこかの男とこんな付き合いをしてるみたい。親友の凜や政人には絶対言えん。こんなん言ったら幻滅される…悲しませる…

    2006-11-14 23:21:00
  • 376:

    優斗とこんな関係が続いて数カ月が過ぎた。
    体がだるい。眠い。

    ━━生理がこん━━

    2006-11-14 23:24:00
  • 377:

    もしかして…
    家のトイレで妊娠検索薬をした。だんだんと濃ゆい線が浮かび上がる。
    陽性━━

    2006-11-14 23:27:00
  • 378:

    ありえへん。何でやねん。何であたしやねん…

    あたしの頭には、「卸す」の二文字しかなかった。

    2006-11-14 23:30:00
  • 379:

    不安で誰かに言いたくて、千夏に電話した。

    プルルルル…

    2006-11-14 23:33:00
  • 380:

    「もし?」
    「千夏ヤバイ…妊娠した…優斗の子や…」
    声が奮えてうまく喋れん。初めての事で怖いよ…

    2006-11-14 23:37:00
  • 381:

    「遥も!?うちもや!」
    「えーーー!?」

    千夏も妊娠してる…。本当は喜ぶべき事やのに…

    2006-11-14 23:41:00
  • 382:

    「遥どうするん?」
    「卸すよ…千夏は?」
    「卸すよ!」
    今思うと、ありえへん会話や。この頃のあたしらはどうかしてる。

    2006-11-14 23:44:00
  • 383:

    どうしよう…今は産めへん。優斗は好きな人じゃない。結婚とか考えられへん。優斗に言わないと…
    あたしはすぐに優斗を呼んだ。

    2006-11-14 23:47:00
  • 384:

    優斗はいつものようにすぐに来てくれた。
    車に乗っても、緊張して、うまく喋れん。
    そんなあたしを見て優斗が喋るキッカケを作ってくれた。

    2006-11-14 23:51:00
  • 385:

    「どうしたん?何かあったか?」


    「あんな、あたし妊娠した。でも卸すから。」

    2006-11-14 23:54:00
  • 386:

    「そうなんっ!本当に俺の子か?ってか、そんなん電話で言えよ〜。」

    あたしはア然とした。優斗は人が変わったみたい…しかも妊娠した事に、驚きもせんかった。

    2006-11-14 23:57:00
  • 387:

    「あんたの子やし。てか、驚かないん?」

    「だって俺、4回目やもん。」
    優斗は普通の顔で言う。またかっと言わんばかりの顔で…

    2006-11-15 00:00:00
  • 388:

    「そうなんや…」
    それ以上何も言えんかった。言う気もせんかった。
    その日は、また連絡する、とだけ言って家に帰った。

    2006-11-15 00:04:00
  • 389:

    部屋のベッドに寝転んで…お腹をさすってみた。凜は今お腹に赤ちゃんがおって喜んでる…
    あたしは…最低や…

    2006-11-15 00:07:00
  • 390:

    お腹に赤ちゃんがおっても、薬はやめられんかった。同じく、千夏もやめへんかった。
    でもさすがに夜中まで遊ぶのは減った。眠気には勝てん。

    2006-11-15 00:10:00
  • 391:

    優斗には、10万円もらった。病院にはついて行くって言ってたけど、断った。
    今日は千夏と病院に行く。久しぶりの電車に乗って、二駅離れた産婦人科に…

    2006-11-15 00:14:00
  • 392:

    「うちなぁ…子供の父親に逃げられてん。」
    「えっ!まじで?どうすんの?」
    「仕方ないし、金は親に面倒見てもらうしかないなぁ…」

    2006-11-15 00:19:00
  • 393:

    「大丈夫なん…?」
    「うんっ!」
    千夏は、危機的な状態にも明るくしとった。
    絶対大丈夫なんかじゃない。あたしと一緒で怖いはずや。

    2006-11-15 00:31:00
  • 394:

    ?

    しおり

    2006-11-15 03:51:00
  • 395:

    ?さん しおりありがとうございます?誰も見てくれてないんかなぁって思ってたから本間嬉しい?今から更新します??

    2006-11-15 18:13:00
  • 396:

    病院につき、今日はたまたま少なかったため受け付けを終えるとすぐにあたしの番がきた。
    名前を呼ばれ診察室に入る。

    2006-11-15 18:16:00
  • 397:

    ――怖い…――

    怖いよ…―――" " "06/11/15 18:19

    2006-11-15 18:19:00
  • 398:

    逃げ出したかった。看護士に案内されて自動のいすにすわり、子宮の写真を撮られた。
    検索薬が間違いであってほしいと…どれだけ思った事か。

    2006-11-15 18:22:00
  • 399:

    緊張しながら先生のいる部屋に入り、目の前のいすに座る。

    凜の時に見た…黒くて小さい写真がある…

    2006-11-15 20:19:00
  • 400:

    「今7週目ですね。どうするの?」

    衝撃が走る。先生は、あたしが産む気がないってわかったんやろな。

    2006-11-15 20:22:00
  • 401:

    「卸します。」

    「そっかぁ…じゃあ同意書を親御さんに書いてもらって、また来て下さい。でも、よく考えてね?」

    2006-11-15 20:26:00
  • 402:

    あたしは小さく頷いた。白い紙をカバンに入れて、診察室を出た。
    辺りを見渡しても、千夏がいない。ちょうど診察されてるのだろう。

    2006-11-15 20:29:00
  • 403:

    改めて黒い紙を見る。
    あたしのお腹に…赤ちゃんがおんねや…あたしは、最悪な事をしようとしてるんやろな。本間にごめんなさい。赤ちゃん本間にごめんなさい。

    2006-11-15 20:32:00
  • 404:

    周りにいるのは妊婦さんばかりで、幸せそうに微笑み、明るい未来を待ち望んでる。あたしは場違いや。
    穴があるなら入りたい…もう二度と出られないように。

    2006-11-15 20:36:00
  • 405:

    すると、千夏が診察室から出てきた。
    あたしらは保険証をもらい、無言で産婦人科を出た。

    2006-11-15 20:44:00
  • 406:

    「うちなぁ…8週目やって。」
    「あたし7週目。おかんに言わなやって。どうしよう…あんな事せんかったらよかった…!!」

    2006-11-15 20:56:00
  • 407:

    あいか

    遥チャンちゃんと見てるで??頑張って続き書いてね??

    2006-11-15 22:56:00
  • 408:

    「でも、もう遅いやん。」「うん…。今日おかんに殴られよ!」
    あたしらは、重い足どりで家へと帰った。
    最近吐き気がする。つわりなんかなぁ。お腹に赤ちゃんがおる証拠…

    2006-11-15 22:58:00
  • 409:

    あいかちゃぁん??よかったぁ?いつもありがとうな??
    やる気が出てきた??がんばります??

    2006-11-15 23:02:00
  • 410:

    家につくと、おかんが帰ってくるのがすごく遅く感じた。いつもならタバコを吸うのに、今日はそんな気分にならなかった。もちろん、薬はしてない。

    2006-11-15 23:05:00
  • 411:

    「ただいまー」
    おかんが帰ってきた。うちは、母子家庭で父親がいない。おかんが必死に育ててくれた。そんなおかんにまた心配かける事になるんか。

    2006-11-15 23:10:00
  • 412:

    「おかん、話しがある。」「なんやねーん改まって!」
    あたしは、赤ちゃんが写ってる紙をテーブルにおいて正座した。

    2006-11-15 23:12:00
  • 413:

    「子供ができた。」
    何かにおしつぶされそうで…いっぱいいっぱいや。
    でも、ちゃんと言わなあかん。
    その時!

