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すき

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  • 1:

    七海

    たっちゃん
    がんばろぅね。約束ね。

    2006-09-15 05:07:00
  • 2:

    七海

    たっちゃんと初めて会ったのは2年前の春。
    七海19歳。
    達也26歳。

    2006-09-15 05:13:00
  • 3:

    七海

    私が働いていたぉ店にたっちゃんが飲みにきて、たまたま私が付いた。
    たっちゃんの第一声が
    『ぉ前やる気ないなぁ?』
    失礼極まりない…
    何もしてないのにいきなり言われた。
    『まぁね。』
    と無愛想に言ってゃった。

    2006-09-15 05:23:00
  • 4:

    七海

    『ぉ前面白い?指名でいいよ?』
    ぁらら…指名もらっちゃったょ…

    でもなんかうれしかったの覚えてる。

    2006-09-15 05:31:00
  • 5:

    七海

    1ヶ月くらぃは普通に連絡とってた。ぁる日たっちゃんから
    『ぉじぃとゴハンでもぃかん??』ってメールがきたから行く事にした。
    デニムにジャケット着て少しでも大人っぽくしてった…

    2006-09-15 05:39:00
  • 6:

    七海

    美味しいゴハン食べて満足な私にたっちゃんは
    『俺、キャバの代表なんやって。今度店出すんやけどお前働かへん?』と言って名刺を渡してきた。
    ぁらら…代表ですか…
    有名なお店の名前が書いてあった。

    2006-09-15 05:45:00
  • 7:

    七海

    『いいよ。』アッサリと決めた。
    2人共酔っ払ってどーでもいい話をしてた。
    そしたらたっちゃんが
    『山梨の夜景綺麗なんゃって?』といきなり言ってきた。『今から行こ?』何を思ったか無理な事を私は言った…

    2006-09-15 05:52:00
  • 8:

    七海

    『今から?酔ってるし無理?死ぬゎ?ボケッ?』と言い出しっぺに言われた…。
    その日はなんとなく帰りたくなくて『家の鍵忘れた』と嘘をついた。
    そのままラブホに行って何にもなく寝た。

    2006-09-15 05:56:00
  • 9:

    七海

    それからまた普通に連絡とって次に会ったのは、1ヶ月後くらい。
    ゴハン食べて泊まりに行って何にもしずに帰る。そんな感じだった。
    しばらくそんなのが続いた。

    2006-09-15 06:01:00
  • 10:

    七海

    私ってそんな魅力ない?って思った…
    あの頃私は、まだ十代…
    ピチピチなのに何故?
    実は密かに悲しんでた…
    そんなこんなで店のオープン当日。
    ドレスも頭も顔もバッチリ決めて気合いはいりまくり。

    2006-09-15 06:09:00
  • 11:

    七海

    たっちゃんは…?ドコ?

    『かっこぃぃ〜?』
    スーツ姿がめっちゃ良くて思わず幼なじみで親友花ちゃんに言ってしまった。そしたら花ちゃんたらひどいのょ…
    『あっちのボーイさんの方がかっこぃぃ?』って

    2006-09-15 06:16:00
  • 12:

    七海

    ぇッ?さっそくですか?

    相変わらずな花ちゃん…
    その日は忙しくて、たっちゃんと店で話なんかできなかったけど、終わってからゴハン連れてってくれた。

    2006-09-15 06:20:00
  • 13:

    七海

    ぁる日たっちゃんから
    『お前誕生日もうすぐやおな?誰と過ごすん?』ってメールが…『たっちゃんお祝いして?』って勇気を振り絞って言ってみた。
    『ょかった?俺がお祝いしたるわな?』って言ってくれた。

    2006-09-15 06:28:00
  • 14:

    七海

    誕生日当日。
    ゴハン食べに行って、山に湧き水が出るトコがあってそこになぜか水をくみに行っていつも通りラブホに行った。
    寝ようとした時たっちゃんが手紙をくれた。

    2006-09-15 06:36:00
  • 15:

    七海

    『デブななちゃんへ
    誕生日おめでとう。
    プレゼントなくてごめんね。
    俺ななの事がすきです。付き合って下さい。
    達也より』
    (泣)(泣)(泣)(泣)(泣)

    2006-09-15 06:42:00
  • 16:

    七海

    男の人から手紙でこんな事言われたの初めてで、うれしくてめっちゃうれしくて泣きながら
    『私もすきゃぉ?』って言った。
    んで初めてたっちゃんとその日Hしました?
    私の誕生日が記念日になった。

    2006-09-15 06:46:00
  • 17:

    七海

    店でも友達がたくさんできて、たっちゃんは相変わらず忙しそうであまり会えなかったけど何もかもが順調やった。

    ある日店で知り合った友達のさっちゃんにホストに誘われた。

    2006-09-15 06:52:00
  • 18:

    七海

    『ななちゃんって彼氏いるの?』
    私とたっちゃんが付き合ってる事は店長以外には内緒にしなきゃダメだった。
    『いないよ?』と私。
    『中島さん(たっちゃんの名字)だよ?』と花ちゃん。
    『ぇッ???』

    2006-09-15 07:03:00
  • 19:

    七海

    さっちゃんとハモってしまった。
    花ちゃんのバカッ??
    『内緒にしてね?さっちゃんとは、長い付き合いになりそうだから言っといたほうがいいし?ねぇ?なな?』
    そぅですょね…。
    まぁ、ぃぃゃ…。

    2006-09-15 07:08:00
  • 20:

    七海

    『ななちゃん中島さんと付き合ってるんや?ゃっぱ2人の時も優しいの??かっこぃぃもんね?』とたっちゃんをほめてくれた?嬉しかった。
    さっちゃんとたっちゃんは昔からの知り合いだった。

    2006-09-15 07:13:00
  • 21:

    七海

    ある日、いろんな店の事が書いてあるサイトにたっちゃんと私が付き合ってると書き込みがあった。
    ゃばぃ??
    どこからか分からないケド話が回ってしまった。

    2006-09-15 07:17:00
  • 22:

    七海

    次々にサイトに書き込まれていく。
    『中島さんまた店の女に手だしたんや』
    『中島何人女作るやろなぁ』
    『その子は遊びゃろ。本命は〇〇ちゃんだよ』
    『中島に金だましとられた』

    2006-09-15 07:23:00
  • 23:

    七海

    『ぁたし中島の子供おろした』
    『中島さん子供いるやん』
    …………………………………………………………………………………………………………………………ぇ?

