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__苦いはちみつ__
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1:
名無しさん
初めて出会ったのは、あたしが働いていたキャバクラやったね。仕事先の上司たちに連れてこられたアンタは、キャバクラの遊び方なんか全然知らんかった。それどころか、あたしよりかなり年上のくせに、照れた目を泳がせながら必死に話題を作ってた。それであたしが笑うと、アンタは嬉しそうにあんなに無邪気に笑うんやもん。ドキドキした。あたしはその笑顔にスッポリと包み込まれてしまった。なのに――。『彼女おるん?』
その質問にアンタはこう答えた。
『俺結婚してるで。』
・・・もう先には進めないと思った。進んではいけなかった。でも・・・。
「あッ・・・!あぁっ克ちゃぁんっ!」
今あたしの上で激しく腰を動かしながら初めて見せるその顔は、あの笑顔からは想像もできない。
「英里・・・お前マジいいわ。俺もうイキそっ・・・。」
いつもと全然違う顔と声、あたしの体をさわる手の熱さ、動くたびにかおる香水に混じった克ちゃんの匂い・・・全部にたまらなく興奮する。
「あぁぁッすごっ・・・!」ギシギシとベッドが揺れるたびに、あたしの中にドス黒いものが広がっていく。じわじわと滲んでいくみたいに・・・。
『もう戻られへん』
心で思っているのか、頭で思っているのかわからない。それとも、もう一人のあたしが最後にそうつぶやいたのかもしれない。2006-10-12 03:01:00