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きょうだい

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  • 1:

    名無しさん

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-14 03:31:00
  • 86:

    「‥寂しいよ。めっちゃ」
    姉ちゃんは一瞬きょとんとしたけど、にたにた笑い出して、
    「ふふふっ〜。そっかぁ〜。ふふ〜」
    笑いながらなぜか立ち上がって俺の横に座った。
    「うふふ〜。寂しいかぁ。そっかぁ。ふふ〜。翔太〜。翔太は可愛いなぁ〜」酔ってる姉ちゃんは俺の頭をなでなでしてる。
    俺はというとちょっとドキドキしてたり‥
    「姉ちゃん翔太の事大好きやでぇ〜」

    俺と姉ちゃんの好きの意味は全然違う。
    けど、俺はなにより姉ちゃんに嫌われんのは恐い。やから今のままでいい。
    今以上を求めたらアカン。

    2005-08-16 08:32:00
  • 87:

    「俺も好きやで‥?姉ちゃん」
    めっちゃ好きやっちゅーねん!ちっちゃい頃から大好きや!!多分これからも一生姉ちゃんの事は大好きや!
    「うふふ〜。あたし、こんな弟もって幸せやぁ〜☆」
    うん。ありがとう。けど、俺は姉ちゃんときょうだいやなかったらいいのにって何回も思ったで?
    きょうだいやなかったら姉ちゃんの彼氏になれたかもしれへんもん。血、繋がってなかったらよかったのに‥
    なんか姉ちゃんがまぢまぢと俺の顔を見てる‥。「な、なに?」
    「‥翔太なぁ〜最近かっこよくなったよなぁ〜!!」はぁ!?

    2005-08-16 08:33:00
  • 88:

    「な、何ゆうとんねん」俺はちょっと照れながらゆうた。
    「え〜カナもゆうてたで〜最近男らしくなったって。アレやったら付き合いたいわぁ〜(笑)って!」
    「あほか〜(笑)」
    「カナ彼氏おらんみたいやけど、どう!?オススメやで〜!!」
    「い、いや、遠慮しときます。(笑)」
    「なんでな〜ん!カナいい奴やのにぃ〜。なら、どんな子がいいんよ〜?」
    どんな子って‥俺は姉ちゃんがいいんやってば。
    「‥も〜!内緒や!姉ちゃんには一生内緒っ!!」
    「ケチィ〜!!」
    姉ちゃんは頬っぺを膨らましながらそっぽを向いた。何歳やねん(笑)

    2005-08-16 08:35:00
  • 89:

    それからちょっとしてから外に出た。
    「よしゃ〜帰ろかぁ〜」
    「ちょ〜ちょっと待ってぇ‥」姉ちゃんは足元フラフラや。
    「も〜飲みすぎやで〜??」
    とりあえず姉ちゃんをささえながらタクシー乗り場に向かった。
    運が悪い事にタクシー乗り場には人がかなり並んでた。
    「うわ〜最悪〜!めっちゃ待たなアカンやん〜!電車で帰る〜?」
    「‥電車は無理〜しんどいもん〜」姉ちゃんの顔色が微妙に変わってる。
    ほんまにやばそうやな‥。
    とりあえずタクシーを待つ事にした。

    2005-08-16 08:35:00
  • 90:

    「遅いな‥。どんだけ待たすねん」俺は姉ちゃんの不調もあってイライラしてた。
    姉ちゃんはほんまに辛そうや。「大丈夫か??吐き行くか?」
    姉ちゃんがコクリと頷いたんでとりあえずタクシーを諦めて近くのトイレに向かった。
    時間も時間やし人も少なかったから俺は姉ちゃんと一緒に女子便所に入って、背中をさすってやった。
    「大丈夫かぁ?姉ちゃんほんま飲み過ぎやでぇ‥」
    「‥翔太、ごめんな?」
    少し吐けたけどまだ辛そうや‥
    「‥おんぶしたろか?」
    「あはは‥い〜よ。姉ちゃん重いもん〜」