    2006-09-15 07:27:00
  • 24:

    七海

    …………………………………………子供??
    頭ん中??ゃった。
    たっちゃん子供いるん?他に女いるん?
    一気に不安になった。
    考えたくなくてもそんな書き込みは増える一方で何が真実か分からなくなった。

    2006-09-15 08:48:00
  • 25:

    七海

    それが1カ月くらい続き我慢の限界に達した…
    たっちゃんにサィトを見せてほんとなのか聞いた。
    『なな。お前がこれを見て嫌な気持ちになったことは謝る。でもな、目に見えるものが真実や』

    2006-09-15 08:51:00
  • 26:

    七海

    『俺を信じろ。
    でもなお前は人の事信用しすぎや。これから先ぜったい誰にも俺らの事言うな?』と怒られた。
    ゎかった。と言うしかなかった。

    2006-09-15 08:58:00
  • 27:

    七海

    サィトはたっちゃんのおかげて何もかも無くなり何事もなかったかのように毎日がすぎて行った。
    あれから少しして、たっちゃんに会う事が極端に減りたっちゃんの様子がおかしくなった。

    2006-09-15 09:02:00
  • 28:

    七海

    会っても何かに苛立っていて八つ当たりをされる

    無理やりHしようとする
    何事…?
    何も言わないたっちゃんがムカついたけど何も言えなかった。

    2006-09-15 09:05:00
  • 29:

    七海

    会った後に入ってくるメールは決まって
    『八つ当たりしてごめんな』だった。

    ある日『大事な話があるから時間あけて』と連絡がきた。その日の夜話を聞く事にした。

    2006-09-15 09:08:00
  • 30:

    七海

    『俺、実家に帰る。』

    は?
    たっちゃんの実家は遠い…
    なんで?

    2006-09-15 09:13:00
  • 31:

    七海

    理由はこうだった。
    【たっちゃんは昔パクられてて、店のオーナーと両親が保釈金を出した。その金を親が返してと言ってきたけど、たっちゃんにはぉ金がなかった。代表と言う肩書きを捨てただのボーイになったから。

    2006-09-15 09:19:00
  • 32:

    七海

    今返せないなら、帰ってきて実家が営む旅館を継げとの事だった。】

    そっかぁ…

    いくら¥か聞いてみた。結構な額だった…

    2006-09-15 09:24:00
  • 33:

    七海

    私は貯金が趣味でお金はあった。
    でも前にサイトで書かれていた事が引っかかって『貸してあげる』の一言がでなかった。

    騙されてる…?

    2006-09-15 09:27:00
  • 34:

    七海

    『ごめんな。』謝るだけのたっちゃん。


    『貸してあげる?』


    何で言ってしまったんゃろぅ…

    2006-09-15 09:30:00
  • 35:

    七海

    不安だったから自分でたっちゃんの両親の口座に振り込みに行った。

    『ぁ〜ぁ?私の趣味が?』
    そんな事を思ってた。

    2006-09-15 09:35:00
  • 36:

    七海

    だけど何かが不安で誰にも言えなかった。

    また普通の生活に戻り、たっちゃんと愛を育んでいきました。
    と思っていたのは、私だけでした…

    2006-09-15 09:37:00
  • 37:

    七海

    突然別れを告げられた。

    ほんとに嫌で嫌や、嫌やとずっと言っていた。
    ほんとに好きやったから
    それと悔しかった。

    2006-09-15 09:41:00
  • 38:

    七海

    たっちゃんの為にお金を使ったってのがあったから…
    悔しくて嫌だった。

    『世の中金や。嫌やったら金持って来い』
    そう言われた。
    …………………………?

    2006-09-15 09:44:00
  • 39:

    七海

    ムカついた。めっちゃ。
    たっちゃんの目の前にお金バラまいてゃった。

    そしたらたっちゃん、私の事抱きしめて
    『試したダケ?俺の事こんなすきなんやな?』

    2006-09-15 09:47:00
  • 40:

    七海

    返す言葉がなかった。

    でも好きな事は確かだ。とりあえず別れる事なくすんだ。

    鍋の美味しい季節になったころ…

    2006-09-15 09:51:00
  • 41:

    七海

    その日は、仕事が終わって、たっちゃんのマンションの駐車場で車を止めて普通の話をしてた。
    鞄からタバコを取り出そうとしたとき手帳も一緒に出してしまった。
    たっちゃんは手帳を見せてと言ってきた。

    2006-09-15 09:57:00
  • 42:

    七海

    絶対嫌だった。
    『無理??』と言ったけどそれが気にいらなかったのかヤケになって無理やり見ようとした。
    『無理やって?いーかげんにしてょ?』

    【バキッ?ゴンッ?】

    2006-09-15 10:02:00
  • 43:

    七海

    何…?

    気づいたら車の中で気を失っていた。
    私の白色のダウンにたっちゃんの血がついていた

    口の中が切れて顔がパンパンに腫れていた。

    2006-09-15 22:24:00
  • 44:

    七海

    右の頭は何回も窓にぶつけたのかタンコブができていた。
    左の耳は赤く腫れ上がっていた。
    痛かった…

    2006-09-15 22:27:00
  • 45:

    七海

    朝ゃしとりあえずこんな顔じゃ家にかえれへん…友達の美和に電話して病院に連れてってもらった

    日曜日で病院が開いてなくて美和が必死に探してくれた。

    2006-09-15 22:40:00
  • 46:

    七海

    顔が腫れてうまく話ができない私の代わりに先生に事情を説明し、泣いている私の隣で何も言わずにいてくれた美和…

    先生に言われたけど
    診断書はもらわなかった

    2006-09-15 22:45:00
  • 47:

    七海

    美和は書いてもらえって言ってた。たっちゃんと別れなきゃいかん。って言ってた。

    何も答えれなかった…
    たっちゃんを許すつもりでいたから…

    2006-09-15 22:48:00
  • 48:

    七海

    家に帰りその日は湯豆腐でポン酢がゃたらと切れた口にしみた…(泣)
    親にバレないように必死に普通を装った。
    たっちゃんは、ほんとにごめん。と謝ってきた。

    2006-09-16 03:39:00
  • 49:

    七海

    好きで好きで仕方なくて許した。
    もぅ二度と無いことを信じて…

    2006-09-16 03:40:00
  • 50:

    七海

    いつからかたっちゃんは仕事をしなくなった…
    お金がなぃ…
    借金まであった
    どこまで情けない男かと思った。
    だけど大好きだった。

    2006-09-16 03:45:00
  • 51:

    七海

    しかもたっちゃんは事故った。
    車まで無くなった…
    金なし
    職なし
    車なし

    要するにダメ人間だ。

    2006-09-16 03:47:00
  • 52:

    七海

    でも一緒にいた。
    そんなたっちゃんでも一緒にいたかった。

    そんなある日ミニスカートをはいて仕事に行った。週に2、3回ミニスカートをはく私。

    2006-09-16 03:51:00
  • 53:

    七海

    その日もたっちゃんちに帰るとご機嫌ななめなたっちゃんが
    『ぉ前そんな短いのはいて客にパンツ見せとるんかぁ?そんなことせな客とれんのかぁ?ぁぁ?
    ぉ前#&*@§☆℃%£∞∴□△¢…………???』

    2006-09-16 03:55:00
  • 54:

    七海

    怒鳴りすぎて何を言ってるのか分からない…
    部屋の隅っこに追いやられ、殴る蹴るの大暴れ…
    気づいたらベッドの上だった。

    2006-09-16 03:58:00
  • 55:

    七海

    顔に冷えピタがいっぱい貼られてた。
    足に湿布が貼ってあった

    心配そうに私をみているたっちゃんが横にいた。

    2006-09-16 04:00:00
  • 56:

    七海

    『ななごめんな。痛かったゃろ?恐かったゃろ?ごめんな…』
    痛いに決まっている。
    恐いに決まっている。
    体内の水分が無くなるくらぃまで、ずっと泣いていた。たっちゃんはその間ずっと頭を撫でていた。

    2006-09-16 04:11:00
  • 57:

    七海

    泣きつかれて寝てしまい起きたら仕事の準備をするために実家に帰らなければならない時間だった

    『なな本当に悪かった。でも俺の気持ち分かってな?今日スカート全部もってこいよ?』

    2006-09-16 04:14:00
  • 58:

    七海

    どうやら私は殴られている間に、ミニスカートをはかない事とスカートをたっちゃんに渡す。
    と約束したみたいだった

    家に帰り半分だけスカートを袋に入れた。

    2006-09-16 04:17:00
  • 59:

    七海

    半分は内緒で履くために残してぉぃた。

    夏が近づき、たっちゃんは色々な所へたくさんの人たちと一緒に連れてってくれた。

    2006-09-16 04:20:00
  • 60:

    七海

    海も川も沢山行って、バーベキューも何回もした
    楽しかった?。
    たまに背中一面綺麗な絵が描いてある人たちとバーベキューしたり…
    その時は普通に怖かった…
    バーベキューとかするんゃぁ〜って思ってしまった。

    2006-09-16 04:25:00
  • 61:

    七海

    そんな場所でもゃっぱりたっちゃんは亭主関白っぷりを発揮してた。
    普段は
    靴を揃えないと怒る。私のでなく自分の。
    なんでも私に取らせる。自分の方が近いのに。
    ご飯が口に合わなけりゃ食べない。自分が作ると無理やり食べさせてくる。

    2006-09-16 05:07:00
  • 62:

    七海

    とりあえず自分の思い通りにならないと怒ってた。
    その日は友達がいたからかいつもより私に対する態度がひどくて、みんなに『大変ゃな、がんばれょ』と言われた。
    聞く話にょると、自分の女に対しては昔からこんな感じだったらしぃ…

    2006-09-16 05:13:00
  • 63:

    七海

    どんなきつい事を言われても絶えて、たっちゃんのためにがんばってる自分が好きだった。

    周りからしてみたらただのバカ女だったと思う。

    2006-09-16 05:18:00
  • 64:

    七海

    たっちゃんは事故ってから車をすぐ買わなかったからょく私は車を貸していた。
    たっちゃんが酔っ払って車の中で寝てしまい、その場所までタクシーでょく迎えに行ったりしてた。

    2006-09-16 05:22:00
  • 65:

    七海

    向かってるタクシーの中で何度別れようと思った事か…
    思っただけゃけど…

    どんな事されてもゃっぱり好きだった。

    2006-09-16 05:25:00
  • 66:

    七海

    私の誕生日が近づいてきた頃、たっちゃんから
    『大事な話がある。早めに帰ってきて』と連絡があった。
    また別れ話かと思い不安でぉ客さんの話なんて上の空ゃった。

    2006-09-16 05:28:00
  • 67:

    七海

    たっちゃんちに行ったがなかなか本題を口にしない…気になって仕方ない私は恐る恐る聞いてみた。

    『俺、お前が嫌がる仕事する。もぅ決定だからお前が嫌がってもやめれない。それでもよかったら俺に付いてきてほしい』と言われた。

    2006-09-16 05:33:00
  • 68:

    七海

    何…?
     
    たっちゃんは風俗店で働く事になったらしい。
    その時は別に何も嫌ではなかった。
    むしろ何でもぃぃから働いて下さい。って感じゃった。

    2006-09-16 05:39:00
  • 69:

    七海

    『別に嫌ゃないょ?がんばってね?』
    私の答えが意外だったのかかなり喜んでいた。
    『俺な、がんばるから?頑張って上り詰めてお前養ったるでな?約束するわ?』と言ってくれた。うれしくて泣けた。

    2006-09-16 05:44:00
  • 70:

    七海

    たっちゃんは仕事場の近くに引っ越す事になった。
    引っ越しも無事終わった頃、私の誕生日と2人の1年記念日。その日たっちゃんは私が前から行きたがっていた水族館に連れてってくれた。

    2006-09-16 05:52:00
  • 71:

    七海

    しかし閉館していた…

    仕方なく買い物をしてご飯を食べに行った。
    たっちゃんちに帰り、たっちゃんから2枚目となる手紙をもらった。

    2006-09-16 05:55:00
  • 72:

    七海


    七海へ
    誕生日おめでとう。
    何もできんくてごめんな来年も俺が祝ったるな。いろいろ迷惑かけてごめん。
    大好きだよ。
    達也ょり
    汚いな字ゃし短い文ゃけどうれしくて泣けた。

    2006-09-17 00:43:00
  • 73:

    七海

    誕生日が終わり少しして辛い日々が始まった―……

    2006-09-18 00:43:00
  • 74:

    名無しさん

    頑張れ?

    2006-09-18 05:15:00
  • 75:

    七海

    76サンありがとぉございます?

    2006-09-19 20:30:00
  • 76:

    七海

    *PM8:00*
    カチカチカチカチカチ―……
    今日もたっちゃんにメールする。
    「ぉ疲れさま。
    今から仕事がんばってくるね?たっちゃんも後少しがんばってね。」

    2006-09-20 06:20:00
  • 77:

    七海

    *AM2:00*
    営業終了―
    携帯には、たっちゃんからの連絡はない…
    『さっちゃん飲み行こ??』
    今日でさっちゃんと飲みに行くのは何日目だろう…―昨日も一昨日もその前も…

    2006-09-20 06:24:00
  • 78:

    七海

    『お疲れー?』
    とりあえず乾杯。
    『今日も連絡とれんの?』とさっちゃんがビール片手に私に聞く。
    『まぁ…ね…』
    『そっか?今日も朝までつき合うよ?』
    『ごめんな?さっちゃん…』

    2006-09-20 06:48:00
  • 79:

    七海

    気にしないで。と言って2杯目のビールを頼むさっちゃん。
    相変わらず豪快な飲みっぷり
    『話聞く事しかできんくてごめんね。』と大好きなゲソカラをつまみながらさっちゃんは言った。

    2006-09-20 07:00:00
  • 80:

    七海

    十分ゃった。
    人に自分の事を話すのが苦手な私にとってさっちゃんは、店で唯一なんでも話せる友達やった。
    こうして飲みに付き合ってくれるだけでいつも気は紛れていた。

    2006-09-20 07:06:00
  • 81:

    七海

    ピルルル…―
    「忙しくて疲れて寝てたから連絡できへんかった。ごめんな」
    たっちゃんからメールがきた。
    慣れない仕事。
    上に立ってた人間が下っ端になる。

    2006-09-20 07:10:00
  • 82:

    七海

    朝から夜中まで働く。
    大変なのも疲れてるのも辛いのも分かった。
    でも会いたかった。
    すごく…――

    2006-09-20 07:15:00
  • 83:

    七海

    「仕事終わったら家きて。鍵開けとくわ」
    たっちゃんから仕事中にメールがあった。
    *AM2:00*
    『お疲れ様ですー』
    急いで店をでて車に乗る。
    ピピピピ…―着信 さっちゃん。

    2006-09-20 07:19:00
  • 84:

    七海

    『おつかれー?なな今からどこいくのー??』
    茶化すような声で聞いてくる。
    『たっちゃんち…』
    『ふーん?よかったやぁん?ひさしぶりのHがんばってねぇーじゃぁねぇ〜』

    2006-09-20 07:24:00
  • 85:

    七海

    笑いながらさっちゃんはそう言って電話をきった。
    *たっちゃんち到着*
    『ぉ邪魔しまぁす』…
    …………………………………………????
    部屋がありえんくらい汚い。足の踏み場がない。

