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セブンスタ-。
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1:
トキ
−‥クルクル回るレコ−ド。モクモク煙る箱の中。心地良いリズム。朝まで終わらない宴。
ずっと隣りに居ると当たり前に思っていた愛する人や友達‥
それは幼さかった私達の‥−。2006-10-09 08:24:00 -
273:
トキ
病院を出ると同時にサクからの電話があった。
『もしもし!?今病院来てんけどマチから手紙で‥!』『ユキ。すぐユウマんち来れるか?』私の声を遮る様にサクは静かに言った。
『うんわかった!』とりあえずサクとユウマに合流しようと思い、返事をした。2006-10-29 21:53:00 -
274:
トキ
タクシ-を捕まえ急いでもらう。再び車内で何回もマチに電話をするが鳴り響く発信音は、一向に止まらない。それが私の不安を余計に掻き立てる。嫌な予感が脳裏を横切るばかり。そんな想いと隣り合わせに、マチの無事を心の底から祈った。
【マチ、変な事考えんといて‥】2006-10-29 21:56:00 -
275:
名無しさん
うわっ気になるわ!待ってんで?
2006-10-30 01:40:00 -
276:
名無しさん
文章うますぎ?今一番ハマってる?
2006-10-30 03:21:00 -
277:
トキ
↑のレスの方2人☆ありがと-ございます(^-^)
文章うまいですか!?(>_2006-10-30 04:43:00 -
278:
トキ
留守電になる度に切ってはかけ直し、それでもマチに繋がる事はない。
ユウマ達の家に着き、携帯を耳に当てたまま急いで部屋に走る。思いきりドアを開け入っていった。
リビングに近付くに連れて聞こえてきたのは、マチの携帯の着信音だった。2006-10-30 04:51:00 -
279:
トキ
だけどマチは居ない。ユウマも居ない。
リビングのソファ-に腰掛け沈み込んでいたのは、マチでもなくユウマでもなく、サクだった。
私の携帯の発信音と、マチの携帯の着信音は共鳴しながら止まらない。
−私とサクの間には、大きな大きな赤いものが広がっていた−。2006-10-30 04:54:00 -
280:
トキ
着信音が鳴り止む。
『‥マチは?‥ユウマは?』やっとの思いで発信を切った私は、目の前で放心しているサクに尋ねた。何も言わず、ただ哀しみの眼差しで私を見つめるサク。2006-10-30 04:58:00 -
281:
トキ
私はしゃがみ込み、足元の"それ"に手に近付ける。
真っ赤に染まった掌。
もう一度サクを見る。
『サク‥マチは?』2006-10-30 05:01:00 -
282:
トキ
−わかってた。もうマチは居ないって事。
ただ、その不自然な空間を誰かに説明してもらわないと理解出来なかった。あまりにも可笑しな光景を目の当たりにしすぎて。
受け止められなかった。
目の前で主張する"それ"を、私の脳が否定していた−。2006-10-30 05:04:00