    2006-11-15 23:15:00
  • 414:




    バシッ!!

    2006-11-15 23:18:00
  • 415:

    あいか

    頑張ってねン??
    完結までちゃんと読むから???

    2006-11-16 00:02:00
  • 416:

    ?

    しおり

    2006-11-16 03:58:00
  • 417:

    あいかちゃんも?さんもありがとう?がんばりまっっす??

    2006-11-16 20:05:00
  • 418:

    「ええかげんにせぇや!」
    日頃手なんかあげんし、放任主義のおかんがビンタした。おかんの目は真剣や。

    2006-11-16 21:04:00
  • 419:

    「ごめんなさい。」
    「お前どうするんや!どこの男や!?」

    「………」

    2006-11-16 21:12:00
  • 420:

    セフレ…なんか口が裂けても言えん。だから、「彼氏」と嘘をついた。

    2006-11-16 21:16:00
  • 421:

    「呼べ!今すぐ連れてこい!」

    「わかった。」
    あたしは、優斗に電話をする。

    2006-11-16 21:21:00
  • 422:

    プルルルル…
    「はい。」
    「優斗、今から来れる?妊娠した事親に言ったら連れてこいって。今から来て?」

    2006-11-16 21:25:00
  • 423:

    「まじか…わかった今から行くわ。15分でつくから外で待っててな。」
    「うん。」
    優斗が来る。おかんが何をするかわからへん。でも、大切な事やと思う。

    2006-11-16 21:29:00
  • 424:

    でも、怖いよ…
    何言われるかわからんし、優斗が何を言うかもわからん。あたしが何言われるかもわからん…
    誰か、ここから連れ出して!!

    2006-11-16 21:32:00
  • 425:

    真夏の生暖かい夜風にうたれ、優斗を待っていた。
    …考え事が止まらない。ボケーとしていると、優斗が横にいた。いつの間に来たんや。

    2006-11-16 21:39:00
  • 426:

    「優斗来てくれたんや。」「うん。はい、これ。」
    優斗は、挨拶に来る少しの礼儀として、紙袋に入れられたケーキを渡してきた。あたしはそれを受け取った。

    2006-11-16 21:42:00
  • 427:

    「優斗、あんな、あたしら付き合ってた事にしよ?おかん切れるから…話し合わせてな。」
    「わかった。俺怖いわぁ!しばかれるんかな!笑」

    2006-11-16 21:46:00
  • 428:

    優斗は、笑った。優斗に危機感なんてない…重大な事やってまだわかってない。今までは、挨拶…謝りになんか行かんやったろうけど、あたしの家は違う。おかんがちゃんとした人間やから。

    2006-11-16 21:49:00
  • 429:

    家について、二人でおかんの前に正座した。
    おかんは、眉間にシワをよせ優斗を見てる。その気迫から、優斗は顔をあげる事ができやん。

    2006-11-16 21:54:00
  • 430:

    「顔あげろ。」
    「はっはぃぃ!」
    おかん…本気で切れてる。優斗びびりすぎやし。あれっ?でもおかんの目が赤い…。泣いてる…?

    2006-11-16 21:57:00
  • 431:

    おかんは、涙をためながら話し出した。
    「付き合ってるんか?」
    「はい、でも別れました。」
    「なんでや?」

    2006-11-16 22:00:00
  • 432:

    「いやそれは…」
    「まぁいい。卸すんか?」「…遥が卸すと。」

    「あんたがいいなら産ませてもいいんやで?」

    2006-11-16 22:03:00
  • 433:

    おかん、今産ませるって言った!?あたしは卸すって決めたんやで。
    「おかん、あたし卸すよ。」
    あたしは、正直に言った。

    2006-11-16 22:06:00
  • 434:

    そんなあたしをおかんは睨みつけて、また優斗と話し出した。
    「無理なんか?養えんのか?」
    「すみません…」

    2006-11-16 22:08:00
  • 435:

    「養えるやろが!遥とはやっていけん、そぉゆう事やな?」
    「すみません。」
    あたしが決めた事やのに…優斗の「すみません」と言う言葉に、あたしはグサリと心臓を突き刺されたみたいやった。

    2006-11-16 22:11:00
  • 436:

    「もういい。帰れ。」
    「すみませんでした!」
    おかんの言葉で、優斗は深々と頭を下げた。
    おかんはもう優斗を見る事も返事をする事もなかった。

    2006-11-16 22:14:00
  • 437:

    あたしと優斗は、家の外に出た。恐る恐る赤ちゃんの写った写真を見せる。
    「これ、お腹の写真。」
    「本間やぁ…初めて見た…」

    2006-11-16 22:18:00
  • 438:

    あたしで四人目やと言うのに、謝りに来た事もお腹の写真を見た事もないと言う。信じられなかった。

    2006-11-16 22:24:00
  • 439:

    そんな優斗を見て、可哀相とまで思った。優斗とつるんだあたしもアホやと思う。
    優斗とは、これっきり会う事はないやろうって…「さよなら」と言った。

    2006-11-16 22:30:00
  • 440:

    優斗は、これでやっとわかったやろう。事の重大さが。何故かこれから先、優斗に彼女ができたら…幸せにしてあげてほしいと思う。あたしはおかしいんかな?

    2006-11-16 22:38:00
  • 441:

    去りゆく優斗の車を見て、少し寂しくなった。胸をつかまれたように…悲しくなった。
    もう会う事はない。赤ちゃんの父親。

    2006-11-16 22:42:00
  • 442:

    家へ戻ると、おかんの横に座った。
    「おかん、ごめんな。」
    「遥、あんな男のどこがよかったんや?男は星の数程おる。男を見る目をちゃんとやしなわな…。所詮あんな男やし、別れて正解や。」

    2006-11-16 22:46:00
  • 443:

    「うんわかってる…。」
    「それに、体大事にせんと。卸したらもう子供産めんかもしれないんやで。リスクあるのわかってる?よぉ考えて行動しなさい。明日病院行くで。」
    「わかった。」

    2006-11-16 22:50:00
  • 444:

    おかん、ありがとう。おかんはおかんなりに心配してくれてるんやね。
    改めて実感したよ。本間に心配かけてごめんなさい。こんなあたしを見捨てないで…

    2006-11-16 22:53:00
  • 445:

    その夜、どぉしても眠れんかった。一晩中考えた。
    あたしの赤ちゃん…
    簡単に卸すなんて口に出してごめんな…?
    子供は親を選べない。あたしでごめんな…

    2006-11-16 22:58:00
  • 446:

    つわりが来る…胸がはる…お腹が痛い。
    赤ちゃんがおる証拠。

    産みたくなってくるやん…。

    2006-11-16 23:03:00
  • 447:

    ずーとずっと想っていた。赤ちゃんの事。
    気付いたら朝になってた。結局、一睡もしてない。眠れるはずもない。

    2006-11-16 23:12:00
  • 448:

    今日は朝1で病院にいく。あたしは、顔を洗い、得に用意なんかせんでスウェットで行く事にした。
    おかんは、心配そうにあたしの体をさする。

    2006-11-16 23:19:00
  • 449:

    「大丈夫やで。自分で決めたもん。先生にはちゃんと話すから。」
    「そうか…」
    おかんが隣におるから、心強い。

    2006-11-16 23:24:00
  • 450:

    この事で、勇気を持つのもどうかと思うけど…
    あたしらは、車に乗っている時もあまり喋らんかった。2駅離れた産婦人科は、とてもとても近く感じる。町並みが早々と過ぎて行く。

    2006-11-16 23:27:00
  • 451:

    病院につくと、受け付けをして前に千夏と来た時に座った場所に座る。
    来る時は早かったのに、名前を呼ばれるまで何時間もたったかの樣に思えた。

    2006-11-16 23:31:00
  • 452:

    「城戸さーん。診察室にお入りください。」
    あたしの番や。おかんも行くと言うので、二人で診察室に入った。先生が穏やかな表情で迎えてくれる。

    2006-11-16 23:35:00
  • 453:

    「城戸さん。よく考えた?」
    「はい。卸します…」
    「そう。お母さんも、それでいいですね?」
    先生は、おかんに尋ねる。

    2006-11-16 23:38:00
  • 454:

    「娘が決めた事なんで…先生、娘をどうかよろしくお願い致します!」
    おかんは頭を下げた。これ以上下げられない所まで。あたしは罪悪感でいっぱいやった。

    2006-11-16 23:41:00
  • 455:

    先生は、「わかりました」とだけ言った。
    中絶手術予定日、一週間後。今日は、血液検索やら何やらで少し時間がかかった。

    2006-11-16 23:45:00
  • 456:

    検索を終え、同意書などを先生に渡してその日は病院を後にした。
    卸す事は簡単なんやってすくずく思った。説明を聞いたらわかる、一瞬で終わる事。

    2006-11-16 23:50:00
  • 457:

    一瞬で終わらせてしまう事…
    一瞬で絶える命…
    消える命…

    2006-11-16 23:54:00
  • 458:




    あたしには、きっと罰が下るやろう。そう思えて仕方がなかった。

    2006-11-16 23:57:00
  • 459:

    毎日毎日、赤ちゃんの事を想えば想う程…
    産みたくてしょうがなかった。でも、無理矢理気持ちを押さえ産みたくないんやって言い聞かせた。

    2006-11-17 00:03:00
  • 460:

    手術の日が近付くにつれ…お腹に赤ちゃんがおるのが長くなるにつれ…
    あたしには、母性本能が芽生え初める。今のあたしには決していい事ではない。

    2006-11-17 00:06:00
  • 461:

    お腹をさすって、幸せな気分になったりタバコを吸わなかったり無理な運動をやめたり…
    今のあたしにできる精一杯の償い。

    2006-11-17 00:10:00
  • 462:

    ━━手術当日━━
    いつもと変わらない朝。
    ただ違うのは、今日赤ちゃんがあたしのお腹からおらんくなると言う事。

    2006-11-17 00:13:00
  • 463:

    だらだらと、わざと遅く支度をする。おかんに「時間や」と急かされ、持っていくものだけササッとかばんに入れた。今から病院や…

    2006-11-17 00:16:00
  • 464:

    行きたくないよ…
    手術したくないよ…
    でも、どうする事もできん。

    2006-11-17 00:17:00
  • 465:

    名無しさん

    2006-11-17 00:18:00
  • 466:

    千夏は、あたしより先に手術をしたみたい。相当へこんでた。やっぱりあんな事言ってるけど…千夏もあたしと同じ気持ちやねんな。

    2006-11-17 00:20:00
  • 467:

    何も知らない凛や政人からは、「風邪きをつけてな」って電話があった。
    心配かけたくない…だからこの事は絶対いわん。

    2006-11-17 00:23:00
  • 468:

    重い体を引きずって、病院に向かう。せみの鳴き声でさえも、悲しく聞こえる。太陽でさえ…泣いているみたいだった。

    2006-11-17 00:30:00
  • 469:

    「遥…時間やで。診察室に入り。」
    えっもう時間なん。もう行かなきゃいけんの…
    もうさよならなん?

    2006-11-17 00:33:00
  • 470:

    診察室に入るまでに、どんなに逃げだそうと思ったか。あたしにはそんな勇気はとうていない。
    産んで育てる根性もない。あたしには何もない。

    2006-11-17 00:37:00
  • 471:

    安易に取った行動で、消す事になった命。
    だから、あたしには天罰が下ればいいんや。
    赤ちゃんが気の住むまで…神様がいいと言うまで…

    2006-11-17 00:40:00
  • 472:

    診察室に入り、冷たい椅子に座る。夏とは思えないほど、中も寒い。
    「じゃあ子宮の写真撮りますね。」
    先生が、最後の写真を撮る。

    2006-11-17 00:44:00
  • 473:

    「双子ですねぇ…」
    えっ今なんて?
    あたしは耳を疑った。子宮が写っている画面に目をやると、確かに二つ丸いものがある。この前まで一つやったのに。

    2006-11-17 00:47:00
  • 474:

    「本間に双子なんですか?」
    「そうだねぇ…。」
    あたしは、涙が出てきた。二つの命を…
    言葉にできない。

    2006-11-17 00:50:00
  • 475:

    「じゃあ注射をうつから、一つ二つと、30までゆっくり数えて下さい。」

    「はいひとーつ。」

    2006-11-17 00:53:00
  • 476:

    「ひとつ……………………ふたつ…………みっつ……………よっつ………………………いつつ……………」20くらい数えると、もうろうとした意識の中眠りに落ちた。

    2006-11-17 00:56:00
  • 477:




    ……………

    2006-11-17 00:59:00
  • 478:

    長く…長く感じた。でも寝てたのは1時間くらい。手術はすでに終わってた。
    頭が痛い。だるい。気持ち悪い。

    2006-11-17 01:02:00
  • 479:

    あたしは今日…二つの命を消した。あたしのお腹に来てくれたのに…せっかく未来があったのに…
    謝っても謝りきれない。
    でも、今あたしには謝る事しかできないから…

    2006-11-17 01:06:00
  • 480:




    本間に本間にごめんなさい。

    2006-11-17 01:09:00
  • 481:

    もしも産まれ変わるのなら、優しいママの所に行けるように、願います。
    だけどあなた達を嫌いなんて思った事は一度もないよ?

    2006-11-17 01:12:00
  • 482:

    短い間でも、あたしの所に来てくれてありがとう。
    温かさをくれてありがとう。命の大切さを教えてくれて、本当にありがとう。

    2006-11-17 01:15:00
  • 483:




    どうか、幸せを掴んで下さい。

    2006-11-17 01:18:00
  • 484:

    ━━━━━━━━━━━━運命ってあるんかなぁ…。良い事も悪い事も運命って呼べるん?乙女なんか似合わんあたしやけど…今神様に聞きます。何であたしらなん?何であの子なん…?━━━━━━━━━━━━

    2006-11-17 01:26:00
  • 485:

    ふぅ?今日はここまで?完結はまだなので、また読んで下さい???
    おやすみなさい??

