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  • 1:

    もうすぐ冬がくるな。

    あんたと出会った冬が。

    2006-09-23 14:25:00
  • 2:


    「はあ…最悪や…」

    2003年、12月。
    疋田 亜稀、17歳。

    2006-09-23 14:29:00
  • 3:

    職業、ホステス1年半目。
    A型、やぎ座。

    容姿こそよかったものの、ギャンブル大好き、女大好きのダメ男と別れて早2ヶ月。

    2006-09-23 14:33:00
  • 4:

    「人数たらんからすぐ来い」
    強制的に呼ばれた3:3のプチ合コン。
    到着したときにはすでに2組出来上がっており、あたしにあたったのは正真正銘の余りモノ。
    『あんた人間なん?』と思わず問いたくなるような、トドか豚にしか見えない男だった。

    2006-09-23 14:38:00
  • 5:

    なんで亜稀がこんなトドの相手しやなアカンの?
    品性のカケラもない、イジり倒したハイエ‐スの助手席で深い深い溜め息を吐いた。
    後部座席と運転席の間は安っぽい簡易カ‐テンで仕切られていて後ろの4人の様子はわからないが、たまに聞こえてくるキャッキャという黄色い声は、あたしの気分を更に憂鬱にさせた。
    トドはやっと来たあたしを口説こうと休むことなく必死に吠えつづけている。

    2006-09-23 14:43:00
  • 6:

    「彼氏いてるん?」
    「おる。バリ男前の」
    気持ちいいくらい無愛想に彼氏がいると伝えるあたしを前に、トドは見てわかるほど落胆した。
    トドのエサにされてたまるか!!

    2006-09-23 14:46:00
  • 7:

    落胆したトドを横目でチラッと確認してから、少し安心したあたしは前を向き煙草に火を付けた。
    大きく一吸いした瞬間、トドはあたしに向いてこう吠えた。

    『マジでぇ〜?俺も彼女いてるねん〜(^O^)〇〇で働いてるんやけどなぁ〜時間あわへんから浮気三昧やねんか〜ぁ(^O^)バリラッキ‐やしぃ〜』

    2006-09-25 09:23:00
  • 8:

    ……………………………………トド!!?

    お前に〇〇で働いているような彼女(人間の女)がいるわけないじゃないか!!

    見栄はってんのバレバレ!!マジ嫌!もう無理!ほんまキショい!

    2006-09-25 09:27:00
  • 9:




    … 帰 り た い !

    2006-09-25 09:30:00
  • 10:

    カ‐テン後ろでキャッキャ騒ぐ友達、ナツに本気で殺意を抱いた。
    お前があたしをよばなければ…(;ロ;)!!
    思えば、ナツとは友達7年目になるが、こいつに紹介されるのはカスばかり。
    ネタばりの出っ歯だったり、身長にたいして顔が恐ろしくデカいやつだったり、病人ばりに白くて細いロンゲ野郎だったり…。今回なんて人間ですらない。
    もう嫌だ!あたしは帰る!場がシラけようが友達なくそうが帰る!我慢ならねえ!

    2006-09-25 09:38:00
  • 11:

    「あ…ぁあ‐!!そういえば亜稀、約束あったんやった!今何時?!うわ、もぉ10時やん!やば!相手バリ怖い先輩やのに!!ナツ‐!亜稀先約おったん忘れてたから今すぐ送って!」
    弾丸の如く嘘八百を並べたあたしはカ‐テンを勢いよく開けた。
    そこには、まるまる太った体重75kgのナツが、色白の小さくて細いロンゲのメンズに絡み付く異様な光景が広がっていた。

    …うわぁ…(゚д゚;)

    2006-09-25 09:47:00
  • 12:

    その地獄絵図に一瞬息をのんだが、自分自身もトドと同じ空間で過ごすのはもう限界だ。
    てゆうか無理だ。

    「え、亜稀帰るん?!このあと心霊スポット行くのに‐!」
    (゚д゚)え‐…冗談じゃねえよ…。

    2006-09-25 09:50:00
  • 13:

    「亜稀あの先輩に下手うったら地元おられへんなる(>_

    2006-09-25 09:55:00
  • 14:

