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  • 1:

    ゆうな

    今まで口に出せなかった事。偽りの自分を終わらせる為に書きます。名前以外は全て実話です。

    2006-09-06 07:48:00
  • 2:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    7年前の大晦日。
    父が消えた。朝起きて目に飛込んだ光景。
    部屋の真ん中に呆然と座り込む母だった。

    2006-09-06 07:50:00
  • 3:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『なんなん…どないしたん?』状況が全く理解出来なくて母を問いつめた。
    『お父さん帰ってこうへん…電話してもつながらへん…なんでなん…なんで…』母はそう言って泣き崩れた。
    それから一週間後 母が居ない時に父が帰ってきた。ただらなぬ気配に立ち尽くして父が荷物をまとめている姿を眺めてた。
    その時━━

    2006-09-06 07:56:00
  • 4:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.


    『お父さん!!どこ行くん!!』
    当時まだ8歳だった弟が父の元へ走って行く。

    行かしたらあかん
    なぜかそう思って暴れて泣きじゃくる弟を押さえ付けた。

    2006-09-06 07:58:00
  • 5:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    なぜそんな行動を取ったのかよくわからないけど、きっと父の元へ行かせたって何も変わらない。そして父の目を見てそう思った。

    もう お父さんじゃないんや…

    2006-09-06 08:00:00
  • 6:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    そして父は玄関へ向かった。 最後にドアを閉める時の父の顔は、今でも忘れない。 それから弟は1時間程泣いて 泣いて 泣いて 泣き付かれて眠った。

    2006-09-06 08:05:00
  • 7:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『かける…ごめんな…ごめんな』泣きながら何度も弟の頭を撫でた。

    それから母が帰ってきて、父が荷物をまとめて出て行った事を告げると、母は溜め息を付き涙を浮かべた。

    2006-09-06 08:09:00
  • 8:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    それから父の家業の関係で、父の実家のすぐ目の前に家を借りた。 母が成人式の日、私は母の姿が見えないだけで泣きわめいて母を探す様な子で、母以外は手をつけられなかったそうだ。会場には子供は入れない。だから母は結局成人式には出れなかった。今思うと母には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    2006-09-06 08:28:00
  • 9:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    それから毎日、私は寝る間を惜しんで勉強した。
    学校もまともに行かず遊んでばかりいた私は人の倍、勉強しなければならなかった。私が学校に行くとクラスメイトや先生が目を丸くした。授業も真面目にノートをとって、わからない事は全て先生に聞きに行った。
    母と弟が寝静まってからは、仏壇のろうそくの灯りの下で朝まで問題集を解いた。 試験まで間もなかったので、あんな勉強したのは一生にもうないと思う。

    2006-09-06 08:37:00
  • 10:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    そして、合格発表の日。忘れもしない、受験番号502番。


    あった…


    2006-09-06 08:41:00
  • 11:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    入学式の日、母と手を繋いで門をくぐった。
    なんかすごいワクワクしてたのを今でも覚えてる。
    なぁママ、あの時ママもワクワクした?嬉しかった?

    2006-09-06 08:47:00
  • 12:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ごめんなさい。整理する為に、いろんな事を思い出してたらなんかちょっと胸が詰まって不安定になってきてしまいました。ごめんなさい 今日はここまでにします。 もし読んで下さってる方がひとりでも居るなら、ありがとうございます。

    2006-09-06 08:51:00
  • 13:

    名無しさん

    よんでるで!!がんばって(^^)

    2006-09-06 16:32:00
  • 14:

    名無しさん

    アタシも読んでるで???
    無理しやんと、マイペースでな??

    2006-09-06 19:17:00
  • 15:

    名無しさん

    ?てかいてね
    応援してるよ?