    2006-11-17 01:30:00
  • 486:

    ━━それから━━

    あたしは荒れた。
    荒れて荒れて、自分ではどうしようもないくらいに…

    2006-11-17 20:01:00
  • 487:

    薬の量はハンパないくらいに増え、病んだ千夏と毎晩のように夜遊びをくりかえす。
    あたしはガリガリに痩せた。

    2006-11-17 20:04:00
  • 488:

    「遥…大丈夫?やせてるけど何もしてないよな?」

    凛からの突然の質問。
    「何もするわけないやんっ!心配するなって☆」

    2006-11-17 20:35:00
  • 489:

    「政人も心配してたで?あんま連絡こんって…」

    「うん…ありがとう。」
    凛も政人も心配してくれてる。

    2006-11-17 20:38:00
  • 490:

    でも、今のあたしは何も言えん。止められん。

    親友なのに、相談もできんかった。

    2006-11-17 20:41:00
  • 491:

    それから、更に数ヶ月。
    凛の赤ちゃんも8ヶ月に入った頃…
    あたしは千夏と、薬の売人の家に入りびたりになっていた。

    2006-11-17 20:47:00
  • 492:

    今日も千夏とその家におった。
    「遥ぁ…もう薬ないん?」
    「もう切れた…あたしもしたい…」

    2006-11-17 20:50:00
  • 493:

    そんな会話はよくある事で、その度に売人とSEXしては薬をもらった。
    売人は、優しい人で可愛いがってくれる。天使の樣な…悪魔の樣な人やった。

    2006-11-17 20:53:00
  • 494:

    売人は言った。
    「遥と凛!薬いるか?強力やで!」

    「いる!今すぐちょうだい!何でもするから!」

    2006-11-17 20:56:00
  • 495:

    「本間か?何でもするんやな?」

    「する!早く!」
    あたしらの決意は固い。薬をくれるなら…何でもする。

    2006-11-17 21:14:00
  • 496:

    すると、ぞろぞろと男達が部屋に入ってきて
    「やろうや。」
    そう言った。こぉゆう事か。やれば…いいんやな?

    2006-11-17 21:32:00
  • 497:

    「わかった。」


    ……―――" " "06/11/17 21:35

    2006-11-17 21:35:00
  • 498:

    あたしと千夏は、一気に6人ずつの男達と体を重ねた。
    この時のあたしは狂っていて、しんどいとか…むなしいとか…全然思わん。何でもできた。

    2006-11-17 21:41:00
  • 499:

    事が終えて、薬をもらう。その時ばかりは「嬉しい」と言う感情がわく。

    あ〜あいつからこんな事になったんかなぁ…

    2006-11-17 21:45:00
  • 500:

    それからも、毎日毎日入れ代わり立ち代わり、色んな男とSEXした。
    「あんた可哀相やな」とまで言われた。

    2006-11-17 21:51:00
  • 501:

    一ヶ月もの間、売人の家での寝泊まりが続いた。
    「うわっ携帯止まってるし!」
    「うちもやしぃ〜。家ずっと帰ってないしなぁ。」

    2006-11-17 21:56:00
  • 502:

    「そろそろ家帰ろうかなぁ…」
    「遥っそんな顔で?そんなやつれた顔で?バレると思うよ。」
    やっぱりなぁ…こんなやつれた顔…薬やってるってすぐわかる。

    2006-11-17 22:00:00
  • 503:

    帰りたいのに、帰れない。あたしも千夏も…体は限界に近づいていた。
    今日も知らない男とSEXして、薬をもらう。薬をして、快楽を味わう。

    2006-11-17 22:11:00
  • 504:

    携帯がつながっていた頃、おかんから毎日のように電話があった。
    凛や政人からも。そのたびに携帯を開いては閉じる。その繰り返しやった。

    2006-11-17 22:15:00
  • 505:

    あたしは本間にアホやと思う。だって、こんなに心配してくれる家族がおって、こんなに頼れる友達がおる。それやのに大切な人を放って今悪い事ばかりしてる。

    2006-11-17 22:21:00
  • 506:

    今日は、一気に3粒食べた。キマリ過ぎて意識がもうろうとする中、千夏と手をつないで…子供もように震えていた。

    2006-11-17 22:24:00
  • 507:

    「千夏…あたしらこれからどうなるんかなぁ…。このまま死ぬんかな?」
    「縁起悪いし…うちも今わからん。」
    小さな声で千夏と話す。

    2006-11-17 22:29:00
  • 508:

    二人で声を揃えて…
    同じ事を口にした。今思ってる正直な気持ち。

    「帰りたいなぁ…」

    2006-11-17 22:32:00
  • 509:

    二人で思っていた。
    何故あたしはここに来たんやろぅ…何故薬に手を出したんやろぅ…
    薬は体を蝕む。心でさえも…蝕んでいく。

    2006-11-17 22:36:00
  • 510:

    ドンドンドンドン!

    「おい開けろ!開けんかい!」
    誰やねん。うるさいなぁ…

    2006-11-17 22:40:00
  • 511:

    「遥!遥!開けろや!」

    えっ政人?!
    あたしは、玄関に行こうとしたけど体が動かん。

    2006-11-17 22:44:00
  • 512:

    売人が「うるさいなぁ」と言って玄関に向かい鍵を開ける。

    「誰やねん?」

    2006-11-17 22:47:00
  • 513:

    ドアが開き、そこには政人と、お腹の大きくなった凛が立っていた。
    「遥の連れじゃ!遥返せ!!」
    政人…

    2006-11-17 22:50:00
  • 514:

    「返せって…監禁してるわけちゃうし。まぁ入りや。」
    その売人の声で、政人と凛は家に入ってきた。そして…あたしの元に来る。

    2006-11-17 22:53:00
  • 515:

    「遥…何してんねん!みんな心配してんねんぞ!ここで何してたんや!?」

    「遥、薬したやろ?」
    凛が言う… 凛との約束が…

    2006-11-17 22:56:00
  • 516:

    「ごめん。」

    「遥薬したんか?」
    政人が今にも殴りそうな勢いであたしに尋ねる。

    2006-11-17 22:59:00
  • 517:

    「本間ごめん。」

    あたしが認めると、政人は、
    「俺がしっかりせんかったからや…遥にこんな思いさせて…ごめん!」

    2006-11-17 23:02:00
  • 518:

    あたしは心が痛んだ。

    すると凛はあたしに抱きつき…
    「遥!凛を頼ってよ!相談してよ…いつからの仲やと想ってるん!?本間心配した。でも、見つかってよかった…!」

    2006-11-17 23:08:00
  • 519:

    凛の想いに…あたしは胸が張り裂けそうになる。
    政人の想いに…後悔が募る。
    「ありがとう。心配かけてごめん!」

    2006-11-17 23:12:00
  • 520:

    あたしは二人に感謝した。凛と政人があたしの心の闇の中から助けてくれた。
    「遥っ帰るで!」
    凛と政人があたしの体を支える。

    2006-11-17 23:16:00
  • 521:

    千夏も家に帰る事になり、政人の単車で送る事になった。
    あたしと千夏は、売人に一つ頭を下げて、家を後にした。

    2006-11-17 23:19:00
  • 522:

    「政人、凛ありがとう!あたしの命の恩人や!親友や!」

    「遥ちゃんと家帰れよ!千夏ちゃんは俺が責任持って家まで送り届けるから!」

    2006-11-17 23:22:00
  • 523:

    そんなあたしらを見て、千夏は
    「こんな友達持って、遥は幸せやな。」
    と言った。

    2006-11-17 23:27:00
  • 524:

    政人は、いつものように、笑顔で、
    「また連絡するから!」
    と言い…千夏を乗せ帰って行った。
    あたしはお腹の大きな凛の背中を摩り、凛と一緒に一ヶ月ぶりに家へと帰った。

    2006-11-17 23:30:00
  • 525:

    ━━━━━━━━━━━━幾千の人の中…あんたと巡り合えて友達になれた事。あたしは誇りに思うよ。あんたがおらん樣になって…心にポッカリ穴が開いたけど…あんたと過ごした毎日を、あたしは絶対に忘れません。
    ━━━━━━━━━━━━

    2006-11-17 23:39:00
  • 526:

    ゆん

    しおり

    2006-11-18 04:27:00
  • 527:

    ゆんさん?しおりありがとうございます??
    またよかったら見てね??