    無事家に帰還したあたしは、来ていたワンピを脱ぎ捨ててベッドにダイブした。

    「もうナツの紹介もプチ合コンも行くもんか‐(;ロ;)」

    固く決意しながら、半泣き状態のまま眠りについた。

    2006-09-25 09:58:00
  • 15:



    −翌日−

    2006-09-25 10:00:00
  • 16:

    出勤したものの、開始45分、事件が起きた。
    同じビル内のK店で、あたしと同じミテコが働いていると通報があったらしく、急遽ポリスが見回る事になったのだ。

    「身分証明書提示してってゆわれたらあかんから、亜稀ちゃん今日は急いで帰り!」
    1時間分の時給だけ頂いて、帰る事になった。

    2006-09-25 10:06:00
  • 17:

    家に帰って、普段は仕事で滅多にみれる事のないドラマをボ‐ッと見ていると、亜稀からの着信音『ドラえもん』が流れた。
    なんでドラえもんかって…そりゃあ、ねぇ?(^_^;)

    「もしもし、亜稀?!あれ、今日仕事は?!」
    「あ‐…今日急遽休みになったねん。どうした?」

    2006-09-25 10:12:00
  • 18:

    「マジで?てか昨日はあんなん押し付けてごめんやで!ナツもあんなん来るとは思ってなかったねん(>_人

    2006-09-25 10:17:00
  • 19:

    「またまた!そんな事ゆってどうせまた宇宙人か動物もどきやろ!」
    「いや、次は絶対アタリやで!K1のマサトに似てるねんて!」

    え、え‐(゚∀゚*)‐!!
    それはお目にかかりたい!是非信じたい!マサト大好き!超好き!

    2006-09-25 10:22:00
  • 20:

    即座にyes!昨夜の固い決意は儚くも砕け散った。
    「マ、サ、ト?マ、サ、ト?」
    意味なくマサトコ‐ルをしながらルンルンで用意を始めた。
    人間じゃなかったら帰ったるねん(*^_^)‐♪

    2006-09-25 10:26:00
  • 21:

    今日は普通にジャケットにデニムミニ、ブーツといった感じにした。
    気合い入れるだけ後が虚しい事は昨日学んだ。
    「ついたよ‐」とゆう電話を切って、外に出た。
    迎えに来たのは女ばかりで、メンズはまだらしい。
    ナツのライフで来ていた。

    2006-09-25 10:36:00
  • 22:

    後部座席に乗り込むと、ナツの車にしては珍しく片付いていて、ぬいぐるみがたくさん置いてあった。
    「プ‐さんめっちゃあるやん。どうしたんコレ?」
    「あぁ☆シゲちゃんにもらったぁ(*^_^*)付き合うことになったねぇン?」

    は(゚Д゚)?

    2006-09-25 10:44:00
  • 23:

    シゲちゃんとゆうのは、昨日ナツが絡み付いていたメンズだった。
    「ユキもアキラくんとイイ感じやねん(^_^)な〜☆」
    「そんなんちゃうッて。」
    ユキは正統派の美女。大きなクリクリした目、付けまつげ級に長いマツゲ、やらしすぎないアヒル口に、チラッと覗く八重歯がまた可愛い。しかも細っこいのに胸はある。
    生まれ変わるならユキになりたい!くらいの美女。

    2006-09-25 10:49:00
  • 24:

    でもアキラ君は今日はこないらしい。
    あ‐あ、マサト似がきてもユキおるし、あたしはまた余りモンなるかもなぁ(-_-;)
    とりあえずキャッキャとみんなで騒ぎながら、まずはナツの彼氏シゲちゃんを拾った。
    シゲちゃんは汚い金パのロンゲで、肌は奇妙なほど白い。そして細い。小さい。
    なのに…顔が超長い…。

    2006-09-25 10:54:00
  • 25:

    動物に例えるならば、柴犬…の、目を細くした感じ。
    ナツと並ぶと体格がすんごい違う。違いすぎてビビる。

    でもナツはシゲちゃんの前だとやたら女の子全開で、やぱナツも女のコなんやな〜と思うと、いつもより可愛く思えた。

    2006-09-25 11:00:00
  • 26:

    「マサトとフミは一緒におるらしいから、亜稀ちゃんとユキちゃんはフミの車に乗りぃな(^_^)俺はナツとライフで動くわぁ」
    あら?シゲちゃんたらナツと二人きりになりたいんやな?可愛いとこあるやぁん?……て、おい?