    2006-09-20 07:27:00
  • 86:

    七海

    キッチンは洗い物が大量にあり、洗濯機には溢れ出るほどの洗濯物。
    部屋は漫画や雑誌、食べ物のゴミ、使用済み靴下…などなど。

    たっちゃんは…
    ベッドで爆睡中。

    2006-09-20 07:32:00
  • 87:

    七海

    ありえん??
    「よぉーこんなトコに住めるわ?」独り言を言いながら掃除を始めた。
    お酒の缶が大量に転がっていた。単純計算して大体1日8缶。それも500??…飲みすぎ…

    2006-09-20 07:40:00
  • 88:

    七海

    とりあえずゴミ袋にゴミと缶を分別して、キッチン片付けて、洗濯物回して、24時間ゃってるコインランドリーに持って行った。

    "疲れた…"
    気づけば朝だった。

    2006-09-20 18:15:00
  • 89:

    七海

    コインランドリーのキシキシ音のするパイプ椅子に座ってタバコをすいながら
    "このまま起きてて買い出し行ってご飯作ってあげよ"って考えてた。
    *AM8:00*
    『たっちゃん朝やお。起きぃ』

    2006-09-20 18:19:00
  • 90:

    七海

    『ん…』――――――――5分後ようやく起き上がりフラフラしながらお風呂場へ行く。たっちゃんがシャワーを浴びている間に布団を干し缶コーヒーを用意する。

    2006-09-20 21:47:00
  • 91:

    七海

    ドライヤーで髪をセットしているたっちゃんを見ていたら
    『おい、シャツとスーツと靴下だして』と言うたっちゃん。
    ネクタイを綺麗にしめ缶コーヒー片手に家を出ていく。

    2006-09-20 21:51:00
  • 92:

    七海

    『いってきます。昼の休憩の時一回帰ってくるでな』
    『ん。がんばってね。』そぅ言って玄関のドアを閉めた。
    駐車場が見える窓からたっちゃんを見送る。

    2006-09-20 21:55:00
  • 93:

    七海

    "たっちゃんの顔ひさしぶりに見たわぁ〜。
    さてシャワー浴びて買い出しにいこ"1人で満足しながら用意する私。
    スーパーで買い出ししてぉ昼ご飯を作る。

    2006-09-20 22:01:00
  • 94:

    七海

    *PM1:00*
    『ただいまぁ』
    『おかえりぃ』そう言いながらテーブルにご飯を運ぶ。
    『…………』
    たっちゃんはテレビを見ながら無言でご飯をたべる。

    2006-09-20 22:05:00
  • 95:

    七海

    『まずい…?』
    『別に』一言だけ答えてまた無言でたべる。
    何か機嫌が悪い…下手に話かけないほうがいいな…

    無言のお昼ご飯が終わりたっちゃんは、また仕事へと戻った。

    2006-09-20 22:10:00
  • 96:

    七海

    『疲れたー??』
    変に気を使った私は言いながらベッドへ倒れ込んだ。―――――――――――――気づいたら寝ていた。"さて夕飯作って帰ろ…仕事の準備しなきゃ…"

    2006-09-20 22:13:00
  • 97:

    七海

    カチカチカチ…―――――――「お邪魔しました。
    夕飯作ってあるからよかったら食べてね。」そうメールをしてたっちゃんちをでた。

    2006-09-20 22:18:00
  • 98:

    七海

    『ななぁ〜ぉは!昨日はどぉやった?』
    ニヤニヤしながらさっちゃんが言った。
    『さっちゃんが思ってるような事は何もありませんよ。』
    "なぁーんだ"と言いながら髪をクルクル巻いていた。

    2006-09-20 22:23:00
  • 99:

    七海

    『ひさしぶりにホスト行かん?』
    『…やだ。』
    『お願い?ケンカしてまったでさ…付いて来て』
    またか…さっちゃんの彼氏はホスト。さっちゃんが本命なのか客なのか私には分からない。

    2006-09-20 22:29:00
  • 100:

    七海

    いつもよりゴージャスに髪を巻いて満足げなさっちゃんが私にそぉ言ってきた。
    『今度ななの行きたいBAR付き合うから〜てかおごるからぁ〜』得意の上目使いでお願いしてくる。

    2006-09-20 22:35:00
  • 101:

    七海

    『ぅ…わかった…』
    『ありがとぉ〜なな好きぃ〜』
    負けた…。
    さっちゃんは小さくて目が大きくてかわいい系。あのお願いポーズにやられてしまった。

    2006-09-20 23:22:00
  • 102:

    七海

    ―――――――――――――――――――――
    『いらっしゃいませぃ』オレンジ色の光がキラキラする店内。いろんな香水の匂い。
    『七海さんお久しぶりっ!ビールでいいですか?』この店のNo.1ホスト晃が営業スマイルで聞いてきた。

    2006-09-20 23:33:00
  • 103:

    七海

    『うん。晃も飲みぃ?』『ありやす!いただきます』
    さっちゃんによく付き合わされて、ここ「Deep」にくるため軽く常連さんになっている私。

    2006-09-20 23:38:00
  • 104:

    七海

    となりでは、彼氏と気まずそうなさっちゃん。
    でも何も言わない。私がシャシャっても仕方ない事やし。
    『七海さんなんかあったん?』
    チワワみたいな目で私を見てくる晃。
    『なんも』

    2006-09-21 00:01:00
  • 105:

    七海

    『てか、七海さんってやめて』
    "ハハハ―仕事ですから"と笑ってタバコに火を点ける。
    晃は私の元カレ。私と別れてからすぐホストを始めた。
    2ヶ月でNo.1になった。ホストをしているって分かったのは別れてだいぶたってからやけど

    2006-09-21 00:14:00
  • 106:

    七海

    自分のお客さんがいて忙しいハズなのに私が来た時は最初に必ずつく。
    『はよ仕事してきぃよ』そう言っても
    『俺しか七海さんのご機嫌とりはできんから(笑)』という晃。

    2006-09-21 00:22:00
  • 107:

    七海

    『役職ついてる人は自由やなぁ(笑)』
    "そうかな?"と八重歯をのぞかせて笑った。
    『なな―...七海さんゆっくりしていってくださいね』
    『いちいち言い直さんで』
    『仕事ですから』キメ顔で去って行った。

    2006-09-21 00:32:00
  • 108:

    七海

    私が元カノって事はみんなに内緒らしい。
    ビールをたらふく飲み、さて帰ろう。と思った時
    『ドンペリ2本もってきてぇー』
    とさっちゃん。
    『仲直り記念やのぉ』と可愛い顔して言っていた。

    2006-09-21 00:38:00
  • 109:

    七海

    "そうか…仲直り記念ね…"
    やかましいコールが始まりまずいドンペリを飲む。
    『ななぁ、もっと飲んでッ』酔っ払ってからんでくる…『もう1本もってきて☆』

    2006-09-21 00:43:00
  • 110:

    "もう飲めんよ…マズい…"お構いなしにシャンパングラスにドンペリを注ぐ。
    "仕方がない飲むか…"
    グラスを取ろうとした時誰かがそのグラスをとった。
    晃だ…―――" " "06/09/21 00:48

    2006-09-21 00:48:00
  • 111:

    七海

    『晃くんかっこぃぃ?』キャッキャキャッキャと騒ぐさっちゃん。どんどん晃に飲ませる。

    『ありやーす?』
    結局5本ドンペリをおろした。
    さっちゃんの彼氏も相当飲まされたのか
    えらいことになってる…

    2006-09-21 00:54:00
  • 112:

    七海

    お会計を済ませ店を出る。
    さっちゃんは近くのBARで彼氏を待つらしい。
    さっちゃんと別れ歩いていると…―――
    プルルルル―プルルルル…―
    *着信* たっちゃん
    "えッ?なんでこんな時間に…?"