    2006-11-18 18:21:00
  • 528:

    名無しさん

    頑張って書いてな?
    応援してます?

    2006-11-18 18:37:00
  • 529:

    >>542さん 応援とかありがとうデッス???
    気合いでがんばるわぁ??また寄って行って下さい?

    2006-11-18 19:16:00
  • 530:

    政人と凛が迎えに来てくれた日から、あたしは人が変わったようにまじめになった。もちろん薬はしていない。悲しむ親や友達の顔なんかもう見たくないもんな。

    2006-11-18 19:20:00
  • 531:

    感謝してもしきれない。あの日、二人が迎えに来てくれなかったら絶対やめれてない。今は…生きてるかもわからない。あたしは、毎日家に帰っては、極力出ないようにした。

    2006-11-18 19:23:00
  • 532:

    そして、凛や政人とおる。じゃあ楽しくて薬の事なんか忘れてしまうもんな。でも、夜になると体がうずく…禁断症状が出てくる。それでもあたしは何とか我慢できていた。

    2006-11-18 19:26:00
  • 533:

    あたしが薬にはまっていた頃からもう一ヶ月近くたつ。そろそろ凛のお腹は、臨月になりいつ陣痛がきてもおかしくない状態や。

    2006-11-18 19:30:00
  • 534:

    今日は学校も休みで、家で本を読んでると電話が勢いよく鳴った。

    チャララララ〜♪
    早く出ろと言わんばかりに。

    2006-11-18 19:33:00
  • 535:

    ━━着信凛ママ━━
    「はぁい?」
    「遥ちゃん!?凛陣痛が来てもうすぐ産まれそうなんや!来れたら来てあげて!」
    まじで!?

    2006-11-18 19:36:00
  • 536:

    「うそ!?今からすぐ行くわ!!!」
    凛の赤ちゃんが産まれる!凛のそばにいなきゃ!あたしは、すぐに政人に電話してその事を伝えた。

    2006-11-18 19:39:00
  • 537:

    政人も興奮して、電話ごしでもわかるくらい焦り、喜び、すぐに病院に行くと言った。
    あたしもタクシーを呼び病院へと駆け出した。

    2006-11-18 19:42:00
  • 538:

    凛待っててな!すぐ行くから!凛がんばれ!赤ちゃんもがんばれ!

    凛!どうか無事に!

    2006-11-18 19:46:00
  • 539:

    タクシーの運転手にぶっ飛ばしてもらい、すぐに病院についた。
    走って病室にむかう。
    凛の家族と清太郎の家族が座って、赤ちゃんの誕生を祈っていた。

    2006-11-18 19:50:00
  • 540:

    「遥ちゃん!来てくれたねや。座って座って。もう産まれるみたいやから。」
    「うん!」
    あたしが来て少しして政人も来た。あたしと同様、急いで来たのがわかる。

    2006-11-18 19:53:00
  • 541:

    「凛もう産まれるん!?俺ヤバイ、本間ヤバイ緊張!」
    ヤバイ連発の政人に、あたしは笑う余裕もなく真剣に祈る。

    2006-11-18 19:56:00
  • 542:

    政人も落ち着きを取り戻し、手を合わせて祈り出した。
    凛…がんばれ☆がんばれ… がんばれ!

    2006-11-18 19:59:00
  • 543:

    あたしと政人はたぶん同じ事を祈っていたやろう。
    がんばれって。
    政人と二人で一生懸命祈った。
    15分後…

    2006-11-18 20:02:00
  • 544:




      おぎゃぁ〜!!!

    2006-11-18 20:05:00
  • 545:

    病室に響き渡るなき声。
    ついに…凛の赤ちゃんが産まれた。元気な元気ななき声に、あたしと政人は感動して二人で跳びはねて喜んだ。

    2006-11-18 20:08:00
  • 546:

    肝心の凛は?無事なん?
    そんな不安を抱えていると看護士さんが出てきて、
    「母子共に無事です。元気な可愛いい女の子ですよ。」
    とニコニコして言った。

    2006-11-18 20:12:00
  • 547:

    「やったぁ〜!」
    あたしらの感動は絶頂で、凛と清太郎の家族以上に、体で喜びを表現する。
    めっちゃ嬉しい!

    2006-11-18 20:18:00
  • 548:

    数分して、病室に凛が戻ってきた。
    あたしは、凛の手を握ってさすった。政人も凛の手を握っていた。

    2006-11-18 20:22:00
  • 549:

    「凛よぉ頑張った!おめでとう!」

    「来てくれたんや。ありがとうなぁ。」
    疲れはてた様子の凛はもう母親の顔になってる。

    2006-11-18 20:25:00
  • 550:

    「俺感動して泣きそうなったし!凛えらい見直した☆」

    政人がそう言うと、凛はフフッと微笑んでいた。

    2006-11-18 20:29:00
  • 551:




    凛16才になったばかりの春☆☆無事に女の子誕生☆☆

    2006-11-18 20:32:00
  • 552:

    本当はいけんけど、少しだけなら…と言う事で病室に赤ちゃんを連れて来てもらった。
    凛の赤ちゃん…待ちに待った赤ちゃん☆

    2006-11-18 20:36:00
  • 553:

    病室に赤ちゃんが来る。
    その顔は、何とも言えない愛らしさでめちゃくちゃ可愛い☆
    政人なんか、メロメロやし笑

    2006-11-18 20:39:00
  • 554:

    小さくて…可愛いくて…
    ほっぺをプニッとすると、赤ちゃんの顔がふにゃ〜と緩んだ。
    そんな顔を見て、またあたしらは幸せな気分になった。

    2006-11-18 20:45:00
  • 555:

    「そやっ!名前何にすんの?女の子やし何がいいかなぁ〜?」
    政人が首を傾げる。
    「いやあんたの子ちゃうやん笑」
    あたしがつっこむ。

    2006-11-18 20:52:00
  • 556:

    「うんもう決めてるよ☆」

    「何!?」
    あたしと政人は声がかぶる。まるで自分の子供の樣や。

    2006-11-18 20:56:00
  • 557:

    「桜菜☆さなやで!清太郎が決めたねん。」
    「かっわいい〜!春やから桜菜なん?」
    「みたいやなぁ☆凛も気に入ってる。」

    2006-11-18 21:08:00
  • 558:

    赤ちゃんの名前は桜菜ちゃん☆☆☆4月10日産まれやし、春やからこんな可愛い名前に決まったんやて。
    桜菜は凛にそっくりで美人さん!

