小説掲示板お水日記のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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お水日記

• 1:

  嬢

  
  中学卒業して早くも4年と半年が過ぎた。
  って事は夜で働き始めて4年と半年が過ぎたって事かぁ……

  2006-09-16 18:22:00
• 2:

  嬢

  源氏名【さくら】
  あたしはなんかさくらっぽいらしい。
  名前を決める時可愛らしいお姉さんに『なんかさくらっぽい』って言われその名前に決定した。
  
  意外と適当やねんな…

  2006-09-16 18:25:00
• 3:

  嬢

  当時15才。
  なんで夜の世界に入ったのか。理由は〜
  
  
  なんやったかなぁ？

  2006-09-16 18:29:00
• 4:

  嬢

  オシャレをするのにはもちろんお金がかかる。
  お金がないからってオシャレをやめる事なんかできない。
  じゃあ働くしかない。
  
  働きだした理由はたぶんこんな理由やったかな…

  2006-09-16 18:36:00
• 5:

  嬢

  〜中学時代〜
  
  化粧品欲しさに万引きをする子が多かった。ほとんどの子が新作の化粧品を持っていた。あたしは万引きはしない。
  
  みっともないから。

  2006-09-16 18:39:00
• 6:

  嬢

  あたしの中での常識と、周りの子の常識はだいぶ違っていた。
  スカートの下にジャージ。スカートからでてるジャージ。歩きタバコ。人前でつばを吐く。
  
  ありえへん。

  2006-09-16 18:41:00
• 7:

  嬢

  あたしは白黒はっきり主義者。『で？どっちなん？』があたしの口癖。でも好き嫌いの感情だけで生きてはいけない。
  この世界でそれを知った。
  夜の世界に住むとそうゆうのがうまくなる。

  2006-09-17 04:48:00
• 8:

  嬢

  恋愛もそれなりにした。中学生らしい恋愛から一生忘れる事のできない恋愛まで。
  今のあたしは恋愛はできない。したくないんじゃなくてできない。
  なんでやろう。なんでこんな冷めた感覚になったんかな？

  2006-09-17 04:58:00
• 9:

  嬢

  ここ何年も恋をしていない。ていうよりもあたしにプライベートなんてない。あたしの生活の100％が仕事。
  かといってお客さんに全て打ち明けてるわけじゃない。
  あたしもそれなりに営業をまじえ嘘もつくし、おせじも言う。一般論を話してみたり独特な意見を言ってみたり。

  2006-09-17 05:06:00
• 10:

  嬢

  最近になって自分がなんなのか、白なのか黒なのか、どうゆう人間なのかわからなくなってきている。はっきり言ってそれさえも気付かなかった。周りにあわせる事で個性がなくなったのかな？
  でも違う。お客さんは揃って『変わってるなぁ』という。

  2006-09-17 05:10:00
• 11:

  嬢

  さくらとしてキャバクラで働いてるあたし。
  普通のあたし。どう違うんやろ…

  2006-09-17 05:11:00
• 12:

  嬢

  昔、今でも仲のいいお客さんと女の化粧の話をしていた。『女の化粧は怖いからなぁ』と言うお客さん。確かに…
  『お前も化粧でだいぶ顔かえとんちゃうか？』と笑いながら話すお客さんにちょっと待っててと行って席を離れたあたし。

  2006-09-17 05:16:00
• 13:

  嬢

  確かカバンの中にお泊まりセットが入ってたはず……
  
  あたしは家に帰る事が少ないためお泊まりセットはいつもかかさずカバンの中に入っていた。家で一人で寝るのは淋しいから。店の子の家に泊まったり地元の子の家に泊まったり。後は適当に。

  2006-09-17 05:20:00
• 14:

  嬢

  カバンを探るあたしに声をかけるスタッフ達。
  『どないしたん？』『ん？別に…』
  あった…お泊まりセット。ポーチを片手にトイレに向かった。ポーチからオイルを出しメイクを落とした。別にわざわざトイレに行かなくてもよかったのだけど、店長にとめられると思ったのか無難にトイレで化粧を落とした。おしぼりで顔ふき、トイレの棚の中にポーチを置いた。
  よし…席に戻ろう。

  2006-09-17 05:27:00
• 15:

  嬢

  そのお客さんはまちくたびれたのかソワソワあたりを見回しながらタバコを吸っていた。
  さくらどこいったんやろう？言葉にしなくても、顔、その行動でそう思っているのがわかる。
  『ごめんね？おまたせ★』そう言うあたしに戸惑いながらも視線を外せないでいるお客さん。
  『…さくら？』