    2006-09-06 19:20:00
  • 16:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    入学式が終わって、各クラス事に教室へ戻った。



    なにあの人━━
    めっちゃかっこいい…

    2006-09-07 05:11:00
  • 17:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    クラスの中で一際目立つ存在。
    それが望(のぞむ)やった。
    担任の先生が唾を飛ばしながら熱弁してるのも無視して望を見てた。

    2006-09-07 05:13:00
  • 18:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    今思えば望と出会った事が、私の人生を変える基点になったんじゃないかと思う。

    2006-09-07 05:16:00
  • 19:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    いつからか目で望を追い掛ける様になった。
    その頃には、クラスで行動を共にする圭とサオリと言う友達が出来ていた。
    私は思い切って、二人に望の事を話した。

    2006-09-07 05:18:00
  • 20:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『マジで!?圭も実は石川君好きかもやねん。』
    「あたしは藤本やわ…」
    あぁ…二人とも好きな子居ったんや。なんか嬉しい。そして、三人で相談した結果私達は誰が一番早く付き合えるか。という、ベタなゲームを開始した。

    2006-09-07 05:22:00
  • 21:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    負けず嫌いやった私は、必要以上に必死やった。その必死さに後押しされて、なおさら望が好きになった。なんとか番号を聞き出し、毎日電話をする仲になった。 その頃、母は経済的に苦しくなった為に夜、友達のお母さんの経営する飲み屋に働きに出る様になった。

    2006-09-07 05:27:00
  • 22:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    私も家計を助けたかったから、バイトをしたかったけど、母が仕事を2つしていたので、家事は私の担当になる。だから、母には反対された。私は、おこずかいも欲しかったのですごく落ち込んだ。

    2006-09-07 06:23:00
  • 23:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    学校が終わったら真っ直ぐ家に帰って、洗い物 掃除 洗濯 カケルにご飯を作って食べさせて お風呂に入れて 寝かし付ける 宿題がある日は宿題をして… 一通り終わったら望に電話をする。母が帰宅する直前まで電話でしゃべって、母が階段を上る音がしたら慌てて電話を切って寝たフリ…

    2006-09-07 06:35:00
  • 24:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    母はいつも帰ってくると一番に私のおでこに手を当ててから部屋を出る。私は小さい頃から器官が弱くて、ちょっと風邪を引いてしまうとすぐ気管支炎になる。すぐに熱が出てしまう体質なので、毎日心配してくれてたのかな?
    今ならこんな風に思えるのに、あの時の私は何も考えてなかった。

    2006-09-07 06:38:00
  • 25:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    それから、何ヶ月かして望と付き合う事になった。私は彼氏が出来ると必ず家族に紹介していたので望を母に紹介した。
    『な、なんやのこの男前(●*′3`)』母は礼儀正しく挨拶もキチンと出来る望を一目で気に入った。
    それから、事あるごとにみんなで出掛けたりしてすごく楽しかった。

    2006-09-07 06:46:00
  • 26:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    だけど、その反面、母は機嫌が悪かったりすると私を殴ったり蹴ったりする様になった。

    2006-09-07 06:47:00
  • 27:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    洗い物の仕方が気に入らない。洗濯をする時にドライと標準と洗剤を分けていたのに間違えた。少し言い争いになって口答えした。殴って蹴られて私が泣いて土下座するまでやめてくれなかった。

    2006-09-07 06:51:00
  • 28:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ある日、たまたま思い切り顔面を殴られた日。口から血が止まらなかった。口の中と唇を切った様で次の日起きて鏡を見ると、誰が見ても分かるくらい口と顔面が腫れていた。
    ━どうしよ…こんなんじゃ学校行かれへん━
    そう思った矢先。

    2006-09-07 06:58:00
  • 29:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『お前、はよ学校行けやぁ!!』母の怒声が聞こえた。━嘘やろ!?絶対みんなになんか言われるやん━
    そんな事母に言える訳もなく、逃げる様に家を飛び出した。学校に向かう道で頭が痛い事に気付いた。歩いてる振動でズキズキ痛む。そう言えば昨日、頭も蹴られたんやった…
    学校に着いてそのまま保健室へ向かった。
    『先生、頭痛い…。』
    「なんやの〜また仮病かぁ?」 そう言いながら振り向いた保健の先生の顔が一瞬で凍りついた。
    「ここ座り!早く!なにがあったか話して!」先生の今まで聞いた事ない口調にびっくりして、とりあえず座っていつも通りにふざけながら『オカンにしばかれたぁ!ァヒャヒャヒャ』「なんで?」『…あ…あの…洗剤間違ったり口答えしたから…』