    2005-08-16 08:36:00
  • 91:

    「ええから!」俺は無理矢理姉ちゃんをおぶった。
    「ええっ‥ほんまいいって!!大丈夫やからっ」
    「辛いんやったら甘えろや。おんぶ位何百回でもしたる。」
    俺はちょっと強気やった。ちょっとカッコイイちゃう?(笑)
    「‥ぢゃあ、お言葉に甘えます‥」
    「素直でよろしい。」
    姉ちゃんをおぶってタクシー乗り場に戻った。
    タクシー乗り場はさっきより空いてて以外に早く乗れた。
    「よかったな!すぐ乗れてっ」
    「うん‥。ちょっと寝てもいい?」
    「あ?うん。着いたら起こしたるわ!」
    そう言うと姉ちゃんはすぐ寝息をたてて寝てもうた。

    2005-08-16 08:37:00
  • 92:

    姉ちゃんは俺の横で無防備に寝てる。まぁ、前にはタクシーの運ちゃんがおるんやけどな(笑)
    「やっぱし可愛いなぁ‥」手ぇ位繋いでもワカランやんな。俺はこっそり手を握ってみた。すると姉ちゃんは握り返してきた。
    お。なんか嬉しいな。俺の肩に可愛い顔して寄りそって寝てる姉ちゃん。「‥チューしてええかな?」
    こらっ!何をゆーてんねん。俺!しっかりしろ!タクシーの運ちゃんも微妙に鏡ごしにコッチ見てるし!!
    「チョットくらいバレへんよな?」
    アカン!アカン!俺っ!ガンバレ俺っ!
    俺の理性と欲望が戦っている。

    2005-08-16 08:38:00
  • 93:

    そんな格闘をしてたら、
    「ここ右でいいです〜?」タクの運ちゃんが聞いてきた。
    「あ、はい。お願いします」もーすぐ家に着いてまう。やっぱり、誰かがしたアカンゆうてるんやろな。我慢や我慢っ!
    年頃の俺にはツライがやっぱダメなもんはダメやしな‥。
    家の近所に着いたとこでタクシーを止めてもらう。
    「姉ちゃ〜ん、起きや〜、着いたで〜」俺は耳元で囁く。
    「‥んんっ、もうちょっと‥」なんや寝ぼけてんのか?可愛いなぁ〜(笑)
    とりあえず運ちゃんにお金を払って俺は姉ちゃんを抱えて車から出た。
    「大丈夫かぁ?」

    2005-08-16 08:39:00
  • 94:

    「‥んん‥」
    てか姉ちゃんって酔ったらかなりエロイ声出すよな。
    かなりツボにはまるんやけど!
    「姉ちゃん〜起きて〜」
    俺の下半身が起きてまう前に起きてくださ〜い!(笑)
    「‥ぅんんっ」
    これまたエロイ声を出しやがる。しかもなぜか腕を肩に回して来た。
    コラコラコラ〜〜!辞めてくださ〜い!!俺の下半身が半分起きてますよ?(笑)
    嬉しいけど‥ほんまにヤバイ。「ね、姉ちゃん?」
    すると姉ちゃんは思いもよらん行動に出た。

    俺にキスしてきた。しかもねっとりと舌を入れてくる。
    「‥んんんんんっ!?」

    2005-08-16 08:40:00
  • 95:

    最初は俺も抵抗しようと思ったけど‥
    男だもん。無理ですよ。
    俺は舌を使って姉ちゃんの唇をこじ開けた。姉ちゃんの舌と俺の下が絡み合う。姉ちゃんの口から唾液が流れる。
    「あ‥んっ‥はぁ」
    俺はねちっこいキスをしながら姉ちゃんの胸に手かざす。
    優しく揉みあげる。
    「‥はっ‥ん」
    キスの合間に声が洩れる。
    俺の理性は何処かに吹っ飛んでしまっていた。

    2005-08-16 08:41:00
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