    2006-09-21 01:01:00
  • 113:

    七海

    "さっちゃんとご飯食べに行くってメールしたし大丈夫やおね…ホスト行ったのバレてないよね…"
    ピ…―『はい』
    『何しとん?どこ?』
    『今帰り。』
    『はぁ?こんな時間まで遊んどったんかぁ?!どこにおったんや?!ホストかぁ?!あぁ?お前いい身分やのぉ?!―……

    2006-09-21 02:07:00
  • 114:

    七海

    それから30分に渡って怒鳴りまくっていた。
    『お前次こんな時間まで遊んどったらもぉ知らんでな!』
    ブチッ―プープープー切られた。
    確かに内緒でホスト行ったのは悪いけど行ってないと嘘を突き通した。

    2006-09-21 02:11:00
  • 115:

    七海

    悪い事やけど私の友達を悪く言わんでほしかった…
    『サチとなんかと遊んどんな!男にだらしねぇ奴と一緒におるな!』って…
    "最低や…もう嫌や…"
    プルルルル…―プルルルル…―
    *着信* 晃

    2006-09-21 02:16:00
  • 116:

    七海

    『あ゛い゛』
    『ん?何泣いとるん?どした?』
    晃はいつも辛い時になぜか連絡をくれる。
    『なんも。』
    『そっか…』
    晃はいつも深くまで聞こうとしない。

    2006-09-21 02:22:00
  • 117:

    七海

    『今日代わりに飲んでくれてありがとうね。てか飲ませてごめんね。』
    『アハハハ―飲みたかっただけやって〜何々?俺がななの為に飲んだかと思った?(笑)』
    『アホ』
    『(笑)』

    たわいの無い話をして電話を切った。

    2006-09-21 02:29:00
  • 118:

    七海

    私にとって晃は… たぶん言葉では表現できない存在。大切とか好きとかそーゆーのじゃない人。

    2006-09-21 10:15:00
  • 119:

    七海

    ―――――――――――「コンビニ弁当飽きたよぉ〜ななのご飯食べたいよぉ」そんなメールがきた。
    あれからおとなしくしてどこにも行かなかったからなのか機嫌がいいたっちゃん。

    2006-09-21 10:20:00
  • 120:

    七海

    『ただいまぁ。お邪魔しまぁす』
    『おー、おかえり』
    "ぅゎぁ〜また部屋汚いよ…酒臭いし…"たっちゃんの部屋は相変わらず汚い――。
    パパパッと片付けて、久しぶりにたっちゃんとビールで乾杯。

    2006-09-21 10:24:00
  • 121:

    七海

    "こんなしゃべるのひさしぶりやぁ〜うれしぃ〜 たっちゃん機嫌いいし☆"
    『はよ、風呂入ってきぃ。起きて待ってるで』

    2006-09-21 10:28:00
  • 122:

    七海

    "わぁ〜い"
    ――――――――――
    お風呂から出て髪を乾かしていたら、たっちゃんが後ろから抱きついてきた。『どしたん?』
    『Hしたいんよ…ななの顔みてたらしたくなった』
    ビックリした。たっちゃんがなんか可愛く見えた。

    2006-09-21 10:32:00
  • 123:

    七海

    髪を撫でながらキスをする…。たっちゃんの癖…
    『我慢できんで入れていい?』『ん…』
    そんなにHしたかったのかいきなり入れてきた。

    2006-09-21 10:41:00
  • 124:

    ちぃ

    しおり

    2006-09-21 16:13:00
  • 125:

    七海

    ちぃサンぁりがとうごさいます?

    2006-09-21 21:30:00
  • 126:

    七海

    『たっちゃん痛いよ……』
    私の声を無視して無理矢理入れて腰をふるたっちゃん。
    『声我慢しなくていいよ。イクとき言えよ』

    "声なんて出ない…気持ちよくなんてないよ"

    2006-09-21 22:10:00
  • 127:

    七海

    「なな気持ちいい?これ気持ちいい?ななの声きかせて…」気持ちいいけど何か違う…
    がんばってがんばって演技した。

    『ななイクよ』…――そう言って口に無理矢理出した。

    2006-09-21 22:16:00
  • 128:

    七海

    ―――――――――――すぐ寝た たっちゃんに布団をかけてシャワーを浴びた。
    涙が出た。愛情のないHに…?すぐ寝た たっちゃんに……?何に涙が出たんだろう。

    2006-09-21 23:24:00
  • 129:

    七海

    ――――――――――
    ピピピピ…―ピピピピ
    *AM8:00*
    "眠い…1時間しか寝れなかったぁ"目覚ましを止め、たっちゃんを起こす。
    『たっちゃん、朝やお』
    『わかっとる』
    ――――――――――
    ――――――――――

    2006-09-21 23:30:00
  • 130:

    七海

    缶コーヒーを渡し玄関でお見送り。車に乗って仕事に向かうたっちゃんを窓からもう一度見送る。
    "ふぅー…さて買い出し買い出し☆"

    2006-09-21 23:35:00
  • 131:

    あの頃の私は、たっちゃんのご機嫌をとるのに必死だった。嫌な事されても言われても、大好きなたっちゃん。たぶん私が我慢したりもっとがんばればきっといつかそれに気づいてくれる…―" " "06/09/21 23:39

    2006-09-21 23:39:00
  • 132:

    七海

    私が愛情を注いだ分いつかかえってくる。
    そんな根拠のない事を思っていた。
    そう思わないとやってけなかったのかもしれない。嫌いになるのが怖がったのかもしれない。

    2006-09-21 23:44:00
  • 133:

    七海

    ――――――――――
    ピルルル…―ピルルル…―
    *着信 美和*
    『なな?
    たっちゃんの話なんやけど…』
    言い辛そうに話始めた。

    2006-09-22 00:36:00
  • 134:

    七海

    内容はこうだった。
    「たっちゃんには他県に3歳と5歳にになる子供がいる。養育費を払っている。」
    美和は知り合いにそう聞いたらしい。
    『よぉ考えや。私的にはやめてほしいけどね』
    そう言って電話を切った。

    2006-09-22 06:18:00
  • 135:

    七海

    何も考えれなかった…サイトにも書かれていたけど"俺を信じろ"と言った たっちゃんを信じてた…でも…その美和の知り合いが美和に嘘つく必要などないし…
    本当なのかな…―――?

