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STAFFとの恋

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  • 1:

    みなみ

    はじめて書かせて貰います??誤字脱字などあるかもやし?意味解らないとこがあるかもしれませんが?よかったら気長に読んでみてください?

    2006-09-05 04:20:00
  • 2:

    みなみ

    私は昔からあまり挫折を知らなかった。挫折−気が付いた。と言うよりは気付かない振りに限界がきた。うちは貧乏。そう、大学なんて行ける余裕はどこにも無かった。それどころか、受験にかかる費用さえもままならなかった。現実。

    2006-09-05 04:27:00
  • 3:

    みなみ

    一度はあきらめかけた。でもどうしてもすてきれなかった。頭だけは良かった。『皮肉だな』恵まれている同級生が、社会が憎らしくさえ思えた。

    2006-09-05 04:30:00
  • 4:

    みなみ

    『働こう』まずは親を説得した。うちは母子家庭。母は辛そうに少し微笑んで見せた。私の選んだ道−お水。貧しいながら5人兄弟の末っ子な私は、大事に育てられた。事実、大事受験以外、自信の事で切羽詰まったことは無かったし…兄弟には内緒で仕事は始まった。

    2006-09-05 04:35:00
  • 5:

    みなみ

    勉強と夜の仕事との両立は想像を越えていた。Tv等で見る華やかな世界なんて、これっぽっちもありゃしない。でもやるしか無かった。今思えば恵まれていたのかも知れないが…まぁぁ優しいママに女の子。それにお客さん。もしやり直せるならこの頃に戻っても人生リセットしたいな。

    2006-09-05 04:46:00
  • 6:

    みなみ

    そんなこんなで受験。上を見すぎたのか、見事玉砕。正直、受験当日は何故だから信じられないほど、穏やかで、投げやりになっていた。『受かってもこの先どうするん?』やっぱりお金が無かった。悔しかった。既に夜にはまっていたのかも知れない。

    2006-09-05 04:50:00
  • 7:

    みなみ

    時給1700円。普通よりはかなり良い。でも、私には物足りなかった。考えた末、キャバの掛け持ちをする事に…『もっとお金が欲しい』−適性。驚くほど向いていた。らしい。自覚は無いが、面白い位、売れた。毎日毎日、夢の中にいるようで有頂天だった。−世の中そんな甘くない。この期、既にキャバ一本に。給料…指名と反比例する額。又何もかも嫌になった。

    2006-09-05 05:08:00
  • 8:

    みなみ

    まだまだ若かった。もしかしたら、ただのあほだったのかも。何か美味しい話しは転がってないかと、携帯いじいじ。−出会い系サイト。ほんとただのあほだ。そんな話、転がってる訳が無い。ただ、今だ自暴自棄、真っ只中の私は、藁にも縋るように、毎日毎日、サイトにいそしんでいた。

    2006-09-05 05:14:00
  • 9:

    みなみ

    これだ!−転落。風俗の店長と知り合った。正直、うたぐり深く、あまり人を信用する事をしない私。お人よしで、馬鹿を見て来た、母親から得た教訓。石橋は叩いて渡るに越した事はない。慎重に慎重を。だけど運命か、宿命か。会う約束までしてしまった。

    2006-09-05 05:19:00
  • 10:

    みなみ

    『大丈夫、大丈夫』言い聞かせる。ぶっちゃけてしまえば、経験人数、1人。そろも、ついこないだだ。もちろん、かなりの鮪だった事だろう。『大丈夫』借りて来た猫の様に話しを聞いた。−デビュー。怖い位、すんなり話しは進んだ。

    2006-09-05 05:23:00
  • 11:

    みなみ

    後から聞くと、当時女の子不足と、すぐに入店させてしまわなければ、決意が鈍るからと言う理由だったらしい。私の知り合ったこの店長。ぱんくん(仮名)結局、ぱんくんの店では無く、系列のお店で働く事になった。

    2006-09-05 23:37:00
  • 12:

    みなみ

    初めてだらけで、一気に疲れた。講習はめちゃめちゃ拒んで、なんとか受けずに済んだ。−出会い。そんな時、出会ってしまった。まるくん。彼はスタッフだ。この時、入店約1、5時間後。

    2006-09-05 23:41:00
  • 13:

    みなみ

    もしかしたら、今だから運命だ、何だの言えるだけかも知れない。正直、彼の第一印象は…あまりないな。緊張し過ぎていて、これといってなかった。ー歯車。でもやはり、私達の運命は、この時、絡み合っていたのかも知れない。

    2006-09-05 23:46:00
  • 14:

    みなみ

    長い長い1日が終わった。疲れた。何故だか、沢山のお給料にあまり、何も感じなかったのを、覚えている。『もぅちょっと感動しろよ!自分』何せ、疲れ果て、現実と夢の間で、ふらふら。仕方ない事かな。今なら跳びはねて感謝するだろうな。

    2006-09-05 23:51:00
  • 15:

    みなみ

    帰宅し、死んだように眠った。−出勤。2日目ということもあり、早めに向かう。案の定、迷子…『とほほ』店からの怒り交じりの鬼電、方向音痴な自分を怨みたまえ、私。必死で何とかたどり着いた。

    2006-09-05 23:58:00
  • 16:

    みなみ

    私は週5〜6出勤。夜6時〜朝5時。生理休暇無し。と言うよりそんな存在すら知らず…60分7000円。もし、又働くとしたら、絶対交渉しまくるね。間違いない。とにかく好待遇で無かった事は確かなようだ。実際、誰しも私があんなになるなんて想像すら、していなかっただろうしな。

    2006-09-06 00:04:00
  • 17:

    みなみ

    そんな中、体が余り丈夫でない私は、モゥ既に限界をかんじていた。−3日目。『辞めたい』ついつい口から滑った言葉。一瞬、はっとしたが、やはり本心だった。女の子の冷たい目、偉いさんの怖い顔、仕事内容、お客さん。−何よりは、多分まるくん。

    2006-09-06 00:10:00
  • 18:

    みなみ

    彼は25歳。ぱっちり大きな目にすらりとした鼻筋通る、端正な顔付き。まぁまぁ男前。綺麗なさらさらの髪の毛に、にこっと笑う口元。少々、かつぜつに難ありと言ったとこだが、元来の愛嬌の良さか、一層男前オーラを増していた。彼と喋っている女の子は、みんな楽しそうだ。

    2006-09-06 00:15:00
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