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流れ星の涙
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1:
大介◆H0qEN8DHqw
あれからそんなに経つのか、、。
『結局どうなん?大丈夫なん?泣いてたらわからんやん』
俺は相変わらず冷めた態度でいた。
『大介が拾ってきた子やのによく平然としてられるな!家族やろ!』
母は桜(犬)の事を子と言う癖がある。
言葉だけでなく、もしかしたら俺以上に可愛がっているのかも知れない。
『とりあえず、来週までには実家に戻って来なさいよ!』
『………わかった。絶対来週までには戻るから。』
桜やばいんかぁ。困ったな。その時も俺はどこか他人事のように思っていた。2006-09-24 06:33:00 -
2:
大介◆H0qEN8DHqw
週末の予定を明け、バイトに行く準備をした。
俺は悲しいとか、寂しいとかいう感情が嫌いだった。もちろん悲しい映画とか、親族が死んだ事で泣いたりした事がなかった。泣か無さ過ぎてよく、従兄弟の叔母から『このこ病気じゃないのかぃ?』と言われて母も面食らっていた。泣きたいんじゃなく泣けないんだ。と言った所で誰も判ってくれなかった。生まれて21年涙を流さないのは本当に病気なんじゃないのか?とさえ思っていた。
………桜。最初に話した言葉は覚えてるか?約束を覚えてるか?俺は…思い出せない。誰よりわかっている。俺はひどい奴だ。2006-09-24 07:00:00 -
3:
大介◆H0qEN8DHqw
『誕生日祝い何が欲しい?』
『え〜全部!』 『全部って何笑!?お母さんの予想では全部は無理やで笑。』 『けーち。じゃあ何もいらん。』 『あんたは金がかかるんか、かからんのかよくわからん子やわ笑。また欲しいもんできたら言いや。』 『わかったー。』 小学生三年生にもなると、自分為の誕生日に親が使う金もわかってくる年である。当事俺は自分の為のテレビが欲しかった。と思う。遊びに出た俺は公園で夕方まで遊んでいた。だが、何やらジャングルジムの裏で騒ぎがあった。2006-09-24 07:12:00 -
4:
名無しさん
『捨て犬や!誰かが捨てていきよったんや!間違いないわ!』違うグループのボスらしき奴が言った。けど、俺は産み捨てやと思った。段ボールにも入っておらず、ふわふわの落ち葉の上に犬が五匹クンクン泣いてた。母親の犬は戻ってくる気配もなく。違うグループの子らは子犬をイジリ倒していた。するとさっきのボスらしき奴が『かわいそうやろが!俺が飼うわ!やからお前らも飼え!』と、グループ内に半ば強引に一匹ずつ押し付けていった。けど、そのグループは4にしかいなかった為、1番汚い1匹を置き去りにするしかなかった。
2006-09-24 07:21:00 -
5:
大介◆H0qEN8DHqw
俺はとり残され、まだ目も開いてない不細工で1番デブの犬と取り残された。
俺は横に座り
『赤ちゃんのくせにこんだけデブやったら選ばれへんやろなぁ。お前どうするん?』と言ったら、子犬はクゥクゥクゥーンと甘えた声で泣いていた。 俺はその犬を欲しいと思わなかった。けれど、置き去りにしてさまうと危ないし、死んでしまうかもしれない。と思い離れる事が出来なかった。そのまま2時間が過ぎ、辺りは暗くなり雪も降り始めてきた。
当時おれは、一時的に友達のイジメにあっていて、その愚痴を延々犬に語っていた。2006-09-24 07:32:00