    2006-09-07 07:13:00
  • 30:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    「頭痛いんやろ?とりあえず寝とき。」いつもなら熱が無かったらベットに近寄るなまで言う先生がやたらすんなり寝かせてくれた。
    ベットに横になると、頭がズキズキする感覚が一層わかった。それと同時に、なんか物凄く安心して眠気がきた。夢と現実をさ迷っている時、先生がどこかに電話をしているのが聞こえた様な気がした。

    2006-09-07 07:23:00
  • 31:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    先生の私を呼ぶ声で目が覚めた。時計を見ると、もう2時間目が終わっていた。「ちょっと出掛けるから用意しなさい。」『どこ行くん?』「あんたを助けてくれる所や。」
    ━あたしを助ける?━

    2006-09-07 07:27:00
  • 32:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    今日はここまでにします。ありがとうございました♪これから出来るだけ略にならない様にして行きますね。

    2006-09-07 07:29:00
  • 33:

    名無しさん

    マイペースで進めればいぃ♪
    頑張れ♪

    2006-09-07 07:31:00
  • 34:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    先生は私を連れて駅へ向かった。電車に乗ってしばらくすると「あのいろんな色の所が今から行くトコやで。」
    見ると壁一面に、カラフルなクマちゃんやキャンディーが描かれた建物だった。電車を降りてそこへ向かうと校庭の様な所に小さなブランコや滑り台があった。建物の中に入ると子供が何人かうろうろしていた。 ━親ドコにおるんやろ━ 違和感を感じて、ふと気付いた事があった。 ━この子ら、無表情やな━

    2006-09-08 03:03:00
  • 35:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    先生がひとりの女性に話し掛けた。しばらくして、私だけ別室に呼ばれた。ソファに腰掛けると、その女性が私が想像しなかった言葉を発した。「今まで辛かったね。痛かったね…怖かったでしょう?もう心配ないんやで?」意味がわからなかった。なにが辛い?なにが怖い? そして女性は淡々と話だした。 私が母に殴られたり蹴られたりするのは、しつけの域を越えた「虐待」だという事。先生は、それを「通報」する義務がある事。 母を逮捕する事も出来るとも言われた。

    2006-09-08 03:15:00
  • 36:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    私は急に怖くなった。母が逮捕なんてされたらカケルは…? カケルはどうなるん? カケルは絶対寂しがる…そんなんイヤや。私は女性の目を見て言った『お母さんが居なくなるのは絶対イヤです。』女性の必死の説得に、私は一度も首を縦にふる事はなかった。
    その日、家に帰ってもまた殴られた。━もし、近所の人に説得されたらお母さんが捕まる━

    2006-09-09 06:05:00
  • 37:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『お母さんやめてやぁ…』殴られながらつぶやいた。
    ━やめて…やめて…━

    「なに泣いとんねん!気持ち悪いんじゃ!汚い!臭い!」

    2006-09-09 06:08:00
  • 38:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.



    汚い…?気持ち悪い?

    ━オカァサン…ワタシガキモチワルイカラ、キライナノ?━

    2006-09-09 06:09:00
  • 39:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    …もう…ココに居たらあかんねや…。
    そう思ってから私が家を出る迄に、そう時間はかからなかった。ひとつ上の独り暮らしの男友達。たかひろの家に住む事になった。もちろん望がそんな事許すはずもないので女友達の家と嘘を付いた。
    はじめの内は、まともに学校にも行ってたけどやっぱりお金が必要やった。学校をサボって働く事にした。

    2006-09-16 10:05:00
  • 40:

    名無しさん

    (0ω0`*)チョットずつ進んでるやん?♪
    その調子?