    2006-09-22 06:53:00
  • 136:

    七海

    分からない…何が嘘で何が本当なのか。
    でもたっちゃんに確かめる勇気はない…
    そんな事聞いたら絶対に機嫌悪くなって
    怒る。

    2006-09-22 06:56:00
  • 137:

    七海

    聞かなきゃいけない。聞いた方がいいに決まってるのに、たっちゃんの機嫌を損ねるのが怖くて、何も出来ない。

    臆病な私。

    2006-09-22 07:02:00
  • 138:

    七海

    ――――――――――
    ――――――――――
    『ななぁ、終わってからご飯食べにいこぉ?』
    営業中にさっちゃんからお誘いがあった。

    *AM2:00*
    営業が終わりなじみの店に行った。

    2006-09-22 07:07:00
  • 139:

    七海

    グラスにビールが注がれて乾杯☆
    『ななぁ、どしたん?営業中ずっと上の空やったよ?何があったん?』
    『よぉ見とるなぁッ!上の空やないよ。天然キャラ作ってたんよ』
    『はいはい。何?』

    2006-09-22 07:13:00
  • 140:

    七海

    『あんね、たっちゃん2人子供おるらしぃわ………笑ってまうやろ?』
    びっくりした顔で私を見るさっちゃん。
    『本人に聞けんし。過去の事って思えばいいんかな?』
    さっちゃんは、「私やったら聞く。」
    そうハッキリ言った。

    2006-09-23 00:29:00
  • 141:

    七海

    本当は聞きたい。
    真実が知りたい。
    でも…―聞いて何になるんやろう。もし"いる"って言われたらなんて私は言うんだろう?
    たぶん私はそれでもたっちゃんの事を好きでいると思う。

    2006-09-23 00:33:00
  • 142:

    七海

    あの時聞いていたら、たっちゃんも私も傷つかずにすんだのかな…。
    あの時は、怒られるのが恐くて、殴られるのが恐くて…たっちゃんの目を見て話すのが恐かった。

    2006-09-23 00:36:00
  • 143:

    七海

    ――――――――――
    たっちゃんは相変わらず私を週に2.3回家に呼んだ。
    掃除、洗濯、家事。
    家政婦みたいやった。
    寝ているたっちゃんを起こさないように部屋を片付ける。

    2006-09-23 00:45:00
  • 144:

    七海

    "何してるんやろう…"
    会話なんてない、ありがとうなんてない…
    寂しいよ。辛いよ。もう嫌だよ。

    でもたっちゃんが一生懸命働いて頑張ってる事を尊敬していた。

    2006-09-23 00:50:00
  • 145:

    七海

    仕事でのストレスでなのかたっちゃんはどんどん痩せていった。
    そんな姿を見ていたら自分の思ってる事はワガママなんだと思い何も言えなかった。

    2006-09-23 00:54:00
  • 146:

    七海

    "時間を作って"
    "どこかへ連れて行って"
    "話をして"
    "話をきいて"
    ……………………………………"好きって、愛してるって言って"………

    2006-09-23 00:57:00
  • 147:

    七海

    私のワガママかもしれない願いはいつ叶うのかな…
    前みたいにいろんな所へ連れて行ってほしい。
    たっちゃんはこうなる事が分かっていたからなのかな。

    2006-09-23 01:02:00
  • 148:

    七海

    あの夏いろんな所に連れて行ってくれたのは…。思い出作りやったんかな…
    あの時はそう思った。

    2006-09-23 01:08:00
  • 149:

    七海



    愛情の感じられないH。キスなんてない。
    疲れてるのか途中で寝てしまう。
    終わったらすぐ寝てしまう。

    2006-09-23 01:15:00
  • 150:

    七海

    私はたっちゃんの
    「性欲処理機」やった。

    冬、雪が降っていても車で20分の距離を1時間以上かけて行った。
    体調が悪くても行った。
    たっちゃんが"来て"って言うから。

    2006-09-23 01:20:00
  • 151:

    七海

    あの日も雪が降っていた。
    いつも通りたっちゃんの部屋を片付けてビールを飲みながらタバコを吸っていた。
    ふと、たっちゃんの携帯が目にはいった。

    2006-09-23 01:23:00
  • 152:

    七海

    たっちゃんは寝ている…"見たい"そう思った時にはもう携帯を見ていた。悪い事って分かっていたけど…手は動く。

    2006-09-23 01:25:00
  • 153:

    七海

    カチカチカチカチ…―
    *受信メールBOX*
    女の子の名前がほとんどでたまに私も知っているたっちゃんの友達からのメール。

    2006-09-23 01:29:00
  • 154:

    七海

    受信と送信を見比べて見ていた。
    "たっちゃん、今日はありがとう?また遊んでね?"
    "俺も楽しかった?また遊ぼうな?"
    "暇だよ?達也君遊ぼ"
    "じゃぁ前と同じとこで2時に待ってて"

    2006-09-23 01:33:00
  • 155:

    七海

    "鍵いつものとこに置いておくね?お邪魔しましたぁ"

    "またメシ作ってな?"

    何これ…………?

    2006-09-23 01:35:00
  • 156:

    七海

    全部ちがう女の子。
    "ありえへんわぁ"
    ショックと言うか呆れた。
    たっちゃんを起こして言ってやろうかと思ったけど止めた。
    別れる気が無かったから……

    2006-09-23 01:40:00
  • 157:

    七海

    情けない女です。
    でも携帯を見たと言う事が言えない。別れればいい話やけど、たっちゃん失うのが嫌やった。

    それから携帯みるのが癖になった…

    2006-09-23 01:43:00
  • 158:

    七海

    たっちゃんの家に行くたび携帯を見た。
    でも変わらない。
    女の子とのメールは続く。家にも呼んでる。
    私を抱くベッドで私以外の女も抱かれていると思うと吐き気がした…

    2006-09-23 01:47:00
  • 159:

    七海

    当たり前になった携帯チェック。
    あの日もビールを飲みながら見ていた。
    ある女の子から
    「今これしかない。」
    と小さい可愛い女の子の写メ付きメールがあった。

    2006-09-23 01:56:00
  • 160:

    七海

    それを見た時は何も気にならなかった。
    でも送信メールを見たとき自分の目を疑った。
    今でもはっきり覚えている。

    2006-09-23 02:54:00
  • 161:

    七海

    「俺の子供??俺に似て可愛いやろ?」
    写メと一緒にたっちゃんの友達にそう送っていた。
    何度も何度も読み返した。
    何回も何回もその写メをみた。

    2006-09-23 02:57:00
  • 162:

    七海

    手が震えて携帯を落としてしまった。
    自分の携帯をもって外に出た。
    『もしもし…さっちゃん…』
    無意識にさっちゃんに電話をかけていた。

    2006-09-23 03:04:00
  • 163:

    七海

    さっちゃんは私をなだめながら話を聞いてくれた。友達と居酒屋にいたさっちゃんは「今からくる?」と言ってくれた。
    でもそんな気分になれず断り電話を切った。

    2006-09-23 03:09:00
  • 164:

    七海

    それから部屋に入れず1時間くらい雪の中外で泣いていた。

    寒くて部屋に入り寝息をたてるたっちゃんを見て今までにない苛立ちを感じた。

    2006-09-23 03:13:00
  • 165:

    七海

    "なんで私に言ってくれないの?私とは先がないから話さなくてもいいって思ってるの?"
    もう知らないふりをするのは限界だった。

    2006-09-23 03:15:00
  • 166:

    七海


    ――――――――――
    次の日たっちゃんに聞いた。もちろん携帯を見たとは言わなかった。
    『友達に聞いたんやけどたっちゃん子供いるでしょ?』
    勇気を出して聞いてみた。