    2006-11-18 21:16:00
  • 559:

    清太郎に、「可愛い名前つけたなぁ!なかなかセンスあるやんっおめでと☆」って言うと、清太郎は、照れながらもありがとうって言った。清太郎も父親の顔や。

    2006-11-18 21:20:00
  • 560:

    「なぁ、凛に遥!俺名案が浮かんだ。毎年4月10日になったら、桜菜の誕生日会しようや!ついでに俺らの飲み会笑」
    政人の突然の事に、めっちゃいい考えやと思った。

    2006-11-18 21:24:00
  • 561:

    「それ政人が飲みたいだけやろ〜?」
    「違うって!凛の子供やし本間に可愛いねん!」
    「あんた可愛い事言うやん。ほな、そうしよ!凛もいい?」

    2006-11-18 21:27:00
  • 562:

    「喜んで!嬉しい。絶対約束な?何年たっても集まるんやで?ほらっ指切り!」
    あたしらは、毎年4月10日。桜菜の誕生日に集まる事に決めた。約束や☆

    2006-11-18 21:31:00
  • 563:




    ゆーびきーりげーんまーん嘘ついたーらはーりせーんぼーん飲ーますっ!!指切った!!

    2006-11-18 21:35:00
  • 564:

    政人はデレデレで桜菜を見てるし、あたしはあたしで孫に世話やくおばあちゃんみたいやしで、病室は異様な光景やった笑☆

    2006-11-18 21:42:00
  • 565:

    凛も出産したばっかりで疲れてると思うし、清太郎と夫婦二人でおりたいやろうしで、あたしらは桜菜をもう少しだけ見て帰る事にした。

    2006-11-18 21:45:00
  • 566:

    政人は、「桜菜を目にやきつけとく」ってジーっと見つめてた。
    「凛っもうあたしら帰るな。本間におめでとう!体ゆっくり休めてな。今日はありがとう☆」

    2006-11-18 21:48:00
  • 567:

    「遥も政人も本間ありがとう!桜菜も喜んでるよ!気をつけて帰りや。」

    「凛ちゃんと寝るんやで!清太郎君凛をよろしく!」

    2006-11-18 21:51:00
  • 568:




    桜菜お〜きくなぁれっ☆☆

    2006-11-18 21:59:00
  • 569:

    ━━━━━━━━━━━━あんたの可愛い笑顔、優しい心、誰よりも人を大切にできるとこ、素直なところ、ちょっとアホなとこ…全部ひっくるめて…あんたの事がめっちゃ大好きやで!━━━━━━━━━━━━

    2006-11-18 22:28:00
  • 570:

    今日はこれで終わり???誰か読んでくれてたらいいなぁ?

    2006-11-18 22:30:00
  • 571:

    名無しさん

    凛ちゃんは16で子供産んだん?

    2006-11-18 22:39:00
  • 572:

    >>587さん 凛は16才になったばかりで産みました??全て実話です?ちょっと日にちとかずれたりした時があったらすみませんッ??

    2006-11-18 22:44:00
  • 573:

    あいか

    遥チャンお疲れ???
    今日も読んでたよ?
    明日も楽しみにしてるね??

    2006-11-18 23:03:00
  • 574:

    あいかちゃんいつもありがとう??いっつも元気もらうわぁ??明日もがんばる??アリガトッ??

    2006-11-18 23:08:00
  • 575:

    ちぃ

    読んでます?頑張ってください?

    2006-11-19 02:48:00
  • 576:

    名無しさん

    (?´?`)y-??

    2006-11-19 06:29:00
  • 577:

    名無しさん

    中3の冬に妊娠して16になったばっかで産むって無理ゃん??

    2006-11-19 06:52:00
  • 578:

    ?

    しおり

    2006-11-19 14:26:00
  • 579:

    ちいさん>>592さん>>593さん?さん
    下手くそやのによんでくれてありがとう??

    書いてるうちに、時期とかおかしくなってしまったみたいです???そこは気にしやんでくれたら嬉しいです??(ノ><)ノ

    2006-11-19 17:00:00
  • 580:

    >>585からの続き


    ━━それから一年の月日が立った━━

    2006-11-19 17:08:00
  • 581:

    桜菜はもう一歳になる。
    桜菜をつれて三人で会ったりした事はあるけど、凛は家庭を持っているのでどーしても時間が作れなかったりで、数回しか集まれなかった。

    2006-11-19 17:14:00
  • 582:

    だから、今日と言うこの日を待ち望んだ。
    凛も一日予定を開けてくれたし、あたしも政人も何ヶ月も前から予定を開けている。

    2006-11-19 17:18:00
  • 583:

    桜菜は、本間に見違える程大きくなり、凛にそっくりやった顔はだんだんと清太郎にも似てきた。
    本当に可愛くて、自分の子供の樣に接した。

    2006-11-19 17:21:00
  • 584:

    凛の家に集合する事になっていたので、あたしは凛の家に行った。

    ピーンポーン!

    2006-11-19 18:40:00
  • 585:

    「おはよう!来たでぇ。桜菜誕生日おめでとー!」
    あたしは、桜菜にプレゼントをあげた。
    「遥ありがとなぁ。桜菜っ遥ちゃんにありがとうは?」

    2006-11-19 18:43:00
  • 586:

    「あーとー(゜▽゜)」

    「あははっ!」
    喋りもお上手になった桜菜を見て、あたしは笑った。

    2006-11-19 18:50:00
  • 587:

    「政人まだ来んのかなぁ?電話してみよか?」
    「うん。してみて。」
    まだ来てない政人に電話をかける。
    プルルルル… プルルルル…

    2006-11-19 18:53:00
  • 588:

    いくら鳴らしても出ない。
    「今単車乗ってるから、出れないんやろなっ!」
    と、軽い気持ちで携帯を閉じ、テーブルにおいた。

    2006-11-19 18:56:00
  • 589:

    それから何分経っても…何時間経っても…政人は来なない。
    「政人…来てくれへんのかなぁ…?」
    悲しげな凛の顔に、あたしは安心させたくて、
    「政人が来ないわけないやん!」と言った。

    2006-11-19 18:59:00
  • 590:

    しかし、いくら待っても政人は来ない。
    朝から待ってたのに。
    そして、政人と知り合うきっかけになったゆなから電話が来たのは、夕方になった頃だったかなぁ…

    2006-11-19 19:02:00
  • 591:

    凛の携帯が鳴りひびくと、あたしは体がビクッとし何故か嫌な予感がした。
    凛はあたしのそんな姿に気付かず、ゆなからの電話をとった。

    2006-11-19 19:06:00
  • 592:

    「もしー?ゆな久しぶり!……………えっ?はぁ?そんな冗談言ったら怒るよ!……………ありえるわけないやん…………本間に言ってるん…………?」
    凛のただならぬ様子に、あたしは携帯を取り上げ、ゆなに代わる。

    2006-11-19 19:09:00
  • 593:

    「ゆな?遥やで!政人がどうしたん!?」

    ゆなは、電話ごしで声にならないくらい泣いていて…聞き取るのが精一杯やった。ゆながあたしに言った…

    2006-11-19 19:12:00
  • 594:

    「政人が…………自殺した………」

    今なんて?政人が…?ありえんし!今日だって約束してるのに。

    2006-11-19 19:14:00
  • 595:

    「でも今日政人と約束してるんやで?前から約束してたし。間違いやと思うけど?」
    あたしは信じれるわけもなく、自分に言い聞かせた。政人が自殺なんかするわけない!