    2006-09-20 10:07:00
  • 41:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>46さん ありがとうございます(*'∀`艸)今から書きますね。

    2006-09-23 19:27:00
  • 42:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    朝の7時からガソスタで働いて、夜は京橋のミテコ安キャバで働いた。もう気が付けば1日が終わってた。望から携帯に何度も連絡が入ってたけど、後ろめたくて電話に出なかったし、それと同時にわずらわしさもあった。 学校をいつまでも休む訳にもいかず、単位を落としそうな授業には必ず出た。 だけど結局授業中寝てばかりでテストで点数を稼いでいた様な物だった。

    2006-09-23 20:08:00
  • 43:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    そんなある日、望に手紙を渡された。簡単に言えば、浮気してるんならハッキリ言え、だけど別れるつもりもない。電話には必ず出ろ。
    手紙を鞄にしまい込み、返事もせずに帰った。その夜、いつもに増して望からの電話が私を苛立たせた。
    今でも何故あんな気持ちになったのかよくわからない。

    2006-09-23 20:13:00
  • 44:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    忘れもしない、あの雨の日。望と私の間に変化が訪れた。 私は実家に荷物取りに帰って、またたかひろの家に帰ろうと駅へ自転車を走らせた。
    「ゆうな!!待って!」
    振り返ると、傘もささずに立ち尽くすびしょ濡れの望が居た。 『…どしたん。』驚いてそんな言葉しか出て来なかった。

    2006-09-23 20:18:00
  • 45:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    「なんで電話出ぇへんの!?」 『忙しいねん。』「忙しいって…なにしてるん!?隠し事すんな!!」『だから働いてんやってば!!お金なかったら生きて行かれへんやん!!望がどうにかしてくれるん?違うやろ?生きる為に自分でお金稼いでるねん。それだけやから!』望は黙った。傘を無理矢理渡して逃げる様に自転車をこいで帰った。

    2006-09-23 20:51:00
  • 46:

    名無しさん

    よんでるからほんまに頑張ってな???

    2006-09-24 03:49:00
  • 47:

    名無しさん

    ?

    2006-09-24 18:18:00
  • 48:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>52さん >>53さん ありがとうございます。ほんまに思い出しながら、ゆっくりマイペースな更新になってしまってますがどうか気長にお付きあい下さい。読んで下さる方が居るのはほんまに励みになります。

    2006-09-27 01:14:00
  • 49:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    たかひろの家に着くと、私は望にメールを送った。【もう別れて欲しい。全然かまってあげれんし、今は自分の事でいっぱいいっぱいやわ。】望からの返事はなかった。 なんだかスッキリした気分だった。今まで望に逆らおうものなら「別れる。」の一点張り。そして私は望の機嫌を直すために必死で機嫌を取る。望が出した私への課題。?学校に化粧してくるな(これはヤキモチ焼きの望が私を他の男の子から遠ざける為) ?夕方6時には家に帰れ(確認の為、毎日6時ピッタリに家電に電話がくる) ?他の男の子としゃべるな(一瞬でもしゃべってる所を見られたらその日一日、口を聞いてもらえない)

    2006-09-27 01:30:00
  • 50:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ?ミニスカはくな(ミニスカ=ギャルらしく一度デートではいて行ったら無視して帰られた) ?俺が待ち合わせ時間に遅れても来るまで何時間でも待て

    2006-09-27 01:33:00
  • 51:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ━アホらしい━
    今ならこんな風に思えるのに、その頃自分の居場所が欲しくてたまらなかった私は忠実に守ってた。だから、今回別れようと私から言ったのはまさに奇跡で心の中はやたらと━ざまぁみろ━でいっぱいだった。

    2006-09-27 01:39:00
  • 52:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    次の日、朝起きると体がすごくダルくて頭がボーっとする。学校に電話して、その日は休んだ。薬を飲むとまたウトウトしてきて気付いた時には昼過ぎだった。大学が昼までだったタカヒロが私の好きな玉子がゆを作ってくれた。食べながら望に別れを告げた事を話すと「ゆうちゃんが別れるとか奇跡やん笑 これからは自分らしく生きなあかんで?」自分らしくって言葉がなんだか嬉しかった。ふと携帯を見ると望からメールが来ていた。【別れたくない】

    ………え!?

