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セブンスタ-。
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1:
トキ
−‥クルクル回るレコ−ド。モクモク煙る箱の中。心地良いリズム。朝まで終わらない宴。
ずっと隣りに居ると当たり前に思っていた愛する人や友達‥
それは幼さかった私達の‥−。2006-10-09 08:24:00 -
313:
トキ
それから数カ月。マチの居なくなった日々は寂しかったが、幸い妊娠生活は順調なものだった。
専業主婦も定着し、暇があれば作った事のない料理に挑戦する。マチが居なくなってからとゆうもの、時間の使い方がわからなくなり、結局はそれが私の趣味になっていた。2006-11-02 02:55:00 -
314:
トキ
時には、あらゆる理由で独り身子有りが共通点の3人、実家の父とサクのお父さん、そしてユウマにおすそ分けをしたりしていた。
2006-11-02 03:00:00 -
315:
トキ
暑さが少しずつ落ち着きだした9月。妊娠8か月の時点で赤ちゃんの性別が判明。その日の検診の帰り道は、いつもより浮かれ気分だった。
直ぐにサクにメ-ルで報告する私。
[赤ちゃん、女の子やって!]−送信−
すると、直ぐさまサクの着信音が鳴る。2006-11-02 03:04:00 -
316:
トキ
『はいよ-』『女の子ってわかったん!?』『うん。ほぼ確実やってさ』私はテクテク歩きながら話す。
『そっか-!女の子か!名前考えないとな!服もそろそろ買い揃えないと!あ-早く会いたいなぁ』お腹の中の我が子の新しい発見に興奮気味の父親サク。そんなサクが妙に可笑しくて笑ってしまった。2006-11-02 03:07:00 -
317:
トキ
『何笑ってん?』『いや、何も。親馬鹿やな-って(笑)』『‥何かあれやな。ユキやっとちゃんと笑ってくれたな!』サクのその発言に私は驚いた。
『何が?』『‥マチ居なくなってからは、ユキあんまり笑ってなかったから』『‥‥‥』ふと思い返す自分。
【笑ってなかったんや‥】2006-11-02 03:10:00 -
318:
トキ
『ごめんな‥』何となくサクに申し訳なく思った私はそう言った。
『気にしてないから謝んなよ。気持ちは充分わかってるし‥辛いと思う事は否定したらあかんでユキ。俺と赤ちゃん、ユウマとかも側に居るんやから』『‥うん』
−ありがとう−何故か口に出しては言えなかったけれど、サクには本当に救われた。2006-11-02 03:16:00 -
319:
トキ
サクが居たから‥お腹の赤ちゃんが居たからこそ、私は正気を保てていた。ひとつでも何かが崩れていたら、私は私じゃなかった。
けれど、この時の私はそんな重みにすら、何も気付けていなかったのかもしれない。2006-11-02 03:21:00 -
320:
トキ
私のお腹は、みるみるうちに大きくなっていく。そんなお腹を、サクはいつも優しく触っていた。
−サクが居たから‥−。2006-11-02 03:24:00 -
321:
夢羽?
わぁい?更新されてるぅ?あはは?お嬢の所で発見されたかぁ?トキちゃん無理せず頑張って下さいねっ?
2006-11-02 09:35:00 -
322:
トキ
夢羽ちゃん、ありがとう(^-^)
今から更新しますm(__)m2006-11-06 08:59:00