    シゲちゃん…あんた今…
    『マサト』とフミ…ッて言うた…?

    2006-09-25 11:07:00
  • 27:

    …(゚д゚)

    もしかして、もしかして…

    名 前 が マ サ ト な だ け ?

    2006-09-25 11:09:00
  • 28:



    うそやあ−ん(´∀`)

    2006-09-25 11:13:00
  • 29:

    一気にロ‐テンションのあたし。耳元ではひたすらチ‐ンとゆう悲しい鐘が鳴り響く。
    ナツの嘘つき!!(;ロ;)

    待ち合わせ場所の某コンビニにつくと、黒いオデッセィが見えた。中には2名乗車しているもよう。
    「あ、フミらもう来てるみたいやな!亜稀ちゃんとユキちゃん、あのオデやで(^_^)」

    2006-09-25 11:18:00
  • 30:

    うぅ…帰りたい(;_;)
    どうせまた動物なんや…シゲちゃん柴犬やし…。あたしにあたるのは動物か宇宙人しかおらんねや…。きっとそうゆう運命なんや…。
    ロ‐テンションに加えて被害妄想maxなあたしは、重〜い足取りでオデに近付いた。

    2006-09-25 11:21:00
  • 31:

    いや!どうせもうココまで来たんやし、どうせなら楽しもう!もうなんでもいいや!あははは(゚∀゚)!

    宇宙人でも動物でもなんでも来いやあ‐!的な逞しいノリでドアを開けた。
    「おはよ‐!亜稀で‐す!はじめまして‐!」
    仕事バリの営業スマイルで車内の二人にカラ元気で声をかけた。

    2006-09-25 11:26:00
  • 32:

    「めちゃ元気やん!(笑)初めまして‐!フミやで。こっちがマサト!こいつ人見知りやし愛想悪いけど気にせんとってな!」
    あら(゚д゚)!運転手のフミくん、中々の男前やん!
    しかもノリよさそうやし☆
    フミ君は、いたって普通の体型。ツイストをあてたボンバヘア‐、クリクリ二重の目、八重歯があるから笑うと可愛い系。あんた何人?級の黒肌だった。
    噂のマサト君はK1のマサトには似ても似つかないものの、少し垂れた一重の目に茶髪のミディアムヘア‐、服は少しB系な感じ。別にむちゃくちゃ男前でもないし不細工でもない。優しそうな顔をしていた。

    2006-09-25 11:35:00
  • 33:

    すげぇ!二人ともれっきとした人間や!!
    亜稀、激しく感動(;∀;)
    こりゃ普通に楽しくなりそうやん♪

    軽く相談した結果、とりあえずカラオケで親睦を深めることになった。

    2006-09-25 11:39:00
  • 34:

    某カラオケについて、適当に席に座る。ナツはしっかりシゲちゃんの隣。
    あたしが奥、ユキは手前の席にすわった。
    あたしの隣にはマサトが座っていた。
    マサト君はほんまにおとなしかった(^_^;)まだ1回も喋ってない…

    2006-09-25 11:45:00
  • 35:

    雪の華(懐かしい)を熱唱して気分がイイあたしは、マサト君に言葉のキャッチボ‐ルを試みた。
    「マサト君は歌わへんの?(^∀^)」
    「はい」

    …終(゚∀゚)了。

    2006-09-25 11:48:00
  • 36:

    …え、終わり?!Σ(゚д゚)
    亜稀、負けじと再チャレンジ!

