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1:
岬 ◆rYagzMs.go
久しぶりに書きます。よろしくお願い致します。
2006-05-24 02:09:00 -
51:
岬 ◆rYagzMs.go
パジャマを脱がして、やっとわかった。豆電球の明りさえも嫌がった理由が。アヤの肌はガサガサだった。きっと、ここ数ヵ月の不規則な生活で荒れてしまったのだろう。それを見せたくないんだ。ボクはアヤのことを、ますます愛しく思った。パンティの中に手を滑り込ませ、優しくヒダをめくると濡れていた。しかし、不思議な感触も発見した。陰毛が短いのである。手触りから長さを判断すると、1、2センチといったところか。何故だろう?しかし、そんなこと聞けやしないし、今はどうだっていい。ボクは優しくアヤを愛撫した。
2006-05-24 03:57:00 -
52:
岬 ◆rYagzMs.go
第6章:謎
凍てつく朝靄の中ボクは100円シャワーに向かった。もちろんアヤも一緒である。アヤがボクの部屋に来てから1週間がたった。2人で毎朝シャワーを浴びに行こうと決めていた。2006-05-24 03:58:00 -
53:
岬 ◆rYagzMs.go
そしてボクはまた今日も、
「なぁ、一緒に入ろうよ」
とダダをこねる。すると決まって
「やぁだ。1人でゆっくり入るのー」とうまくかわされてしまう。1週間前の夜から、ボク達は毎晩愛し合った。しかしアヤは依然、裸を見せようとしない。セックスも真っ暗闇の中、布団を剥ぐことも嫌がる。シャワーも別々。もっとも、この狭い100円シャワーに2人で入るのは少々無理があるのだが・・・。
2006-05-24 03:59:00 -
54:
岬 ◆rYagzMs.go
1週間たっても解明しないアヤの謎は2つ。1つは『アヤの裸体』。どうして直隠しにするのか?肌荒れはそんなにひどいのか?ボクには理解しがたいが、それが女性なのだろうか?もう1つは『狂劇団パンドラハウス』。何故、『京劇団サントラハウス』などと嘘を付くのか?サントラだろうがパンドラだろうがマントラだろうが、そんな事はどうでも良いが『狂劇団』には少々引っかかる。劇団の名前に関してはアヤのカバンを盗み見た時の情報なので突っ込んで聞くことが出来ない。ビデオを見れないとなると、唯一の手がかりといえば手帳に記されていた住所だろう。そこに行けば2つの謎を解くヒントがあるかもしれない。
2006-05-24 04:00:00 -
55:
岬 ◆rYagzMs.go
毎朝の100円シャワーのあと、アヤの作った朝食を食べる。正直に言って美味しくはない。御飯はその日によって固かったりベチャベチャだったり。目玉焼きは必ず潰れている。
2006-05-24 04:01:00 -
56:
岬 ◆rYagzMs.go
味噌汁は甘いし、アジの干物は焼かずに出てくる。
「おいおい、焼かないと・・・コレ」
「え?それって焼いてあるんじゃないの?」それでも一生懸命作ってくれる。自分の作った料理を食べて、
「まずーいっ。アヤ、あんまり料理とかしたことないから・・・ゴメンね」本当に申し訳なさそうな顔をするので、困ってしまう。
「いやあ、美味しいよ。それにずいぶん上達してるよ。これが『まずい』ってわかるだけ、見込みがあるってモンだ」
「ひどーい!やっぱりまずいんだー!」2人はうまくいっていた。
2006-05-24 04:02:00 -
57:
岬 ◆rYagzMs.go
前から気になっていた手帳の住所に行ってみようと思った。2つの謎が、どうしても気になってしまう。アヤの持っている2本のビデオテープも謎を解く手がかりになるのだろうが、アヤは肌身離さず持ち歩いていた。やはり見られたくない、『何か』が映っているのだろう。ここはあの住所に行ったほうが早い。謎の結果はどうでも良い(と言えば嘘になるが)。その結果でアヤへの気持ちが変ることはないと思う。しかし『何故隠しているのか?』これだけは知っておきたい。
2006-05-24 04:04:00 -
58:
岬 ◆rYagzMs.go
「えー、コウちゃんいないんじゃつまんないなぁ。1人で何してよう・・・」
「たまには1人でゆっくりするのも悪くないよ。いつも一緒じゃ息がつまるだろ?」
「コウちゃん、アヤとずっと一緒にいると息がつまるの?アヤは全然平気だけど・・・」悲しそうな顔この上ない表情だ。
2006-05-24 04:04:00 -
59:
岬 ◆rYagzMs.go
「い、いや、そーゆう意味じゃなくて・・・あ!そうだ、この本面白いぞ!」本棚から適当に抜いた本をアヤに手渡すと、
「ふーん・・・」さっそく1ページ目を読み出し、ボクの存在を忘れた。
「じゃあ、行ってくるね・・・」反応なし。本に夢中。2006-05-24 04:05:00 -
60:
岬 ◆rYagzMs.go
第7章:口臭大男
「グロールビル・・・ここだ!」駅から10分ほど歩いた所に、そのビルはあった。見たところ普通のマンションだった。『こんな所に劇団の練習場所が?』と、少々違和感を感じた。2006-05-24 04:07:00