    2006-11-19 19:17:00
  • 596:

    「………本間やで……ゆなも信じたくなかった……遥と凛仲良かったから………今から来てあげて……」
    ゆなは泣きながら言った。隣を見ると、凛も泣き崩れている。

    2006-11-19 19:21:00
  • 597:

    「信じんから!政人は来るもん!約束やぶるような奴ちゃうし!」

    「遥……」
    ゆなの言う事も聞かないまま、あたしは一方的に電話を切った。

    2006-11-19 19:28:00
  • 598:

    「凛泣かんでいいって!ありえんし………」
    「遥………でもゆな泣いてたで…………?あの子が嘘つくような子じゃないって………遥もわかってるやろ?………………………」
    確かにゆなは嘘なんかつかん。

    2006-11-19 19:31:00
  • 599:

    あたしは信じんのじゃなくて…信じたくなかったんや。
    政人が…自殺なんて…あんなに今日を楽しみにしてたのに……
    政人……あたしは待つで。

    2006-11-19 19:36:00
  • 600:

    凛が泣いて泣いて…泣き崩れている隣で、あたしは涙も流さんと、政人を待った。涙なんか出なかった。信じたくなかったから。
    でも…夜になっても政人は来ない。

    2006-11-19 19:39:00
  • 601:

    「遥………政人のとこ行こ?清太郎も行ったし……」
    清太郎が仕事から帰ってきて凛が政人の事を言うと、一目散に清太郎は政人の所に向かった。そのまま帰ってこない事から…これは本当なのやろう。

    2006-11-19 19:58:00
  • 602:

    凛はしびれを切らし、あたしを急かした。
    でも、あたしは立ち上がらんかった。政人……待ってるよ……早く来てや?あっ単車が故障したんやろ?早く直して来てよ……

    2006-11-19 20:01:00
  • 603:

    清太郎に電話しようとする凛を止めて、
    「待とう」と言った。凛は目が真っ赤になり、遥!って叫んでるけどあたしは聞く耳を持たんかった。

    2006-11-19 20:04:00
  • 604:

    いや持てんかった。
    政人は必ず来る!死ぬわけないやん。政人…政人…
    死んでないよね…?
    政人…桜菜も待ってるんやで…

    2006-11-19 20:07:00
  • 605:

    あたしは一晩中待った。寝れない。清太郎は結局帰ってこなかった…。
    夜中になっても…朝になっても…その間、ゆなからの着信はあったけど出る事が出来なかった。

    2006-11-19 20:10:00
  • 606:

    夜も明け…朝になると、凛が喪服に着替えている。
    「凛!何着替えてんねん!」
    「凛今から行くよ!遥が行かんでも行くから。」

    2006-11-19 20:13:00
  • 607:

    日頃絶対怒る事はない凛が怒り、あたしに言った。
    「じゃああたしも行く…」
    あたしも喪服に着替え、凛と家をでた。

    2006-11-19 20:16:00
  • 608:

    タクシーの中、無言のあたし達は、ずっと窓の外を見てた。
    喪服なんか…着たくないよ。政人…会いたい。

    2006-11-19 20:20:00
  • 609:

    葬儀屋につき…一歩一歩…中に近付く。
    すると、ゆなが走ってあたしらの前に来た。
    ゆなは、涙も枯れず、泣く事しか出来ない。

    2006-11-19 20:23:00
  • 610:

    泣いているゆなを、凛は抱きしめた。強く強く…
    中に入ると、「木月家」と看板があり、矢印が書いてある。その矢印の方向に向かう。周りを見渡すと、みんなが肩を落とし…泣いてる。

    2006-11-19 20:26:00
  • 611:

    あたしは急に怖くなった。怖くて怖くて…逃げ出したくなった。そんなあたしの肩を…凛は優しく抱いた。清太郎がいる…竜也もいる…みんな泣いてる。

    2006-11-19 20:29:00
  • 612:

    1番奥の部屋の前に行くと、ケツメイシのトモダチが流れていて…
    真ん中には、布団に寝ている…誰かがいる。

    2006-11-19 20:32:00
  • 613:

    「政人…!」
    凛は駆け出し、布団の前で泣き崩れた。
    あたしは……ゆっくりと布団の前に行く。
    布団に寝ている…政人がいる。

    2006-11-19 20:35:00
  • 614:

    「政人ーー………!!」
    政人の顔を見ると、一気に今まで我慢してたものが溢れ出し、涙が滝のように流れてきた。

    2006-11-19 20:37:00
  • 615:

    政人の顔は…綺麗で、本当に寝ているようやった。
    涙が止まらない。政人がここにおる。会いたくてたまらなかった政人が…今あたしの前におる…。

    2006-11-19 20:41:00
  • 616:

    政人……何してん……何でこんなとこにおんねん……あたしら約束したやん…!桜菜の誕生日やったんやで。何で自殺なんかしたん…!あたしは何で今ここにおるん……

    2006-11-19 20:44:00
  • 617:

    政人の顔を触ってみると、冷たくて…固くなっていた。
    「政人のアホ!政人起きろや!約束やぶんな!起きてや…」
    「遥…」

    2006-11-19 20:47:00
  • 618:

    あたしが叫び続けると、凛があたしを抱きしめた。
    あたしらは泣いた…一緒に泣いた…
    声を出して泣き続けた。

    2006-11-19 20:50:00
  • 619:

    いくら泣きわめいても、涙は枯れない。枯れる事はない。
    ふと、我れに帰ると…
    ずっと友達だが時は経ち変わりゆく街の中で共に育ち………

    2006-11-19 20:53:00
  • 620:

    耳に入ってきたトモダチ。政人……可愛い笑顔の政人…アホな政人…優しい政人……何でなん?何があったん?相談できんかったん?あたしらじゃダメやったん…?

    2006-11-19 20:56:00
  • 621:

    何年経っても一緒におろうなって…約束なんか、一つも守れてないやん…毎年会おうって…もう会えんやん…
    あたしは、政人の手をずっとずっと……握っていた。泣きながら…

    2006-11-19 20:59:00
  • 622:

    政人への想いは絶えない。まだまだ政人が亡くなったなんて…実感できない。
    でも、話しかけても返答はなく、政人が生きていない…それだけは認めざるを得なかった。

    2006-11-19 21:02:00
  • 623:

    一晩を越え…
    今日は葬式。政人の姿形を見れる最後の日…
    棺桶に入れられた政人の側を離れる事は出来なかった。

    2006-11-19 21:06:00
  • 624:

    政人が自殺した理由を知りたかったけど、遺書も何もなく、理由は誰にもわからなかった。
    手掛かりも…兆候もなかったのだ。

    2006-11-19 21:09:00
  • 625:

    政人は辛かったんやろな…人には言えない想いがあったんやろう…気付いてあげられなくてごめんな…?
    政人…本間にごめんな…?あたしを許して。

    2006-11-19 21:12:00
  • 626:

    「まーとー(゜▽゜)」
    桜菜は、呼んだ事もない政人の名前を呼び、政人の顔にふれた。
    そんな姿を見て、あたしはたちまち涙が溢れてきた。政人……

    2006-11-19 21:16:00
  • 627:

    葬式が始まり、中旬になると、政人の妹と政人の幼なじみからの手紙が読み上げられる。
    幼ななじみが政人の前に立つ。

    2006-11-19 21:18:00
  • 628:

    「政人へ…。
    兄弟……!お前何してんねんアホが……!何でここで寝てんねん…。起きてくれや…お願いやから…政人皆来てくれてるで…皆お前の為に来てるで…どっかで見てるか…?またバイクで走ろうな…俺その日をずっと待つから…ずっとお前を待ってるから…」

    2006-11-19 21:22:00
  • 629:

    幼なじみはそう言うと、泣きながら椅子に座ったあたしらの前に立ち、一つ礼をした。
    「今日はありがとうございました!」
    そして頭を深々と下げる。

    2006-11-19 21:25:00
  • 630:

    衝撃が走る。式場に入りきれないくらいの溢れかえる政人の友達は、声を出して泣いた。あたしも凛も泣いた…手に力が入る…

    2006-11-19 21:28:00
  • 631:

    次は政人の妹が手紙を読む。あたしが政人とメールをしていた時、バレーの話しになって「あたしのがうまい」とかメールを送っていたら、妹に何の話し?って疑われたよなぁ………

    2006-11-19 21:31:00
  • 632:

    「まぁ君へ…。
    まぁ君覚えてる?怒られながらも一緒に髪染めたりしたよなぁ…まぁ君には悪い事いっぱい教わった。いい事も教えてくれた…。あたしなぁ…まぁ君がおらんと寂しいよ…家に帰りたくないよ…もっと一緒にいたいよ。でも…、まぁ君の分まで生きるって決めた。友達を大切にしてたまぁ君やから…家族も友達も、みんなを見守っててな。ありがとう。あたしにとって、大好きなお兄ちゃんでした!」

    2006-11-19 21:37:00
  • 633:

    家族も…友達も…これ以上出せない位の涙を流している。
    あたしは胸が苦しくなった。政人と離れたくない。もっと一緒におりたい…いっぱいおりたい…

    2006-11-19 21:40:00
  • 634:

    最後は、政人のたった一人のお母さん…母子家庭で立派に育てたお母さん…
    そのお母さんが政人に線香をたく。
    お母さんは、信じられないようで…涙を流していなかった。ただ、肩を落とし…静かに線香をたく。

    2006-11-19 21:43:00
  • 635:

    愛おしい我が子の顔を撫でていた。
    そのお母さんの姿があたしのオカンとかぶり、さらに悲しみを増す。家族も…あたしらも…みんな辛いよ…悲しいよな…

    2006-11-19 21:46:00
  • 636:

    全ての項目が終え、あたしと凛は政人の元へ向かう。
    「政人…!桜菜やでっ政人が可愛がった桜菜やで…!もう一歳になったよ…!桜菜を抱いてあげてよ!」

    2006-11-19 21:49:00
  • 637:

    凛が桜菜を政人の顔の前に抱き上げる。
    それでも政人は起きる事もなく…静かに寝ていた。
    もう一度…顔を撫でると…悲しみが…涙が溢れてくる。

    2006-11-19 21:52:00
  • 638:

    「政人ぉ…ありがとうなぁ…」
    あたしは、ありったけの想いを込めて政人に言った。ありがとう…今の気持ちにピッタリの言葉。

    2006-11-19 21:55:00
  • 639:




    そして、あたしらは…政人の顔の横に…一輪の綺麗な花を…そっと置いた。

    2006-11-19 21:59:00
  • 640:

    最初に会った時の男前の政人。あたしが辛い時…家まで来てくれた政人。
    バレーの試合見に来てって嬉しそうに言った政人。
    単車に乗った姿が似合っていた政人。

    2006-11-19 22:04:00
  • 641:

    あたしが…薬にボケて死ぬかもしれない時…助けてくれた政人。
    桜菜が産まれた時かけつけて…誰よりも喜んだ政人…。あたしらを大切って言ってくれた政人。

    2006-11-19 22:08:00
  • 642:

    そんな政人が大好きやで。今は政人がいないなんて…信じられないけど、いつか実感する日が来るんやろうなぁ……
    想えば想うほど、すごく寂しいよ。

    2006-11-19 22:13:00
  • 643:

    政人は…あたしらの事好きやった?友達って思ってくれてた…?
    何があったかわからないけど…もしも相談してくれてたら…今ある現実が良い方向に変わってたかもなぁ…

    2006-11-19 22:15:00
  • 644:

    涙は枯れる事はないし、悲しみや寂しさは…癒える事は決してないけれど…政人とおれた今日までが、とても幸せでした。
    そして…今からも友達でいような??

    2006-11-19 22:19:00
  • 645:

    あたしは、一生政人を忘れないと思う。凛も同じやろう。あたしらはずっと親友やで。
    天国で見守っててな。
    政人、大好きやで!

    2006-11-19 22:22:00
  • 646:

    ………

    2006-11-19 22:25:00
  • 647:

    4月10日。桜菜の誕生日。政人の命日。
    毎年この日は想い出すよ…悲しくなるけど…政人の分まで生きるって、幸せになるって決めた。

    2006-11-19 22:28:00
  • 648:

    桜菜はもう、三歳になりました。とても可愛いくて…よく喋るようになったよ。それに今でも、あたしの部屋には、政人と写った写真が飾ってあるで。ヤイ歯が可愛い政人の笑顔。三人で笑ってるよ。政人と過ごした日々の想い出は色褪せる事はないでしょう。

    2006-11-19 22:33:00
  • 649:

    世界中の誰よりも大切な友達。1番の友情。


    政人が大好きです。

    2006-11-19 22:36:00
  • 650:




       ━━完━━

    2006-11-19 22:39:00
  • 651:

    読んでくれた皆さんありがとうございました??無事完結できてよかったです??下手くそやったけど、一生懸命書きました????ありがとう???

    2006-11-19 23:53:00
  • 652:

    あいか

    遥チャンお疲れサマ??
    毎日見てた小説が完結しちゃって、嬉しいようで寂しいような複雑な気持ちぃ。。??そんでもってツラィなぁ?最後まで頑張って?してくれてありがとう?
    遥チャンもう小説ゎ書かないの?

    2006-11-20 01:21:00
  • 653:

    ?

    メッチャよかったよ?
    ただ、理由が分からないのが気になるところだね??友達の大切さがよく分かったよ?偉そうに書いてごめんね??
    お疲れ様でした?

    2006-11-20 01:22:00
  • 654:

    あいかチャン?サン最後まで本間ありがとうなぁ??小説また書きたいけど文才なぃしな??政人の理由が気になる所…今だに理由はわからんよ?やけど、頑張るって決めたしミンナも辛い時あると思うケド頑張っていこうな??

    2006-11-20 12:45:00
  • 655:

    あいか

    うん??あいかは日々頑張ってるょ???辛いコトたくさんあったけど今はベビ?がいるからなんでも頑張ろうって気持ちになる??あたしゎ遥チャンの小説好きだったから又書いてほしいな?もし又書きだしたらココに書き込んで教えてほし???

    2006-11-20 14:12:00
  • 656:

    あいかチャンベビたんいるんやぁ??幸せになりや??また書く時はここで教えるなぁ??
    本間ありがとね?????お互いガンバロ??

    2006-11-20 20:19:00
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