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きょうだい
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1:
名無しさん
俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?
なあ、姉ちゃん2005-08-14 03:31:00 -
76:
もう、それだけで充分やった。姉ちゃんには内緒やけど本間はあん時泣いてしまってん。内緒やで?
「したかったら結婚しぃや!俺とおとんは大丈夫や」今の俺の精一杯の言葉や。作り笑いがうまくできてたか心配や。
それから数日後姉ちゃんの挙式の日にちが決まった。2005-08-16 08:20:00 -
77:
「いやぁ、ほんま真理子サンと結婚出来るなんて僕幸せですよ!」
「いやいや、こちらこそこんな娘頂いてくれる人がおるなんて感謝したい位や!」
姉ちゃんの婚約者、浜松とおとんが酒を飲みながら楽しそうに語りあってる。
俺はつまんなそうな顔でリビングのソファに寝転んでいる。
「翔太。そんなとこで寝てたら風邪ひくで?」
「‥うん。」
姉ちゃんに返事だけして寝たふりをした。
「本間にしゃぁないなぁ。」
そういって姉ちゃんは隣の部屋からタオルケットを持ってきて俺にかけてくれた。
あったけぇ。2005-08-16 08:21:00 -
78:
しばらく寝たフリをしてたらいつのまにか俺は本当に寝てしまってた。
「‥太っ。翔太っ」
‥ん?
「そろそろ起きや?」
気付いたら外は明るくなってた。
「‥浜松サンは?」
「とっくに帰ったわ〜」
ほっ‥さすがに泊まっていかんかったんや。
「それより翔太、今日なんか予定ある?」
せっかくの休日やというのに、俺に予定はなかった。
「‥別にないなぁ。」
「ほな、お姉ちゃんと出掛けようか?」
「えっ!?」
まぢで?!デート?!
「お姉ちゃん欲しいもんあるんよ。御飯おごったるから着いてきてくれる?」2005-08-16 08:22:00 -
79:
今日は珍しく姉ちゃんはデニムを履いてた。
「あれ?デニムなん?珍しいな〜」
「あ、うん。今日は買い物やし動きやすい方がいいかなぁって思って」
いつもと雰囲気違うけど、やっぱ可愛いなぁ。それに俺もお気に入りのビンテージデニムを履いててちょっとオソロみたいで嬉しい!とか思ってた。
「んぢゃ、行こっかぁ」
今日は電車で行くから二人で駅に向かった。
「久しぶりや〜買い物〜♪めっちゃ楽しみ☆」
姉ちゃんを見るとえらい楽しそう。こりゃ、俺荷物持ち確定やな(笑)2005-08-16 08:24:00 -
80:
HEP、エスト、阪急百貨店、大丸、だいたい一通り回った。
もう俺の両手には荷物がどっさり。
「ね、姉ちゃん!まだ買うん?」さすがの俺も疲れてゲンナリ。
「ん〜、せやなぁ。とりあえず休憩しよかぁ?お腹も減ったしな」
よっ‥よかった。
俺達は梅田のビル内のカフェに入って休憩する事にした。
「もう6時かぁ。翔太、晩御飯何食べたい?」
あ、そういえばおごってくれるゆうてたな。
「別になんでもいーで?」「何でもい〜って‥好きなんおごるで?荷物持ってくれたし」
いや、ほんまに何でもいいねん。姉ちゃんと一緒やったら。2005-08-16 08:26:00 -
81:
「も〜張り合いないなぁ。とりあえずブラブラして決めよっか?」
休憩を済ませ、俺と姉ちゃんは外に出た。
「すいませ〜ん!!ちょっといいですかぁ?」
後ろから女の人が俺達を呼びとめてきた。
「な、なんですか?」
よく見るとカメラを持ってる人もいる。
「私○○って雑誌の企画担当してるんですが今、街中のイケてるカップル特集をしてて、よかった撮らせてもらえません?」
えっ?カップル?
「二人とも美男美女やし目立ってたんでぜひ撮らせてほしいんですよ!」
「デニムもオソロいっぽくていいですね〜」2005-08-16 08:27:00 -
82:
女の人が一人でベラベラ喋っていたから俺達は口を挟めないでいた。
「あ、あの私達きょうだいなんで‥」姉ちゃんが言いにくそうに口を開いた。
「え?きょうだい?あ、そうなんですか!どーもすいません〜」そう言うとさっさと退散していった。
別に撮ってもらってもよかったのにな‥と俺は思っていた。
とりあえず俺達は御飯の場所を捜しながらブラブラ歩いた。
「何食べたい〜?」
「別になんでもいいって。」
「何でもいいって‥翔太が決めぇや〜?」
姉ちゃんがそう言うので俺は目の前にある居酒屋を指指した。
「あそこでいいやん。」2005-08-16 08:27:00 -
83:
「って居酒屋やんかぁ。アカンよ!アンタ未成年やんかっ」
「え〜やんえ〜やん」
俺は姉ちゃんをしぶってるひっぱって中に入っていった。
「いらっしゃいませ〜」
「お二人ですか??」
「あ〜うん」
居酒屋は個室制になってて中は案外お洒落で綺麗やった。
なんや適当に入ったけど、結構いい店やん♪
店員に案内され席に着く。「こちらメニューになります。お先にお飲みものは?」
姉ちゃんが小声で「絶対飲んだアカンよ」ってゆぅてるけど、俺は飲む気マンマンや!
「とりあえずビール。」2005-08-16 08:28:00 -
84:
姉ちゃんが睨んで来た。
「(笑)え〜やんか。姉ちゃんも何か頼みや」
「あ、うん。えっと‥カシスオレンジで。」
適当に食い物も頼んどいた。
店員が出てった後姉ちゃんが「ほんまに〜‥。今日だけやで〜?」
「やった!!めっちゃ飲んだるからなっ!!」
さすが姉ちゃん。
店員が酒と頼んだつまみん持ってきた。
「んぢゃま、かんぱ〜い」ビールを一気する。
「んめっ〜♪」
「も〜あんた酔い潰れんといてなぁ?」姉ちゃんが嫌そうな顔で俺を見てる。
1時間後。潰れたのは姉ちゃんやった。2005-08-16 08:31:00 -
85:
「でなぁ〜〜、カナってばめっちゃバカでなぁ〜」
酎ハイを片手に姉ちゃんは友達のカナちゃんのマヌケ話を語ってる。
「大丈夫かぁ?飲みすぎちゃうん?」
「アハハ〜大丈夫や〜って〜!」えらいハイテンションや。こんな姉ちゃん珍しい。姉ちゃんは手に持ってる酎ハイをぐいぐい飲みほし、
「店員さ〜ん!生!!生いっちょ!」
まだ飲むんかよ。ほんまに大丈夫かねぇ。
「翔太ぁ〜‥」
「なんや〜?」
「翔太は姉ちゃんおらんなったら寂しい〜?」 ビールを飲みながら姉ちゃんはヘラヘラ笑ってる。
‥当たり前やん。寂しいに決まってる2005-08-16 08:32:00