    「マサト君て何歳なん?」
    「あ、17歳…おないです」

    2006-09-25 11:52:00
  • 37:

    「マジで?仲良くしてな(^O^)」「はい」

    亜稀「…」マサト「…」

    あ…あかん…。負けかも…(゚∀゚)

    2006-09-25 11:55:00
  • 38:

    てゆうかなんで敬語?
    あんた今おないですってゆうたやん…。
    亜稀こわい人みたいやん…。

    てゆうか人見知りかなんか知らんけどバリ感じ悪い(-_-;)

    2006-09-25 17:03:00
  • 39:

    ドカ‐ンとテンションが落ちた。しかし顔には出せない。
    「あ、亜稀もなんか歌お‐ッと!!」
    デンモクをピコピコいじりながらマサトからサッと目をそらした。
    なんで亜稀がこんなに気ぃ使わなアカンねん…。はぁ…(ノд`)
    そこそこに盛り上がりはしたものの、いまいち上がりきらないまま2時間のカラオケは幕を閉じた。

    2006-09-25 17:10:00
  • 40:

    「これからどぉする〜?」
    白い息を吐きながらナツがシゲちゃんに話しかける。
    「なんかマサトが用事出来たみたいで帰るねん。やし男もう一人用意するゎぁ」
    シゲちゃんの言葉にあたしはいち早く反応した。
    「マサト君帰るん?ほな亜稀も帰るわぁ(^_^)☆」

    2006-09-25 17:15:00
  • 41:

    「え、亜稀ちゃんまで?」「うん☆てかもう1時前やし、眠たいし帰るわ☆また誘って(^_^)」
    「了解☆てか明日も集まるから明日仕事終わるころに迎えに行くわ」
    ナツの言葉に「エッ(゚д゚)」と思ったけど、もう疲れたから触れなかった。
    帰り道、コンビニに寄ってもらってお茶を選んでいると、マサト君が隣に来た。

    2006-09-25 17:20:00
  • 42:

    マサト君が手にした紅茶花伝。
    「ミルクティ‐は紅茶花伝が一番おいしいよな〜♪」
    「はい」
    「…(^ー^)…。」

    2006-09-25 17:23:00
  • 43:

    懲りもせず、またキャッチボ‐ルを仕掛けたあたしは、激しく後悔した。
    少しだけマサト君が笑った気がしたけど、あれこれ考えているうちに家についてしまった。
    「先に送ってくれてありがと〜☆マサト君用事あるみたいやのにごめんな(>_

    2006-09-25 17:27:00
  • 44:

    翌日、あたしは7時から同伴に出かけていた。
    亜稀が入店してすぐ、亜稀がビルの外で捕まえたお客さん☆優しいし通ってくれるし、ホステスとして可愛がってくれる。
    お金持ちやし、すごく好きなお客さんの一人だ。
    おいしい割烹を食べさせていただいて9時に店に入った☆

    2006-09-25 17:32:00
  • 45:

    「おはようございま‐す」
    店内はほぼ満席。ガヤガヤ騒がしい。同伴のお客さんをカウンタ‐に案内して、化粧直しの為にトイレへ。
    てくてくと歩いていると、ボックスのお客様と目が合った。女性3名、すべて近隣のスナックのママさん達。
    あたしの勤めていたスナックのママはすごく気さくな人で、同業のママさんとの付き合いが多くあった。お互いがお互いの店に頻繁に行き来していて、すごく仲が良かった。

    2006-09-27 23:10:00
  • 46:

    化粧室に入る前にボックスに立ち寄り、ママさん軍団にご挨拶。
    軽く化粧を直してカウンタ‐のお客様についた。
    そのとき、バァン!という大きな音とともに、金髪の長い髪の女の人が店内に入ってきた。ザワザワしていた店内がシ‐ンと静まりかえり、お客様や女の子の視線は入り口に仁王立ちになっている女の人に集中した。
    「あの…?」

    2006-09-27 23:15:00
  • 47:

    ママが尋ねる前に女の人はズカズカと店の中央へ。
    「ゆかりッて女おる?」
    「は…?あの、どういったご用件ですか?」
    「あんた何なん?ママ?悪いけどあんたに用はないねやん。ゆかりッて女どいつ?話があんねんけど。出して。」
    ゆかりとは、たった今、あたしの隣でポカンと口を開けている18歳の女のコ。茶髪のクリクリの巻き髪に、長〜いつけまつ毛が印象的な、ちょっと天然が入ったコだ。