    2006-09-23 03:18:00
  • 167:

    七海

    『は?子供?おるか?ボケッ?』
    少し呆れながら答えていた。
    『いろんな人から聞くもん。おっても気にしんで正直にゆってや?』
    『くどい…おらんゆってるやん』

    2006-09-23 17:54:00
  • 168:

    七海

    これ以上聞いたら私の体が危ないと思い少しふてこいて『そっか…』と答えた。

    頭の中では、全く納得してない。

    2006-09-23 17:56:00
  • 169:

    七海

    あんなメールを見てるんだから…。
    "いるよ"って真実を言ってくれるって信じてたのに……

    2006-09-23 19:13:00
  • 170:

    七海

    私は現実から逃げた。
    あんなメールをみたのに周りから聞くのに…
    "昔の話しやん"って思うようにした。

    2006-09-24 06:10:00
  • 171:

    七海

    それから何も変わらない日常で、相変わらずたっちゃんの家政婦で性欲処理機だった。

    あのコインランドリーのパイプ椅子に何回座ったんだろう…

    2006-09-24 06:12:00
  • 172:

    七海

    何も変わらない日常を送りながら、たっちゃんに対しての嘘が多くなった。
    内緒で飲みにいく。取っておいたミニスカートをはく。

    2006-09-24 06:15:00
  • 173:

    七海



    晃と遊ぶ。

    2006-09-24 06:16:00
  • 174:

    七海

    晃に何かを埋めてもらうように遊んだ。

    たっちゃんに悪いと思いながら…

    2006-09-24 06:18:00
  • 175:

    七海

    でもどれだけ好き勝手やってもつまらない。
    やっぱり寂しい…。

    付き合ってる意味なんてないやん…

    2006-09-24 06:20:00
  • 176:

    あの時「別れよう」って
    私が言っていたら
    どぉなってたんかな…―――" " "06/09/24 06:22

    2006-09-24 06:22:00
  • 177:

    七海

    『悩むくらいなら別れやぁ』

    『子供おるのに隠されてるんやお?』

    『もう何も変わらないと思うよ』

    2006-09-24 06:24:00
  • 178:

    七海

    私の友達からの言葉が素直に聞けなかった。

    たっちゃんの友達からもいろいろと言われた。

    2006-09-24 06:25:00
  • 179:

    七海

    『子供の事とか知ってると思うけど、達也はやめとけ。七海はまだ若いんやで苦労することないんやぞ?
    一緒におってもしゃーないやん。』
    そう言われた…さすがに泣いた。

    2006-09-24 06:29:00
  • 180:

    七海

    でも全部正しい意見やと思う。
    頭ではちゃんと
    分かってたんだよ…。

    2006-09-24 06:30:00
  • 181:

    七海

    ――――――――――
    ――――――――――
    たっちゃんは、いつからか仕事の愚痴を言うようになった。
    「辞めたい。」が口癖になった。

    2006-09-24 06:32:00
  • 182:

    七海

    私はすぐにでも辞めてほしかった。
    そうすれば、前みたいに一緒に居れると思ったから。

    2006-09-24 06:34:00
  • 183:

    七海

    でも途中で放り投げてしまうたっちゃんが嫌だった。
    「お前を養ってやる」って言ってくれた言葉が嘘になる。
    それを夢見てたから我慢できた事いっぱいある。

    2006-09-24 06:38:00
  • 184:

    "辞めてほしい"
    "続けてほしい"
    両方の思いがあった―" " "06/09/24 06:39

    2006-09-24 06:39:00
  • 185:

    七海

    『俺、あと2ヶ月で仕事辞める事にした。もう決まったで』
    私は喜んだ。
    両方あった一つの思いが叶ったから…

    2006-09-24 06:42:00
  • 186:

    七海

    『俺、仕事辞めたら住むとこなくなるんやて…部屋借りて一緒に住むか?』
    嬉しくて嬉しくて泣きじゃくった。

    2006-09-24 06:46:00
  • 187:

    七海

    それから私は毎日寝る間を惜しんで不動産屋回った。ようやく気に入る物件が見つかり部屋を借りることになった。

    2006-09-24 06:48:00
  • 188:

    七海

    『お前に全て任せるから』
    そう言って間取りだけみてその部屋に決定した。

    2006-09-24 06:50:00
  • 189:

    七海

    お金は…
    ほとんど私が出した。
    美和に
    『契約は七海の名前でしやーね。たっちゃんが借りたら喧嘩するたび出てけって言いそうやし』と言われたのもあり、私名義で借りた。

    2006-09-24 06:57:00
  • 190:

    七海

    電化製品はたっちゃんのを持ってくることにした。
    カーテンやラグやソファー全て私が選び買った。
    選んでいたときすごく楽しかった。

    2006-09-24 06:59:00
  • 191:

    七海

    今までの悩み事も辛かった事も全部吹き飛んだ感じやった。

    2006-09-24 07:01:00
  • 192:

    七海

    たっちゃんは仕事を無事やめ、引っ越しの準備をし始めた。
    思ったより荷物があり
    引っ越しはたっちゃんの友達にも手伝ってもらうことにした。

    2006-09-24 07:05:00
  • 193:

    七海

    引っ越しの前日。
    大体の荷物がまとまった。
    次の日、朝早くからガス屋さんがくる予定だったのでいつもより早く実家に帰った。

    2006-09-24 07:08:00
  • 194:

    七海

    *引っ越し当日*
    たっちゃんの友達も手伝ってくれたおかげで昼前には荷物を運び終わった。
    カーテンやソファーなども宅配便で届いた。

    2006-09-24 07:11:00
  • 195:

    七海

    コンビニで蕎麦とビールを買って3人で乾杯した。
    『仲良くやらなあかんよ』とたっちゃんの友達はゆった。
    『当たり前やん?』

    "もう寂しくなんかないもん"

    2006-09-24 07:15:00
  • 196:

    七海

    たっちゃんは
    初めて部屋をみたのが引っ越した日だったので子供みたいに喜んでいた。
    『お前なかなかやるやん?俺まじでうれしい?
    ありがとぉな?』そう言ってキスをしてくれた。

    2006-09-24 07:18:00
  • 197:

    七海

    私は恥ずかしくて
    『私センスいいもーん?』
    とはぐらかした。
    本当はあんなに喜んでくれてうれしくて、久しぶりのキスが嬉しかった。

    2006-09-24 07:21:00
  • 198:

    七海

    2.3日してだいぶ部屋が綺麗に片付き落ち着いたころだった。
    仕事が終わり家に帰るとたっちゃんがリビングのソファーで寝ていた。
    携帯がひらいたまま…

    2006-09-24 07:25:00
  • 199:

    七海

    引っ越しとかで忙しかったからしばらくたっちゃんの携帯を見ていなかった。
    それが当たり前やけど…
    馴れた手つきで携帯を触る。

    2006-09-24 07:28:00
  • 200:

    七海

    前よりは少なくなったけど相変わらず女の子とメールしていた。

    「一応片付けたょぉ?
    でも前の女の服とかはいじってないでたっちゃんやってね?」

    2006-09-24 07:33:00
  • 201:

    七海

    *送信メールBOX*
    「ありがとな?前の女の物は俺が処分しとくで?嫌なもん見せてごめんな?」

    日付は引っ越しの前日。私がいつもより早く帰った日。

    2006-09-24 07:37:00
  • 202:

    七海

    …………………………………………………………………何これ?