    2006-09-27 01:48:00
  • 53:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    【どこにおるん?今日休みなん?】【返事して〜】【なんで電話出えへんの?】【なんで?そんなすぐ忘れる様な気持ちやったん】【お願いやから…】
    着信履歴━望で埋まってる。
    あらあら…望くん性格変わったね。

    2006-09-27 01:52:00
  • 54:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    はい。もちろんシカト。
    熱が7度台まで下がったのでバイトに行こうとすると、タカヒロに休めと怒られたので休んだ。完璧に治してからにしないと倒れたら仕事先に迷惑がかかる。そう言われて納得して、その日は久しぶりにゆっくりした。

    2006-09-27 01:57:00
  • 55:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    こんなゆっくり布団でゴロゴロするの何ヵ月ブリやろう… 時間がゆっくり過ぎていく気がした。
    タカヒロがまた玉子がゆを作ってくれた。湯気の向こう側でタカヒロが言った。「望に返事した方がいいで。なんかそんだけメールとか着信とか…なんかおかしいやん。」『大丈夫やって!その内諦めるやろ。』笑い飛ばしたけど、あの時は、これから始まる事には気付きもしなかった。

    2006-09-28 06:16:00
  • 56:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    次の日、久しぶりに念入りに化粧して髪も巻いて学校に行った。「えっ!?石川どないしたん?」望に怒られるから付き合ってからあまりしなかった化粧に皆が驚いてた。『望と別れたん。』その言葉に尚更、皆驚いた。話に聞くと、私と望は校内でも異様なカップルだったらしい。ちょっと落ち込んだ。段々クラスの男の子とも普通に話す様になって、なんだかウキウキしてた。今まで見てなかった物が見えるのは、新鮮で気持ち良かった。

    2006-09-28 06:22:00
  • 57:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    そんなある日。学校に着いて自分の机を見て愕然とした。[石川死ね][死ね][調子乗んな][学校くんな]マジックでデカデカと書かれていた。次々登校してくるクラスの子達は、私の表情で机に目をやり同じく驚いてた。何人かの女の子が落書きを消してくれている時、担任が教室に入ってきてすぐに異変に気付いた。我に返った私は自分の体操服の入った袋がないことに気付いた。━昨日までちゃんと机の横に掛けてたのに━ その時、ひとりの女の子がゴミ箱の中の体操服を見つけた。 体操服が入ってた袋は、まだ私が小学校の時にお母さんが手作りしてくれたモノ。それが目の前のゴミ箱に無惨に捨てられてた。その場に居る事が出来なくて、教室を飛び出して階段で転んだ拍子に、我慢してたものが溢れた。声を上げて泣いた。仲の良かった友達が追い掛けてきて慰めてくれたけど、なにを言われたのか全く耳に入らない。 その日はそのまま早退した。

    2006-09-28 06:33:00
  • 58:

    愛読者【ゆぅなファン】

    (0ω0`*)嫌な事とか思い出したくない事とかいっぱいあると思うけどいつでも応援してるから★
    その事も忘れんとって★
    今なら書けるって時に書けばいいと思うよ
    書いてて辛くなる時いっぱいあると思うけど書いてくれてぁりがとぅ(0ω0`*)これからも最後まで応援して行くから★

    2006-09-30 06:16:00
  • 59:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>64さん ほんまにありがとうございます?
    ゆうなファンとかめっちゃ嬉しいです(*´艸`) ゆっくりゆっくりマイペースかも知れないけど頑張りますから最後まで、お付き合い願います☆