    2006-09-27 23:22:00
  • 48:

    「あたしがゆかりやけど」
    ゆかりちゃんは座ったまま、タメ口で女の人に話しかけた。━その瞬間。

    ━バシャッ!
    ゆかりちゃんの前にいたお客様の飲んでいた生を、ゆかりちゃんの頭の上にブッかけた。

    2006-09-27 23:25:00
  • 49:

    一同、唖然…いや…呆然?
    「冷たッ…なんやねんいきなり!!」
    きっと1時間はかかったであろうモッコリヘア‐は、無惨にもペチャンコ…。
    てゆうかシュワシュワ音がしてる…。そして臭い。

    2006-09-28 09:26:00
  • 50:

    「はぁ?!うちの男寝取っといてよぉ言えるなぁ?!客も体使て取ってるんちゃん?!その程度の顔で調子のってんちゃうぞ」
    「な…!なにゆうてるん!言い掛かりもええとこやわ!顔とかお前に言われたないしな!」
    店内はあっとゆう間に戦闘モ‐ド。お客様達はみんな怪訝な顔…。当たり前か。
    そんな外野を知り目に、二人はあろうことか店内で拳と拳のバトル開始!

    2006-09-28 09:38:00
  • 51:

    名無しさん

    続き待ってます?

    2006-10-02 15:09:00
  • 52:

    うわぁ??sage進行だから誰も見てないと思ってサボッてました?ごめんなさい?一人でもいて嬉しいです?書きます?

    2006-10-02 18:17:00
  • 53:

    ママら御一行はシラ〜ッと冷たい視線を二人に送る。あたしは…ただオロオロしていた…。
    もめ事嫌いやねん(Pд`)・。
    どうやら女の人は、お客様『和也くん』の奥様のもよう。和也くんは酒癖が悪く、アイスペ‐ルに焼酎をロックで注ぎ、それを女の子に一気で飲ましたりするのをすごく好む。
    あたしら女のコとしてはたまったもんじゃないが、一度来たら必ず吉四六が4、5本はおりる。売り上げ的にはすごく助かるけど、和也くんが来た日は女の子はベロベロの泥酔確定…。
    あたしも何度か吐きました(・∀・)店を出るまでは不思議と平気なのに、ロックの一気はあとからジワジワ来るよな…。

    2006-10-02 18:38:00
  • 54:

    そんな日はママがヘルプのお客様を何名か急遽呼んでくれるから、最近は吐くコトもなくなったけど。
    ヘルプのお客様ってのは、和也くんの席で飲まされた女のコのお助けマン的な方々。ソフトドリンクを頂けるお客様なのです。大体優しいダンディなおじさま系が多いかな?飲まされた女のコは席を移動させて、肝臓の休憩をさせて頂きます。
    過去に3人、急アルで病院送り…。とゆうか私もその一人(ノ∀`)タハ‐。あとのコらも立てないくらい酔っぱらったり、そのまま寝てしまったり…果てはフラフラのまま頭から倒れて、机で頭打って大流血したコ…。
    でもな…和也くんてタチ悪いけど…バリ男前やねん。25歳、金融系。ゆかりちゃんは、たぶん酔った勢いでHしたんだろう。

    2006-10-02 18:49:00
  • 55:

    酔っぱらうのだから、多少の判断力の低下はやっぱり仕方がない。でも、あたしらはホステス。こんな狭いハコでも、料金も安くても、友達みたいなお客様がたくさんいても、やっぱりここにおる限りは『仕事』やんか。
    ママは色恋が大嫌い。狭い世の中、しかもロ‐カルな店。同じ界隈の店なら大体わかる。噂はすぐに広まるし、女の子の軽弾みな行動は全て客足に影響する。
    この店はアットホ‐ムと友営がウリなのだ。この店にいらっしゃるお客様達は、色なんて期待していない。どちらかとゆうと居酒屋みたいなノリ(+д+)仕事はきちんとやりますよ?
    結局、ゆかりちゃんと女の人は店を追い出された。この仕事をしていると、たまに思う。飲み屋遊びをするお客様の奥様達は、午前すぎに帰る旦那様をどんな気持ちで待っているんだろう。

