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色カレ?趣味カレ?…本彼?
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1:
愛
キラキラと輝くネオンが今日もアタシの体を包んで行く。金、金、金。夢なんてドコにも無い。表面では夢を売りにする商売だけど本当の所みんな金にしか興味無い。アタシゎそんなドコにでもいる普通のキャバ嬢だ。
2006-09-24 05:25:00 -
2:
愛
「おはよーございます!」今日も元気に出勤!ココゎアタシがもぅ二年近く働いてるキャバクラ。
「愛チャンおはよぉ、その時計チョー可愛い!どこで買ったの?」目をキラキラさせながらアタシの隣に居る女の子ゎ美香、同期に入って同い年だが美香ゎ妹キャラで甘えん坊がウリのほんと可愛い子だ。2006-09-24 05:35:00 -
3:
愛
「これねぇー彼氏に買ってもらったの☆」
って…。アタシゎ彼氏が何人も居る。デモ好きじゃない、ただの色恋だから。むしろアタシゎ男が居なきゃ生きていけないだろう、他の事でゎ不器用でも男を転がす事だけゎ器用だった。2006-09-24 05:43:00 -
4:
愛
美香ゎ目をまん丸くして聞いてきた。「好きぢゃなぃ人たちと恋愛ごっこするの疲れない?」
…別に疲れゎしない。もともとアタシゎ好きになっても本気になった事があまりない。キャバをするまで学生時代それなりに恋愛してたハズ。けれどどいつもこいつも結局アタシの中でどーでもいい存在になってしまうのだ。2006-09-24 06:01:00 -
5:
愛
他の人と少し感覚がズレてるのだろう。飽きっぽいのとゎ少し違う、ただ生涯アイツに出会うまでゎ純粋に人を愛し愛される喜びも知っていた、アイツに出会ってしまった事でアタシの恋愛観が少しずつ狂ってってしまったのだ。
2006-09-24 06:02:00 -
6:
愛
−16の冬−
今から四年前。アタシゎ学校も行かず毎日友達と夜明けまで街で遊んでいた。金もない、まだ酒も覚えてなかったあの頃、何する訳でもなかったケド毎日がとても楽しかった。いつも通り街でナンパ待ちをしていた時の事ひとりのお姉さんに話しかけられた。2006-09-24 06:09:00 -
7:
愛
「女の子タダのお店あるんだケド行かない?」は?なにかと思ったらキャッチかよ…うぜぇー。だいたいタダな訳ねぇじゃん!アタシゎシカトして歩きだそうとした。ところが「タダだって!愛行ってみよーよ!」…コイツ、タダってゆうキャッチフレーズにやられたな?あたしゎ正直ダルかったがとりあえず行ってみる事にした。
2006-09-24 06:18:00 -
8:
愛
話を聞くとそこは「お見合いパブ」らしい。店に着くとカウンターにゎ男だけが何人も並んで座っていた。ボックスにゎ女の子だけ。男ゎ会費4千らしい。アタシらゎとりあえず奧の席へと案内された。
2006-09-24 06:23:00 -
9:
名無しさん
頑張ってねっ?始めたばっかゃけど読んでるよ?
2006-09-24 06:26:00 -
10:
愛
どうやらタダって事ゎほんとらしい。アタシらゎ飲み物を頼みカラオケの本を見て歌う気マンマンだった。その時、さっきのお姉さんがアタシに一枚の紙を渡してきた。
見てみるとその紙にゎ自分の席の番号とプロフィールみたいなのが書いてあった。どうやらコレゎアタシの事を気に入ってくれたらしい。2006-09-24 06:30:00 -
11:
愛
よく見るとそのメッセージカードの下には「yes」と「no」の文字が書いてあって気に入ればyesに丸を付け店員さんに渡し、そこで初めて二人話せる。こーゆーやり取りをしてお互いの許可がでなければ絶対女の子と話してはいけない。
そしてお互いの了解を得たもの同士ゎ二人別な部屋に通されしばらく二人で話すみたいなシステムだった。2006-09-24 06:42:00 -
12:
愛
9サンぁりがとござぃます???
初めてでへたくそとゎ思いますがどぅぞ最後まで見てやって下さい?2006-09-24 06:45:00 -
13:
愛
アタシゎチラっと、この紙をくれた男の方を見た。すると、40過ぎのハゲたオッサン…↓軽く目が合いニヤリと微笑みかけられたアタシゎ気持ち悪くてソッコー「no」に丸を付け店員に渡した。「no」にした場合、別になにも変わらない。アタシ達ゎ何も気にする事なく、その時流行っていたあゆの歌を歌って騒いでいた。
2006-09-24 06:57:00 -
14:
愛
飲んで食べて歌って〜かれこれ二時間が経っただろう。アタシ達ゎ「タダ」っていう事を使い自由奔放に遊んでいた。出会いが欲しかった訳でもない、援交したかった訳でもない。ただアタシ達ゎこの場所を金のかからない遊び場として有意義に使っていた。もちろんオヤジからのメッセージカードなんてもらっても、はなっから全て「no」笑。
2006-09-24 07:06:00 -
15:
愛
アタシ達ゎナンパでイイ男がみつからないと、始発が出るまで毎日その店に居た。そこでゎもぅいつも居る顔ぶれの他の女の子とも自然に友達になっていた。そこで一個上の優子サンというキャバクラで働いてる人と仲良くなった。
その優子サンと出会った時。たぶんそこから全てが始まっていたんだろう…ゆくゆく、アタシの人生を左右する人となる。2006-09-24 07:17:00 -
16:
愛
それからアタシゎ優子サンとチョクチョク遊ぶようになっていた。優子サンゎアタシの知らない世界をたくさん知っていた。夜の世界…キャバ嬢という響きがカッコよくてしかたなかったアタシゎ、学校もあったので週3くらいでと頼み、優子サンのお店で一緒に働らかせてもらった。
仕事帰りゎいつもの、あの店で。笑2006-09-24 07:27:00 -
17:
愛
「おつかれ様でしたぁ!」ァタシと優子サンゎビールで乾杯した、この頃のアタシゎもぅお酒の味を覚え酔っ払う楽しさも知った。
ちょうどいい気分になってきた頃、優子サンが、ふとァタシに問い掛けた。
「愛、今彼氏いないんだよね?紹介したい人いるんだケド、メールだけでもしてみない?」
季節ゎ初冬11月。もうちょっとでクリスマスだしちょうどいっか!
軽い気持ちでOK。
「ハイ!是非、紹介して下さい!」2006-09-24 07:44:00 -
18:
愛
アタシ達ゎ駅の改札口で別れた。
電車に乗ると爆音でトランスが流れ、アタシゎ慌てて携帯を取り出した。
−メール1件−
−さっき紹介するって言ってた人のアドレス、送っておくからメールしてあげてね。xxx@docomo.ne.jpだょ☆−2006-09-24 17:44:00