    2006-10-04 05:02:00
  • 60:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    家に帰り、体操服と体操服袋を何回も何回も洗濯した。 もう気が付くと夕方…
    ━今日一日何してたんやろう…━ 急いで支度してバイトに出掛けた。
    「石川さん、今日元気ないなぁ?なんかあった?」あたしバイト中やのに…なに考えてるんやろ

    2006-10-04 05:06:00
  • 61:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    バイトに私情を挟むのは、絶対したくないからそれからは必死で明るく振る舞った。
    バイトを終えて家に帰ってスグお風呂へ向かった。私は何か考えたい事がある時や嫌な事がある日、お風呂にゆっくりつかりたくなる。その日はお湯が真っ白になる入浴剤を入れて?時間程つかった。ふやけた指を見て何と無く余計悲しくなった。
    ━学校行くの怖い…━

    2006-10-04 05:10:00
  • 62:

    愛読者【ゆぅなファン】

    (´・ω・`)その調子?

    ずっと応援してるで?

    2006-10-05 15:58:00
  • 63:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>69 さん いつも、ありがとうございます(0ω0`*)頑張りますね?

    2006-10-06 03:14:00
  • 64:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    次の日から、私は学校を休みがちになった。朝から夜中まで、仕事に明け暮れた。そんなある日リョウタと知り合った。リョウタは虎の刺青をしていて背は190cm程ある。全くタイプではないが、私に良くしてくれてるので仲良くしてた。そんなある日、遊びに誘われたので行く事にした。ご飯を食べて、そろそろ帰ろかと言うとカラオケに誘われた。最近仕事ばっかりで遊んでないし軽い気持ちでオッケーした。

    2006-10-06 03:29:00
  • 65:

    名無しさん



    なぁ…? なんで行ったん?なんで? なんで?

    2006-10-06 03:35:00
  • 66:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ↑すみません私です

    2006-10-06 03:35:00
  • 67:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    歌ってたらなんとなく…心なしかリョウタが近寄って来てる気がした。━えっ普通にキモイ!!━
    『ゆうなトイレ行って来るわぁ〜。』とにかく逃げ様と席を立った。「待てや!!」手を捕まれ席に蹴り戻された。突然過ぎて声も涙も出ない。━待って!待って!ほんまにイヤ…気持ち悪い…━
    『…ヤ…メテ…いやぁ!!』こんな私の声は予約した曲のメロディで全て掻き消された。
    「じっとしろ、殺すぞ。」

    2006-10-06 03:43:00
  • 68:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    それまでは、テレビなどでレイプや輪姦などの話を見ても、ほんまにイヤやったら逃げれるし!!とか思ってた。ナンパで…とかナンパ着いていく方が悪いねん!! そして、まさか自分が…
    そんな無神経な事を思ってた。

    2006-10-06 03:46:00
  • 69:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    何枚も写メを取られた。何故か涙は止まった。上で必死で腰をフル頭の悪い男を、下から真っ直ぐ見上げるバカな女。滑稽過ぎる程。そして中出し。その時、必死でリョウタの体を蹴った。でもリョウタは私の腰を掴み、ますます奥へ入れてくる。ドクドクした汚いモノが、私の体の奥へ我がモノ顔で入り込んでくる。

    2006-10-06 03:52:00
  • 70:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    ━あぁ…汚れたな━ 気持ち悪い程冷静になっていた。 そして逃げる様に金を置いてリョウタはひとり、部屋を出た。 それからどうやって帰ったのか覚えてない。ただ、歩く度にリョウタの汚いモノが溢れてきて下着を濡らした。気持ち悪くなって道端で吐いた。下着も脱いで帰った。

    2006-10-06 03:59:00
  • 71:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    そして…次の日。なかなかベットから出て来ない私にタカヒロが声をかけた。タカヒロは私の顔を見て、もう何も言わなかった。タカヒロはいつも、私が話したい時、話したくない時をわかってくれる。