    2006-10-02 19:03:00
  • 56:

    ゆかりちゃんのように、お客様と関係を持ってしまう女の子は少なからずおる。
    それは色恋で、疑似恋愛なんかもしらん。単にSEXがしたくて寝てまうコもおる。でもすごく好きで、相手と繋がりたい一心で関係を持つコもおる。あたしはたまにすごく切なくなる。

    その日はなんかテンション上がりきらず(。_。)↓店は客足が早めに引いた事もあり午前2時には帰路についた。
    うちの店はお客様がおるまで開けてるから、最後のお客様が『帰る』と言ったら閉店準備。さすがに朝までは営業しないけど、遅い時は5時までやっている。今日は早いほうだ(・∀・)

    2006-10-02 19:11:00
  • 57:

    あたしはいつも厨房のオバちゃんに送ってもらう。すごく優しくて、ほんまのお母さんみたいな感じ。あたしも「お母さん」て呼ぶ♪
    いつものように送ってもらい家に帰った。ソファに深く座って携帯を開くと、着信3件、しらない番号からだった。
    誰やろ?と思いながらかけなおす。電話に出たのは以外な人だった。
    「もしもし、亜稀ちゃん?俺俺、フミやで(・∀・)わかる〜?」
    オデの運転手、フミ君やった。

    2006-10-02 19:17:00
  • 58:

    「お‐☆わかるで♪え、なんで亜稀の番号知ってるん?!」
    「あれ、ナツに聞いてない?亜稀ちゃん気に入ったから紹介してってナツにゆうてん☆ゆうとくわッてゆうたのに…ごめんな、嫌やった?」
    フミ君には別に悪印象を持ってなかったし、悪い気はしなかった。むしろ謙虚なフミ君があたしも気に入った。
    「嫌とか全然ないで♪」
    「マジで?よかったぁ☆亜稀ちゃんバリ可愛いし、ほんまタイプやねん!今度二人で会わへん?」

    2006-10-02 19:23:00
  • 59:

    「あ‐…ん‐…うん、まぁ別にいいで!」
    「なんか嫌そやな!(笑)」
    「そんなことないで(笑)」
    30分くらいして電話をきった。話し上手なフミ君は、おもしろい話をたくさんしてくれたし、素直に楽しかったと思った。
    二人で会うのは抵抗あるけど…まぁ適当に流れるかするやろ♪

    2006-10-02 19:27:00
  • 60:

    51です?楽しみに待ってるんで亜稀ちゃんのペースで頑張ってください??

    2006-10-04 21:04:00
  • 61:

    彩さま?
    たまに何書いてるんだか自分でもよくわからなくなるほどの駄文ですが、唯一の読者様みたいなんで末長くよろしくです??
    ━━━━━━━━━━
    てゆうかリアルに今、ハンドソ‐プと洗顔フォ‐ムを間違えた??

    2006-10-05 06:03:00
  • 62:

    >>59
    翌日、いつものようにほろ酔いで帰宅。化粧したままベッドに寝転がってウトウトしていた…ら。
    『━pipipipi♪』
    携帯の着信音で目が覚めた。
    着信『フミくん』

    2006-10-05 06:08:00
  • 63:

    「今家の前いてるから出てきて〜☆」
    ━Σ(゚д゚)は!?━
    なんなん?!二人で会うってそんないきなり?!
    てゆうかもう3時やねんけど!?
    えぇえぇ〜…。

    2006-10-05 06:11:00
  • 64:

    急いで簡単に支度をして外に出る。確かに目の前にはフミ君の黒オデ…。やばい、なんか緊張するわ!

    「おはよ‐!てかいきなりすぎやろ?!」

    勢いよく開けた助手席のドア。運転席にいるのは…

    2006-10-05 06:13:00
  • 65:

    …マ サ ト。

    (Pд゚)…えぇ‐…?

    そして、ふと後部座席に目をやると…

    2006-10-05 06:15:00
  • 66:

    倒した座席に仲良くひッついて寝ている、ユキとフミ君…。

    (゚д゚)…えぇ‐…。

    待て待て待てコラおい。

    2006-10-05 06:18:00
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