  2006-09-17 05:32:00
• 16:

  嬢

  『どうしたん？(笑)そんなみつめんといてよ(笑)』
  『いや…顔…化粧…なんで？』あたしのその行動に驚いたのかお客さんの発した言葉はカタコトの単語だった。
  『別に？てかっ★さっきの話ぃ〜♪何やっけ？』

  2006-09-17 05:37:00
• 17:

  嬢

  『ハハハハハッ♪』
  いきなりそのお客さんは手を叩きながら笑い出した。『なんやねんお前は!おもろい奴やなぁ！気に入った!ハハハハハ』
  
  別にスッピンに自身があったわけじゃない。スッピンが化粧の時と変わらないわけでもない。じゃあなんでスッピンになったん？……なんとなく。そしてあたしは、『変わった奴やなぁ』そう言われる。

  2006-09-17 05:43:00
• 18:

  嬢

  あたしはお酒が強い。弱いふりをする時もあるがたいがいのお客さんはそののみっぷりを気に入ってくれてるので、沢山のむ。お金のない人は、こんなあたしがついたらハラハラするだろうけど、そうじゃない人達だから遠慮なく頂く。
  『ﾊﾊｯ♪おかわりか？』
  たぶんあたしはいいお客さんに恵まれてる。

  2006-09-17 12:47:00
• 19:

  嬢

  というか、あたしは運が強い。きっとそう。
  今までたくさんのピンチをギリギリのところですりぬけてきたし、なんかラッキーな事が多い。
  
  でもどこかで聞いた言葉。《人の運は皆平等で、運が強いと言ってる人は小さな事でも素直に喜べる人。》あたしもそうなん？よくわからへんけどそんな綺麗な奴ではない。だからあたしは本当に運がいいんやろう。

  2006-09-17 12:53:00
• 20:

  嬢

  中学校時代、男の先輩と仲良くしたり、付き合ったりしてたら、女の先輩から生意気やとか言われ目をつけられていた。そんな状況におかれているにも関わらず、平気でいろんな男と付き合ったり可愛げのないあたしにそうとう怒りを寄せていたみたいで何回も呼び出しをされた。けど行かなかった。
  どうせしばくんやろ？痛いし…行くわけないやん。逃げてると思うなら思っていいし。あたしは女の子。殴られる覚悟なんかきめなくていい。

  2006-09-17 13:05:00
• 21:

  嬢

  それでもどうにかあたしを痛めつけたいようやったけど、その女の先輩が好きな人があたしを守ってくれた。付き合ってたわけじゃないけど。
  『お前そうとうあいつらに嫌われとんなぁ(笑)なんもしてへんのやろ？』当たり前やん。するわけがない。関わりたくない。そう伝えた。
  その日から女の先輩から睨まれる事はなかった。

  2006-09-17 13:10:00
• 22:

  ?◆O/.O2jTWfw

  頑張って??

  2006-09-17 13:11:00
• 23:

  嬢

  それどころか機嫌をとってくる人さえいた。
  今までさんざん文句を言ってた口から、『かわい〜♪』といかにもなお世辞を言う。でもあたしはそうゆう人が嫌いではない。だってはっきりしてるから。男にモテたい、男と仲良くしたい。そう思ってあたしをイジメるのをやめた。
  その人達のおかげで、傷一つ作らず好き勝手しながら卒業できた。

  2006-09-17 13:16:00
• 24:

  嬢

  >>28?さん
  応援ありがとうございます?頑張ります?

  2006-09-17 13:26:00
• 25:

  嬢

  昔、まだ中学生だった頃単車に乗りスピードを上げたりして遊んでいた。━あっ！危ないっ!!━
  そう思った時にはぶつかっていた。あれ？でもあたし生きてる？
  そう。たまたま落ちたところが田んぼだった。嘘みたいな本間の話(笑)

  2006-09-17 13:31:00
• 26:

  嬢

  初めて買った宝くじがあたった。対した金額ではないけどその時の10万はめっちゃ大金で、一億円を夢みるより、リアルに10万円がうれしかった。
  初めて行ったスロットで勝った。28万。何がなんだかわからないまま勝った。

  2006-09-17 13:34:00
• 27:

  嬢

  梅田に買い物に行った時すごいタイプの人がいた。一目惚れとかするタイプではないけど、その時は一目惚れしてしまった。だけど女連れやったし逆ナンするわけでもなく、かっこよかったな〜だけで終わった。
  
  一年後━━地元の居酒屋でばったりその男に会った。

  2006-09-17 18:21:00