    2006-10-06 04:04:00
  • 72:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    夕方。やっと起きる気になってベットを降りてソファに座った。そしてタカヒロと同時に言葉を発した。それは「『卵がゆ…えっ!?』」 全く同じ事を考えていてビックリした。ふたりのどちらかに何かがあった時は、卵がゆ。意味がわからない暗黙の了解。今日はふたりで台所に立ち、卵がゆを作った。

    2006-10-06 04:13:00
  • 73:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    すみません今日はここまでにします。

    2006-10-06 04:23:00
  • 74:

    愛読者【ゆぅなファン】

    (0ω0`*)めっちゃ頑張ったやん?お疲れ様?
    一番しんどい時期やと思うけどよく頑張った?
    絶対最後まで応援するから

    2006-10-06 04:32:00
  • 75:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    『あ"〜!!もうイヤ!!』ソファに引っくり返りながら呟いた。「ゆうちゃん?なんかあった?」
    ━言える訳ないやろ━
    ぶつける事の出来ない言葉を麦茶と一緒に飲み干した。 『なぁ…たっくん。好きな女が居たら無理やりにでもヤリたくなる?』「…は?ゆうちゃん今日どない…」『やっぱいいわ!』遮る様に怒鳴ってしまった。

    2006-10-13 02:56:00
  • 76:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    またベットにもぐって布団を頭からかぶった。昨日あんな事があったのに冷静な自分に腹が立った。
    「ゆうちゃんどないしたん?しんどい?」おでこを触ろうとタカヒロが手を伸ばしてきた。『やめて!!』すごい勢いで突き飛ばしてしまった。不思議そうな顔をしてすぐに悲しい目で私を見上げた。謝りもせずに、またふとんにもぐった。

    2006-10-13 03:04:00
  • 77:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    なんで突き飛ばしてしもたんやろ…たっくんが男やから? でもたっくんは無理やり触ろうとしたんじゃないのに… 男やから? 男に触られたから…?

    2006-10-14 05:27:00
  • 78:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    あたしどうしたんやろう…今までたっくんに触られても平気やったやん 体育祭の日だって、筋肉痛ならんようにマッサージだってしてくれた チャリ二人乗りしてジャスコも行った なんで?リョウタにヤラれたから?…なんで?

    2006-10-14 05:30:00
  • 79:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>80 さん 遅くなりました ごめんなさい 【ゆうなファン】とかめちゃくちゃ嬉しいです(*´艸`)ほんまにありがとうございます☆
    これからも、お付き合い宜しくお願いします。

    2006-10-14 05:33:00
  • 80:

    愛読者【ゆぅなファン】

    (0ω0`*)結構進んでるゃん♪あせらなくてもイイょ
    遅くなってもイイ☆自分のペースで行こ☆そしたら絶対完結するはず(0ω0`*)
    頑張って書いたら頑張って見るから★彡

    2006-10-14 11:16:00
  • 81:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    >>84の続き

    なんか自分がすごく汚い物の気がして、気持ち悪くなった。 ━もうココには居れない━ そう思った。
    簡単に必要な物だけまとめて電車に乗った。

    2006-11-03 00:22:00
  • 82:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    特に行き先なんて決めてない。とにかく何かから逃げたかった。
    行く当てなんて無いのに、それでもノゾムには連絡しなかった。 どんだけ薄情な女なんやろ私…

    2006-11-03 00:25:00
  • 83:

    ゆうな◆PfZ6nXw0Y.

    とりあえず中学の時によく家出しては泊まりに行っていた幼なじみのサナの家に行った。 サナは相変わらず可愛くてノリがよくて、久しぶりの再会にも関わらず、すぐに2コ1ペースを取り戻した。

    2006-11-03 00:50:00
  • 84:

    (0ω0`*)書いてるやん?
    (人´∀`)読んだで★

    2006-11-04 07:52:00
  • 85:

    (0ω0`*)

    (・ε・`)…

    2006-11-17 17:28:00
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