    2006-09-24 07:40:00
  • 203:

    七海

    前の女?
    服を処分?
    嫌なもん?


    私の事ですよね…
    私の服ですよね…

    2006-09-24 07:42:00
  • 204:

    七海

    (略)

    私の事ですよね…?
    私の服ですよね…?

    2006-09-24 07:46:00
  • 205:

    七海


    ふざけるな…
    私の何かがキレた。

    寝ているたっちゃんを無理矢理起こした。
    寝ぼけながら私に抱きつこうとするたっちゃん。その手を思いっきり振り払った。

    2006-09-24 07:50:00
  • 206:

    七海

    (略)

    寝ぼけながら私に抱きつこうとするたっちゃん。その手を思いっきり振り払った。

    2006-09-24 07:51:00
  • 207:

    七海

    びっくりしたのか
    ガバッと起き上がった。『何や?』
    若干機嫌が悪そうなたっちゃんが言う。

    2006-09-24 07:54:00
  • 208:

    七海

    『なんややあらへん。私携帯みたわ。呆れてまうわ。』冷静に無表情で言った。
    『何がや?』目が変わるたっちゃん。

    …………殴られる

    2006-09-24 07:57:00
  • 209:

    七海

    今回はゆるせれない。殴られてもいい。
    『自分で自分の携帯みてみぃ?』そう吐き捨てて寝室に行った。

    2006-09-24 08:00:00
  • 210:

    七海

    リビングにいるたっちゃんに聞こえないように泣いた。
    悔しくて悲しくてムカついて泣いた。

    2006-09-24 08:03:00
  • 211:

    七海


    泣きつかれて寝てしまい起きたらお昼だった。
    部屋のどこにもたっちゃんが居なかった。
    テーブルには一枚の手紙が置いてあった。

    2006-09-24 08:05:00
  • 212:

    七海

    " 七海へ
    ごめんなさい。昔の女やでと思い家に上げてまった。言い訳はしないけど、やってもない。これだけは言える。でも嫌な思いさせたのは紛れもない事実です。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    2006-09-24 08:09:00
  • 213:

    七海

    あとこんな俺なのに今まで一緒にいてくれてありがとね。
    なるべく早く出ていくようにします。少しの間だけごめん。
    達也 "

    2006-09-24 08:11:00
  • 214:

    七海

    なんやこれ…?やってなかったらいいんかいな…目みて謝れへんよぉな男情けないわぁ…。 たぶんあの時から私の中でたっちゃんに対する気持ちが変わったんだと思う。

    2006-09-24 19:46:00
  • 215:

    七海

    その日仕事から帰ると目を腫らした たっちゃんが起きて私を待っていた。泣きながら謝るたっちゃんを見て許した私。 初めてたっちゃんが泣いたのを見た日だった。

    2006-09-24 19:49:00
  • 216:

    七海

    『洗濯物は洗濯機にいれてって言ってるやん?』 もう何回言ってるんやろう…脱いだ服もパンツも使ったタオルもリビングに置きっぱなし… 食べたら食べっぱなし… 使ったら使いっぱなし… 電気もテレビもエアコンも全部点けっぱなし…

    2006-09-24 21:22:00
  • 217:

    七海

    たっちゃんが適当すぎるのか、私が細かすぎるのか…。 潔癖症ではないけど部屋が汚いのは嫌な私。特にキッチンが汚れているとイライラして仕方がない。 生活環境の違いだと頭で分かっていても私がその汚さに合わせるのは、絶対嫌だった。だからたっちゃんに直してもらいたかった。

    2006-09-24 21:27:00
  • 218:

    七海

    『お前俺に直せ直せっていうけど俺もお前に言いたいことあるんや?お前人の話に相づちくらいしろ?返事ぐらいしろ?エクステとれ?爪もとれ(スカルプ)?……………………………』     ノリにのった たっちゃんは言いたい放題… 『返事しろって言っとるやろがぁ?』

    2006-09-24 21:48:00
  • 219:

    七海

    目つきが変わった瞬間、拳が私の頭に当たった。       足が太ももに当たった。       また拳が顔に当たった。       『もう止めてよ?イヤァァァー???』       悲鳴に近い叫び声をだした。

    2006-09-24 21:55:00
  • 220:

    七海

    あれは絶対近所迷惑だったとおもう。 たっちゃんは1時間近く私を殴り続けた。 泣きわめく私を無視して… 『俺も直すからお前も直せ。』 たっちゃん何もしなくていいから殴るのを直してよ…心底おもった。

    2006-09-24 22:51:00
  • 221:

    七海

    無理矢理爪を剥がされ、髪も引っ張られすぎてエクステがとれかかっている。

    それからたっちゃんは口うるさくなった。 髪を巻くだけで…すこしメイクが濃いだけで…短くないスカートをはくだけで…

    2006-09-24 22:58:00
  • 222:

    七海

    家に帰るのがすこし、ほんの5分遅くなっただけで…
    さすがに限界だった。 何回も別れ話をした。そのたび丸め込まれた。情けなすぎる女。

    2006-09-24 23:02:00
  • 223:

    七海

    でもたっちゃんは優しいときはめっちゃ優しかった。それがあったから一緒にいたいと思った。 色々な所に連れて行ってくれた。何度も頭を撫でながらキスをくれて前とは違う、優しいHをしてくれた。 "寂しい"そう思う事はなくなった。

    2006-09-24 23:18:00
  • 224:

    七海

    毎日顔を合わせ毎日一緒に寝る。幸せって思った。たっちゃんが風俗店で働いてた時、我慢してよかった。じゃないと今の幸せは無かったって思った。
    私のワガママだと思った願いは叶えられた。

    2006-09-24 23:23:00
  • 225:

    七海

    でもたっちゃんと一緒に住む事で私は仕事の事で悩むようになった。
    たっちゃんの目の前で携帯を触ると怒るのでお客さんに連絡ができない。親や友達にすら連絡できない。

    2006-09-24 23:29:00
  • 226:

    七海

    私はあの時は仕事を辞めるつもりなんてなかった。だからお客さんに連絡できない、同伴できないってのは辛かった。
    店からのプレッシャーと自分のプライド。たっちゃんの言葉で頭がどうにかなりそうやった。

    2006-09-24 23:35:00
  • 227:

    七海

    『今月はまじでがんばりたいんやて、今月だけ我慢してほしいの…』
    誕生日ってのもあってかなりのプレッシャーがあった。
    絶えきれなくなった私はたっちゃんにそう言った。

    2006-09-24 23:37:00
  • 228:

    七海

    元々は夜の人間だったわけだから理解してくれると信じて…
    たっちゃんは2時間くらい散々文句を言った後渋々"分かった"と言ってくれた。
    それから私は仕事に集中した。

    2006-09-24 23:41:00
  • 229:

    七海

    前より言わなくなった たっちゃんに感謝しながら…。だから尚更がんばろうと思った。

    2006-09-25 02:03:00
  • 230:

    七海

    たっちゃんは、誕生日が終わった次の休みの日に、去年行けなかった水族館に連れて行ってくれた。
    途中なぜか喧嘩をしたけど楽しかった。イルカのショーを見てカメを見て…あの時の写真は全部笑っている。

    2006-09-25 02:06:00
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